「HEAT ヒート TOKYOクライシス」 日本版
*ネタバレなしの感想日記は、こちらから。
注意事項:
ここでは、ドラマの結末を書いています。
まだ、鑑賞してない方はお止め下さい。
すでに鑑賞している方、またはネタバレが別にかまわないと思われる方だけ読んでください。
原題「Alarm für Cobra 11- Dei Autobahnpolizei/アラーム・フォー・コブラ11-アウトバーン・コップ」
ドイツ・RTL製作ドラマ 2009年にドイツで放送された作品。
第15シリーズ TVスペシャル「HEAT ヒート 東京クライシス」(日本語字幕)
(2014年 9月3日 DVD発売)
翻訳 吉川美奈子
出演 エルドゥアン・アタライ=ゼミル・ゲーカーン トム・ベック=ベン・イェガー
勝手な結末(自分の解釈の上でのストーリー)
シュトゥルミが、殺人ウイルスの証拠を掴もうと、大手製薬会社のラスマン社に潜入し、それを止めよとした、ゼミルとベンは、そのウイルスに感染してしまう。
病気の発症迄の潜伏期間は8時間。
二人は、伝染病予防局の制止を振り払い、抗ウイルス剤を求め開発したとされるジーモン博士を追う。だが、博士も死亡してしまい、絶望の淵に立たされた二人は死を覚悟する。
だがその時、シュトゥルミから、日本のカルト教団とラスマン社が取引をしているとの連絡が入り、現場へと駆けつける。
かろうじて、1本、抗ウイルス剤を手に入れた二人。ゼミルは助かるが、ベンの容体は悪化して行くばかり。
さらに、そのウイルスを万博会場で散布すると判明する。
二人は、会場へ出向き、日本のカルト教団の教祖を逮捕し、ウイルスの拡大を炎で止めた。
そして、ベンも抗ウイルス剤を打ち、寸前の所を助かるのだった。
ネタバレ全開、勝手な感想(自分の思い込み多々)
200回記念作品がやっと日本版になった!
とはいえ、
いきなり隊長が若くなったのには、日本版だけ鑑賞している方には驚いた事でしょう。
そう、このスペシャルの間にエンゲルハート隊長は降板したのだ。(未公開作品 第13シリーズ 第6話)
そして、
一気に若い隊長が現れる。(未公開 第14シリーズ 第1話) なので、ゼミルとちびっと対立しているのだ。
さて、字幕が付いたことにより分かった事を、細々と。
シュトウルミは、世界哲発協会の会長さん。(と言っても、一人きりですけども)
ベンとは、地球外生物の件で会ったことがあった。
そして、日本のカルト教団の教祖の名前は「ケンゾー・トシロ」(どっちも名前に思えるが)
人類の新生を唱え、人類滅亡から助かるのは、自分達のような選ばれし者だと証明する為に、ウイルス散布を試みる。
ところで、
ウェブサイトのところで、ゼミルが、ドットの事を「ポンツ」と言っていたように聞こえたが、ドイツではあの点の事をそう呼ぶのかな?
ドイツ語が皆無だから、なんとも言えないが。
なんかカワイイ響きだよね。ついでに、UFOの発音も。
それでは、
ウイルスに冒されたゼミルはと言いますと。
何度見ても、アンドレアに何気に別れを告げるシーンはジーンと来る。
「愛してる。永遠にね。」なんて、あ~ん、格好良すぎるわ~ゼミル~。
そして、自殺をしようとした理由が切ない。
「アンドレアに、血を吐いた死体を見せたくない。」(>_<)
なんて素敵なんだろう~。(大好き病再発なので、ご勘弁を)
しかし、ベンが何気に「最後まで車を壊すんだね」の一言には、ごもっとも!!とちょっと和んじゃいましたが。(^◇^;)
そうそう、日本版DVDのあらすじに、ベンではなくてトムとなっておりますが、間違いです。
さらに、使われている画像はドラマのシーン。
この中にはありません。
そんなミスをしたんだから、発売元よ、ドラマ版も日本版にしろよな~。(脅し)
とにかく、オープニングから、突っ込み所が満載のスペシャル版。
このときは、仲むつまじいアンドレアとゼミルだったのになあ~。(意味深・・・)