八条ケ池包む灯籠200個の明かり 長岡京で25日

2013-08-21 11:22:40 | 祭 carnival
 京都府長岡京市天神の八条ケ池を幻想的な明かりで照らす「八条ケ池夏灯籠」(同市観光協会主催)が25日午後7時から開かれる。ペットボトルを再利用した照明を水上橋に並べ、夏の夜のムードを盛り上げる。

 今年で14回目を迎える。市民に夏の終わりを感じながら水辺で夕涼みを楽しんでもらおうと、長岡天満宮の夏祭りに合わせて企画している。ペットボトルを加工した灯籠約200個にろうそくを入れてともすほか、水上橋にある「六角舎」はLED(発光ダイオード)の電球で飾り付ける。小雨決行。開催中は水上橋を閉鎖する。

 西山や天満宮の豊かな緑を背景にキリシマツツジが植わる八条ケ池は、景観のシンボルとして親しまれている。財団法人都市づくりパブリックデザインセンターなどでつくる「都市景観の日」実行委員会から、都市景観大賞にこのほど選ばれた。

 長岡天満宮の境内では同日夜、盆踊りや和太鼓演奏などが催され、屋台も並ぶ。福知山市の花火大会事故を受け、乙訓消防組合は火気取り扱いについて露店を指導するよう消防署長に文書で伝え、長岡京市は天満宮に業者への指導を徹底するよう申し入れている。

【 2013年08月19日 11時06分 】

七夕に向けササ飾り 長岡京、7日にイベント

2013-07-07 13:43:40 | 祭 carnival
 七夕を前に、京都府長岡京市内の商店街や公共施設でササ飾りが立てられている。7日に同市開田の市産業文化会館で開かれるイベント「七夕すとりーと」に向けた取り組みで、市民の願い事を書いた短冊やカラフルな吹流しがつるされ、市内を華やかに彩っている。

 ササ飾りは全部で約170本。「アゼリア通り」の長岡中央商店街振興組合や「セブン通り」のセブン商店会、阪急長岡天神駅前の駅前相互会の各商店のほか、市役所や産業文化会館、中央公民館に設置されている。

 短冊は市内小学校に通う児童のほか、各商店や公共施設で市民から集めた。家族の健康や将来の夢、勉強や習い事での目標の達成を願う言葉が書き付けられている。

 七夕すとりーとは市商店会連絡協議会と市商工会の主催。市産業文化会館で7日午前11時から午後8時まで和太鼓演奏などのステージ発表があるほか、屋台や地場産野菜の販売コーナーが設けられる。

【 2013年07月05日 12時41分 】

七夕イベント、親子ら楽しむ JR長岡京駅前のバンビオ広場

2013-07-04 17:59:53 | 祭 carnival
 七夕を前に、親子で楽しめるイベントを集めた「バンビオ七夕まつり」が30日、京都府長岡京市神足のバンビオ広場公園で開かれた。短冊の飾り付けや竹製玩具の工作など多彩な催しがあり、訪れた子どもたちを楽しませた。

 JR長岡京駅前の再開発ビル「バンビオ」に出店するテナントなどでつくる「バンビオ広場公園等にぎわい創出事業実行委員会」が主催した。

 広場の周辺には色とりどりの短冊をつるした20本近いササ飾りが立てられた。地元の神足小校区の住民らでつくる「神足小すくすく教室運営会議」が短冊を提供し、子どもたちが「ケーキ屋さんになれますように」「みんなが仲良く元気でいられますように」などと願い事を書き付けてササに飾り付けた。

 竹ぽっくりの手作り体験もあり、子どもたちが親に手伝ってもらいながら、青竹を切り分けてビニールひもを結わえ付け、さっそく足を乗せて遊んだ。

 縁日をイメージしたヨーヨー釣りやかき氷のコーナーのほか、小物やアクセサリー、衣料品などのフリーマーケットも設けられ、来場者で終日にぎわった。

【 2013年07月01日 11時02分 】

柳谷観音門前で縁日や祭り 高齢者らが茶屋で接待

2013-06-16 09:46:25 | 祭 carnival
 長岡京市浄土谷の柳谷観音(楊谷寺)門前にある旧茶屋で、同市のNPO法人が寺の縁日にあたる今月17日とあじさい祭りの29日と30日に飲み物や食事を提供する。大勢の参拝者で茶屋や旅館がにぎわった往事の姿の一端をよみがえらせ、心地よいひとときを過ごせる場をめざす。

 高齢者の生きがい活動をめざす「いきいきネット」が寺から建物を借り、「茶屋 西の風」を設ける。17日は午前8時半~午後1時半、茶と和菓子、コーヒーと洋菓子のほか手作りの料理も有料で提供する。29、30日は時間を延ばすことを検討している。NPOの小泉瑠美子さん(66)=大山崎町大山崎=は「いっしょに楽しくおしゃべりできる時間を過ごせるような、サロン的な場にしたい」と話す。

 「いきいきネット」代表理事の山田和美さん(68)=長岡京市久貝=は「元気な高齢者が地域社会で積極的に役割を果たし、居場所づくりをめざす一環として、茶屋を営業したい」と話す。

 柳谷観音は近畿一円から幅広い講組織などの信徒団体が寺の護持に尽力した。門前に並んだ店は飲食や休憩する参拝者でにぎわった。

 同寺の日下俊英副住職(44)によると、10~20年ほど前までは茶屋などがにぎわっていたが、3年ほど前に最後の店が閉じたという。17日は本尊を開帳する縁日として今でも多くの参拝者が訪れるが、飲食をする店がなかったという。

 「門前に以前のにぎわいが戻り、参拝のみなさんにもゆっくり過ごせてもらえることを歓迎します」と話している。

【 2013年06月15日 11時10分 】

子どもみこし、法被姿で練る 小倉神社の春祭り

2013-05-09 09:45:40 | 祭 carnival
 小倉神社(京都府大山崎町円明寺)の春祭りのみこし巡行が5日、大山崎町と長岡京市で行われた。初夏の陽気の中、子どもたちが元気な掛け声を上げながらみこしを引っ張り、地域を練り歩いた。

 同神社の春祭りは、五穀豊穣(ほうじょう)と氏子の無病息災を願う祭り。みこし巡行は、江戸時代に造られたという神社の右座みこしと左座みこし、太鼓をトラックに載せ、この日朝から夕方にかけて両市町の11地区を回った。

 長岡京市調子地区にある同神社御旅所では、安全祈願祭の後、神社のみこし2基が他地区に向けて出発。続いて、地元の子どもみこしが繰り出して調子地区を巡った。

 法被姿ではちまきを巻いた子ども約50人が「ワッショイ、ワッショイ」と威勢よく掛け声を上げ、きらびやかなみこしを引いて歩いた。楽しげに練り歩く子どもたちに、保護者や沿道の住民が声援を送ったり、写真を撮ったりしていた。

【 2013年05月06日 10時44分 】

金の冠 稚児華やか 向日・石塔寺「花祭り」

2013-05-04 15:12:58 | 祭 carnival
 釈迦(しゃか)の誕生を祝う「花祭り」が3日、京都府向日市鶏冠井町の石塔寺で営まれた。華やかな衣装に身を包んだ稚児行列や京都府無形民俗文化財に指定されている「鶏冠井題目踊り」の奉納、笛の演奏などが繰り広げられた。

 稚児行列は、午前11時に石塔寺近くのスーパーを出発し、寺まで15分ほどをかけて西国街道の約500メートルを練り歩いた。

 武田幸弥住職(61)らが題目を唱えながらうちわ太鼓を鳴らし、幼児から小学生までの子どもたち20人がゆっくり進んだ。金の冠をかぶって華やかな衣装を身につけた稚児に、沿道の人たちが声援を送った。

 本堂の「鶏冠井題目踊り」では、地元住民でつくる保存会のメンバーが紺の着流し姿で扇やすげがさを用いて、独特の優雅なしぐさの舞を披露した。日蓮の孫弟子が鎌倉時代にこの地で布教し、日蓮・法華の教えに歓喜した村人たちが踊り出したという故事を伝えた。

 長野県在住で自然と調和した音楽活動に取り組む笛奏者森田梅泉さんも本堂で、フルートや笛を用いて優しい音色を奏でた。森田さんはこの後、市民会館(同市寺戸町)で市民グループが主催する演奏会に出演した。

【 2013年05月04日 09時28分 】

薫風に仲良く、こいのぼり悠々 長岡京と大山崎

2013-05-04 15:02:17 | 祭 carnival
 京都府長岡京市下海印寺の小泉川にこいのぼりを掲げた竹竿(たけざお)13本が並び、風をはらんで気持ちよさそうに空を泳いでいる。

 3~5日に行われる小倉神社(大山崎町円明寺)の春の例大祭に合わせ、地元住民でつくる下海印寺氏子青年会が毎年掲げている。

 以前は500メートル下流の農地に設置していた。京都第二外環状道路(にそと)の建設地となったため、3年前に場所を移した。現在地はにそとからよく見えるが、来年は再び別の場所に変える予定という。氏子青年会の山本祐士会長(41)は「地元の子どもたちだけでなく、今年はにそとの利用者にも楽しんでもらいたい」と話している。

 大山崎町役場では、端午の節句に合わせて11本のこいのぼりを掲げた。

 季節を感じてもらおうと、2010年から町職員有志が続けている。こいのぼりは、町民から寄贈されたものを使っている。

 風を受けてひらひらと仲良く泳いでいるようで、役場を訪れた人や近くの大山崎小に通う児童たちが足を止めて見上げていた。7日まで。

【 2013年05月02日 09時56分 】

にそと開通前祝い、長岡京・大原野ICで催し

2013-04-06 11:18:14 | 祭 carnival
 京都第二外環状道路(にそと)開通に合わせたプレイベントが13日、長岡京IC(京都府長岡京市)と大原野IC~北春日トンネル(京都市西京区)で催される。にそとで乙訓地域と直結する丹後や丹波の物産品やご当地ぐるめなどの店が並ぶ。

 長岡京IC高架下(同市友岡~下海印寺)の物産展は午前9時半~午後2時に開催。NHK大河ドラマ誘致に取り組む京丹後、宮津、亀岡各市の特産品を販売する。タケノコ寿司、タケノコあんぱんなど地元乙訓の物産品やタケノコなど新鮮な野菜が朝市に並ぶ。京都向日市激辛商店街と長岡京白黒竹食街道キャンペーンの加盟店も料理を販売する。

 大原野IC~北春日トンネル(西京区大原野)では「物産展&軽トラ市」を午前9時半~午後0時半に開催。ご当地ぐるめコーナーで、宮津カレー焼きそばや黒炭を用いた「黒丹バーガー」、日吉産豚ロースカツサンドなどを販売する。丹後産コシヒカリの団子、黒豆ロールケーキなどのスイーツコーナーを設けたり、バイ貝ご飯など日本海の幸も味わえる。

【 2013年04月05日 10時49分 】

お茶席や演奏会…催し多彩に 向日神社「桜まつり」

2013-04-03 19:21:00 | 祭 carnival
 向日神社(京都府向日市向日町)の桜が満開を迎えた。6、7日には恒例の「桜まつり」が同神社境内で開かれる。

 市商工会が主催し、両日とも午前10時半に開始し、会場には午前11時~午後3時にお茶席が設けられる。

 6日は京都女子大落語研究会の学生が司会を務め、記念植樹や開会式の後、午後0時15分から地元の向陽高吹奏楽部が演奏を披露する。

 市が昨年にスポーツを通じたまちづくりの協定を結んだサッカーJ2「京都サンガFC」のマスコット・パーサ君が午後1時45分に登場し、じゃんけん大会を行う。夕方から午後8時までかがり火をたいて夜桜を楽しんでもらう。

 7日の司会は落語家の笑福亭純瓶さんで、午前に子どもの健康と成長を願う「稚児行列」を実施する。その後は京都西山高吹奏楽部や向陽幼稚園の園児が演奏するほか、ビンゴゲームやお楽しみ抽選会などもある。フィナーレは「向日香夜衆」が「向日かぐや太鼓」で飾り、午後5時に閉幕する予定。

 雨天決行。問い合わせは向日市商工会TEL075(921)2732。

【 2013年04月03日 10時11分 】

ポスト国文祭盛り上げよう 1月27日フェスタ

2012-12-16 01:53:25 | 祭 carnival
 昨秋の「国民文化祭・京都2011」で盛り上がった文化振興の機運をつなぐ「ポスト国文祭」の催しが、府内各地で展開されている。乙訓地域でも来年1月27日に「文化交流フェスタin乙訓」が開かれる。3市町で繰り広げられた音楽や剪画(せんが)、茶は住民に広く浸透しつつあり、まちを盛り上げる「文化力」の高まりが期待されている。

■剪画、第9、茶会多彩に

 ◇…「自分なりに、ゆっくりと切って」。11月29日に向日市の寺戸コミュニティセンターであった干支(えと)剪画教室。講師を務めた剪画作家の大月透さん(78)=同市寺戸町=が参加した市民に呼び掛けた。

 この日の参加者数はは定員15人に対し23人。申し込みが多く寄せられ増員した。主催した市は「市民の間で人気が出てきている」(市民参画課)と手応えを感じている様子だ。

 国文祭前から剪画普及を行ってきた市は、今年も市民展を開き、学校の授業にも導入した。子どもからお年寄りまで手軽に楽しめる剪画について大月さんは「地味だがファンが確実に増えている。継続力や集中力が身に付き、子どもの心の成長にもいい」と話す。

 ◇…国文祭でオーケストラの祭典を開催した長岡京市は、「音楽のまち」定着へ力を注ぐ。同市は文化交流フェスタの会場になっており、市民合唱団150人が「第9」コンサートに向けて9月から練習を重ねている。

 団員の5割以上を長岡京市民が占め、仕事を終えて練習に駆けつけた会社員の浅井賢史さん(39)=同市長法寺=は「人生で一度は第9をうたいたかった。音楽は文化の結晶という面もあり、音楽のあふれるまちはいいですね」と笑顔を見せる。取り組みは近隣にも広がり、大阪府島本町の久下萬真さん(75)は「初心者で難しいが、他の団員のみなさんと一緒に行う雰囲気が良く、合唱の醍醐味を感じている」。

 ◇…茶をテーマにした大山崎町では、住民有志5人が茶道サークル「友あそび」を5月に設立、主に町内の行事で茶会を催している。子ども対象教室も開くなど裾野拡大に努め、代表の福冨和夫さん(82)は「茶の魅力をたくさんの人に広げて、文化として町に根付かせていきたい」と意気込む。

 国文祭では来場者数や経済効果が注目されたが、今後は住民自らが文化に親しみ、継続して活動できる環境づくりが大切になる。府山城広域振興局の小林裕明副局長(乙訓調整監)は「行政としても高まった文化的機運の流れを止めないようにし、フェスタを住民が積極的に文化活動に参加するきっかけにしたい」と話している。

【 2012年12月15日 09時08分 】

宮廷装束きらびやか 向日市まつり

2012-11-18 15:05:43 | 祭 carnival
長岡京時代の衣装行列が登場した向日市まつりの会場(向日市寺戸町・京都向日町競輪場) 京都府向日市の秋の祭典「向日市まつり」(同実行委員会主催)が17日、同市向日町の京都向日町競輪場で始まった。雨が降りしきるあいにくの天気だったが、長岡京時代の衣装行列をはじめとしたステージ発表や工作教室、地元飲食店の屋台など多彩な催しが市民を楽しませた。

 特設ステージではバンド演奏やダンスのほか、「長岡京時代衣装行列」が登場した。きらびやかな宮廷装束に身を包んだ市民ら約50人が現れると、来場者がカメラのシャッターを盛んに切った。

 屋内では土器づくり体験やけん玉など昔遊びのコーナーが設けられ、子どもたちでにぎわった。とれたての地場野菜や特産品の販売も行われた。

 地元の飲食店や和菓子店も出店し、家族連れがラーメンやみたらし団子などをほおばった。市商工会女性部は、特産品のタケノコを使ったかき揚げ「竹ころ」を販売し、人気を集めていた。18日も午前10時から午後3時まで行われる。

【 2012年11月18日 09時01分 】

子ども武者、早くも気合 11月・向日市まつり

2012-11-03 16:34:35 | 祭 carnival
11月に開催される向日市まつりで、初の試みとなる時代行列「西岡衆子ども武者行列」と「長岡京時代衣装行列」の衣装合わせが27日、同市の向陽小であった。参加者は甲冑(かっちゅう)や奈良時代の貴族などの衣装に身を包み、さっそくなりきっていた。

 時代行列は、市内の小学校教諭の有志でつくる勉強会「京都乙訓ふるさと歴史研究会」が市の歴史をPRしようと企画した。まつり初日の17日に長岡京時代の衣装行列、18日に武者行列がある。

 午前中にあった子ども武者行列の衣装合わせでは、最初に研究会の中西昌史会長(47)が、紙芝居で中世に乙訓地域で自治を展開した武士集団の西岡衆について説明した。

 続いて、子どもは教諭らが厚紙や布などで手作りした甲冑を身にまとっていった。武者姿が完成すると、うれしそうに刀を抜いてポーズを取っていた。

 第4向陽小6年の石川優輝君(12)=同市寺戸町=は「本当の武者になった気持ちになれる。当日は強そうに堂々と歩きたい」と笑顔を見せていた。

 18日は子ども16人を含む約30人が、会場の京都向日町競輪場を練り歩き、向日神社に参拝する。京都市で活動するプロ劇団「ZTON」による寸劇や子ども殺陣教室も催す。

 午後には、長岡京時代衣装行列の衣装合わせがあった。

【 2012年10月28日 09時20分 】

「西岡衆子ども武者行列」参加を 11月向日市まつり

2012-09-15 16:46:54 | 祭 carnival
「西岡衆子ども武者行列」をPRし参加を呼び掛けるポスター 向日市で11月に開催される秋の祭典「向日市まつり」で、今年は「長岡京時代衣装行列」と、「西岡衆子ども武者行列」が登場する。舞台披露と会場内での練り歩きのほか、プロ劇団による西岡衆を題材にした寸劇や子ども殺陣教室も予定し、関係者は「歴史のまち向日市を、まつりを通し内外に発信したい」と意気込んでいる。

 市内の小学校の教員有志でつくる「京都乙訓ふるさと歴史研究会」(中西昌史会長)が企画。市の市制40周年記念事業の市民公募枠で採用された。

 まつり初日の17日に長岡京時代の衣装行列、2日目の18日に西岡衆の子ども武者行列が出る。

 衣装行列は、奈良市で毎年5月に開かれる「平城天平祭」の行列衣装を借りて、文官や女官などにふんした約50人が特設舞台に立ち、解説も交えて紹介。武者行列では手作りの甲冑(かっちゅう)を披露し、ともに会場内の練り歩きも。武者行列と合わせて、京都市で活動するプロの劇団「ZTON」による寸劇や子ども殺陣教室もある。

 「京都乙訓ふるさと歴史研究会」は、行列に参加する市民を10月1日まで募っている。衣装行列は子ども30人(男子10、女子20)と大人22人(男性7、女性15)、武者行列は小学校高学年から中学生の男女25人。

 申し込みや問い合わせは、中西会長の携帯電話090(9279)2578へ。

【 2012年09月15日 11時20分 】

日本古代の国家と祭儀
クリエーター情報なし
雄山閣出版

スイレン形灯籠、幻想的に 離宮八幡宮で多彩な催し

2012-08-27 13:07:53 | 祭 carnival
日暮れとともにスイレンをかたどった灯籠がともされ、大鼓演奏などが繰り広げられた(25日夜、大山崎町・離宮八幡宮) 京都府大山崎町大山崎の離宮八幡宮で23日から25日夜にかけて、夏恒例の「アートフェスタin大山崎町2012」が催された。境内には灯籠が幻想的にともされ、コンサートが開かれた。

 京都造形大(京都市左京区)の学生が、八幡宮や住民の協力を得て実施し、6年目を迎える。今回は「ゆるり つなぐ ひととき」をテーマに開いた。

 子どもが参加するワークショップで、スイレンのつぼみをイメージしたオリジナル灯籠を製作したり、町民の笑顔の写真を集めた「えがおのわ」を旧社務所に展示した。

 25日には、住民グループがエゴマを用いた菓子やうちわづくりのブースを設けたり、茶会を催した。

 日が沈んで境内に明かりがともされるなか、地元在住ミュージシャンや太鼓演奏グループが自作曲などを演奏した。鳥居前で学生や参加者が輪になって大山崎音頭を踊り、過ぎゆく夏の情緒を満喫した。

2012年08月27日 10時52分

さて、大山崎
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桜並木の下、交流の花開く 向日で「夏まつり」

2012-08-20 13:39:47 | 祭 carnival
桜並木の下に設けたステージで、パフォーマンスが繰り広げられた(向日市・西向日住宅地) 桜並木と街の景観を保存する活動に取り組んでいる京都府向日市の西向日住宅地(同市上植野町、鶏冠井町)で19日、「桜並木のまち夏まつり」が開催された。夜店や人形劇の上演があり、大勢の住民でにぎわった。

 この地域にはかつては夏まつりがなかったが、住民同士のつながりを深めようと、住民グループ「西向日の桜並木と景観を保存する会」が主催して始め、今年で3回目を迎えた。

 会場近くの噴水公園では、噴水の周囲に子どもたちが絵を描いたペットボトルのあんどん約150個が並んだ。午後6時すぎに点灯されると、柔らかな明かりが噴水を包み、祭りの雰囲気を盛り上げた。

 夜店には、子ども向けの綿菓子やヨーヨー釣りのほか、飲み物などがそろい、行列も見られた。また、同市を拠点に活動する「劇団MOMO」による歌や手遊び、人形劇が子どもを喜ばせていた。

 保存する会の片岡長久会長(73)は「子どもにとってはこの地域が故郷なので、愛着を持ってもらいたい。これからも地域のつながりを深め、街の景観を守っていきたい」と話していた。

【 2012年08月20日 12時05分 】

日本 桜の名所100選―見直したい日本の「美」 (主婦の友ベストBOOKS)
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主婦の友社