南海トラフ巨大地震のことが話題になっています。
あの日テレビを見ていたタカ長のスマホが、今まで聞いたことのないような、けたたましい音を発しました。そして「大きな揺れに注意して下さい」と連呼。
その時タカ長たちは家にいましたが、コトリと言う音もしませんでした。食器からチリンと言うような音もしませんでした。
その後、宮崎県のほうで大きな地震があったことを知りましたが、拙宅に関して言えばまったくのゼロ。
南海トラフ巨大地震が起こる確率は今後30年以内に70~80パーセントとか。数字としては大きなもので、地震に対する備えが必要なことはタカ長も認識していますが、具体的な行動となると、?????????。
今後30年以内にタカ長が死ぬ確率は100パーセントですから、そちらのほうを考えることが先ではないか。はなはだ能天気ですが、そちらを考えるほうが先だと思います。
死と生は裏表の関係、死を考えることは生を考えること、残された時間をどのように生きるか、そちらのほうが先だとタカ長には思えるのです。
タカ長が幼少のころ大きな地震がありました。長時間揺れました。そのとき親は、、、、
「死ぬのなら皆で一緒に死のう」と言って、家で一番大きな梁の下に3人の子どもを集め、家族全員が肩を組んで揺れにたえていました。あの時の怖さは今も忘れられません。
突然の地震、その時どのような行動をとるか。そのとき「皆で死ぬ」と言う判断をした親はすごいと思います。ひどい親だと思ったことはありません。災害大国、地震大国に生きる日本人としては、そのような割り切りも生活の知恵の一つかも分かりません。その意味で、タカ長の親だけではありませんが、あの頃の日本人はすごかったと思っています。
あの地震は記録に残る地震だったはずですが、不勉強なタカ長は特定していません。