まきの売上金を酒解神社に寄付 KDDI

2015-04-15 10:36:11 | 士 cerebrity
 天王山(京都府大山崎町)の森林整備活動に取り組む電気通信事業会社KDDIが13日、伐採したシイの木で作ったまきの売上金を、同山の山中にある酒解神社に寄付した。

 KDDIは「天王山周辺森林整備推進協議会」の構成団体。昨年11月に天王山でまき割りを行い、保育所や寺院などに配った。余ったまきを南丹市美山町のNPO法人に販売したところ、7万8840円の売り上げがあった。

 この日、同社関西総支社長の松尾恭志さん(57)らが大山崎町大山崎の離宮八幡宮を訪れ、酒解神社宮司の津田定明さん(75)に売上金を手渡した。津田さんは「神社活動の経費に充て、天王山を守っていきたい」と話した。

【 2015年04月14日 08時17分 】

技能五輪で金、銀輝く 京都・長岡京の美容師2人

2015-01-26 11:12:12 | 士 cerebrity
 京都府長岡京市の美容室に勤める男性美容師2人が、昨年11月下旬~12月初めに開かれた「第52回技能五輪全国大会」で金賞、銀賞を獲得した。大会に向け、深夜や休日にも腕を磨いてきた成果を発揮した。好成績を収めた2人は「名のある美容師になりたい」「世界で通用する技術を磨きたい」と目標を語る。

 同市天神1丁目の美容室「にしはら」の芝田優馬さん(23)=同市開田4丁目=と森海さん(21)=同市開田1丁目。芝田さんが金賞、森さんが銀賞にそれぞれ輝いた。

 大会は、青年に目標を提供し、技能の重要性をアピールするため、厚生労働省や中央職業能力開発協会などが催している。今回は愛知で開かれ、機械組み立てや電気溶接、建築大工、洋菓子製造、ウェブデザインなど41職種で行われ、美容には46人が出場した。

 通常の大会はウィッグ(かつら)の仕上げのみを数十分で競うが、技能五輪は各課題を1時間半~3時間半かけて、一からカットやブリーチ、セット、染め上げ、ブローなどを行わなければならず、集中力や体力も問われるという。

 芝田さんは技能五輪に向け1年前から練習を開始。課題は「全部難しかった」が、練習量を自信に競技をこなして日本一に。一昨年の大会では同期の美容師が優勝しており、「店の人に支えられ、努力が報われた。同期に続き、並べたことが素直にうれしい」と笑顔を見せ、「結果をスタートラインととらえ、有名な美容師になりたい」と意気込む。

 また、2位となった森さんは昨年4月に入店したばかりだが、「そんなに緊張せず」に競技を実施。大会優勝者は今年、ブラジルでの国際大会に出場できるチャンスがあるが、芝田さんが年齢制限で出られないため、森さんが参加する可能性があるといい、「目標は世界。どの技術でも勝てるようになりたい」と語る。

 2人が勤務する美容室を経営する美容家の西原弘幸さん(67)は「大会は年々レベルが上がっており、上位にいくには長いスパンで取り組む必要がある。2人とも深夜まで練習し、まじめによくやってくれた」と話している。

【 2015年01月23日 11時23分 】

京都・物集女城主の子孫、450年ぶり里帰りで演奏会

2014-12-12 10:31:24 | 士 cerebrity

 「物集女城を考える会」は、バイオリンとピアノのコンサート「戦国浪漫の調べ」を14日に向日市物集女町の西ノ岡中で開く。かつて城主だった物集 女氏の子孫とされるバイオリニストの物集女純子さん=横浜市=が、「450年ぶり」に里帰りし、美しい旋律を奏でる。物集女さんは「ふるさとの地でほっと できる楽しいコンサートになるよう心を込めて演奏したい」と意気込む。

 「考える会」結成20周年を迎える今年、物集女さんが自身のルーツである物集女地区での演奏を希望し、開催が実現した。

  2年前に京都に演奏旅行に来た物集女さんは、以前に父の重幸さんから話を聞いていた向日市を初めて訪れた。その時に、同会の安田稔会長(76)から室町期 から戦国期にかけて存在した物集女城や物集女氏の歴史を聞き、「関東では珍しく、読める人がほとんどいない物集女という文字があらゆる所にあって、感激し た」という。

 物集女さんは、米国の名門ジュリアード音楽院を卒業。国内外で高い評価を受け、現在は神奈川県川崎市の洗足学園音楽大で講師を務める。

 当日は、ピアニストの横山美里さんと、マスネの「タイスの瞑想(めいそう)曲」、ラヴェルの「ヴァイオリンソナタ」などを演奏する。オープニングには、同中吹奏楽部の演奏と、向日市文化資料館館長の玉城玲子さんの講演「中世の西岡と物集女氏の活躍」がある。

 当日先着順。入場無料。問い合わせは物集女区事務所TEL075(921)0048。


「まちの天狗さん」、今年も善意の寄付 京都・向日に匿名男性

2014-12-12 10:25:13 | 士 cerebrity

 京都府向日市の職員の間で「まちの天狗(てんぐ)さん」と呼ばれている匿名の男性が8日、同市寺戸町の市役所を訪れて、5万円を寄付した。今年で 32年目となり、寄付金額の総額は183万円に上った。市によると、天狗さんの寄付は1983年から始まった。毎年12月に現れて、名前を告げることな く、善意を届け続けている。

 この日は、男性が午前10時半過ぎに市役所1階の市民課窓口を訪れ、女性職員に「これ、お願いします」と声を掛けて何も書かれていない白い封筒を手渡した。その後は足早に立ち去った。めがねにマスクをして、コート姿だったという。

 封筒の中には「体の不自由な方々のために役立てて下さい。お願い致します」と記載された久嶋務市長宛の手紙と1万円札5枚が入っていた。

 市は「福祉関係の基金として積み立て、市民のために使いたい」としている。

【 2014年12月09日 10時01分 】


スポーツの秋、運動会夢中 京都・長岡京で市民ら爽やかな汗

2014-10-09 10:16:10 | 士 cerebrity

 スポーツの秋を迎え、京都府長岡京市の各小学校で5日、市民大運動会が催された。台風18号が接近する中で快晴には恵まれなかったが、参加者は全力で体を動かして爽やかな汗を流し、住民同士の交流を深めた。

 市民大運動会は今年で52回目。同市によると、会場となった10小学校のうち、長岡第三小(同市今里4丁目)と長岡第八小(同市勝竜寺)では台風18号の接近に伴う風雨を考慮し、延期した。

 メーン会場となった同市東神足2丁目の長岡第九小では、降雨の恐れが強かったことから、短縮プログラムで行った。校区住民の約700人が参加し、地区別の5チームに分かれて競い合った。

 玉入れやムカデ競争といった対抗競技のほか、児童による演技などがあった。

 玉入れでは、大人と子どもが協力して紅白の玉を次々とかごに投げ入れていった。順位が発表されると、大歓声が起きていた。

 昼食時には長岡京音頭保存会のメンバーが、踊りを披露して会場を盛り上げた。また、11月に開催される「長岡京ガラシャ祭」のキャラクター「お玉ちゃん」が登場し、祭りをPRしていた。

【 2014年10月06日 08時36分 】


長岡京で 竹開花 ハチクに続きモウソウチクも

2013-10-10 17:09:02 | 士 cerebrity
 6月にハチクが開花した京都府長岡京市井ノ内の竹林の隣接地で、今度は67年周期といわれるモウソウチクが花を咲かせているのを農家が見つけた。現地を調査した京都大大学院の研究者は「今後は周辺で一斉に開花する可能性がある」としている。

 地元の農業石田健治さん(87)=井ノ内=が9月上旬に発見した。開花したのは4本のモウソウチクで、上部の枝の先にイネに似た長さ数センチの房状の花を無数につけていた。

 石田さんは「このあたりは昭和30年代からタケノコを栽培しているが、過去に開花したことはない」と話す。

 現地調査した京都大大学院農学研究科の坂本正弘講師は「モウソウチクの開花は67年周期といわれる。今後は周辺の竹が一斉に花を咲かせる可能性がある。開花した竹は枯れるが、花が種子をつけていれば発芽して再生するはずだ」と指摘する。

 竹が開花するメカニズムは謎が多いとされ、坂本講師は花や地下茎のサンプルを採取して研究を進めている。

 別の農家が隣接地に所有する竹林では今年6月、開花周期が120年ぐらいとみられるハチクが開花し、「全国的な一斉開花の前触れでは」との見方も専門家から出ていた。

【 2013年10月09日 11時40分 】

乙訓高の藤岡さん喜び報告 高校総体・新体操種目別V

2013-09-04 15:17:45 | 士 cerebrity
 8月に開かれた全国高校総体(インターハイ)の新体操女子個人の種目別フープで優勝した乙訓高3年の藤岡里沙乃さん(17)=京都府長岡京市長法寺=が2日、同市役所を訪れ、小田豊市長に結果を報告した。

 藤岡さんは長岡中の出身。幼少時から新体操を始め、中学校や高校では全国規模の大会で上位に入る好成績を挙げてきた。今夏の高校総体はフープで優勝、個人総合でも3位に輝き、京都府のスポーツ賞を授与された。

 金メダルを首にかけた藤岡さんは「見ている人たちに喜んでもらえる演技を目標に練習してきた。総合優勝できなかったことは悔いが残るけど、演技後の歓声が心に響いた」と笑顔で話した。

 小田市長が「長岡京市の誇り。世界を視野にやっていただきたい」と激励すると、「大学でも続けたい」と抱負を語った。

【 2013年09月03日 11時10分 】

長岡京の木ノ下さん、柔道73キロ級4位 聴覚障害者五輪出場

2013-09-02 00:34:46 | 士 cerebrity
 京都府長岡京市一文橋の会社員、木ノ下寿さん(25)が、今月初旬にブルガリアで開かれた聴覚障害者のオリンピック「デフリンピック」の柔道73キロ級に出場し、4位に入賞した。微妙な判定でメダルを逃しただけに悔しさが募るが、「もう一度体を鍛え直す」と4年後の雪辱を期している。

 木ノ下さんは高校時代に柔道を始め、社会人になってからも京都市伏見区の「伏見青年の家柔道部」で技を磨いている。生まれつき耳が不自由ながら、健常者に混ざって練習を積み、めきめきと上達。昨年9月には南米ベネズエラで開かれた世界ろう者武道選手権大会の柔道73キロ級に出場し、4位に入った。

 デフリンピックは4年に1度開かれる聴覚障害者のスポーツの祭典だ。木ノ下さんは優勝を目標に掲げて臨んだ。一本背負いや背負い投げを武器に勝ち進んだが、準決勝で敗れ、3位決定戦でトルコの選手と対戦した。

 試合は双方譲らず延長戦に突入。1度は一本背負いで「有効」を取り、勝ったかに思えたが、ビデオ判定で取り消され、最後は内股で一本取られた。

 「もう少し自分が強かったら」。1カ月近くたった今も無念な気持ちは消えない。それでも「メダルにもう一度挑戦したい気持ちがある。当分は筋力トレーニングに力を入れたい」と再起を誓う。

 大会では他国の選手の恵まれた競技環境も知った。「国の支援が手厚い。うらやましい」。日本人選手は出場に際して費用の一部を自己負担した。「国内でデフリンピックがあまり知られていない。知名度を上げることで支援の拡大につながれば」と情報発信にも力を注ごうと考えている。

【 2013年08月29日 13時02分 】


水泳と陸上出場の4人、全国で活躍誓う 長岡京市役所訪問

2013-08-21 11:19:53 | 士 cerebrity
 水泳と陸上の全国大会に出場する京都府長岡京市の小中学生4人が16日、同市開田の市役所を訪れ、小田豊市長から激励を受けた。

 訪問したのは長岡中3年の池口要君(14)と同2年の大久保洋哉君(14)、長岡第三中3年の児玉鈴さん(15)、長岡第四小6年の山内夢さん(12)。

 池口君と大久保君は、合宿練習で欠席した宇野亨祐君(長岡中2年)と松田武大君(同1年)とともに、静岡市で21~23日にある全国中学校体育大会の水泳男子400メートルメドレーリレーに出場する。宇野君は400メートル個人メドレーにも挑む。

 児玉さんは19~22日に名古屋市で開催の全国中学校体育大会の陸上100メートルハードルに、山内さんは23~24日に横浜市で開かれる日清食品カップ全国小学生陸上競技交流大会の走り高跳びにそれぞれ出場する。

 市役所で4人は小田市長と歓談し、「西京極のサブグラウンドで練習している」(山内さん)、「去年の全国大会は結果が良くなかったので、今年は良い成績を目指す」(児玉さん)、「朝練と夕練をしている」(大久保君)、「毎日3千メートルくらい泳いでいる」(池口君)と抱負や練習内容を語った。

 小田市長は「日頃の練習を生かして良い成績を残し、思い出となる夏休みにしてほしい」と激励。4人は市長と力強く握手し、活躍を誓っていた。

【 2013年08月17日 10時58分 】

馬術で全国大会へ、激励受け抱負 向陽小の松島さん

2013-06-21 19:12:38 | 士 cerebrity
 今夏に開かれる「第37回全日本ジュニア障害馬術大会」に出場する向陽小6年の松島更紗さん(12)=京都府向日市向日町=が17日、寺戸町の市役所を訪れた。久嶋務市長に意気込みを語り、市が新たに作った「未来のアスリート激励ワッペン」を受け取った。

 松島さんは4年生の頃に乗馬を始め、昨年の西日本障害飛越馬術大会のアマチュアオープンの部で優勝した。週2回、兵庫県加古川市の乗馬クラブで練習を重ね、日本馬術連盟の「B級ライダー」資格を取得している。

 今回の大会は8月1~4日に山梨県馬術競技場で開かれ、松島さんは全国の高校3年生以下の選手が競うチルドレンライダー障害飛越競技やフレンドシップ競技に出場する。

 一方、松島さんが昨年の優勝報告の際に提案したのを機に、市はユニホームに付けるワッペン(縦4センチ、横10センチ)を作製した。市民の花ヒマワリや「頑張る 君を応援」というメッセージなどをスカイブルーで印字し、全国大会の出場選手に贈る。

 久嶋市長からワッペンを手渡された松島さんは「練習の成果を発揮し、(愛馬の)クリフ48と心を一つにして良い結果が出せるよう頑張りたい」と力強く話していた。


からっキーにギネス認定証 キャラ140体一斉ダンスで

2013-05-16 16:16:37 | 士 cerebrity
 京都向日市激辛商店街のキャラクター「からっキー」がギネス認定を受けた。全国各地のゆるキャラ約140体が一斉にダンスを踊る企画に参加し、世界記録達成に一役買った。認定証がこのほど激辛商店街事務局に届き、同事務局は「向日市や激辛商店街をPRする良いきっかけにしたい」と喜んでいる。

 企画は、1月27日に長崎県佐世保市のハウステンボスで開かれた催し「全国ご当地キャラ大集合!」の一環として行われた。

 当初は一つの催しに最多のゆるキャラを集める企画だったが、東京で昨年記録された168体を超えるゆるキャラがそろわなかったため、「100体以上のマスコットが同じ振り付けのダンスを5分以上踊り続ける」ことに挑戦した。

 からっキーは、京都府京丹波町の「味夢くん」や熊本県の「くまモン」など各地のゆるキャラ140体とともに、ザ・ドリフターズの「ヒゲダンス」を踊った。

 公式認定員がチェックする中、動きづらい着ぐるみで軽快なリズムについていけなかったり、着ている人の体力がもたなかったりして失格者が相次ぎ、3回目の挑戦でようやく失格者5%以内という規定をクリアした。最終的には134体が息を合わせてダンスを踊ったことが、ギネス世界記録となった。

 からっキーは3回とも最後まで踊り抜き、4月末にギネスワールドレコーズ(本部・ロンドン)から認定証が届いた。認定証は向日市鶏冠井町の野村龍酒店に飾る予定で、激辛商店街事務局は「今後も他のゆるキャラと協力して地域活性化に努めたい」としている。

【 2013年05月14日 11時16分 】

乙訓愛した気さくな人 民族学者・佐々木高明氏しのぶ

2013-04-11 01:36:56 | 士 cerebrity
 8日に死去が明らかになった元国立民族学博物館長で民族学者の佐々木高明さん(83)は、京都府向日市に住み、乙訓の風土や歴史を愛した。文化財保護の政策に積極的に携わったり市民と交流し、地域固有の文化を守る大切さを提唱した。その人柄と足跡を、ゆかりの人たちがしのぶ。

 佐々木さんは向日市史編さんに携わり、市文化財保護審議会が発足した1985年から今春まで委員を務めた。91年に市民プール建設予定地で長岡京時代の「東院」跡が出土した際、会長として遺構の保存を盛り込んだ建設構想を市に提言した。90年~91年には市政全体を方向付ける市第3次総合計画の審議会委員も務めた。

 市文化財調査事務所所長の渡辺博さん(54)は「穏やかな人柄ながら、行政に対して真剣で厳しい意見も頂戴した。向日市を熟知し、文化財にとどまらず街づくりを親身になって考えられた」と話す。昨夏に朝堂院公園を散歩で訪れた佐々木さんが、「地元に恩返しをしたい」と話していたことが印象に残っているという。

 大学院時代の同級生で自宅も近かった歴史学者の脇田修さん(81)は「おおらかな性格で、専門分野を超えて多様な人に『やあ』と声をかけて気軽に交流した」と振り返る。「学術者としての業績だけではなく、審議会や博物館の組織運営など実務面でも力を発揮した」

 市民グループ「鎮守の森の会」会長の上田昌弘さん(69)が昨秋、サクラの風景を題材にした本への寄稿文を依頼すると、佐々木さんは「いいよ」と気さくな言葉が返ってきた。「さっそく送られてきた原稿には、日本の自然は人の営みとともにある、という私たちが活動を通じて一番伝えたい思いがずばりと書かれていた。完成した本を見ていただきたかった」と上田さんは惜しむ。

  ◇   ◇

 佐々木さんは2005年1月1日の京都新聞洛西版への寄稿文で、乙訓地域への思いをこう記した。

 「開発が進み景観はすっかり変わったが、それでも丘陵部には今でもすばらしい竹林が拡(ひろ)がり、そのなかを行く道は古墳の傍らを過ぎ、やわらかい冬のこもれ日を受けて続く。美しい自然がこのように残っている乙訓の地が本当に好きである。

 過度の開発を抑制しながら地域の発展をどう図るか。未来への期待を初詣の祈りの中に深い想(おも)いを持って加えることにしたい」

【 2013年04月10日 11時50分 】

バスケ強豪、決勝T熱戦 乙訓や京の中高生

2013-03-21 06:18:49 | 士 cerebrity
 乙訓地域や京都市内の中学校・高校のバスケットボール部が参加する「JC杯争奪ケイジャーズカップ」(同実行委員会主催)の決勝トーナメントが16日、京都府長岡京市友岡の乙訓高と同市下海印寺の西乙訓高で開かれた。予選を勝ち抜いたチームがコート上で熱戦を繰り広げた。

 今年で22回目。2月に中学校と高校、男女別の4部門で予選があり、突破した16チームが勝ち抜き戦に臨んだ。乙訓からは勝山中の男女と長岡第三中の女子、乙訓高の男子、京都西山高が出場した。

 強豪ぞろいとあって各試合とも激しい攻防が展開された。厳しいディフェンスをかいくぐって得点を決めると、控えのチームメートたちから「いいぞ」と大きな歓声が上がった。

【 2013年03月17日 11時27分 】

藤島部屋がやってきた!わがまち摂津峡にやってきた!!

2013-03-09 12:20:22 | 士 cerebrity
皆さんこんにちは。つい先日、JR高槻駅でお相撲さんを見かけ、2月27日に濱田市長を表敬訪問された際の、藤島親方のでっかい手足を思い出した産業環境部長の越山です。

さくらまつりを来月に控え、にわかに春の訪れを感じさせるわがまちの観光スポット「摂津峡」が最近、新たなにぎわいを見せています。

 それはなんと・・・現役時代は武双山(むそうやま)の四股名で、一世を風靡した「藤島親方」率いる藤島部屋が、2年連続で摂津峡に部屋を構え、3月10日から始まる「大阪場所」に向けて取組んでいる稽古を毎日公開されています!!
そこで今回は、地元関係者の皆さんと藤島部屋で彩られる、わがまちの新たな「春を呼ぶ風物詩」を紹介します。


摂津峡の砂かぶりはすごい!!

[銀盤に描く夢]<2>再起のシーズン正念場

2012-08-28 12:37:06 | 士 cerebrity
「これが織田のスケートだと言われるスタイルを確立したい」と話す織田選手(高槻市の関大アイスアリーナ前で) 午前中の「関西大学アイスアリーナ」(高槻市霊仙寺町)は、強化選手数人だけが独占する。「おはよう」。織田信成選手(25)が高橋大輔選手(26)とあいさつを交わし、しばらく談笑しながら滑った後、母・憲子コーチ(65)のもとへ。秋からのシーズンに向け、新曲の動きを確認しながら練習する。

 年齢が一つ違いで、同じリンクを練習拠点にしてきた両選手は友人でもあり、ライバルでもある。2006年トリノ五輪は、国内選考で織田選手が敗れ、高橋選手だけ出場。10年バンクーバー五輪は高橋選手が銅メダルを獲得、織田選手は演技中に靴ひもが切れるアクシデントに見舞われ、7位だった。今は2人とも1年半後のソチ五輪を目指す。

 若手選手の台頭で日本代表になるには激しい戦いが予想される。「以前は大ちゃんに負けても、2位で代表になれるならいいか、という甘い考えが少しあったけど、今は自分で勝ち取りにいかないと蹴落とされてしまう、という危機感がある」と織田選手。外国人コーチのいるカナダと往復しながら、新しいジャンプや表現に取り組む。

 織田選手がスケートを始めたのは3歳の時。母が自宅から自転車で5分の「オーツースケートリンク」(高槻市)でコーチをしており、年上の子どもたちに交じって滑っていた。小、中、高校と地元の公立学校に通い、放課後、午後3時から9時までスケートに明け暮れた。「セカンドハウスのような」リンクで、友人たちと一緒に過ごした。

 04年11月、高校3年のシーズン中に、そのリンクが閉鎖された。「あまりに急で存続活動もできなかった。仲間と培ってきたコミュニティーがなくなるのが悲しくて」。みんなで泣いた。

 府内のリンクを転々としながらも故郷を離れず、翌春、関大に入学、06年7月に関大リンクが完成した。「自分が成長し、いろいろなことを学んだ場所を離れようとは思わなかった」。一昨年結婚した後も、妻茉由さん(25)、長男・信太朗ちゃん(1)と高槻市内で暮らす。

 昨シーズンは、幼い時から酷使してきた膝が悪化し、11月以降治療に専念。今シーズンは、ソチ五輪に向け再起をかける大切な1年になる。「考え得る努力を全部やって自信や技術を身に着ける。そして、自分にとって最後になるだろう来シーズンを楽しめる余裕を持ちたい」と語る。

 引退後はコーチになるつもりで、すでに母の教え子を時々、指導する。「僕が教えて誰かがうまくなると、自分がうまくなるよりも倍うれしい」。スケートの楽しさを一人でも多くに伝えたいと思っている。

 【豆知識】高度化する技

 バンクーバー五輪後のルール改正で、ジャンプの回転不足の減点基準が緩和され、男子シングルでは4回転に取り組む選手が増加。世界トップを目指し、複数の種類の4回転に挑む選手が目立つ。また、技ごとのレベル認定や加点を確実に取るには、スピンでは難しい姿勢やポジション変化を、ステップでは複雑なターンなど高度なエッジさばきを求められる。選手たちはけがのリスクを背負いながら、高得点を目指して新しい技に挑戦している。

(2012年8月27日 読売新聞)

バンクーバー五輪フィギュアスケート男子日本代表リポート 最強男子。 高橋大輔 織田信成 小塚崇彦
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