南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
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70年代熊本生まれ、大分育ち、宮崎経由、鹿児島出身です。
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映画『君の名は。』
映画
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2016年09月18日
現在、興行収入第1位のアニメ映画『君の名は。』
タイトルだけ聞くと、往年の戦争映画かと思ってしまうのだが、そう思うのは私が若くないからかな???(汗)
この映画『君の名は。』は、新海誠監督が原作・脚本をも務めた長編アニメ映画。
新海監督の作品は、何気ない背景がものすごく丁寧に書き込まれていて、また、光の使い方がとても綺麗なことで知られる。
短編アニメ『ほしのこえ』を見たことがある(というかDVDを持っている)のだが、その映像の美しさと切ないストーリーに惹かれてしまった。
そんな新海監督の新作。
前評判どおりの大ヒットらしい。
熊本地震の影響で、残念ながら熊本市内の映画館はDenkikanを除いて閉館中…。
仕方ないので、隣町(菊陽町)にある「ゆめタウン光の森」内の「TOHOシネマズ光の森」に見に行くことにした。
話題の作品であること、三連休であること、そして前述の通り多くのの映画館が閉館中であることから、座席は満席状態。
前の日から予約していていてよかった…。
例によって絶賛公開中なので、詳しく書けないが、ちょっとだけ…。
こんな感じのストーリー。
---
東京在住でレストランのアルバイトをしながら単調な日々を過ごしていた男子高校生『立花瀧(タキ)』。
岐阜の山奥の大きな湖沿いの田舎町で、家業の巫女と組み紐作りの修行をしながら、都会にあこがれる女子高校生『宮水三葉(ミツハ)』。
ある朝、それぞれが目覚めると、なんと、「タキ」は「ミツハ」に、「ミツハ」は「タキ」に身体が入れ替わっていた。
はじめは単なる夢かと思っていたのだが、週に何度も同じことが起こること、その内容があまりにリアルであること、夢をみた翌日の周囲(友人ら)の反応がおかしいこと(「昨日はどうしたの?」と訊かれる)などから、夢ではなく本当に身体の入れ替わりが起きていることを確信する。
お互い見知らぬ相手だが、単調でつまらない日々から一転、他人の人生を過ごすというありえない経験をするという、楽しい日々を送ることになる。
そして、入れ替わっていた間の出来事を共有できるようにお互いにルール作りをし、携帯のメールや日記機能を使って、情報を交換するようになっていった。
いつの間にか、次第にお互いに惹かれるようになっていく。
しかし、ある日を境に、身体の入れ替わりがぱったり途絶えてしまう。
電話をしても繋がらない。
ミツハのことが気になってしょうがないタキは、記憶を頼りにミツハの住む町の風景をスケッチし、友人とともに思い切って岐阜へ行くことにする。
地名などの記憶がなく、手書きのスケッチだけでの捜索の旅は困難を極める。
だが、もう諦めて帰ろうかと、ふと最後に立ち寄ったラーメン屋さんで、スケッチの場所が「糸守町」という名前の町であることを知る。
「糸守町」という名前に絶句する友人ら。
そして、ついにその場所を訪れるタキ。
しかし、道路には規制線が引かれていて、それ以上近づくことができない。
そう。
「糸守町」は、3年前に起こった隕石の衝突という大災害で、住民数百人が亡くなった被災地だったのだ…。
---
予備知識なしで見始めた感想。
よくある、男女入れ替わりのストーリー。
そりゃ、心はそのままで身体だけ男が女に入れ変わったら、やることは決まってるよね(笑)。
タキ、お前、おっぱい触りすぎ!(笑)
そんな、ほのぼのとした序盤の展開。
急に身体の入れ替わりがなくなったから、会いに行こうというのも、ありがちなベタな展開かな。
しかし、訪れた町が3年も前になくなっていたという衝撃の展開!
災害の死亡者リストにもミツハの名前が!
ミツハと身体が入れ替わっていたのは妄想なのか?
3年のタイムラグ。これって、タイムスリップ?
何のために入れ替わったのか? ミツハはタキに何かを訴えたかったのか…? 知らせたかったのか…?
これは私事だが、破壊された町の映像を見ると、つい、熊本地震と重なって見えて、他人事には思えない。
あの絶望感。
あの無力感。
いつまでも夢を見ているような虚脱感。
まさか自分自身が“被災者”と呼ばれる日がくるなんて、全く想像してなかったからね…。
だから、後半、映画にぐいぐい引き込まれてしまった。
うん、久々にいい映画を観させてもらいました。
また見に行ってもいいかも。
超おススメです。
最後は泣くかも。
----
■今日の行動
映画鑑賞
■今日の買い物
ジェームス
ゆめタウン光の森
くらし館
■今日の献立
朝:なし
昼:カップラーメン、調理パン(モワソン)
夕:太肉麺セット(桂花ラーメン)
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