南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 今日はアルバイトを回避できたので、ゆっくりと紅白歌合戦が視れる。ありがたいことだ。
 例年、視聴率がどうのこうのなんて言われているが、私には関係ない。私は紅白を見ないと大晦日という感じがしない。


 今回、私が注目している出場者がいる。バンドル(バンドの出来るアイドル)こと『ZONE』だ。
 北海道出身の4人組で、澄んだ歌声と純朴な容姿(当然、みんな黒髪)で、何か惹かれるものを感じる。ZONEの名称も「Z」…つまりアルファベットの最後(底辺)から始まるということから名づけたことも、なんかいい。

 で、今回歌う曲は、そう、3rdシングルで、ZONEが大ブレークするきっかけとなった曲、『secret base ~君がくれたもの~』だ。
 私も何度も転校を繰り返したことがあるので、この曲の歌詞には非常に共感できる。
 この曲を聴くと、昔の自分に…、当時の環境につい自分を重ねてしまって、思わず涙が出そうになるのだ。

 本当、今の子たちは幸せだよね。携帯とかメールとかで、どんなに離れてても簡単に連絡取り合えるからね。
 私が小さい頃は“引越し=一生の別れ”だったからなあ。別れ際に「手紙書くよ」「電話もするよ」なんて言っても、せいぜい翌年の年賀状くらいまでで、その後は続かないもん。
 …、続く人は続くんだけどね(笑)。
 だから、転勤族の私は、大学時代以降の友人しかいません。高校以前の友人は、もう誰一人、その所在も知りません…。

 
 話がちょっと逸れちゃったけど、本当、いい曲だよな。
 これからもZONEを応援しよう。
 “10年後の8月”も活動してくれていると信じて…。



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