熊本市の新市街アーケードにある老舗映画館「電気館」で、建築に関するドキュメンタリー映画が1週間限定(7/11~17)で上映されると聞いたので観に行ってきた。
タイトルは『だれも知らない建築のはなし』。
磯崎新、安藤忠雄、伊東豊雄らの建築課の巨匠が出演するらしい。また、「くまもとアートポリス」の建物もいくつか登場するとのこと。
熊本で絶賛上映中だし、熊本以外でも今後上映があるらしいので、詳しくは書きません。
(内容的には書いても問題ないような気もしなくもないけど)
いきなり安藤忠雄が登場してくると、周りがちょっとざわざわ…。
つい昨日かな、“新国立競技場”問題で、コンペの最高責任者・安藤忠雄がテレビで話題になっていたので、ちょっとタイムリーだったから?
でも、ひとことで言うと、1983年当時はまだ無名だった安藤・伊東を、建築家の世界的会議に連れて行った磯崎の先見の明は凄いと思う。
だって、この2人がいまの日本を代表する2大建築家になってるしね。
日本のポストモダン建築が世界から注目されていた時代があったことにはちょっと驚きを感じた。本当かよ。
だって、日本って古い建物に価値をまったく見出さず、まさに“スクラップ&ビルド”の先進国だと思うからね。
でも、もう、高度経済成長時代のように、あんなに公共事業で建物建てまくりの時代は来ないだろうね。建築家は居場所がなくなっちゃったよね。
あと、それぞれの建築家がインタビューの中で、互いに批判…とは言わないけれども、言いたい放題なのはちょっと面白かった。まあ、お互い認め合ってるし、気にしてるからそういう発言になるんだろうけど。
子供さんにはつらいだろうけど、高校生以上くらいならば、建築に関する知識があまりない人でも十分に楽しめる映画かと思います。
高度経済成長時代を過ごした人にはもっとお勧めかも。
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■今日の行動
映画鑑賞
■今日の買い物
ミスタードーナツ
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■今日の献立
朝:なし
昼:カップ焼きそば
夕:カツ丼定食(ふく泉)
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