今週買ったコミックス。
■ガラスの仮面 43巻 ★★
もちろん!買ったヮ。ついに43巻、帯の蜷川さんの「いつまでも待たせないで!」というコメントに深く深くうなずいた方も多かったはず。
梅の谷から帰ってきて稽古に入るマヤと亜弓さん。まぁお約束の展開かと。マヤは「阿古夜をどう演っていいかわからない!」だし、亜弓さんは「マヤ、あなたはいったい…!公園でなにを掴もうとしているの…!?」だし、月影先生は「優位なのはマヤのほうです!」だし、真澄様は紫のバラ(ふっつう花屋にあるか?)を選ぼうとする紫織さんに「その花だけは…ダメだ!」って白目で怒ってるし。
それにしても、真澄様といい桜小路くんといい、いまどきこんな純情してる人っていないと思うなぁ…
紫のバラにくちづけ(KISSではなのよね)するマヤを見て「どきーん」とする真澄様…
わははははっ!真澄様、鈍すぎます!あまりにも恋に不器用すぎます!それから、桜小路くんがついにマヤちゃんに告白。っつうか、今まで言ってなかったんだ…30年越しの告白って桜小路くん…
あ、そうそう、大都芸能社長室には「ノートパソコン」があった!そこいら辺は突っ込みドコロ満載のガラかめなのであった。
■月館の殺人 新装版 ★
…ちょっとびみょー。ミステリー?コメディー?登場人物のテツ達の常軌を逸した行動は佐々木ワールド全開で面白かったけど。
でもって、先週予告のアンドラーシュ・シフのスーパーピアノレッスンを5分遅れで見る。
アンドラーシュ・シフ…すっかりおじいさんになったなぁ。99年の来日公演で見た時には学生っぽい雰囲気だったけど。(余談ですが、その時姉が東博「金と銀」展でシフさん見たんですって。古ぼけたセーターを着たおにいさんだったみたいよ?)
レッスンはベートーヴェンのピアノコンチェルト4番…だっけ?シフはバッハ!って思ってたけど、ベートーヴェンもいいなぁ!ひとつひとつの音に意味がある。シフ先生の叙情性を失わない知的な解釈はフェアでいい。生徒さんも結構上手なんだけど、正確なだけでは音楽たりえないものなのであるな~と実感。だって同じ旋律をシフ先生が弾くと、しなやかで音がきらきらするんですもの。シフ先生は、時にはバリトンのお声で歌いながらたのしそーに指導してる。癒されますなぁ
シフのベートーヴェンもいいな~と思って、CD買おうかなと思って調べてたら…ん?去年来日してたの!?知らなかった…だめじゃん、自分、チェック甘すぎ
次の来日お待ちしています。