「オンエアー」 第19話まで見ました。
テレビ局、制作プロダクション、タレント事務所、それぞれの立場から、ドラマづくりの難しさを描き出してくれています。結局は視聴率がとれないと誰もハッピーになれない。そしてこの「オンエアー」自体は比較的良い視聴率だったとのこと。
そこで気になるのが、我がオム・テウン氏が初史劇挑戦となる「善徳女王」と、ヒョンビン氏が撮影中の「チング」の視聴率です。
私はまだ沢山のドラマを見ていないので、判断基準が鋭くはないのですが、2作品とも高視聴率は難しいのでは? というのが感ずるところです。なぜかというと・・・
まず「善徳女王」は俳優陣が地味な感じがします。女性が主人公なので、主演女優は大事だと思うんですが、イマイチ個性に欠ける感じ。安定性はありそうだけど、キラキラしたものがない。
現在視聴途上の「チュモン」は男性が主人公で、主演のソン・イルグクにはやはり別格のオーラがあるし、ユファ夫人やソソノも個性的な美しさがあると思うんです。それに比べると・・・。
一方「チング」の方は、ベテラン監督のカク・キョンテク?さんの思い入れの強い作品のようですが、男くさい感じのドラマのようで、若い層の心をキャッチするタイプのドラマではなさそう。
いい作品なのに、あまり視聴率に恵まれなかった「復活」「魔王」のこともあるし、「私の名前はキムサムスン」があまりにもモンスターだったので、それ以後の作品はちと地味目な感じのするヒョンビン出演作品というのもあって、ああ、今度もまた?みたいな、マイナス思考に入ってしまいます。
「善徳女王」が史劇として他作品と違う面白さをどう見せてくれるか、8年前の映画「チング」とは時代的に環境の違う2009年のドラマ「チング」をいかに今の視聴者を意識して演出できるか? お手並み拝見というところでしょうか。
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