時代劇はストーリー重視だから新星が光るのか？

諸先輩？に比べて、私の韓国ドラマ視聴史は短く、１年程度です。
史劇（時代劇）も、ソドンヨ、朱蒙、海神、風の国、ファン・ジニ、イルジメ、そして「善徳女王」と７作しか見ていません。

ストーリー＋魅力的な俳優があってこそ、史劇は見る気になるものだと私は思います。いくらストーリーが面白くても、魅力的な俳優が（主役でなくても）いないと、あの長編を見る気にはなれないですよね。

ソドンヨの場合は初めて見た史劇だったので、ストーリーがものすごく面白く感じられました。朱蒙は主役のソン・イルグクと取り巻きのキャラクターがとても良くて、海神は朱蒙につながるソン・イルグクの布石的作品だと言うので見たら、主役でないのにイルグクが光っていて、なるほどと思ったのです。

「善徳女王」は、コ・ヒョンジョンとキム・ナムギルにつきるでしょうね。
ひとつ前の投稿（記事）でも書かれているように、冷酷に人を殺してその返り血を浴びながら不敵な笑みをたたえるミシルのキャラクターは、悪女帝的で機転が利いて強気ながらまだ弱い主役のトンマンとの対比において実に効果的な役まわりだったように思います。

ピダム役のキム・ナムギルは、それまでも実績はあったけど、主役級の俳優ではなかったらしいですね。でも、トンマンを取り巻く男性の中で、最も現代的で野趣があり、若い女性の心をつかんだみたい。それも分かる気がします。
きっと彼を主役に立てたドラマが来年は登場するでしょう。

その割りをくったのがオム・テウン氏かも知れません。まあ、今回はしょうがない。俳優の責任ではないです。シナリオがああだったからしかたがない。

史劇によく登場する王の役は、実績のある中年の俳優が演じることが多く、そこに期待するのは難しいですね。男優に関して言えば、次の王となる候補とか、王の政敵とかに光る新星が配置されるとドラマは面白くなるんだなあ。

いやまあ、まだまだ初心者ですので、これからも楽しみに視聴していきたいと思います。