今年は町の衛生委員をやっています。つまりは月二回ある資源回収の日に集積場所で空き缶や空き瓶、不燃ゴミの仕分けをするゴミ当番。町の四役と指定された班長さん数人とやります。
春秋のゴミ拾い運動や市の講座にも数回出なければいけないのですが、今年はコロナの影響で軒並み中止。まあその辺は助かっています(助かっているなんて・・顰蹙かしら)
うちの地区はゴミの分別はだいたい8種類ほどに分かれています。市によってはすごい細分化されて、空き瓶に付いている紙のラベルまでいちいち取らないといけない所もあるようですね。それに比べれば楽ですが、毎回出してはいけない乾電池とか蛍光灯とかが出ていて、困るんですよね。
今日は古い梅干しやあんず?、自分で作ったであろう果実酒が満タンに入った大きな瓶が4つ捨てられていました。絶対同じ人が出したんでしょう。
「これ、どーすればいいんだ?」とみんな困惑。中味を出すにも異臭がして無理。
結局埋め立てゴミの箱に入れました。業者さん 持って行ってくれるだろうか?
こういう常識の無い人がしばしばいるんですよね。回覧板や看板でしょっ中警告しているのですが、そういう人は気にしないですもん。
どうにも困った物は仕方なく町内会長さんが持ち帰ってくれるのですが、会長さんも可哀想。
ゴミ問題って解決する事が無いですね。困ったもんです。
さて、仕事の話をしますと。
昨日、お茶の先生から頼まれて、茶室の水屋の簀の子を作りました。元大工さんの叔父さんの作品。
今まで何度も簀の子は作っていますが、今回はお客様のこだわりの注文で、天場に釘が見えない様に作って欲しいとの事でした。これが難しかった様で。
本来なら頭巻(かしらまき)という和釘を使うそうですが、今そんな釘はなかなか手に入りません。そこで小さな真鍮釘を斜めから打つ事にしました。
上から見ると釘が見えません
裏側には杉の桟が4本付いており、そこに斜めに釘を打っています。さすが大工さんの叔父さん、これは難しそうです。
ちょっと見は竹を並べた簡単な物ですが。実は職人技の逸品です。