今日はバレンタインデー。
世間はチョコレートメーカーに踊らされて浮かれている。
まあ、平和でよい世の中だ。
最近、チョコレートコーナーに行くと何かちょっとガッカリさせられるのは私だけだろうか?
というのは、チョコレートの価値が大幅下落しているからだ。
数年前のこと。
鶴屋百貨店(熊本市随一のデパート)で、八代市に住む知人にバッタリ会った。
「久しぶり! ここで会うのは珍しいね。鶴屋にはよく来るの?」と訊ねると、「いやいや、鶴屋には年に1回しか来ないよ。バレンタインのお返しのチョコをカミさんと娘に買おうと思ってね。だって『ゴディバ』は、熊本じゃここでしか買えないからね」という返事が返ってきた。
そう、つい数年前までは、『ゴディバ』のような高級チョコレートはどこにでも売っているものではなく、その県の一番の繁華街でしか買えなかった。
なのに、今では『ゴディバ』に限らず、ありとあらゆるメーカーのチョコが、県内のいたるところで購入できる。
便利になったといえばそれまでだが、なんか、その「ブランド性」が皆無になってしまった。
『ゴディバ』も「どこでも買える無駄に高い一般的庶民チョコ」でしかなくなった。
価値が下がるね。
メーカーの儲け主義が、自分で自分の首を絞めている。
そのことに残念ながら気づいていない。
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■今日の行動
仕事
■今日の買い物
なし
■今日の献立
朝:なし
昼:お手製弁当
夕:カニ鍋
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