デジタル一眼レフ PENTAX K100Dを購入したのを機に、20年ぶりに天体写真を撮ってみた。
フィルムカメラとは違ってデジタルカメラは「下手な鉄砲も数打ちゃ・・・」で、何枚も撮ってから、写りのいいものを選べばよいので、気が楽。フィルム代、現像代が不要なのは以前では考えられなかったこと。
さて、短焦点反射(550mm)を脇に抱えて、手持ちで月を撮ってみました。本来短焦点反射は月や惑星の撮影には向かないが、この焦点距離が手持ちでの限界かなと思う。
シャッタースピードを短くするため、ISO感度400と800で撮影。
ISO800の方がノイズが少し増えているのがわかる。
望遠鏡の架台なしに、手持ちでこのような写真が撮れるのは手ぶれ補正機能のおかげです。便利になりました。
PENTAX K100D + D100mm f550mm 2006/9/3 20時撮影
写真上: ISO感度400 1/400s
写真下: ISO感度800 1/800s
前に紹介した自作短焦点反射(口径100mm 焦点距離550mm f値5.5)。
久しぶりに押入れから取り出し、PENTAX K100Dボディを接続して、SIGMA 100-300mm AF望遠と画像を比較。
反射の方は、製作後30年ほど経過しており、その間再メッキもせず、ほったらかしであったので鏡面がくすんでいるが、まずまずの写り。
K100Dの手ぶれ補正機能のおかげで、三脚なしでもなんとか撮影できるようになった。
口径及び焦点距離の違いがあるので、短焦点反射のオリジナル画像では、「SUPER DISH」の文字の下にある「DX ANTENNA」の文字がかろうじて読める。300mmの方では全くその部分の文字は読めない。
接眼部はPENTAXスクリューマウントのヘリコイド接写リングを利用
斜鏡支持金具は3本足
PENTAX K100D 手持ち撮影(手ぶれ補正ON) トリミング後
写真上: SIGMA 100-300mmAFズーム 300mm F6.7 1/1250s
写真下: 短焦点反射 550mm F5.5 1/1250s