taraの日常

好きなものいろいろ

2018‐2019年末年始TVと冬ドラマ

2019-03-25 03:54:12 | TV
今年の年末年始はTV三昧(…ってここ数年同じか)でありました。ちょっとの美味しいものを買いだめしてひきこもる!これぞお正月の醍醐味であります。

2018年末TV
■バーニング■ 村上春樹の「納屋を焼く」の韓国映画である。韓国を舞台にする…この中途半端な現実感が村上作品には合っているのかもしれません。存在するのかしないのか、本当に起こったことなのか幻想なのか、この奇妙な手触りと喪失感。謎を残したラストもムラカミワールドぽくって良かったなぁ~。こんなに意識を揺さぶられる映画は「マルホランドドライブ」以来かも。
■アシガールSP■ よくぞやってくれました、NHKさま!相変わらず若君様すてき黒島結菜の唯ちゃん可愛い
■ボヘミアンラプソディー殺人事件 Queen■ 映画まだ見てない。LIFEのフレディ見逃した…ぎんざNOWで初めて見たQueen、衝撃だったなぁ~。映画TVでやらないかな。
■最後のイゾラド■ こんな感想を持つのは何なんですが…SSTの無力さというか、生きていくうえで本当に必要なのか思わず考える。
■母帰る AIの遺言■ 柳楽優也の涙が美しかったなぁ。
■孤独のグルメ2018大晦日スペシャル■ 「鰻食べた~い!」と切実に思った。
(年末番組ではないけれど)■不惑のスクラム■ 録画を年末にまとめて視聴。なかなかに良いドラマでした。イケメン君たちがいなくても、暑苦しいおじさん達だけでこんなにほろ苦くて爽やかなドラマってできるんですね。

2019お年始TV
■江戸を建てる■ 期待した割にはいまいち…だったかな。そもそも両話とも1時間に収まる内容じゃないと思う。
■香川照之の昆虫すごいぜ!お正月スペシャル■ 「平泉成の弟です。どうも、ひらくわせいです。」…爆笑。カマキリ先生のハイテンションっていいなぁ~惚れますね。「チコちゃん」や「ねほりんぱほりん」みたいにレギュラー化しなくていいから(って香川さんがもたないし見るほうも疲れる)たまーーに見たい番組。
■ラ・ラ・ランド■ 確かにダンスシーンは素敵だけれども…主役ふたりの人生、簡単すぎやしません?
■NKKドキュメンタリー 移住50年目の乗船名簿■ 石川達三の「蒼茫」のイメージが強くて、移民って戦前の話だと思っていた。50年前って、学生運動?万博のころ?そう遠くない過去に日本を出て新天地を目指す人たちがいたってことに驚く。さらに、貧しさゆえにではなく、比較的高学歴で理想を持っての移民だったり、移民花嫁(顔も知らずに嫁ぐのですよ?)にも驚いた。思考や価値観が今とは全く違う。というか、現代の日本人が変化しすぎているのかもしれません。
■NHKドキュメンタリー 天皇 運命の物語■ 天皇の大事なお仕事は「祈る」ことなのですね。神ではなく神に仕える人総代表って感じかしらん。そりゃ「軽減」とか「分業」はできないわね~退位やむなし。さて、次の浩宮くんはどのような天皇になるのでしょうか。そして新年号はいかに。
■レ・ミゼラブル■ まだ見てない。
■古典芸能の世界「友枝昭世の至芸」■ 卒塔婆小町だ!そして解説は馬場あきこさんだ!でも、いつも途中で心地よく寝てしまう…

2019冬ドラマ
さて、もういっちょ!2019冬ドラマは絞りきれなくて見るのが大変でした。HDDがぱんぱんで金曜日のタモリ倶楽部が割を食う…残量不足で録画が切れている事態が発生!←だから早く2012年平清盛を消せってば(笑)
★★★トクサツガガガ
面白かったです「獅風怒闘ジュウショウワン」と「エマージェイソン」が。…というのは冗談ですが、それくらい良く作られた劇中劇でした。オタクたちの微妙な動きも「わかるわ~」。特に吉田さんや任侠さんの突拍子もない発言や行動が秀逸。あああ、わたしもそんな風に見られてんのかなと思ったヲタは多いと思います。そしてオタクたちのコミカルさ(本人達はいたって真面目なんですけどね)だけでなく、ちゃんと家族や仕事、人生なんかもテーマになっているところもお見事でした。
★★★3年A組ー今から皆さんは人質ですー
リアリティがないとか若干の批判はありましたが、そこを差し引いても印象に残るドラマでした。悪意のSNSに対抗するにはこれくらいしないとダメなのか、というか…これだけやっても些細な変化しか望めないのか…。このドラマで発信していることは人間としてごくごく当たり前のこと。「判断」「責任」「寛容」…でもそれが通用しない世界が増えてきているような気がする。ネットの世界だけじゃなくてね。ま~リアリティのないドラマだから仕方ないか~とは思ったけど、武智先生のお詫び…あれはだめですよね~あなたがやったことは立派な犯罪なんだから。あ、それから、このドラマはオープニングがドラマチックでなかなか良かったです。
★★フルーツ宅配便
まだ最終話が残っているけれど。今期の深夜枠ではこれが一番かな。人間ってまだまだ捨てたもんじゃないな…と毎回思わせてくれる。
★★芝公園
シバがまじ可愛い。最終話にゲスト出演の一郎もまじ可愛い
★ハケン占い師アタル ★メゾン・ド・ポリス ★よつば銀行原島浩美がモノ申す
とりあえず完走。働く女性が主人公だが…うーーん、誰とも一緒に働きたくない(笑)
★ゾンビが来たから人生見つめなおした件 最
初はナニコレ?って思ったけれど、ゾンビってメタファーなのか~とわかって腑に落ちました。案外最後はしみじみしたドラマだった。岩松了パパがゾンビになってしまっても(てかゾンビになったからこそ、できた行動なのかしらね)ママにお花をあげてふたりで寄り添うシーン、なんか切なかったです。
★私のおじさん 
城田くん見たさに。でも、途中から岡田結実ちゃんの演技が楽しみになった。役どころがあっていたのかもしれないけれど、等身大の女の子を一生懸命演じていて好感が持てました。今後も頑張ってほしい!あ、途中回に浦井くんが出演してびっくりしました。…浦井くん、映像ではなく舞台でお会いしましょうね~
★ブシメシ2 
徳井さんの奥女中…なんか違和感なかったああいうおばさんいそうだよね。
★みかづき ★新しい王様
録画したのをまだ見ていません。きっと★★くらいにはなりそう。 

★★★大河ドラマ いだてん
いまのところ脱落せずに楽しく見ています。真田丸以来かしら。クドカン脚本はテンポが良く独特の軽やかさがあります。タイトルバック画はなんと!山口画伯。ものすごーーーく上手い。でもって、どこか真面目にふざけている。とてもドラマと雰囲気があっていますよね。実際のお作品が見たいな~。

さて、2019春ドラマは。なんていっても「何食べ」ですかね。2人のビジュアルの寄せ方が半端なくないすか?
 個性的な人々がたくさん出てくるからキャスティングが楽しみ。まずは佳代子さん。そして後々は小日向さんとジルベール!大先生や志乃さんも重要キャラよね。
あとは「ミタゾノ3」「俺のスカート、どこ行った?(古田さん好きそー(笑))」「雲霧仁左衛門」「やすらぎの刻(里じゃないのね)」あたりかな~。


2018秋ドラマ感想

2018-12-24 17:11:55 | TV
今期のドラマは初回を見て脱落したものが多かった。10月は仕事が結構忙しい時期だったせいかな?なんだか重い~!と感じるものが多くって。とりあえず完走したドラマの感想をば。

「昭和元禄落語心中」★★★
今期のベストはこれ。なんたって八雲役の岡田将生、素晴らしかったですね。10代から死ぬまでを演じ切る難しい役どころだったと思いますが、すごく説得力があって、どの世代の八雲も美しかった。加えて落語、それも同じ噺を年齢によって演じ分ける凄さ!いや~恐れ入りました。それから、育三郎助六も上手かったなぁ。落語の明瞭さ、テンポの良さったら。いっくんの新しい扉がまた開いた感じがします。
「芸」を極めるものの孤高と美しさ、師弟愛、家族愛、丁寧に再現された昭和の風景、そして時々のBL風味(笑)…完成度の高いドラマだったと思います。ひそかにツボだったのは、篠井英介の松田さん。おさんどん姿がとても可愛いかった~

「ハラスメントゲーム」★
一族経営のぼんぼん社長、使えない役員たち、現場はパートさんや契約さん、アルバイトさんたちが中心、不特定多数のお客様を相手にするがゆえの予期せぬクレーム…業種は違えど、とっても似たような職場にいた(笑)だけに…。「あるある」「わかるわ~」で最終話まで完走してしまいました。降りかかるトラブルに対し、フットワーク軽くすっきりばっさりやってくれる唐沢秋津室長、痛快でした。ドロドロしがちなこの手のドラマですが、現場で働く人たちが前向きに頑張っている!っていうのも何か良かったな~。

「植物男子ベランダー2」★
第9話「俺の伯父さん」…まさか、ベランダーで涙するとは。中原丈雄のいぶし銀(…というか月下美人)的演技に完敗です。

「今日から俺は!!」★
なんだよ、懐かしいじゃないか!福田組はこういうの上手いなぁ~。なんていうか…なぜか毎回ほのぼのする。昭和の不良って、結構可愛げがあったりしたよね~なんて思いながら完走しました。

今期のドラマはあまり気合を入れてなくって…割と評判いいドラマもあったようですが、完走は4本だけでした。お正月は特番もあるし新しい大河ドラマもはじまるし、ちょっと楽しみ。

 とりあえず、メリークリスマス

2018夏ドラマ総括と秋ドラマはこれ

2018-11-11 18:55:18 | TV
下書きにずっと入れてて、忘れてた。今年の夏ドラマは期待に反してなかなかの傑作揃い!撮りためた番組を見るのが大変でした。

「透明なゆりかご」
ネットをいじっているとコミックの広告が頻繁に出現して鬱陶しいですよね。「透明なゆりかご」も広告でたびたび目にしていて、なんだか胡散臭い感じで、全く期待していなかった。…がっ!いや~参りました。脚本や音楽、画面の透明感溢れる美しさが素晴らしい。そして、キャストのみなさんがいちいちはまり役で申し分なし。特に瀬戸君の院長は素晴らしく大人の男だったわ。毎回胸に染みる内容で本当に心が洗われました。最近コミック原作のドラマ増えていますが、ここまで持っていくとは…さすがNHK。

「dele(ディーリー)」
山田孝之と菅田将暉の主演ということで、期待はしていましたが、期待以上でした!毎回違うテイストの展開が楽しい。でも俯瞰してみると、一つのストーリーとしてまとまっているという素晴らしさ。特に高橋源一郎と余貴美子の回、上塩梅でしたね。マーラーのアダージェットが本当に切なくて美しかったまたこの2人+麻生久美子の3人のコンビネーションを見たいです。

「ミステリースペシャル「満願」」
単発ドラマだからここに入れるのは…と思ったけど。特に2話の「夜警」は凄かった!ONちゃんことヤスケンの演技が光りました。部下を演じた馬場徹くんも歪な人間を演じるの上手かったわ。

「この世界の片隅に」「夕凪の街 桜の国」
こうの史代さんのコミックのドラマ化が2本。こうやって表現し続けないとどんどん風化していってしまうよね。でも…七海ちゃんが40歳設定とは…月日を感じる。打越氏の工藤阿須加くんと片隅の尾野真千子と村上虹郎のハマりっぷりに大注目でした。

「チア☆ダン」 ベタだなぁと思いつつも毎回ウルウルしながら完走。夏はこういう可愛い若者が元気よく頑張るドラマがいいな!福井に行きたくなりました。
「サバイバルウェディング」 伊勢谷友介の編集長から目が離せなくって(笑)
「探偵が早すぎる」 大陀羅一族から目が離せなくって(笑)
「風の市兵衛」 向井理くんの侍姿、すっきりしていてきれいでした。

「植物男子ベランダー」 音楽がとっても世代~!そして大橋トリオもよいよい
「バカボンのパパよりバカなパパ」 セットやお洋服が昭和40年代にかなり忠実で…懐かしく見ました。
「ハゲタカ」 ナレーション小手伸也なのよ~五十嵐ってば、なにやってんの~‼(笑) でわっ!

番外)「カーネーション」
午後4時くらいに再放送してたのね。気が付くのが遅かったわでも、ぎりぎり周防さんを見ることができました!3姉妹の描き方がとても良かったし、面白かったです。糸子が夏木マリになってからは本放送では切れ切れにしか見ていなかったんだけど、今回結構きっちり見ました。老いるってことがどういうことなのか、しみじみ考えさせられます。改めて「カーネーション」って傑作だったなぁと実感。

さて、そんなこんなで2018年秋ドラマはっ!…早々に離脱したものが多いかも。今、録画してるのは「昭和元禄落語心中」「ハラスメントゲーム」「今日から俺は!!」「植物男子ベランダーseason2」くらいかなぁ。でも、どれも中身が濃いお作品(自分基準で(笑))なので、楽しみ~。

寺内貫太郎一家

2018-09-16 18:29:52 | TV
NHKの「あの日あの時あの番組」で西城秀樹と野口五郎のふたりのビッグショー見てたら…樹木希林さんの訃報が。あ~ますます昭和が遠くなるなぁ…「寺内貫太郎一家」が見たい。

2018春ドラマ感想&2018夏ドラマはいかに

2018-07-14 20:17:36 | TV
今年の春ドラマは結構面白かったな~

★★★「おっさんずラブ」 
これは文句なく。いや~なやつが一人もいない、はるたんも牧も武川主任もマロもみんなを応援したくなる完璧なキャスティングと演技力。いまや「純愛」っつうのは男女間には存在しないのかもしれないなぁ。だって今の世の中、恋するふたりを邪魔するものって最早あまりないよね。打算や世間体、倫理観とか…そういったすべての障壁を乗り超えるストレートな<愛>でした。黒沢部長の乙女っぷりは心底可愛く。手作り弁当やミーティングという名のデート…女子でこれをやっても「あさとい女」だけれど、仕事が超デキる強面の部長がやるとほんのりカワイイのであります。そして、最初は浮気を疑うも最後は純愛を応援しちゃう大塚寧々演じる蝶子さんも良かったです。毎週「来週はどうなるの~⁉」というわくわくを久しぶりに感じさせてくれたドラマでした。

★★★「コンフィデンスマンJP」
「おっさんずラブ」がなければ、こちらが王道一位だったかも。3人の詐欺師たちのコンビネーションとテンポの良さが最高。騙しパターンも毎回違っていて飽きない。毎回の豪華ゲストも魅力的でした。特にスーパードクター回ではちょい役で山田孝之!なんてゴージャスなの~。そして、気がつくと何気なく脇にいる五十嵐!渋い声での「byゴッホ」「どうやら血がだめなようだ」熱血スポーツ編での「最終兵器五十嵐」あまつさえ「金の問題じゃない」(笑)…ファン急増、わかります。さてさて、最終回で3人の過去がすべて解明、とおもいきや…気持ちよく騙されました~小ネタがいろいろと仕込まれているみたいなので、再放送があれば見たいです。「あ、ここに繋がるのか~」というのがわかると二度面白そう。もちろん、続編も希望。

★★「執事西園寺の名推理」
八千草薫ってやっぱり昭和の名女優。

★★「やけに弁のたつ弁護士が学校でほえる」
今の教育現場にずいぶん攻め込んだ内容でしたね。NHK頑張った!でもでも…最後の体育館での話し合いが見たかったなぁ~そうか、そこはばっさりなのか。…うん、でもこれはこれである種の解決なのかも。永遠に続くかと思ったトラブルもいつかは終わるのである。

★高値安定「孤独のグルメ」
★OPが凄い「命売ります」
田中泯さんのダンス、美輪明宏さんのナレーション。内容もこのOPぐらい迫力があれば…。
★TOKIO頑張れ!「家政婦のミタゾノ」
★良質なNHK小品「植物男子ベランダー」「風の市兵衛」
ベランダーとそろばん侍は現在も続行中。面倒な世の中をひょうひょうと渡っていく人生、いいものですなぁ~。

さて!2018夏ドラマは何みようかな。とりあえずチェックしているのは…📺
「チア☆ダン」「サバイバルウエディング」「バカボンのパパ」「この世界の片隅に」「ハゲタカ」「探偵が早すぎる」「再生請負人」といったところ。テレ朝のドラマ24と25は結構面白いドラマが多かったので、初回を見たのだけれど…今期はちょっとリタイアでいいかな。次回はどうなる?のワクワク感って良いドラマの基本だよね、当たり前だけど。さて今年の夏はいかに?



おまけ追記🐈🐈🐈
そうだ!サッカーワールドカップ真っ盛りのロシア。NHKで「猫にまた旅」というサンクトペテルブルグへの旅行番組を見た。旅する女子は…椎名林檎・MIKIKO・西加奈子。へ~西加奈子って林檎と仲良しなんだ~なんかうなずける。訪れる場所ややっていることは極ありきたりなんだけれど…椎名林檎の衣装に目が釘付けになること請け合いである。というか、衣装と3人のたたずまい以外、何も印象に残らない(番組名の「猫」ですら!(笑))。なんだ!あのGucciのバッグは!ドレスは…そうかETROか!アクセサリーも凄いぞ!

2018冬ドラマ総括と楽しみな春ドラマ

2018-04-15 03:03:57 | TV
もう春ドラマが始まってしまう~その前に今年の冬のドラマの感想をば。

【最優秀作品賞】「アンナチュラル」
文句なくトップでしょう。毎回緊張感があり無駄がない。医療現場から問いかける現代社会の在り方という視点も最後までぶれない。法医学の裏付けも良く取材してある…と思う。少なくとも素人の私たちレベルはUDIラボって実在するんじゃないかと思わせるリアルさがあった。キャストも申し分ない。2やらないかな~でもこれはこれで完成しちゃった感があるしな~と悩ませるドラマでした。

【優秀作品賞】「海月姫」
視聴率や映画との比較等でいろいろと言われていたみたいだけど…私は好き!でした。コミックから抜け出してきたような月海をはじめとする尼~ずの皆さんやレクサス大好き運転手花森の要潤!ディベロッパー稲荷祥子と佐々木のコンビも、修くん役の工藤阿須加もナイスキャスティングでした。そしてなにより!瀬戸くんの蔵子が可愛い人と出会うことで少しずつ新しい自分を獲得していく勇気のお話でした。目白先生はどうやって生活しているのかとかファッションブランド立ち上げなんてそんな簡単にできないよ~とか突っ込みどころはたくさんありますが、1歩踏み出す勇気を持とう!というおとぎ話として楽しく見ることができました。

【優秀作品賞】「女子的生活」
トランスジェンダーみきの日々。価値観や生き方、感じ方は人それぞれ。尊重しつつ交わることで人のココロは幅広く豊かになっていく。海月姫でも感じましたが、そんなことをより一層考えさせられたドラマでした。志尊淳くん、小松政男のときもいい役者さんだなぁと思っていたけれど、みき役も好演でしたね。そして後藤!町田啓太が素敵。いつまでもみきの友達でいてほしい。

【優秀作品賞(次点)】「精霊の守り人~最終章~」
2016年から続いた大河ファンタジーもついに最終章。評判はいまいちだったみたいだけれど…私は面白かったわよ?豪華な俳優陣の熱演も素敵だったし、音楽も衣装もセットも良かったです。ま、樋口監督をつれてきての戦闘シーンはちょっとアレだったけれど(笑)。藤原帝と板垣チャグム(小林颯くん大きくなっちゃって!)の和解シーンも美しく、藤原くんにクズ帝役をやらせていた理由がやっとわかりました。最終話ちかくなるとヒュウゴのあとにすぐ西郷どんの宣伝が続くので、ネット上では「#ヒュウゴどん」というタグができていたのもご愛敬。緑が美しい森を静かにあるいて東出タンダの家に帰る綾瀬バルサ…本当にいいエンディングだったと思います。お疲れ様でした。

【特別作品賞】「バイプレーヤーズ」
またまたわちゃわちゃしたおじさん達の共同生活が見られました。リアルとドラマが限りなく曖昧でそれぞれの役者さんの素顔が垣間見える…そんな作品だったと思います。大杉連さん、まだ島おじさんやっていてドラム缶風呂に入っているんじゃないかな…そんな気がします。漣さんありがとーー!

【その他完走ドラマ】
「もみ消して冬」 面白かったのに~最後までのんきなコメディで終わってほしかった。北沢家のキャスティング(小澤征悦・波留のいじめっ子キャラ!最高(笑))や千葉くんの執事とか、かわいいプラトンとか面白い要素がいっぱいあったのに…ちょっと残念。
「オーマイジャンプ」 
「モブサイコ100」 なんとなくゆるーーく見ていた深夜モノ。

「となりの家族は青く見える」は録画残量がいつも満杯になってしまって録画できない回が続き…脱落した。「2012年平清盛」「守り人」「夢千代日記」「日曜美術館(岡本太郎回、熊谷守一回とか新さんスペシャル回)などなどが消せない。DVDに落とせばいいんだろうけれど、ちょっと面倒で…こんなくだらない理由で脱落するには惜しかったドラマだったようですね。再放送とかないかなぁ。

さて、そんなわけで2018春ドラマ今年の春はやけに忙しいので、厳選することにする。「コンフィデンスマンJP」「ミタゾノ」「孤独のグルメ」「やけ弁」「崖っぷちホテル」「執事西園寺」「ベランダー」あたりかな。厳選ってわりには多いかしら。
あ、それから「日曜美術館」の井浦新さんが卒業してしまいました…最後は縄文と岡本太郎のスペシャル2連発でした!あらたさんが大好きなテーマだよね。もっと見ていたかったけれど、なんか…やりきった感はあるかもね。またいつか戻ってきてほしいです。

2017秋ドラマ総括

2018-01-01 10:50:44 | TV
2017年のことでやり残したこと。ゴッホ展の感想、2017秋ドラマの感想を書いていないこと…いやいや、そんなことより年賀状書いてないや早く年賀状書かねば!と思いつつも、ホットカルピス(今年の冬はこれにハマっています)を飲みながら、秋ドラマのまとめをば。

今年の年末は割と忙しくって、完走できたドラマは5本のみ。その中で自分的に順位をつけますと…。

最優秀作品賞「この声をきみに」
素敵な作品でした。ストーリー・キャスト・映像・音楽、いずれも良かったし、「灯火親」メンバーによる毎回の朗読が特に素晴らしかったです。「雨ニモマケズ」「くじらぐも」「月夜の浜辺」「ふたりはともだち」「おじさんのかさ」…名作揃い。竹野内豊のイケてなさ振りも良かったな~(だからこそ「数学的媚薬」での戸塚祥太くんとのツーショット、しかも白シャツ!とラストシーンの「この声をきみに」という優しい声が煌めくんですね~)。「灯火親」の教室のセットがとても素敵だったのも印象に残りました。

優秀作品賞 「監獄のお姫様」
時間をあちこち行ったり来たりして「おやおや?」と思うんだけど、最終話前の9回でピタッとピースが嵌る感じ…爽快でした。クドカン、おばさんを書くの上手いなぁ~。携帯にはメガネ、集まるときにはタッパーに入ったお惣菜、すぐに出てこない単語(ほら、あれあれ!ってやつ)細かいところまでみんながおばさんしてて笑えました。満島ひかりの「先生」、もうこれは満島ひかりにしかできない役どころよね。女囚さそり(笑)凄い!凄すぎる。それから、伊勢谷友介。単なるイケメンなだけじゃなくってこんな役もできるのね!

第3位「アシガール」
NHKのこの時間のドラマは毎回ほっこりします。荒唐無稽なストーリーながら、衣装や美術の小道具がさすがNHKって感じで安っぽくならずに、ちゃんと時代劇になっていました。健太郎の若様、凛々しかったですね~。侍姿もカッコ良かったですが、現代にタイムスリップしたときの制服姿にやられた女子も多いのではないでしょうか(笑)

第4位「セトウツミ」
最初は男子高校生の掛け合いが面白いな~なんてのんびり見ていた。けど!ラスト2話での怒涛の展開!なんだか泣けました。青春ってこんなもんだよね。カッコ悪くてなにひとつ思い通りになんてなりゃしないし劇的な事件が起こせるわけでもない(だって、やっぱりコドモだからね)。モヤリながらも過ぎていく日常。でも、その時間は二度とは来ない得難いものなのであります。切なくって素敵なドラマでした。

第5位「刑事ゆがみ」
浅野忠信と神木隆之介のコンビ、予想通り面白かったです。お話は…回によってぶれる感が否めず。あ、それから毎回ゲスト出演があるのですが、斎藤工の下着フェチ役、なかなかラブリーでした。

主演俳優賞 竹野内豊 「この声をきみに」
助演男優賞 伊勢谷友介 「監獄のお姫様」
助演女優賞 満島ひかり 「監獄のお姫様」
新人賞 高杉真宙・葉山奨之・清原果耶・片山友希・森永悠希 「セトウツミ」の若手俳優のみなさん
音楽賞 「セトウツミ」 SUPER BEAVER「虹」/miwa「We are the light」



さて、2018年冬ドラマはどうでしょうか。期待は「女子的生活」「オーマイジャンプ」「もみ消して冬」「海月姫」「西郷どん」…あたりかな~。あ、その前にお正月特別ドラマも見なくては。とりあえず今日は「風雲児たち」だ!新納くんが出ますよ~!
 近所に咲いていたバラが美しかったので撮ってみました。

お金のかからない道楽、その2

2017-09-24 18:50:51 | TV
ということで、2017年秋スタートドラマの録画してみようかな~一覧です。

「この声をきみに」「アシガール」「植木等とのぼせもん」 NHKはちょっとスタートがずれますね。
「この声」…毎回の朗読がとっても楽しみ!「のぼせもん」…山本君の歌や台詞がもう植木等にしか聞こえない。なんて上手い役者さんなんでしょう。
「刑事ゆがみ」(10/12~) なにぃ~?浅野忠信と神木隆之介~?見るよ!もちろん。
「監獄のお姫様」(未定) なにぃ~?クドカンとキョンキョン?これも見る!
「陸王」(10/15~)「ユニバーサル広告社」(10/20~) とりあえず最初は見る。
気になる深夜モノ「吾輩の部屋である」(始まってた)「フリンジマン」(10/7~)「新宿セブン」「セトウツミ」(10/13~)

ところで…ドラマでも最新でもないんだけれど…日曜21時東京MXで再放送中の「水曜どうでしょう」は現在ヨーロッパリベンジ編。傑作!「フィヨルドの恋人」が怒涛の展開中であります。何度見ても笑ってしまうなぁ~
「明日会社に行きたくない」方々に日曜夜の「水どう」…ぜひお勧めします。


お金のかからない道楽。

2017-09-24 13:26:48 | TV
さて、こちらはお金のかからない道楽。2017夏ドラマがそろそろ終わります。今期のTV感想をちょこっと。
今期ドラマは1,2回目で挫折したものが多かった。こちらの見続ける体力不足…かしらん。とりあえず完走したもの。
「ハロー張りネズミ」
原作を知らないからこそ見られたのかも。回によって雰囲気が違うのが軽い感じがして深刻にならずに見られました。この軽さは昔の「探偵物語」のような感じもしたし。
「ブランケットキャッツ」
猫ばか🐈全開な西島秀俊…良かった!毎回のエピソードもココロ休まるものでほっこりしました。
「悦ちゃん」
今期一番楽しみに見ていたかもしれない。片岡愛之助の語りって昭和弁士風で結構良かったなぁ。ユースケサンタマリアや西村雅彦のべらんめぇ口調のセリフもテンポが良いし…そう、全体的にポップなミュージカルを見ているようだった。土曜日の夕方にピッタリなドラマでした。
「下北沢ダイハード」
この時間のドラマはものちゅご~く!くだらない!というのも自分的には評価大。佐藤二朗の回はほんっとーーに下らなくって笑えた。青柳翔ヒモ男の徹頭徹尾なダメ男っぷりも良かったなぁ。まだ最終回があるので、くだらなさに輪がかかる事を期待しております。
「デッドストック」
ま~なんていうか…LEO今井の音楽が目当てで。
「さぼリーマン甘太朗」
尾上松也…なんて恐ろしい子!白目演技はマヤを超えたわね(笑!)…自分的には今期の№1ドラマかもしれない。だってお店の情報とかメモにとってるもん!だいぶんハマっておりますです。

それから、もっと早くから見とけばよかったというドラマが「ミラージュ」と「やすらぎの郷」。特に「やすらぎの郷」はなんていうか…老人力全開のドラマだと思う。毎日なんだかんだ事件があるけれどさらさらと過行くのみ(歳をとるといい思い出以外は都合よく忘れていくのよね~)。でも人生や戦争、死や孤独とか、大事なことは伝えないと!という想いもあって。悲劇もあるけれど、俯瞰でみれば人生は喜劇。そんなことを感じさせるドラマでありました。今週で終わっちゃうのよね~。

さて、お次は2017秋スタートドラマ、心にグッとくるドラマがあるといいなあ。

自虐の詩

2017-08-14 22:11:59 | TV
 
「幸せになりてぇすか?」 「ん〜、ちょっこら でえぇ、幸せになってみてぇ〜」
「近ぐさいでも 遠ぐさいでも あんだのこと忘れねぇ。うれしいどきも かなしいどきも あんだど友だちでいっから。ずっと友だちでいっから」

たまたま映画を見ました。中谷美紀と阿部寛はとにかくとして…中学時代の森田さんと熊本さんの友情に涙腺決壊。良くこんな役者さんを見つけてくるなぁ~。

2017春TV~NHK独走

2017-07-10 11:49:39 | TV
あっという間に7月であります。いや~なーんだかダラダラしちゃって、PCに向かえなくって…
 4~6月に観た舞台のこととか、ウィーン料理のこととかUPしたいのですが、うかうかしている内に夏ドラマが始まってしまいました。ので、その前に春ドラマの感想をば。今期は大物は挫折(体力的に(笑))深夜モノや軽いものが中心になりました。派手なアクションや事件がなくても、人気の俳優じゃなくっても、細やかな脚本やアイディアでみせる番組…そんなドラマが今期はじんわり来ました。

1位「ツバキ文具店」
一話一話丁寧な作りでした。田部未華子ちゃんのお洋服が毎回可愛い!ツバキ文具店のお店も和風のお家もおなじみのカフェも、本当に鎌倉にありそうな素敵さ。家具や小物も凝っていましたね。このSNS全盛の時代に手紙で構成される物語…しみじみします。ペンやインク、便箋を丁寧に選び、ことばを選び、相手に気持ちを届ける。そんなことしばらくしていないなぁ。特に第4話「最後のラブレター」(川口覚さんという俳優さんがえらく素敵でした!「100分で名著~「偏見と傲慢」」で今朗読してます)第6話「愛しのちーちゃんへ」は短いながら、凝縮された無駄のないエピソードでしみじみ心に残りました。

2位「架空OL日記」
バカリズムが普通のOLしてる。そして違和感がない。あんまり女の子女の子してないこんな子いるいる。更衣室やランチタイムのおしゃべりは「あ~あるある!」と思わずニヤリとしてしまう。ま、女同士の波風がまったくないっていうのは…どうなのかな?と思うけど。
このドラマの何が秀逸ってラスト10分にある。あ~そうだったんだ!と全てが腑に落ちて、同時に「もう会えないの~?」という寂しさもふと過る。合間のイラストも一人だけ色が違ってたの納得。うーーむバカリズム天才…。ラスト10分の切なさで2位になりました。

3位「みをつくし料理帖」
単なるお料理グルメドラマかなと思ったら、きっちりストーリーもあり…。毎回しみじみしました。さすがNHKな豪華なキャスト陣。隅々までお芝居上手い人で作るとこういうドラマになるのだなぁ。それから音楽がとても美しかったです。清い音楽っていうか。サキソフォンの音が時代劇に合うなんて…センスがとてもよいのだと思いました。

4位「4号警備」
窪田くんと北村一輝さんのキャスティングの絶妙さ!面白かったです。一つだけ…警備会社の女社長はもうちょっとお嬢様全とした人が良かったかも。

ここからみんな5位
「ブシメシ」 瀬戸くんのちょんまげ姿…似合わなーーいでも可愛いから良し!とする。
「孤独のグルメ」 安定の深夜枠。
「ファイナルファンタジー光のお父さん」 千葉くんみたいな息子や部下がいたら、毎日が楽しいだろうなぁ~と妄想するのに最適。
「マッサージ探偵ジョー」 中丸くんの健気な演技が最高でした。
「CRISIS」 ごめん、こんなに下で。民放ゴールデンで唯一完走しました。毎回派手なアクションがかっこよかったけれど…んん?ストーリーはてんで心に残らなかった…ような気がする。

そんなワケで今年の春ドラマはNHKか民放深夜枠かってセレクトになってしまいました。巷で評判の「リバース」とか「あなそれ」(←なんちゅう省略(笑))とかはちょっと重くて…ごめんなさい。
さて、夏ドラマ。期待は
「僕たちがやりました」7/18開始/「ブランケット・キャッツ」6/23開始/ 「居酒屋ふじ」7/8開始/「デッドストック」7/21開始  こんなとこかな。あら~またまた深夜枠が多いわね。

おまけ
今期は映画もちょっと見ました。
「レッドクリフ」…「100分で名著」で三国志をやったので、懐かしくなって観ちゃいました。豪勢な配役とセット。いいねえ。
「猫侍 南の島へ行く」…どう見ても八丈島、それもやや冬?低予算の映画ここに極まれり玉の丞が可愛すぎる。
「パイレーツオブカリビアン」…一挙放送を見ました~。娯楽ってこういうことよね。
「藁の盾」…救いがなーーい。藤原くんがクズ過ぎる役で…もうなんだかなぁ~って感じ。みなさん熱演でしたが、特に余貴美子が印象的。そういえば、余貴美子と岸谷五朗は昔「月はどっちに出ている」で共演してましたね。また見たくなりました。




大河ドラマ平清盛を振り返る

2017-05-06 18:14:16 | TV
なぜうちのテレビのHDDが一杯かというと、2012年大河ドラマの平清盛の22話~50話が入っていて消せないからであります。このお休み中、消そうかな~と思いつつ見てしまって…また泣いた。やっぱり消せないや。
当時は低視聴率の事ばかり話題になっちゃいましたが、いやいや、素晴らしく良くできたドラマだったと今でも思うです。泣けたし笑えたし感動もポカーンもありました。1年かけて主人公の一生を追い、その時代もきっちり描き切る…大河ドラマらしいドラマだったと思います。キャストもストーリーも美術も衣装も音楽も凄く良かったと思うのだけれども、なにゆえ評価されなかったのかしら?特に松ケンのパワフル美中年→ダークサイド落ち老人演技、素晴らしかったし。残念なのは、神回として名高い「殿中の闇討ち」美しい松田翔太が見たかった「誕生後白河帝」の回がない事です。再放送はないと踏んで途中から録画しだしたけれど、やはりね~BSとかでやらないかな?
 麗しきやんごとなき方々。
 お出ましが密かな楽しみでおじゃりました、藤原忠通様

2017冬ドラマ総括と2017春ドラマ。

2017-05-03 19:30:16 | TV
2017冬ドラマもとっくに終わってしまいましたね~。いまさらなんですけど、個人的アワードを。

【最優秀作品賞】「カルテット」
いや~これはどなたもご異存ないでしょう。巧妙な伏線とミステリアスな会話でドラマは展開していきます。冬の軽井沢を舞台にするっていうのも、冷たく清々しい空気や別荘の暖かさを感じられて、ドラマをより一層魅力的にしていたと思います。どのシーンも、とにかくセンスあるなぁ~といちいち感心しちゃうドラマでした。

【音楽特別賞】「カルテット」
今や日本を代表するアーティスト椎名林檎が手掛けるエンディングが素敵なのは言うまでもありません。もっと素敵なのは劇中ドーナッツホールが演奏するクラシックの選曲の良さったら特に、すずめちゃんがソロをとるシーンがあったのですが、バッハの無伴奏…やっぱりね、と思いきや「やめます」っていって弾き直すのが、コダーイのチェロ無伴奏ソナタ!ひょ~‼いいセンスしてんな~!!

【最優秀主演俳優賞】「カルテット」松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平「嘘の戦争」草彅剛
そんなわけでドーナッツホールの皆さん全員が主演俳優賞です。それから「嘘の戦争」も草彅君の演技でドラマ全体を引っ張っていた感があって、いい俳優さんになったなぁと思ってあげてみました。

【最優秀助演俳優賞】「精霊の守り人」真木よう子、板垣瑞生、伊武雅刀「カルテット」宮藤官九郎、もたいまさこ
「精霊」豪華でしたね。ロケ場所を探してくるスタッフさん達のリサーチ力に感心。真木よう子は…滑舌とかいろいろ言われていたけれど、私は彼女の声とアクション、結構好きです。そしてこのドラマのヒロイン(笑)チャグム皇子の板垣くん、可愛かったな~。ピンチとなるとヒーローのバルサやシハナが救ってくれるのよね。それから伊武雅刀のトーサ海軍提督も炎上する船とともに沈むシーン超圧巻!流石の貫禄でした。そして「カルテット」のクドカンともたいまさこ…独特の存在感が面白かったです。妙に説得力のある親子設定でした。

【特別賞】「精霊の守り人」平幹二郎
お亡くなりになってしまいました~。最後まで俳優さんだった方でした。合掌。

【最優秀演技賞】「東京タラレバ娘」「精霊の守り人」鈴木亮平
「タラレバ」で乙女な早坂さんと「精霊」で漢気あふれるヒュウゴを演じ分ける鈴木亮平。

【完走ドラマ】「下剋上受験」「バイプレーヤーズ」
この2作品も完走しました。「下剋上」結構面白かったよ。「バイプレーヤーズ」はおじさまたちシェアハウス物語。なんとなく照れながら演じているおっさんたちが可愛かったです。

さて、2017年春ドラマもスタートしています。しかしながら、今期は録画しても見られない日々が続き、金曜の夜の「孤独のグルメ」「タモリ倶楽部」あたりは残量不足で録画がされていない有様…軽いものしか見ない!と決めました。
「CRISIS」小栗旬がルパンに見えて仕方がない(笑)/「4号警備」窪田正孝、孤独で心に闇を抱えた青年を演じさせたらこの人の右にでるものはない!/「ツバキ文具店」/「孤独のグルメ」/「マッサージ探偵ジョー」/「架空OL日記」/「ファイナルファンタジー光のお父さん」…落としてたこれから録画/「みをつくし料理帖」忘れないようにしないと!
ってとこです。
4月期の新番組編成で何が悲しいって「団地ともお」が終わってしまったことと「らららクラッシック」の司会が変わってしまって、衣良さんと美濃さんでなくなってしまったこと、「日曜美術館」の伊東さんも変わってしまったことかな~。諸行無常、万物流転であります。





Eテレで泣いた。

2017-02-06 10:09:21 | TV
Eテレ「100分de名著」中原中也詩集、豪華な布陣でしたね~
解説は太田治子さん、朗読は森山未來くん。
  このビジュアル!
詩って文字を目で追って読むのと、音声で聴くのって違うんだね~。森山くんの朗読…素晴らしすぎます。単なる言葉ではなく詩人のココロがのっかっているっていうか。
最愛の子供を亡くした中也の詩。…泣いた。

~夜の博覧会は、哀しからずや~

夜の博覧会は、哀しからずや
雨ちよと降りて、やがてもあがりぬ
夏の夜の、博覧会は、哀しからずや

女房買物をなす間、かなしからずや
象の前に僕と坊やとはゐぬ、
二人蹲んでゐぬ、かなしからずや、やがて女房きぬ

三人博覧会を出でぬかなしからずや
不忍ノ池の前に立ちぬ、坊や眺めてありぬ

そは坊やの見し、水の中にて最も大なるものなりき、かなしからずや、
髪毛風に吹かれつ
見てありぬ、見てありぬ、かなしからずや
それより手を引きて歩きて
広小路に出でぬ、かなしからずや

広小路にて玩具を買ひぬ、兎の玩具かなしからずや

その日博覧会に入りしばかりの刻は
なほ明るく、昼の明ありぬ、

われら三人飛行機にのりぬ
例の廻旋する飛行機にのりぬ

飛行機の夕空にめぐれば、
四囲の燈光また夕空にめぐりぬ

夕空は、紺青の色なりき
燈光は、貝釦の色なりき

その時よ、坊や見てありぬ
その時よ、めぐる釦を
その時よ、坊やみてありぬ
その時よ、紺青の空!




高反発枕と手首式血圧計

2017-01-15 09:22:12 | TV
仕事始めからやっと1週間。やっぱりお仕事ってのは疲れるよね。当たり前だけれど4日間でこの呆然ぶり、来週は5日連続である。持つのかな~?
とりあえず楽しみなTVを録画したりしながら乗り切りたいと思います。さて、今年の冬ドラマは個人的にはなかなか楽しみなものが多くて、録画も大変です。
とりあえず1話見ました
「下剋上受験」…サダヲちゃん、いいね!ともすれば卑屈なキャラクターになりかねないけれど、サダヲちゃんが演じることでまっすぐな思いが伝わってくる。団地室内も雑然としてて、手作り家具なんかがあってとってもリアル。深キョンのママ役も自然でいい。こういうスタンスのママさんって理想だな~。とりあえず元受験指導のおねいさんとしては「学習スペースを整えましょう!」って事と、参考書をやたら買うでなく「低学年からの教科書をやってみましょう!」のアドバイスをするだろうな~。どう進んでいくのか楽しみ。
「バイブレーヤーズ」…豪華なキャストですね。ちょっとはしゃぎ過ぎな感じもするけれど、これから何か動き出す予感。
「スーパーサラリーマン左江内氏」…アド街ック天国か佐江内氏か…ちょっと悩んでいる。
これから始まる&これから観る
「嘘の戦争」「精霊の守り人」「3匹のおっさん」「カルテット」「東京タラレバ娘」
沖縄クスリがそろそろ切れてきたようなので、もうひとつお愉しみを。カードのポイントが貯まってきたので、一部を使ってプレゼント交換しようと思います。枕か血圧計か…題名はそれです。どっちにしようかなぁ。