TacoToma

タコとトマトが好き。
つまり食べることが好きってことです。
プラス、最近は韓国ドラマ関連も書いています。

「食客」はよくできたドラマだ(第5話~第6話)

2010-02-18 10:57:28 | 韓国ドラマ・映画
今日は今から仕事に没頭しなければならない。
いつも一生懸命仕事してるけど、今日はタイムリミットが来ているので本日中完成必です。
そこで、準備体操としてブログを書こう!

さて「食客」。今回はDMMで初レンタル。無料だ。ツタヤだと準新作なのでレンタル料が高いので、こういう技を使うことにした。
DMMのパッケージはツタヤに比べて軟弱で心配になる。かなりコストダウンできていそうなのに、価格はほとんど同じだ。

それはさておき、第5話は有名な料理評論家が来るという設定の話、第6話は最高のズワイガニの話でした。

5話の方はありがちな内容でしたが、6話の方は面白かった。
黄金のカニ味噌を持ったズワイガニが最高ってことで、それを入手して食べさせようという話が、2種類の路線で並行して進行する。(ネタばれですからご注意)
一方は、外国からの賓客をもてなすため、もう一方は刑務所に服役中の息子の誕生日に父親(包丁職人)が食べさせてやりたいと準備する。
この天と地ほど違う、同じカニを供するストーリーを並行させるところが面白かったのです。
そして、最高級の黄金味噌を持つカニは、裏ルートで出回っているという話も・・・。

今、日本でもいい食材は家庭料理で味わうことが難しくなっていると痛感します。(とくに都会では)
先日のアマダイにしてもそうなんですが、今やアマダイは高級料亭等へ持っていかれて、庶民が買い物する市場やスーパーにはあまり姿を見せなくなっています。
生のカニもそうです。

いい魚を採る漁師さんは、特別なルートで高級料理屋へ売ってしまう時代になっていて、一般市民は養殖ものとか冷凍とかでいいじゃん。どうせろくに料理もしないんだからみたいな世界になっています。
もし、高級食材を買いたいと思ったら、店に予約して買い付けてもらうか、行きつけのレストランンにたのんでわけてもらうとか。

産地や地方ならば何でもない食材が、都会ではなかなか手に入らない。もちろん自分で卸店や黒門などへ出かければ別ですがそうも行かないですし。

「食客」はそんな日本の現状と同じ、忘れられたり失われる食のエピソードを沢山見せてくれるドラマです。

もう一つ、「日本料理は世界中で高級料理として認められ、それが日本に対する高級イメージづくりに貢献した」というセリフが出てくるのですが、なるほどって感じでした。

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