今年のGWのお出かけは、地方都市探訪シリーズ<高崎>。最近、個人的に注目の画家、水野暁氏の個展&公開ドローイングを高崎市美術館で見てきました。
高崎までどうやって行くか…新幹線か在来線かちょっと迷ったんだけれども、早起きできたので新宿から在来線でひたすら高崎を目指す…が!割と後悔。久しぶりのBOX席に2時間強、なんだか落ち着かないし疲れた~。
ヘロヘロしつつ高崎で乗り換えして問屋町駅へ。10年ほど前、前橋には仕事で相当回数行っており、高崎は絶対通過しているはずだし、宿が取れなくて高崎に泊まったこともあるはず…なのだが、ほとんど記憶にない。やっぱり仕事で行くと移動時間は仕事しながら行くことになるので、景色や土地の人たちを眺める余裕がないんだよね~。高崎駅から一駅離れた問屋町にある<そばきり>さんでランチをいただく。
ふかふかの卵焼きとホタテの天ぷら、天ぷらそば。いや~これがなかなか美味しかったです。サツマイモの天ぷらがあるのが何とも北関東っぽくて良い
さて、高崎市美術館。日曜美術館で放送されていた制作途中の「Mother」が完成展示とのこと、これは見に行かねばなるまいよ!ってことで。うーーむ!凄い。病気(確かパーキンソン病?)で動きが制御できなくなるお母様の姿。揺れる身体、揺れる現実。身体内部の動脈や静脈、神経細胞(たぶん…)まで描写する水野氏のまなざし。これこそが水野氏がとらえたこの上なくリアルなお母様の姿なのでありましょう。とどめることができない時間の経過はある意味残酷でもある。画面に描かれているのは、そのモノやヒトの今と過去未来、その奥行き、内部のミクロな世界までも。「写実とは何か」という問いかけに対する一つの答えがそこにあると思いました。そのほかにも「故郷の樹」「earth~キャベツ」はじめ-prologue-の一連の静物画、小さな小さな立法体に描かれた林檎など、ココロにグッとくるお作品がたくさんありました。
いよいよ、公開ドローイング。こういうの見るの初めて。先生は緑の木々を描いているのだけれども…ピンク?ふむふむ、先生にはそう見えるのね?なんだか印象派風でありますね。…しかし。よく考えてみると、モネだってセザンヌだってその絵はその画家さんにとってのリアルであり…「印象派」とか「写実絵画」とかのラベリングって案外くだらない事なのかもしれないなぁ。ピンクはもしかしたら木々の動脈っていうか流れるエネルギーなのかしら?
この日はとてもお天気が良くて暑いくらい。先生、ごめんなさい!途中ギブアップしてお隣の井上房一郎邸を見に行ってしまいました。
建物の中を静かに四季おりおりの気が流れる…そんな感じの落ち着いた建築。
公開ドローイングはここで終了。先生は2時間たっぷりと2枚のタブローに挑んでおられました。うーーむ、画家さんって繊細さとタフさを兼ね備えていないとできない仕事なんですねぇ。とてもとても、面白かった!
そのあとは高崎の街をぶらぶら。
ふるカフェ(元薬問屋さんなんですって)でお茶。そして今どきビーバップハイスクールのポスターを貼ってある映画館。駅ビルはそれなりに勢いがあるけれど…街中はもっともっと開発のし甲斐があると思いました。ケンメイさんのおっしゃる通り(笑)
高崎までどうやって行くか…新幹線か在来線かちょっと迷ったんだけれども、早起きできたので新宿から在来線でひたすら高崎を目指す…が!割と後悔。久しぶりのBOX席に2時間強、なんだか落ち着かないし疲れた~。
ヘロヘロしつつ高崎で乗り換えして問屋町駅へ。10年ほど前、前橋には仕事で相当回数行っており、高崎は絶対通過しているはずだし、宿が取れなくて高崎に泊まったこともあるはず…なのだが、ほとんど記憶にない。やっぱり仕事で行くと移動時間は仕事しながら行くことになるので、景色や土地の人たちを眺める余裕がないんだよね~。高崎駅から一駅離れた問屋町にある<そばきり>さんでランチをいただく。
ふかふかの卵焼きとホタテの天ぷら、天ぷらそば。いや~これがなかなか美味しかったです。サツマイモの天ぷらがあるのが何とも北関東っぽくて良い
さて、高崎市美術館。日曜美術館で放送されていた制作途中の「Mother」が完成展示とのこと、これは見に行かねばなるまいよ!ってことで。うーーむ!凄い。病気(確かパーキンソン病?)で動きが制御できなくなるお母様の姿。揺れる身体、揺れる現実。身体内部の動脈や静脈、神経細胞(たぶん…)まで描写する水野氏のまなざし。これこそが水野氏がとらえたこの上なくリアルなお母様の姿なのでありましょう。とどめることができない時間の経過はある意味残酷でもある。画面に描かれているのは、そのモノやヒトの今と過去未来、その奥行き、内部のミクロな世界までも。「写実とは何か」という問いかけに対する一つの答えがそこにあると思いました。そのほかにも「故郷の樹」「earth~キャベツ」はじめ-prologue-の一連の静物画、小さな小さな立法体に描かれた林檎など、ココロにグッとくるお作品がたくさんありました。
いよいよ、公開ドローイング。こういうの見るの初めて。先生は緑の木々を描いているのだけれども…ピンク?ふむふむ、先生にはそう見えるのね?なんだか印象派風でありますね。…しかし。よく考えてみると、モネだってセザンヌだってその絵はその画家さんにとってのリアルであり…「印象派」とか「写実絵画」とかのラベリングって案外くだらない事なのかもしれないなぁ。ピンクはもしかしたら木々の動脈っていうか流れるエネルギーなのかしら?
この日はとてもお天気が良くて暑いくらい。先生、ごめんなさい!途中ギブアップしてお隣の井上房一郎邸を見に行ってしまいました。
建物の中を静かに四季おりおりの気が流れる…そんな感じの落ち着いた建築。
公開ドローイングはここで終了。先生は2時間たっぷりと2枚のタブローに挑んでおられました。うーーむ、画家さんって繊細さとタフさを兼ね備えていないとできない仕事なんですねぇ。とてもとても、面白かった!
そのあとは高崎の街をぶらぶら。
ふるカフェ(元薬問屋さんなんですって)でお茶。そして今どきビーバップハイスクールのポスターを貼ってある映画館。駅ビルはそれなりに勢いがあるけれど…街中はもっともっと開発のし甲斐があると思いました。ケンメイさんのおっしゃる通り(笑)