
並行して見ている「王の女」が構想・シナリオの失敗とすれば、この「成均館」は構想・シナリオの勝利といえるでしょう。
はじめは、「また女が男装するんか」とお決まりの手口に唖然としたし、「また花の4人衆かよ」とも思ったけど、そういうよくあるテクニックをまあうまく組み合わせて、ここまで構成したねと感心させられる完成度の高さでした。
それは、男装しているユンシクが女であることに徐々に周囲が気づいていくプロセスが実にバランスよく配分されていたこと、主人公たちと対立する敵との対決の内容が、学問あり、スポーツあり、議会ありとバラエティに富んでいたことなど、数え上げればきりがないのですが、実にうまくできていて、楽しませてもらえました。
最後もハッピーエンドですし、コミカルで良かった。楽しく見られる青春ドラマとしておススメです。
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