まあ、話があっちこっち飛ぶ人だと自分でも思う。
仕事が一段落して、ちょっと休憩ついでにネットを見たら「コンテンツか広告か 米ガイドラインが問うメディアの価値」という記事が目に飛び込んできた。
米連邦取引委員会(FTC)が改訂した商品の推奨に関わる広告のガイドライン「Guide Concerning the Use of Endorsements and Testimonials in Advertising」で、商品やサービスを「推奨」する際に広告主との関係を明らかにすることを義務付けたという。
要は、ブロガーがメーカーから商品の提供を受けて推奨記事を書いたとしたら、「私はメーカーからただでこの商品をもらって書いてます」ということを明示しないといけないというワケ。
これは一消費者の立場からは有り難いことだ。
例えばファイナンシャルプランナーなどという肩書きの方も、紐付きの方が多いらしいし、ソムリエなども紐付きが多いと言われている。
そんな紐付きの人に「いいですよ!」と言われて、つまらない商品をつかまされたのでは、消費者は迷惑だ。
この記事では、同規制はネットメディアだけでなく、旧来のマスメディアにも影響するということを書いている。
確かに、ドラマの中で俳優が着る服とか、インテリアに使われる商品なども、メーカー等から無償で借り受けたものが多く、一応、協力会社として最後に流れたりもするけど、ドラマのストーリーの中で、「この服はユニクロから借りてます」とは出てこない。
ドラマの中で使ってもらえるように働きかけることを商売にしている人もいる。
思うに、関係性をどう告知するかという問題はあると思うが、仮にそれが表示されたとして、消費者はどう感じるだろうか?
「あのブロガーは、お金をもらって推奨してるんだ」とわかって、離れていく人もいるだろうけど、それなりに一情報として反芻し利用する消費者もいると思う。
それでもって、この記事はお金もらって書いてるけど、こっちはホンネで書いてますというのが分かるようになれば、それはそれで嬉しい。
でも紐付きになってしまうと、本当にいいと思ったものさえ、お金もらって書いてると思われてしまう。そこで彼らはどうするだろう?
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