亀裂がじわじわと広がる民主党 大丈夫？

小沢氏の政治資金疑惑に、藤井財務大臣の辞任。
バラマキ政策に対する批判。
普天間問題。

脱官僚を掲げながらなかなか進まない。

まだ１００日を過ぎただけなので、政策実行に関しては結論を急ぐには時期が早いとしても、政治資金疑惑はかなり本丸に近い。
それにしても、土地購入時に動いた４億円は小沢氏のポケットマネーのようなものだというから、すごい。
常時動かせるポケットマネーが２０億はあったという。
集金能力があるということは、それに対する見返りを提供できた、あるいは実際にしていたということを示している。

民主党はもともと寄り合い所帯で、二大政党として、自民党に対抗する勢力としてまずは量の確保という優先目的に同調するグループの連合体のようなもの。

一方で力を失った自民党から離れていく各種団体が増えている。昨日も歯科医師会がその意志を表明していた。
これも見返りを天秤にかけての動きだ。
どんな業界団体も自らの業界を安定・発展に導くために、各種制度の改正や制定を要求しなければならないとき、政界との密な関係はあるにこしたことはない。

景気の問題は、大きくは政府の責任ではない。
いっそのこと、もっと日本にいやけがさした人が、もっと海外へ出て行った方がいいかもしれない。
世界の多くの場所に存在するチャイナタウンやコリアンタウンは、どうもリトル東京とは性格も規模も違う。

グローバル化した現在、もっと日本人は若いときから海外へ出て行くべきだと思う。