大山崎町は従来の業務を見直すため、事務事業外部評価を14、15日に初めて実施する。「大山崎版事業仕分け」と位置づけ、公募した町民や学識者ら評価員が公開の場で、修学旅行費補助や寝たきり高齢者の介護見舞金など11事業の在り方を議論し、見直しの内容を提言する。結果は新年度予算案に反映させる。
財政規模の小さな自治体で「ムダ削減」と財源捻出(ねんしゅつ)につなげられるかが焦点となる。コーディネーターの深尾昌峰・龍谷大政策学部准教授と町商工会、町都市計画審議会の各代表に公募の町民2人を加えた計5人が、1事業を30分で評価する。本番に先立ち、昨年12月末には評価員と町幹部が参加して事前研修を行った。
評価対象となる11事業は▽小学6年生に1万円、中学3年生に5千円を支給する修学旅行費補助▽小学校の卒業生全員への英語辞書贈呈▽寝たきり高齢者を介護する人に年1回3万円を給付する見舞金▽一人親や障害児を養育する住民税非課税世帯に、子ども1人につき月3千円を支給する育成支援手当▽設備が老朽化し、利用者が減っている町体育館トレーニング室の存廃-など。
町は「自治体の裁量で長年行ってきた事業の中から、費用対効果に疑問があるものを選んだ」と説明している。
外部評価は14、15日とも町立中央公民館別館で午後1時から。初日は6事業、2日目は5事業を議論する。傍聴自由で入場無料。日程の詳細は大山崎町総務課TEL075(956)2101。
【 2012年01月10日 12時15分 】
財政規模の小さな自治体で「ムダ削減」と財源捻出(ねんしゅつ)につなげられるかが焦点となる。コーディネーターの深尾昌峰・龍谷大政策学部准教授と町商工会、町都市計画審議会の各代表に公募の町民2人を加えた計5人が、1事業を30分で評価する。本番に先立ち、昨年12月末には評価員と町幹部が参加して事前研修を行った。
評価対象となる11事業は▽小学6年生に1万円、中学3年生に5千円を支給する修学旅行費補助▽小学校の卒業生全員への英語辞書贈呈▽寝たきり高齢者を介護する人に年1回3万円を給付する見舞金▽一人親や障害児を養育する住民税非課税世帯に、子ども1人につき月3千円を支給する育成支援手当▽設備が老朽化し、利用者が減っている町体育館トレーニング室の存廃-など。
町は「自治体の裁量で長年行ってきた事業の中から、費用対効果に疑問があるものを選んだ」と説明している。
外部評価は14、15日とも町立中央公民館別館で午後1時から。初日は6事業、2日目は5事業を議論する。傍聴自由で入場無料。日程の詳細は大山崎町総務課TEL075(956)2101。
【 2012年01月10日 12時15分 】
自治体の事業仕分け―進め方・活かし方 | |
クリエーター情報なし | |
学陽書房 |