「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

ふたたび・・・の前に京都、東寺

2010-03-23 23:55:05 | 見仏(京都)
○東寺、講堂

おなじみ立体曼荼羅。
大日如来を中心に、右側が主に如来中心、左側が明王中心。
明王は5大明王として聞いたことがある名前がほとんどだが、
如来の中にはあまり聞かないような名前の仏も多い。

真中の、大日如来のお目目は、あいかわらず、
大きくてかわいい目をしていて、なんだかほほえましく
なってくる。いいなあ、この大日如来。
よく見ると、この大日如来は、羅髪(頭のぶつぶつ)がない。
そういえば、宝冠に隠されているが、大日如来には、
たいていは、羅髪でないことのほうが多い印象。

ふと、こちらの帝釈天は男前というのをテレビ等で
よく聞いたことがあったので、見てみると、
確かにかなりの男前であった。

この講堂でおぼうさんが、講堂、仏一般の説明をしていた。
そもそもは、何人かの法事・写経などを受ける人に対しての
説明だったのかもしれないが、どうせなら、ここにいる
みなさんに聞かせるという感じで、説明されていた。

説明内容は、ごく基本的な仏像、講堂についての初歩的な
内容なので、自分の知識の外にある内容ではなかった。

○東寺、金堂

かなりやさしいという印象の日光・月光菩薩。
やさしいというより、微笑んでいるというほうが
いいかもしれない。
日光より月光のほうが、顔の金色がさほど落ちてない
ためか、より微笑んでいるように見える。

薬師如来も含め、この金堂の3体は、すべて玉眼(ぎょくがん) 。


○東寺、五重塔

特別公開ということで、中の1階部分を見ることが
できた。壁画には、空海、不空、恵果等の僧侶の
壁画が描かれてあった。また、中には立体曼荼羅を
模した小さな仏像があった。大日如来は
建物の中心の柱という位置付けだった。

この五重塔では、何人かの女子大学生が交代で
解説をしているみたいだった。
顔の作り方、周りを見回しながらの、
とてもわかりやすい話し方は、
見習わなければならないと思うほど、
よい説明をしてもらった。


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