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親鸞の妻・・・玉日姫?

2012年06月10日 | いにしえから学ぶ

興味ある記事が朝日新聞にありました。

親鸞の妻「玉日姫」の遺骨・骨壷?が京都伏見の西岸寺で発見されたというものです。

親鸞の妻帯はよく知られています。妻「恵信尼」の書いた手紙十通が現存しています。恵信と暮らす以前に「玉日姫」と結婚していたという伝説があります。

 その玉日姫の塚を調査したら遺骨がでてきたのです。彼女は関白・九条兼実の娘といわれている。

 兼実は親鸞の師・法然に深く帰依した人です。その九条家の家司が三善為教でした。為教の娘が恵信です。師法然ー九条兼実ー三善=恵信で、親鸞と恵信との結婚は想像できます。

 恵信が玉日姫であるという説もあり、不明が多い。恵信は上越の板倉でなくなった・・といわれ、彼女が生前希望した五輪塔が発掘されている。恵信=玉日姫であれば、彼女の遺骨を伏見にて葬る理由がない。

 されば玉日姫は実存していたのか。

 宗派本願寺は玉日姫説は否定している。歴史学の調査の期待が望まれる。

 写真は先だって新潟行きの帰路、上越の恵信の里です。親鸞の妻恵信が晩年住んだところです。五輪塔は、近年発掘されたものです。20125_007