熊本県中南部に位置する八代市。今日はその八代市の中心部を2時間ほど掛けて散策した。
コースは、やつしろハーモニーホール、通町商店街、松井神社、松濱軒(しょうひんけん)、八代市立博物館・未来の森ミュージアム、澤井家長屋、八代城(松江城)、八代市役所、八代キリスト教会などである。
八代市は近隣の5つの町村と合併して新・八代市となり、西は八代海、東は宮崎県に接し、熊本県を横断する市となった。新市となってからここを訪れるのは初めてである。
また、八代市はくまもとアートポリスの中心ともいえる地である。くまもとアートポリスというのは、熊本県の事業の1つで、建築・都市計画を通じて文化の向上を図るものである。磯崎新や伊東豊雄ほか日本、いや世界中の多くの著名な建築家が参加している。
八代は江戸時代、肥後細川藩の筆頭家老・松井氏が治めた地であった。松井氏に関わる建物や史跡が多い。
【松濱軒】第3代八代城代・松井直之が母のために作った浜の御茶屋。
【八代城】松井氏が城代として治めていた。一国一城令の江戸時代に、肥後国に熊本城の支城として八代城が存在しえたのは、隣接する薩摩島津藩を牽制するためだと言える。
八代には過去に3度ほどしか訪れたことがなかったため、今回の散策は実に有意義なものであった。
| Trackback ( 0 )
|
|