京都府向日市寺戸町の第6向陽小で16日、出前講座「南極を知ろう」が開かれた。4年生55人が、元日本南極地域観測隊員から南極の気象や氷床などについて学んだ。
環境学習の一環で、京都大大学院人間・環境学研究科の石川尚人教授を講師に招いた。石川教授は第35次越冬隊(1993年11月~95年3月)をはじめ、第42次と第46次夏隊の隊員として南極を訪れている。
児童は、石川教授から南極大陸は広さが日本の約33倍あり、地球の氷の約90%、淡水の約80%を有するという説明を受け、ペンギンやオーロラの映像に「かわいい」「きれい」と歓声を上げた。
南極で採取された氷に触れ、氷を水で溶かしてパチパチと音が鳴る様子を観察。南極の氷は、降り積もった雪が空気と一緒に押しつぶされてできており、氷の空気から昔の環境を知ることができることを学んだ。
また、観測隊は氷のほか岩石やオーロラ、海水、気象などの調査・研究を行うことも紹介され、児童は極寒の地での活動を興味深げに聞いていた。
【 2013年07月17日 11時28分 】
環境学習の一環で、京都大大学院人間・環境学研究科の石川尚人教授を講師に招いた。石川教授は第35次越冬隊(1993年11月~95年3月)をはじめ、第42次と第46次夏隊の隊員として南極を訪れている。
児童は、石川教授から南極大陸は広さが日本の約33倍あり、地球の氷の約90%、淡水の約80%を有するという説明を受け、ペンギンやオーロラの映像に「かわいい」「きれい」と歓声を上げた。
南極で採取された氷に触れ、氷を水で溶かしてパチパチと音が鳴る様子を観察。南極の氷は、降り積もった雪が空気と一緒に押しつぶされてできており、氷の空気から昔の環境を知ることができることを学んだ。
また、観測隊は氷のほか岩石やオーロラ、海水、気象などの調査・研究を行うことも紹介され、児童は極寒の地での活動を興味深げに聞いていた。
【 2013年07月17日 11時28分 】