南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 昨日行われた鹿児島3区のの補選。
 自民党の元・衆議院の宮路氏が国民新党の野間氏を約5,000票差で破り、当選を果たした。

 これに対し、自民党の安倍総裁は「不誠実な民主党政権に対し、ハッキリと国民がノーという意思を示した」という主旨の発言をした。
 が、ちょっと待て!!!

 鹿児島3区の選挙有権者数は約26万人。日本全体の有権者数は約1億450万人。ざっと計算して、約0.25%。
 当区の市町村は、鹿児島市の一部(合併前の郡部)や薩摩川内市、枕崎市、いちき串木野市など、薩摩半島の中・南西部の地方部だ。
 そこで、自民党の候補が国民新党の候補に勝ったくらいで、「国民がノーと示した」とは、思い上がりも甚だしい発言ではないだろうか?

 得票数は、宮路氏は約70,000票、野間氏は約65,000票。圧倒的勝利ならまだしも、何とか勝てたという状態だろう。
 それも、宮路氏は元・衆議院議員でもあり、地元鹿児島でもかなりの有名人。一方、野間氏は全くの無名の新人。なのに、たった5,000票しか差がつかなかったのだ。
 ここは、野間氏がよく頑張ったと言うべきところではないか。



 そんなことも精査せずにさ、何とも安倍さんは大きい口を叩いてくれるね(笑)。
 私の眼には「自民党ももうこれまでか…」というくらいにしか見えなかったけどね。

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のち

 今日は第2戦。
 昨日は巨人が圧勝したが、日本ハムがこのまま黙っているとは思えない。
 原監督が勝利監督インタビューで「明日はフラットな気持ちで臨む」と言っていたように、1勝はないものという気持ちで戦わないといけないだろう。

 先発は、大方の予想通り澤村と武田勝。
 私はホールトンかな~と思っていたが、澤村が2番手に昇格したということか。


 初回、澤村がいきなりやってくれた。
 先頭打者の陽岱鋼に対し、いきなりデッドボール。指か手の甲辺りに当たった?? うずくまって痛がる陽。跳ね返ったボールが1人側ベンチの方まで転がっていったのでちょっと心配だ。
 でも、リプレイで見ると、単なる内角高めのつり球のような気がする。つまり、陽が避けるのが下手なだけだ。

 そして、今度は4番の中田にもデッドボール。またもや手の甲辺りだ。1塁に歩きながら何度も澤村を睨みつける中田。一方、澤村は帽子も取らず、何かもぐもぐと独り言を言っている。
 さすがの栗山監督も「危険球じゃないか」と審判にアピール。
 でも、これもリプレイを見ると、これも単に中田が避けるのが下手なだけだ。昔、長嶋茂雄はちょっと大げさだろうというくらいの避け方をしていたものだ。ケガなんてしたらバカバカしいもんね。

 うーん、陽も中田もまだまだ一流には程遠いね(そういえば清原もぜんぜん避けなかったな)。だから澤村も「おいおい避けろよ」という感じでちっとも悪びれていないんだろう。

 でも、中田は結局4回裏に交替。そのまま病院に直行したとのこと。心配されたが、幸い打撲だけで骨には異常がなかったようだ。


 さて、1回裏、長野が先頭打者ホームラン!
 昨日に続き、巨人が先制。巨1-0日。

 その後は、両投手の好投が光り、投手戦の様相が続く。
 武田は6回を被安打4、1失点、10奪三振。澤村は8回を被安打3、無失点、8奪三振。日本シリーズに相応しい、素晴らしい投手戦だ。


 日本ハムは澤村を全く攻略できていないので、そのまま澤村を完投させるかと思ったが、9回は山口がリリーフに立つ。
 今シーズンの山口は素晴らしかったが、最近はしばしば打たれる場面を目にするような気がする。嫌な予感は的中、その心配が当たってしまった…。
 2アウトながらランナー3塁1塁。一打同点、長打ならば逆転もあり得る。
 ここで、栗山監督は代打の切り札・二岡を告げる。

 正遊撃手だったのに、山本モナ事件で巨人を追い出された二岡。
 きっと巨人に、目にモノを見せてやりたいところだろう。

 それに呼応するかのように原監督も投手交替を告げる。西村なのか?ちょっと不安な気がするが…。
 出てきたのは剛速球投手マシソン。

 二岡はライトへ大きな当たりを放つが、長野が掴み万事休す。
 ゲームセット。巨1-0日。



 いや~、緊張した。
 見ごたえのあるいい試合だったな。

 これで巨人の2連勝。
 しかし、明後日からは日本ハムの本拠地・北海道だ。
 DH制もあるし、日本ハムが本領発揮をするだろう。2勝しているという気持ちはとりあえず横に置いておいて、頑張ってほしい。
 でも、平日は残業でなかなか中継を見れないんだよなあ…。

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 ついに始まった日本シリーズ。

 巨人も日本ハムも3年ぶり同士の出場。前回は4勝2敗で巨人に軍配が上がったが、今年はどうだろうか。

 クライマックスシリーズでは、ソフトバンクに3連勝(無敗)と圧倒的強さを見せた日本ハム。
 それに対し、中日に3連敗したがそこから3連勝とした巨人。
 どちらも波に乗っているといって過言ではないだろう。


 先発は予想通り、内海と吉川。つまり、セ・リーグ最多勝vsパ・リーグ最優秀防御率となる。
 投手戦で1点を争う好ゲームが予想される。

 互いに0点のまま、試合が動いたのは4回。
 阿部のタイムリーで巨人が先制!巨1-0日。
 そのあと、ランナーを貯めてボウカーが何と3ランホームランを放つ!!巨4-0日。
 シーズン中は打率が1割を切ることもあり、パッとしなかった助っ人外人・ボウカーだが、クライマックスシリーズ以降活躍してるね。いよいよ本領発揮か?

 5回には阿部と高橋にもタイムリーが出て、さらに突き放す。巨6-0日。

 7回表には、小谷野の3塁前のボテボテのゴロを村田が素手でキャッチしそのままスロー。間一髪アウトに仕留めた。
 やっぱファインプレーはカッコイイ!

 その裏、またもやボウカーが今度は2点タイムリー。巨8-0日。
 完全にワンサイドゲームになってしまった。

 内海は7回を2安打と完璧なピッチングで降板。
 今シーズン1番の出来と言ってもいいくらいだった。さすがは生え抜きのエース。杉内にはその座は譲れないもんね。


 さすがの栗山監督も、今日はシーズン未経験者を出場させる作戦に転換。ま、しょうがないよね。

 9回。まさかの登板のゴンザレスが、陽にいきなり被弾するも、後続を断ちゲームセット。巨8-1日。巨人が先勝!



 こんな展開になるとは予想できなかったが、見応えのある試合だった。
 だが、まだ初戦。今後どうなるか分からない。
 明日以降も楽しみだ。

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 昨日、石原都知事が知事の職を辞し、新党を結成して国政に復帰することを表明した。

 何とも無責任で勝手な人だろうか。
 昨年春の都知事選に出馬し、東京都民から支持を受けて当選したのに、途中で投げ出すとは。
 これでも世界有数の巨大都市のトップだろうか。

 国政に乗り出すのであれば、現職の任期を全うするのが礼儀だろう。
 都民に対し、そんな義理人情の欠片もないような人に、「国政」なんて語ってほしくないね。

 全くの部外者のくせに尖閣諸島に口出しをしてたくさんの寄付金を集めたので、いい気になって勘違いしているのだろう。
 あなたのせいで、政府が尖閣諸島を無理矢理購入する羽目になり、巨額の税金を浪費。さらに中国との関係が悪化して、何のメリットもない。
 言うなれば、中国の反日暴動もあなたが発端だ。


 ちょっと気に入らないことがあると、大声を出せば何でも通ると思っている。
 で、身内には甘々。



 何を考えているのだろうか。

 もう80歳。
 さっさと隠居してください。
 人間、引き際が大事です。見誤らないでね。

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 今日未明、午前1時頃に、博多駅で5人が刺されるという通り魔事件が発生した。
 幸い、被害者は全員意識があり、また犯人もその場で取り押さえられたとのことだが、何とも怖い事件だ。

 昨年、九州新幹線が全線開業したことで、博多は熊本から40分前後で行ける近さになったこともあり、以前にも増して私も福岡へよく出掛けるのだが。
 でも、見知った場所での事件が全国ニュースに映るさまは、何とも表現しがたいものだ…。

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 いや~、見事なまでにやられた。
 サッカーの国際親善試合、日本代表vsブラジル代表は0-4の惨敗に終わった。

 レベルの差をまじまじと見せられた試合。悔しさよりも清々しさの方が上回った気がする。
 ブラジルは余裕からか、主力メンバーをどんどん交代させていったし。

 先日のフランス戦では、フランス代表にあれだけ終始押されていたのに、一瞬のカウンターから歴史的大勝利を勝ち取ったけれども、やっぱりあれはまぐれだったのかも知れないね。


 でも試合を見てて感じたことが…。
 体調が完全じゃないというのもあるだろうが、どうも本田がブレーキのような気がしてならない。本田が出場することで、香川なんかは遠慮して自分のプレーが全くできないように見える。
 う~ん、いくら個人能力があっても、周りに気を遣わせるような選手は、出すべきじゃないんじゃないかな…。
 どうなんでしょう。

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 ノーベル文学賞は、大方の予想であった村上春樹氏ではなく、中国の莫言氏に決定した。
 村上氏はまたもや落選…。しょうがないね。
 まあ、山中教授がノーベル医学・生理学賞を受賞したから、今回は村上氏じゃなくてもいいかな。
 

 でも、日本人が日本語で書いた作品を、ノーベル賞の審査委員たちは何語で読むのだろうか? 日本語ってことは100%あり得ず、きっと英語かフランス語かスウェーデン語あたりに翻訳されたものじゃないのだろうか?
 翻訳されたものは、もはや本人の著作とはいえないだろう。母国語で読まれない限り、微妙なニュアンスが伝わる訳がないし、翻訳者の誤訳や意訳が含まれていることが十分考えられる。

 だから、村上春樹氏の作品も、どうせ日本語で読まれてないんならば、はっきり言ってノーベル文学賞なんて要らないんじゃないかな。
 そう思いません?

 にしても、文学賞の選考基準は分からないな。文学とかのいわゆる芸術分野は、ある人にとっては宝物かも知れないけど、別のある人にとってはゴミに過ぎないってこともままあるしね。
 同様に、ノーベル平和賞の選考基準も全く分からないね。いがみ合っているもの同士の片方だけが受賞するとかって今までに何回もあるけど、明らかにオカシイでしょ? どこが平和なの?
 医学生理学賞や物理学賞、化学賞は、結果がバッチリ出ているから異論はないんだけどね。



 まあ、そういう話はおいといて。
 私個人としては、大好きな作家である「井上靖」氏に、生前にノーベル文学賞を取ってほしかったかな…。

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 しんぶん赤旗に掲載された「NECのリストラ面談」の記事が酷すぎる。

 社員が「辞める」と言うまで10数回も執拗に面談し、うつ病寸前に追い込み、ドクターストップすら無視してのパワハラいじめ!
 会社側がズルいのは、決して「リストラだ」とも「辞めてくれ」とも言わないこと。あくまでも「解雇」じゃなく「自己都合による退職」に仕立て上げたいらしい。汚いね。
 こりゃハッキリ言って、「死ね」と言っているのと同じだね。会社側の都合も分かるけどさ、とても血の通った人間がすることじゃないな。



 これは聞いた話。
 ある大手飲料メーカーでは、退職金割り増しをエサに希望退職を募った際、その扱いに怒った社員たちが「あっそ。じゃあ、みんなで辞めてやるから退職金よこせ」と想定数の数倍の申し込みが殺到!
 会社側は大赤字に陥ることが分かり、今度はあわてて慰留に乗り出したけど、みんな辞めていったそうだ。

 これは知っている人の話。
 ある大手電器メーカーの人事部にいた彼は、大量リストラを強要させられ、同僚から大いに恨みを買われた挙げ句、今度は役職を剥奪され、行ったこともない地方に左遷…。
 受験を控えた子どもがいる中、あえて単身赴任をせざるを得ない状況に追い込み、行った先では彼を恨みに思う同僚から完全無視! 仕事は一切与えられず、それどころか自分の席もなく、一日中、談話室などで新聞を読むだけの日々。
 彼が「因果応報だな」と、間もなく辞表を出したのは想像に容易い。



 さてさて。
 家電店で何かを購入する際に「NEC」のマークを見かけたら、私はその都度この新聞記事を思い出し、まあ、絶対にとは言わないけど、恐らくNECの製品を購入することはないでしょうね…。
 さようなら、日本電気さん。

 あ、でも、目の前のパソコンにはNECのマークが…(汗)。

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