南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
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70年代熊本生まれ、大分育ち、宮崎経由、鹿児島出身です。
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5年半ぶりの東京
旅行記
/
2006年04月22日
今日から3日間の予定で、東京へ行くことになった。東京へ行くのは5年半ぶり。大学院生時代に学会で福島に行った時以来である。
今回の目的は「学会出席」「東京ディズニーシー」「病院」である。
1日目は彼女が所属する学会に出席する日である。会場はなんと「東京大学」。私はここを訪れるのは生まれて初めてである。
赤門や安田講堂、三四郎池を見たいところであるが、東大に到着した時は、既に学会が始まって1時間以上過ぎていたため、急ぎ足で会場を目指した。
午前中の論文報告会が終わり、昼食を取ることに。
東大生はどのようなものを毎日食べているのだろうか? そんな訳で学生食堂に行くことにした。
とりあえず「赤門ラーメン」を選んでみた。ん…坦々面、かな? 他にも定食やハヤシライスを注文。味の方はま、普通といったところでしょうか。
お昼時間ということもあり、学食には土曜日にもかかわらず大勢の(恐らく)東大生が集まっていた。しかし、確かに彼らは頭は良さそうな面持ちであるが、男女関わらずどうもオシャレじゃないというか、服装も髪型も気に掛けないガリ勉の集団という印象を受けた。
本当にこの人達が数年後に日本を動かす人材になるんだろうか? 日本の将来、なんか不安…。
また、外国人留学生の姿も多かった。大学時代にイヤっていうほど聞かされた中国語がここでも飛び交っている状況は、個人的にあまり気持ちのいいものではなかった。
学食の隣にある大学生協に東大グッズがたくさん売っていた。鉛筆やノート、マウスパッドにTシャツ、履歴書用紙までも…この履歴書なら難関の大企業の就職試験だって容易に受かりそう? でも、学長直筆のサイン本って…誰が買うんだろう?(汗)
午後は基調講演とシンポジウムだった。
会場が狭すぎる上に東大生が多数押し寄せていたため、中に入ることができず、とても講演を聞けるような状況になかった。(彼女が)学会の年会費を払ってしかもはるばる九州からやって来ているというのに、(東大ならいくらでも広いホールがあるだろうに)こんな会場しか用意しない主催者にだんだん腹が立ってきた。
しかも内容が取るに足りない話であったため、中座して大学構内を見て廻ることにした。
安田講堂前。この建物を見ると安保闘争が思い起こされる(無論、私は生まれてないが)。残念ながら別の講演会が行われており、内部を見ることはできなかった。
三四郎池。正式名称は違うらしいが、夏目漱石の小説にちなんでそう呼ばれているらしい。
赤門。赤門をなでたり、赤門前で写真を撮ると合格できるらしいので(何のために???)、一応実行してみた。これでよし、と(何が?)。
それにしても、なんという広大な敷地だろう。とてもじゃないが廻りきれるような広さではなかった。また、近代建築の文化財になってもいいような建物も多かった。
東大が…東大に入ることが、必ずしも素晴らしいことだとは思わないが、来世には行けるように頑張りたい。
赤門を撫でたからきっと大丈夫だよね?
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