南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 



のち

 大阪府の橋下知事が本日をもって大阪府知事を退任するということで、会見を行った。

 任期3ヶ月を残しての退任で、大阪府知事選と大阪市長選のダブル選挙を画策するためのようだ。
 橋下知事は今度は大阪市長選に出て、市長となったあかつきには、大阪市を解体し、大阪府内に東京みたいな特別区制を敷きたいらしい。でもって、『大阪都』となることを目指しているんだとか。

 言うことは壮大だが、大阪府民はそんなこと望んでるんだろうか?
 そんなに東京をライバル視しなくても…(笑)。

 それに私の眼には、はっきり言って「独裁者」にしか見えなかったんで、あんまりいい印象は持っていない。



 退任会見インタビューの中で二重行政の話題があり、このようなコメントをしていた(ような気がする)。
 「大阪市は人口200万人の大都市です。大阪府は800万人。つまり、大阪にはこの狭い地域に『大阪府』と『大阪市』と都道府県が2つあるようなものなんです。神奈川(ここで言ってるのは相模原のことかな?)や熊本といった地方とは違うんです」
 すみません。ウロ覚えなんで正確じゃないです。

 まさか、橋下知事の口から退任会見の場で『熊本』の名前を出してくれたのはとても嬉しいんですが…。最近、政令市になることが決定したり、蒲島郁夫・熊本県知事がPRのために橋下知事を訪ねたりしたからかな?
 でも、熊本は二重行政問題にすらならない地方(田舎)扱いみたいでして(笑)。
 ま、確かに田舎なんだけどね(汗)。

 だって、私が思うにも、熊本市が政令指定都市だなんて背伸びしすぎだもん。
 合併特例法なんか作らないでさ、人口100万人以上が政令指定都市の条件でいいのにね。どうせ日本はもう人口減社会に突入したんだし。

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 今日は、封切り日以来、観たくて観たくてしょうがなかった映画を観に行った。
 去年、日本中、いや世界中を感動させた、小惑星探査衛星「はやぶさ」の事実に基づいたストーリーの映画化。

 『はやぶさ/HAYABUSA』主演:竹内結子。

 映画の内容についてはここで多くは書けないが、一言で言うなら「感動した」。これに尽きる。
 テーマは「物事に「失敗」なんてない。それは成果なのだ」
 素晴らしい。


 幾多のトラブルに見舞われながらも、スタッフのアイデアと決断力でその困難を乗り切る姿。日本人が忘れかけていたモノを呼び起こしてくれたような気がする。

 満身創痍で7年ぶりに地球に戻ってきたはやぶさが、イトカワのサンプルが入ったカプセルを無事切り離し、最期に地球の姿をカメラに収めた後に、大気圏に突入して粉々に砕けながら流れ星となって消滅していくサマは、涙なくしては見られなかった…。

 実際のはやぶさ帰還のニュースの際に、関係者は勿論、中には報道記者でも涙を流していた人がいたが、その涙の本当の意味が分かったような気がした。


 佐野史郎と西田敏行が、JAXAの川口教授と的川教授にかなりソックリなところもよかった。
 冴えない科学者の玉子役を竹内結子が演じている。あんなに綺麗な女優なのに、こんな地味な研究員の役もできるんだね。今回の撮影、メイク時間は男優並みに短くて済んだらしい。


 はやぶさの映画が今後、あと2本も他社から配給が予定されているらしい。
 もう、楽しみでしょうがない。


 そして11月には熊本博物館にはやぶさのカプセルがやってくる! 待ち遠しいなあ。

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 ここ数年、この時期になると、街の至るところで「ハロウィーン」の飾りを目にする。

 欧米では、10月31日(?)が「ハロウィーン」のようで、子どもたちが家々を廻って「Trick or Treat?」(お菓子をくれないといたずらするぞ)と言ってお菓子をねだる行事みたいだね。
 謂れは、ケルト民族の収穫祭らしい。

 私が小さい頃なんて、ハロウィーンの「ハ」の字すら、日本では全くって言っていいほど見聞きしなかったのに、最近どうしちゃったんだろうね。
 ま、察するに、宗教的理由なんか皆無で、小売業界やお菓子業界などが結託した、あからさまな金稼ぎ目的なんだけどね(笑)。


 でも、日本人の多くがハロウィーンを認識したのは、1992年にアメリカでおきた日本人留学生H君の射殺事件じゃないだろうか。
 当時、「Freeze!」(動くな!)と「Please!」(どうぞ!)を聞き間違えたのでは、と話題になった(真実かどうかは不明)。
 しかも、殺人犯は陪審員裁判で無罪になった。銃で丸腰の少年を射殺しときながら無罪だって? 「何てあきれた国だ、アメリカは!」と非常に腹が立った記憶がある。


 だから、正直、私にとって『ハロウィーンはいいイメージは全くない』のだ。
 いま、スーパーやデパートや100円ショップなどで、店頭に「これでもか」とハロウィーンの飾りをしてあるが、私はそれらを見るたびに、嫌悪感を感じてしまう。
 あ、カボチャは大好きなんだけどね(笑)。煮物なんて甘くて美味しいよね。



 ビジネスチャンスも分かるけどさ、そんなことより日本古来の行事をもっと大切にしてはどうですか?(ルーツは中国かも知れないけど)
 たとえば、7月7日の『七夕』なんて、一部の地域を除けば、「幼稚園児」か「小学校低学年」の行事と化しているのが現状。
 『中秋の名月』だって、「今日は中秋の名月」って聞いて「あ、そう」と思うくらいで、誰もススキを飾りもしないし、団子すら食べない。そもそも、8月? 9月? 10月? え、旧暦? いまの人はぜんぜん分かってないんじゃないの?

 もうじき、今度は、各地の観光地で、あるいは何か勘違いしている一般家庭(?)でイルミネーションが始まるだろうが、これこそ資源と電力の無駄遣いなんでやめた方がいいよね。
 そう思いませんか?
 そりゃ確かに綺麗なんだけどね。

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 今日はプロ野球ドラフト会議が開かれた。
 来年の戦力を見据え、プロ野球ファンとしては朝からソワソワしてしまう1日だった。


 大学生ビッグ3のうち、菅野は巨人軍・原監督の甥っ子ということもあり、何だかんだで単独指名となるのではと期待していたのだが…。
 結果は日本ハムによる強行指名。清武代表が1/2のくじを外し、まさかのドラフト失敗。

 うーん、残念。

 日本ハムはいい球団だとは思うが、やっぱり巨人に獲ってほしかったかな。
 原監督にくじを引かせればよかったのに。


 当の菅野はどんな気持ちなんだろう。今日は眠れないだろうな。
 巨人以外の場合はメジャー留学や浪人という話も聞こえていたが、どうするのかな。

 いずれにしても、今後も菅野からは目が離せない。




 ついでにショックな出来事もう1つ。
 腹痛と微熱による体調不良で帰京した藤村大介が、なんと「急性虫垂炎」で入院…。
 登録抹消されたので、クライマックスシリーズは出場できないんだと。

 ガーン。
 嫌なことって続くんですね…。



 こうなったら、菅野と藤村の無念を晴らすために、クライマックスシリーズ突破&日本シリーズ進出で、日本一奪取だぁ~!

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時々

 歴史的なニュースがテレビを新聞を賑わせている。
 リビアで40年以上に亘り独裁政治を行っていたカダフィ大佐が殺害されたというのだ。

 しかし、残念な情報もある。
 まだ、情報が不明確ではあるが、負傷した状態で拘束したところを、わざわざ射殺したらしい。噂では19歳の少年が「オレが撃った」と英雄気取りでいるとか。


 ああ、何たる大失態…。愚かなことをしでかしてしまったものだ…。
 勘違いも甚だしい。
 こんなことをしていたら、リビアはまた同じ歴史を繰り返すだけだろう。

 本当の意味での「民主主義国家」になりたければ、きちんと裁判にかけ、その罪を償わせるのが正しいやり方だ。
 カダフィ大佐に対する恨みや憎しみはあるのは理解できるのだが、変な言い方をすれば「拘束状態であればいつでも命は奪える」のだ。
 殺してしまってはどうしようもない。生きているからこそ分かることも多々あったはずだ。

 その機会をわざわざ逃してしまうとは…。



 カダフィ大佐の発言は、無視できないものもあった。
 数年前にカダフィ大佐が日本の学生(?)に贈った言葉に「日本人はアメリカに2回も原爆を落とされながら、何で未だにアメリカの言いなりなんだ。アメリカに対する怒りはないのか」的なものがあった。
 まあ、もちろん、今でも特に広島、長崎、沖縄では、アメリカに嫌悪感を持った人が多いようだが、日本人の大多数はアメリカに好感を持っているはずだ。
 カダフィ大佐のこの発言は、この部分だけを見れば、まさに“正論”そのもの。
 まあ、その前後や周囲の状況について知らないから、言える発言ではあるのだが。

 だが、日本人はアメリカの占領を受けて以来、愛国心というかナショナリズムを失ってしまったように思う。
 NHKの朝ドラの「おひさま」や「カーネーション」を見ていると、考えさせられることがある。それは、わずか数10年前までは、家でも学校でも会社でもみんな着物を着ていたのに、今は、旅館か料亭か飲み屋のおカミさんくらいしか着物姿を見ない。卒業式の袴や夏祭りの浴衣なんて、何かわざとらしくてね。
 だから、アラブ系の人が、国連の会議などでも民族衣装を着ていることが、羨ましいというか、素晴らしいと感じてしまう。
 日本も、せめて国会や宮内庁行事などは着物で行うよう定めてはどうだろうか。また、お役所は「毎月第3週は着物デー」などとしては。



 カダフィ大佐は、今のリビア国民にとっては悪人だったのかも知れないが、革命当時は英雄だったはずだ。
 それなのに、最期がああいう状態で命を奪われ、しかも全世界にその映像が晒されるようなことは、今のこの時代に望ましいとは思わない。哀れというか、可哀相に思えてくる…。
 しかし、もう起きてしまったことは仕方がない。
 今は、リビアという国が、素晴らしい国家に生まれ変わってくれることを祈るばかりである。

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 今日午前、熊本市の繁華街・通町筋で号外が配られた。
 配られたのは日本で恐らくここだけだろう。

 『熊本市 政令市決定』

 今日、政府で開かれた閣議で、熊本市の政令指定都市への移行が決定したのだ。
 日本で20番目、九州で3番目、合併特例法下での最後の政令市だ。


 思えば、ここまでの道のりは苦しいものだった。
 合併特例法で政令市の条件が「人口が70万人以上」に引き下げられたとき、熊本市は既に人口約67万人(平成17年)と、正直「余裕」だと思われていた。全国的に見ても「政令市に一番近い都市」の1つだと誰もが疑わなかった。すぐに政令市になるものだと思っていた。
 しかし、周辺市町村との合併話はことごとく不調に。
 そうこうしている間に、堺市を除き“格下”であった5市(静岡市、浜松市、新潟市、岡山市、相模原市)が順調に市町村合併を重ね、次々先を越されてしまう。
 合併特例法の緩和措置は平成22年度末までと期限が迫る…。
 そんな中、何とか平成20年10月に下益城郡富合町を、平成22年3月に下益城郡城南町・鹿本郡植木町を合併したことで、人口が73万人に達し、何とか期限ギリギリで要件を満たすことができた。
 そして、本日、閣議決定の日を迎えたのだ。


 しかし、政令指定都市は、ただ人口が多い都市という訳ではない。中核市の人口が多くなれば自動的に政令市になるという訳でもない。
 国・県からさまざまな業務が移譲され、都道府県並みの権限を持つということは、それなりの責任やプライドが求められるはずだ。

 また、熊本県、熊本市は政令市移行を歓迎しているが、その他の県内44市町村は必ずしもそうは思っていない。熊本市への「一極集中の不安」や「ウチには関係ない」といった冷ややかな眼も。


 いずれにしても、われわれ熊本市民にとってはこの上ないお祝いだ。
 熊本市を全国へ、世界へアピールできるまたとない機会だ。

 これから移行準備に向けて更にいろいろ大変なことが出てくるだろうが、官民挙げて頑張ってほしい!

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 九州電力のやらせ問題で、九電側から最終報告書が提出された。
 それによると、第三者委員会が指摘した「佐賀県知事の関わり」の件には全く触れずにまとめ上げているようだ。触れなかったのは「見解の違い」ということらしい。

 その報告書に対し、枝野経産大臣や面目丸つぶれの第三者委員会は激怒しているらしい(笑)。


 でもさ、正直、“東京でぬくぬくしてる奴ら”なんかにさ、いちいちこんなこと言われたくないんだよね…。
 佐賀県みたいに、タダでさえ貧しい九州の中でも、目立った観光地も特産もない貧しい県が生きていくためには、イヤな施設を受け入れざるを得ないのだ。
 たとえ原発事故が起きても、「さして被害がないから」と無視され、馬鹿にされ、切り捨てられる運命のかわいそうな土地なのだ。

 そのための損な役回りを佐賀県知事がさせられているのに、いままでずっと後押しをしておきながら、急に手のひらを返す極悪非道な政府。
 持ち上げて持ち上げて2階に上げておきながら、今ここで急にハシゴをはずすのか???


 誰が好き好んで自分の町に原発なんか造るかってんだ。原発の横に住みたいかってんだ。
 それもこれも、都会の人たちの生活を支えるためだ。そうだろう?

 迷惑施設を、それを押しつけときながら、ヤラセだのガタガタ言われる筋合いはない。


 だから、九電の報告書は、九州在住の私からすれば何の問題もないのだ。
 それに、無視されるくらいの第三者委員会ならばさ、それこそ「あなた方の方が要らない」んじゃないの? 無駄金使ってないでさ、さっさと解散したら?



 はあ…。
 ちょっといちいちうるさいんだよね。
 いつもはさ、九州のことに注目なんかしてないくせに、田舎扱いしてるくせに、こんな時ばかり「鬼の首を取った」とばかりに偉そうに口出しですか。

 枝野大臣いわく「あんな報告書じゃ地元の理解が得られない」ですって?
 あなた、いつ地元住民に聞いたんですか? 聞いてないでしょ? 仮定の話をして、勝手なこと言ってほしくないよね。


 だったら、東京や大阪や名古屋や福岡のど真ん中に原発を造れよ。
 “世界一安全”だって話だったじゃない? “津波は想定外”だったんでしょ?
 地方に、田舎に押しつけといて、正論ぶってモノを語らないでほしいね。

 偽善者ぶるのも程ほどにお願いします。

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 久しぶりに鹿児島市内へ繰り出した。
 そういえば天文館を歩くのなんて、正月以来じゃないかな?

 鹿児島市は2004年に新幹線が開業して以来、急速に都会化が進んでいる。やっぱり終点駅の効果は絶大なんだろうな。
 人口では熊本市にまだまだ及ばないけど、都会化率(?)は熊本市より鹿児島市の方が上ではないだろうか。



 しかし、そんな感慨に浸る空気を一変させるようなバスが目の前を通過した。あれは“鹿児島交通”のバスだ。
 バスの車体の側面には広告ではなく、次のような文字がデカデカと書かれている。

 「民営 鹿児島交通 赤字補填はありません 頑張ります」

 え、なにそれ…。なんという見苦しさ、意地汚らしさ。
 他県人が見たら“赤っ恥”だと思うようなことを、平気で書いてらっしゃる。


 このバスの運営会社は、鹿児島の最大の汚点、泣く子も黙る『い〇さきグループ』だ。
 鹿児島の経済界を牛耳る『い〇さきグループ』のわがままさと横暴さには言葉を失う。鹿児島県民がみな迷惑だと感じ、ウンザリしているのを知ってか知らずか、よくもまあ、やってくれるよね。


 鹿児島のホテルといえば、城山ホテルとともに必ず名前が挙がった一流ホテル「林田ホテル」。
 林田グループが倒産するとその林田ホテル(のち一時的に「いわさきホテル・ザビエル450」として改装)を破壊し、天文館の超一等地を更地にしたあげく、何の計画もせずコインパーキングにするという嫌がらせ。

 自治体からの支援が少ないと言いがかりをつけ、地元民の貴重な足であった「南薩フェリー」(山川~根占間)を一方的に廃止。

 本土最南端である大隈半島の「佐多岬」一帯を私有地化したあげく、一切管理しないでほったらかしにして、とても日本とは思えないボロボロのアスファルト道路としたままちゃっかり通行料はせしめる、日本一恥ずかしい観光地。
 地元の人は絶対近づかないよ。



 バスが赤字運営なのだって、そんなのどこの市町村のバス会社だって同じだって。
 あんたんとこだけじゃないよ。

 いや、恥ずかしいね。
 鹿児島にゆかりを持つ者として情けなくて泣けてきます。

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時々

 今日は、妻と義母と、鹿児島市(旧・喜入町)瀬々串にあるイタリアンレストラン「ロード21」に行った。
 ここを訪れるのはざっと5年ぶりくらいだろうか。

 このレストランは目の前に広がる錦江湾と遠くに桜島を望む海岸線の絶景ポイントに位置していながら、市街地から離れていることもあって閑静な隠れ家的な雰囲気を併せ持ち、鹿児島の若者達のドライブ&デートコースにも挙げられる。
 15席ばかりの落ち着いた店内は、内装に木と緑があふれている。

 このお店は、もう、15年くらい前から何度か行ったことのある、私のお気に入りのお店だ。そして妻と丸木浜海水浴場(旧・坊津町)への行き帰りによく寄った、思い出の店でもある。


 ここのお店の一番の料理は、何と言っても「ピッツァ」だ。
 ご主人自らが造りあげたという直火窯で焼き上げたピッツァは、もう何ともいえない美味しさで、1枚くらいすぐペロリと平らげてしまう。つい「もう1枚」注文したくなる。
 窯の火力が強いからか、注文してからそう待たずに運ばれてくるのも嬉しい。
 また、目の前で削ったばかりの本場イタリア直輸入の巨大なチーズを、これでもかとばかりにかけてくれるのも嬉しい(量は好みにより調整可能)。
 ちなみに今回は『おまかせピッツァ』にしてみた。ウナギやゆで卵スライスがトッピングされていて、かなり美味しかった。

 もう1つ外せないのが「パスタ」。
 パスタの種類も豊富で、しかもすべて自家製だという。
 今回は『コンキリエ』と呼ばれる、貝殻状のパスタにしてみたが、言うまでもなく美味しかった。

 義母はあまり洋食には慣れていないので、ご飯ものをということで『エビピラフ』も注文。
 また、当日朝の市場で、ご主人が納得のいく魚が水揚げされていないと作らない、野菜たっぷりの『カルパッチョ』も今日はラッキーなことに味わうことができ、これまた大満足。


 久しぶりの訪問だったが、当時と味が変わらず、とても美味しかった。



 このお店のご主人と女将さんのこだわりは素晴らしい。

 以前は確か不定休で、長いときは1週間以上もお休みだったので、せっかく訪れても閉店ということがあったのだが、なんと、その休み中に、わざわざイタリアへ皿や食材を買い付けに行ったりしていたそうだ。その徹底ぶりには感心させられる。
 さすがに、今の世の中では、外国の皿や食材も昔よりは手に入りやすくなったので、定休日を設けているようだ。

 材料にもこだわりが。
 野菜や魚は地元産。自家製パスタの小麦粉やチーズはイタリア産。
 ミンチ肉などは、ブロックとして買ってきた肉を、イタリア製のウン万円もするミンチ器でその場で作るらしい。

 また、お客さんの食事や会話を邪魔しないようにと、注文した品が全部並ぶと、ご主人と女将さんは奥に入ってしまうという細かい心遣いも素晴らしい。
 ちょっと皿が空くと、あるいはまだ食べ物が残っているのに、さっさと皿を持って行ってしまうような、マニュアルどおりの応対しかしない大多数のレストランとは大違いだ。



 行ってみて損はないと思います。
 うーん、でも、だんだん他の人には教えたくなくなってきた…(笑)。


【写真1】お店の外観


【写真2】店内の雰囲気

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 日本の最高学府・東京大学では世にも不思議な現象が起こるらしい。

 何と、大学構内に駐輪してある自転車のサドルの部分から、いつの間にか「ブロッコリー」が生えてくるらしいのだ!
 これは是非現地に赴き、その現象をカメラに収めたいところだが、残念ながら九州在住の私には時間的にも金銭的にもそんな余裕はない(無論、東大に入る頭脳もない…)。
 だから今日はニュースの受け売りです。


 にしても、野菜が高騰しているこのご時世に、サドルがブロッコリーになるなんて…、何とバブリーな話だろうか! やっぱ東大はすごいよね。
 時々バナナバージョンもあるらしいが、どうせなら高いブロッコリーの方が嬉しいかな。
 茎が太いブロッコリーの場合、サドルのパイプに合わせて削られているところなんて、さすが計算高くて東大っぽいよね。

 しかも、サドルは盗られたり捨てられたりする訳ではなく、前のカゴに移動しているだけなので安心。



 と、おふざけはこの辺にして、これは東大学生の愉快犯による仕業らしい。駐輪場のすぐ近くにいた学生が自分たちの仕業だと供述したとのこと。
 「持ち主がブロッコリーに変わったサドルを見て驚く姿を見て楽しんでいた」んだって。
 まあ、注意ということで済んだらしいが。

 でも、まさか小学生じゃあるまいし…。
 お遊びもいいけどさ、東大生でしょ? これから日本を背負っていくエリートなんだから、程ほどにね。



 それに、サドルの高さって、ちょうどいい高さに再設定するのって結構大変なんだよね。
 だから勝手に変えられるとムカつくんだよなあ。

 え、何でそう思うかって? かつて、ウチの学校(高校)でもそういう悪戯が流行ってたんだよね。
 さすがにブロッコリーにという発想はなかったけど、サドルのねじを緩くしておいて、座った瞬間にズルズルと低くなる。
 あ~、思い出しただけでもイライラする。

 こんなことはやめましょうね。

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 今日の読売新聞の「人生案内」は、涙を誘う内容だった…。


※以下、読売新聞のサイトなどより転載。

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『自分の余命、娘に話すべきか』

60代無職男性。
妻と別れてから、高校1年生の娘と2人で生活しています。
私の病気のことを娘に伝えるかどうか、悩んでいます。
私はがんが転移し、主治医から先日、余命宣告を受けました。
私の弟などはそこに同席して説明を聞きましたが、娘はこの事実を知りません。
娘は私の病気については承知しており、「家事は一切しなくていいから、私が大学に行くまでは元気に生きてほしい」と言います。
その度につらくなります。
いっそ全てを告白して、娘にしっかりと現実を受け止めてもらいたい。
そう思う一方で、父親っ子として育ってきた娘の気持ちが一気に崩れはしないかとも悩みます。
生活保護を受けるほどの苦しい生活で、娘には服の1着も買ってやれませんでした。
これ以上、娘に気苦労をさせていいものかと考えてしまいます。
(大阪・Y男)


涙で目が曇り、不覚にもこの手紙を最後まで読み通すことが困難でした。
あなたの娘さんに対する深い愛情、2人で一生懸命に生きて来られた人生が胸に迫ったからです。
あなたは娘さんに洋服を買ってあげることはできなかったかもしれませんが、愛の人生を確かにプレゼントした。
それがありありと伝わります。
そしてあなたの迷いも、娘さんへの深い思いゆえです。
これはあなた自身の口から伝えるのがつらいとしたら、主治医から、あるいは弟さんにも立ち会ってもらって、娘さんに現実を話すべきだと思います。
もちろんつらく悲しい宣告ですが、いつか分かるとしたら、あなたとの人生をより大切な思いで生きる時間が欲しかったと娘さんは考えるのではないかと思えるからです。
もちろん、余命宣告があったからといって、治療技術は進歩していますから、延命する可能性だってゼロということはないでしょう。
その希望的な話も含めて伝えることです。
そして、しっかり強く生きることを話し合うのはもちろんですが、娘さんの今後のことは行政やご親戚によくよく頼み、後顧の憂いを断つこと、これがあなたの最後の大切な仕事なのかもしれません。
(野村総一郎・精神科医)
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 私は、この「人生案内」が好きな読者だが、正直「ナニコレ?」という投稿が多い。しょうもない悩みが多いのだ。

 しかし、今回は、今年5月の『祖母を置き去り、逃げた自分を呪う』と並ぶくらい、かなり心を揺さぶられる内容だった…。

 人はいずれみんな死ぬ。それは避けられない。
 自分が死の宣告を受けたとき、愛する家族のために何ができるだろうか。
 ちょっと考えさせられる。 


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のち

 ついに、ついにこの日がやってきた!
 藤村大介が9回裏にサヨナラ2塁打を放ったのだ!
 しかも相手は阪神の守護神・藤川球児から!!! これは藤村にとっても大きな自信になるだろう!


 今までは終盤のチャンスに打席が廻ると代打を出され、ヒーローになる機会をことごとく摘まれてきた藤村。何度歯がゆい思いをしただろうか。
 10/5の横浜戦なんて、スタメン出場ながら4回にわずか1打席で交代だなんて、本当、藤村の代わりに原監督を恨みそうになったよ(藤村はそんなことしないか(笑))。

 でも、さすがは藤村。腹立たしい気持ちも、表には全く出さない。
 悔しさをバネに毎日毎日努力を続けている。

 今日はサヨナラヒットは申し分ないが、5回の犠牲フライもよかった。

 ヒーローインタビューの謙虚さにも泣けてくる。
 「代打を送らずに使ってくれた監督に感謝します」と言ってのけたあと、いつもチャンスに代打を送られることに対し「僕は実績がないですから代打を送られるのは当然のことだと思います」だって。いやいや、そんなことないよ!

 原監督! もっと藤村をチャンスでも使ってあげてね。
 そして、できれば2番打者くらいでの出場をお願いしますね。




 でも、今日、1つだけ残念なことが…。
 それは残業していたため、試合をリアルタイムに見られなかったこと…(涙)。

 決して、サッカーW杯予選の中継に浮気した訳じゃありませんので。

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 10月8日で巨人-中日戦といえば、どうしても1994年の一戦(10.8決戦)を思い出してしまう…。
 巨人、中日ともに同率首位で迎えた最終戦で、巨人が槙原-齋藤-桑田の三本柱黄金リレーと落合・松井らのホームランなどで6-3と快勝したのだ。
 そういえば、落合はあの時は巨人だったね。

 現在巨人は魔の9連戦中。そして今日はその中日(なかび)。逆転優勝のためにはもう全部勝たないといけないのに、昨日まで1勝2敗1分と非常にまずい戦績。うーん。
 さあ、今日も10.8決戦にあやかりたいものだ。

 今日の先発は澤村。ここまで9勝11敗と負けが2つではあるが先行している。
 通常の巨人打線であればこの時点で15勝は固かったと思うのだが…。まあ、それを言ってもしょうがない。


 澤村は初回から快調な滑り出し。
 そんな中、ジャイアンツ打線は3回に1点、4回に3点と着実に加点。澤村もバッティングでも2犠打と大活躍。


 終わってみれば何と1安打でプロ初完封!
 澤村、ついに10勝到達!!

 こりゃ、新人王確定かな? 藤村大介に取らせて上げられないのは残念だけど…。
 さらに確実にするためには勝ち越し…は難しいにしても、11勝11敗のタイにしたいところだ。
 もう1度は投げる機会があるだろうから期待大だ!

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 昼前、洗濯物を干し終わり、家の庭を手入れをしていると珍しいものを見つけた。
 オンブバッタだ。
 かわいいね!

 これって、親バッタが子バッタをオンブしているように見えるけど、実は体の大きなメスにオスが乗っかってるらしいね。


 つい数ヶ月前までアパート暮らしだったんで、こんな虫や自然に触れることが少なかったけど、庭があるとこういう発見があって面白いですね。
 ま、その分、アリやムカデやダンゴムシやケムシやナメクジに苦労するんですけどね…。
 



【写真1】オンブバッタ(ちょっと分かりづらいかな?)


【写真2】オンブバッタ

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