「アラーム・フォー・コブラ11 シーズン12」 第3話
レンタルタイトル ブラック・レイド 裏切り者を弾刻せよ!Cobra11 Season2-2
原題「Alarm für Cobra 11- Dei Autobahnpolizei/アラーム・フォー・コブラ11-アウトバーン・コップ」
ドイツ・RTL製作ドラマ 2007年にドイツで放送された作品。
第11シリーズ 第10話「ネズミの巣」 (Folge166)「Rattennest(直訳=ネズミの巣)」
(Season11 Episode11 2007年10月4日放送)
出演 エルドゥアン・アタライ(ゼミル・ゲーカーン) ゲデオン・ブルクハルト(クリス・リッター)
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
クリスとゼミルは、スザンネの父親が所属する部署で追っている盗難事件に協力することになった。犯人らはトラックのコンテナごと盗む手口で、運転手が休むアウトバーンのサービスエリアが実行の場所だというのだ。
情報通り張り込んだサービスエリアに犯人が現れた!逮捕するも、その過程でスザンネの父親が何ものかに撃たれて死んでしまった。始めは逃走した犯人に撃たれたと思っていたゼミルとクリス。
しかし、ハルトムートの検視により仲間の誰かが彼を撃ったのだと判明した。
いったい誰が?
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今回は珍しく車の追跡劇が少なかった。
その代わり二人の体を張ったアクションが目白押し。
物語も、めずらしく先が読めそうで読めない展開だった。
でも、マニアックな自分には、ある人物を見た時に俳優からして、彼は悪役だと思ったんだけれどもね。(^_-)
オープニングのシーン。
いきなりクリスは犯人の一人を追って、夜のアウトバーンへ飛び出していく。
昼間でも猛スピードで往来する車で怖いのに、夜間とは!
犯人追跡とはいえ、大変だなあ、クリス。
それに、相変わらず、身内のゴタゴタを見抜く眼力には恐れ入ったぞ。
そうそう、
エンディングでは、優しい一面が・・・。
そ~と頬を撫でる仕草は素敵だったねえ。
それでは、スザンネに父親の事を頼まれた今回のゼミルはと言いますと。
彼の死に一番責任を感じている様子だった。
指揮していたとはいえ、頼まれていたとはいえ、そんなに感じなくても~と思ってしまったのだった。
ゼミルって、まっすぐな男だからさ。
そこがいい所だしさ。
でも、あ~いう表情を見るとちょっと辛いなあ。
隊長ではないけれど、ゼミルの責任じゃないって言いたくなってしまった。
だから、きっと、ラストは必死だったのかも?「今度は俺が助けなくっちゃ!」てね。
そうだ!
取り調べがかっこよかったぞ。
あっさり犯人の口を割らすなんて、ベテランならではだね。
それにしても、火事のシーンはクリス共々、久々にドキドキさせてもらった。
珍しいシーンだったかも?
中にいて爆発が起こる事があっても炎の中に飛び込んで行くってのは。
ちっこい体で助け出すシーンは、一緒になって力がこもってしまったぜ。
クリスも危なかったし。
炎に飛び込む時の違いが、二人の性格が出ていて面白かった。
(マニアック目線)
ゼミルは確実にって感じで上着を脱いでいたけど、
クリスはサブンと頭から~。
意外と前後見境なく突っ込むタイプだからね、クリスってさ。
珍しいといえば、あの犯人発見のシーン。
死体を見せるシーンは何回もあったけど、ちょっとあれだとリアルでシリアス。
まあねえ、シリーズ全般がシリアスだから仕方ないんだけどさ。
本格的な、刑事ドラマって感じがしたぜ。
時々はいいんだけど、ず~と続くとちょっと辛いのが、本音。
他のシリーズとのギャップに戸惑ってしまったりするのだ。
アタライはどうだったんだろう?
戸惑いはなかったのかな?
まあねえ、ゼミルの本質は変わってないから大丈夫だったとおもうけどね。(苦笑)
掲載日 H21.5.7