丸い穂先のタケノコに、見つけた人も目を丸くした。京都府長岡京市天神の竹林でこのほど、丸いタケノコが見つかった。竹林を所有する中小路一子さん(77)=同市開田4丁目=は「長い間タケノコを掘ってきたが、こんな形は見たことがない」と驚いていた。 親戚の女性が早朝にタケノコ掘りに出掛け、見つけたという。ソフトボールほどの大きさで、穂先が丸まっている。珍しい形だったため、女性が中小路さんに届けた。 中小路さんは「穂先の上に固い物があって真っすぐ伸びなかったのではないか」という。少しでも長く保存できるよう、湿らせた新聞紙にくるむなどして保管している。 【 2016年05月11日 10時56分 】
今年もゴールデンウイーク(GW)が始まった。週間天気予報によると、前半はおおむね好天に恵まれる見通しで、初夏の陽気となりそうな日もある。家族で気軽に楽しめる京都府長岡京市内のスポットを訪ね歩いた。
■ボタン、ヤマブキ…初夏の薫り漂う
抜けるような青空をバックに、夏を思わせる日差しが降り注ぐ中、乙訓寺(同市今里)では約2千株のボタンが見頃を迎えている。赤や白、淡いピンク色などの大輪の花が、聖徳太子の創建と伝えられる古刹(こさつ)の風情に彩りを添え、参拝者が熱心に見入っていた。
岡山県倉敷市から訪れた倉石美子さん(64)は「きれいな花が所狭しと並んでおり、静かな境内の雰囲気もすばらしいですね」と感心しきりだった。
歩みを南へ進め、長岡天満宮へ。八条ケ池周辺では、市天然記念物で市花のキリシマツツジをはじめ、色とりどりのツツジが迎えてくれた。5月5日まで市観光協会主催の「長岡京春の観光まつり」が開かれている。境内には屋台が出店し、GW中の休日には臨時の観光案内所も出る。本殿の近くには抹茶が楽しめる茶席も設けられている。
西山の麓の緩やかな上り坂を北へ進み、西山公園(長法寺)へ向かう。夏には涼を求めて他府県からも多くの家族連れが訪れるジャブジャブ池は、29日から水が張られた。子どもたちにとっては絶好の水遊びの場だ。
池周辺ではチューリップやパンジーなどが咲いており、散策中のお年寄りが彩りを楽しんでいた。京都市南区の無職山本達郎さん(71)は「きょうは暑くて上り坂が大変だったが、美しい花を見て疲れが吹き飛んだ」と、笑顔を見せた。
池の近くには長法寺が静かにたたずむ。周りの森には所々で自生のヤマブキが鮮やかな黄色の花を咲かせている。生い茂る木々の下で日差しを避けながら、しばし花を眺めた。
市街を目指して坂を下る途中、無数のタンポポが綿帽子をつけていた。ついこの間、満開のサクラに春の訪れを感じたばかりだが、汗ばむ陽気にもう初夏が近いのだと感じた。
【 2016年04月30日 10時28分 】
■ボタン、ヤマブキ…初夏の薫り漂う
抜けるような青空をバックに、夏を思わせる日差しが降り注ぐ中、乙訓寺(同市今里)では約2千株のボタンが見頃を迎えている。赤や白、淡いピンク色などの大輪の花が、聖徳太子の創建と伝えられる古刹(こさつ)の風情に彩りを添え、参拝者が熱心に見入っていた。
岡山県倉敷市から訪れた倉石美子さん(64)は「きれいな花が所狭しと並んでおり、静かな境内の雰囲気もすばらしいですね」と感心しきりだった。
歩みを南へ進め、長岡天満宮へ。八条ケ池周辺では、市天然記念物で市花のキリシマツツジをはじめ、色とりどりのツツジが迎えてくれた。5月5日まで市観光協会主催の「長岡京春の観光まつり」が開かれている。境内には屋台が出店し、GW中の休日には臨時の観光案内所も出る。本殿の近くには抹茶が楽しめる茶席も設けられている。
西山の麓の緩やかな上り坂を北へ進み、西山公園(長法寺)へ向かう。夏には涼を求めて他府県からも多くの家族連れが訪れるジャブジャブ池は、29日から水が張られた。子どもたちにとっては絶好の水遊びの場だ。
池周辺ではチューリップやパンジーなどが咲いており、散策中のお年寄りが彩りを楽しんでいた。京都市南区の無職山本達郎さん(71)は「きょうは暑くて上り坂が大変だったが、美しい花を見て疲れが吹き飛んだ」と、笑顔を見せた。
池の近くには長法寺が静かにたたずむ。周りの森には所々で自生のヤマブキが鮮やかな黄色の花を咲かせている。生い茂る木々の下で日差しを避けながら、しばし花を眺めた。
市街を目指して坂を下る途中、無数のタンポポが綿帽子をつけていた。ついこの間、満開のサクラに春の訪れを感じたばかりだが、汗ばむ陽気にもう初夏が近いのだと感じた。
【 2016年04月30日 10時28分 】
燃えるように鮮やかな赤い花が、春本番を告げている。京都府長岡京市の市花でもあるキリシマツツジが八条ケ池(同市天神2丁目)一帯で見頃を迎えており、多くの人の目を楽しませている。
キリシマツツジは、長岡天満宮の参道にあたる中堤の約100本をはじめ、池の周辺に数多く植えられている。好天の日には、春の柔らかな陽光に照らされた赤と青い空との対比が美しい。
散歩中の近隣住民をはじめ、市内の福祉施設から訪れたお年寄りや観光客ら多くの人が訪れている。咲き誇るツツジをカメラに収めようと、夢中でシャッターを切り続ける人の姿もあった。
見頃は来月上旬まで続くという。
【 2016年04月23日 10時13分 】
キリシマツツジは、長岡天満宮の参道にあたる中堤の約100本をはじめ、池の周辺に数多く植えられている。好天の日には、春の柔らかな陽光に照らされた赤と青い空との対比が美しい。
散歩中の近隣住民をはじめ、市内の福祉施設から訪れたお年寄りや観光客ら多くの人が訪れている。咲き誇るツツジをカメラに収めようと、夢中でシャッターを切り続ける人の姿もあった。
見頃は来月上旬まで続くという。
【 2016年04月23日 10時13分 】
サクラの季節を迎え、京都府長岡京市は勝竜寺城公園(同市勝竜寺)でライトアップを行っている。園内のサクラは五分咲きといったところ。2日と3日は開園時間を午後8時まで延長する。
昨年に続いて2度目。通常、公園は午後6時で閉園されるが、園内のサクラが見頃となる時季の土曜、日曜日は閉園時間を延長。市が公園周辺に照明灯を設置し、午後6時ごろから8時まで点灯させて園内で夜桜を楽しめるようにしている。
今年は園内の照明を増やし、より明るい雰囲気の中で春の風情を満喫できるようにした。
入場無料。園内で飲食はできない。ライトアップは3日まで。
【 2016年04月02日 10時36分 】
昨年に続いて2度目。通常、公園は午後6時で閉園されるが、園内のサクラが見頃となる時季の土曜、日曜日は閉園時間を延長。市が公園周辺に照明灯を設置し、午後6時ごろから8時まで点灯させて園内で夜桜を楽しめるようにしている。
今年は園内の照明を増やし、より明るい雰囲気の中で春の風情を満喫できるようにした。
入場無料。園内で飲食はできない。ライトアップは3日まで。
【 2016年04月02日 10時36分 】
JA京都中央(京都府長岡京市開田4丁目)や乙訓2市1町などでつくる「竹の再利用ネットワーク」が、間引きなどで生じた不要な竹を破砕し、粉末やチップにして肥料などに再利用する取り組みを進めている。乙訓特産のタケノコだけでなく親竹も有効活用し、環境保全につなげようという試みで、タケノコ農家も「処分に困っていたのでありがたい」と歓迎している。
農家は良質なタケノコを生産するため、7年経過して古くなった親竹を伐採し、不要な竹は腐らせてから廃棄したり、野焼きしたりしている。事前に消防署への届け出が要るなど手間がかかるため、竹の処分はタケノコ農家の悩みの種になっている。
竹の再利用の取り組みは、同ネットワークが2014年から始めた。同市今里の乙訓ライスセンターで竹を買い取り、専用の機械で破砕する。価格は軽トラックなど車1台につき250円。搬送された竹は14年の33トンから昨年は45トンに増え、活動が浸透しつつある。
同市井ノ内に竹やぶを持つ井之内日出夫さんは「野焼きするにも消防署に連絡しなければならず、火災が発生する危険性もある。大変ありがたい」と喜ぶ。
同ネットワークは今後、竹の粉末は農業用肥料、チップは除草剤として販売を始める。粉末については昨年11月の長岡京市農業祭で市民らに無料配布したり、チップを市産業文化会館(開田3丁目)の植え込みにまいたりした。
JA京都中央経済部の道尾利之次長は「出口(販路)をどう確保するかが大きな課題。今後も竹の特性を生かした活用策を考えていきたい」と話している。
【 2016年03月31日 10時25分 】
農家は良質なタケノコを生産するため、7年経過して古くなった親竹を伐採し、不要な竹は腐らせてから廃棄したり、野焼きしたりしている。事前に消防署への届け出が要るなど手間がかかるため、竹の処分はタケノコ農家の悩みの種になっている。
竹の再利用の取り組みは、同ネットワークが2014年から始めた。同市今里の乙訓ライスセンターで竹を買い取り、専用の機械で破砕する。価格は軽トラックなど車1台につき250円。搬送された竹は14年の33トンから昨年は45トンに増え、活動が浸透しつつある。
同市井ノ内に竹やぶを持つ井之内日出夫さんは「野焼きするにも消防署に連絡しなければならず、火災が発生する危険性もある。大変ありがたい」と喜ぶ。
同ネットワークは今後、竹の粉末は農業用肥料、チップは除草剤として販売を始める。粉末については昨年11月の長岡京市農業祭で市民らに無料配布したり、チップを市産業文化会館(開田3丁目)の植え込みにまいたりした。
JA京都中央経済部の道尾利之次長は「出口(販路)をどう確保するかが大きな課題。今後も竹の特性を生かした活用策を考えていきたい」と話している。
【 2016年03月31日 10時25分 】
梅の開花に合わせ、京都府長岡京市緑の協会は、同市天神2丁目の長岡公園内にある旧管理棟の2階を無料開放している。窓からは公園内の梅園が一望でき、これから満開を迎える色とりどりの梅をのんびりと観賞できる。
梅園には、しだれ梅や紅梅など20種、約140本が栽培されている。梅園の小道を歩きながら間近で花を楽しんだ後、2階から梅を見渡すと、また違った趣を味わえる。
暖冬傾向にある今年は例年より1週間以上開花が早く、早咲きの梅は七~八分咲き。梅園全体では三分咲きで、最も見頃となるのは3月上旬になりそう。
長岡公園の開花情報は市のホームページで確認できる。旧管理棟開放は3月23日(午後0時半~同4時半)まで。飲食禁止。問い合わせは長岡京市緑の協会TEL075(955)1121。
【 2016年02月26日 10時40分 】
梅園には、しだれ梅や紅梅など20種、約140本が栽培されている。梅園の小道を歩きながら間近で花を楽しんだ後、2階から梅を見渡すと、また違った趣を味わえる。
暖冬傾向にある今年は例年より1週間以上開花が早く、早咲きの梅は七~八分咲き。梅園全体では三分咲きで、最も見頃となるのは3月上旬になりそう。
長岡公園の開花情報は市のホームページで確認できる。旧管理棟開放は3月23日(午後0時半~同4時半)まで。飲食禁止。問い合わせは長岡京市緑の協会TEL075(955)1121。
【 2016年02月26日 10時40分 】
京都府の乙訓地域の活性化に取り組むNPO法人「京おとくに・街おこしネットワーク」(事務局・長岡京市神足2丁目)がこのほど、長岡天満宮(同市天神2丁目)や柳谷観音楊谷寺(同市浄土谷)などに、サクラの改良品種「陽光」を植樹した。ソメイヨシノとは趣を異にする濃いピンク色のサクラを生んだのは、世界平和を切に願う一人の男性だった。
■品種改良の「陽光」乙訓各地で植樹
1月29日はあいにくの雨となったが、NPOメンバーらはずぶぬれになりながら長岡天満宮で、高さ2メートル以上に育った苗木の根を穴に入れ、土をかぶせていった。30日は柳谷観音楊谷寺などで植樹した。陽光の植樹は2011年から行っており、今回で計316本が乙訓地域に植えられた。
メンバーのそばに、同品種を開発した故高岡正明さん(享年92、愛媛県東温市)の長男の照海(てるみ)さん(73)と妻令恵(のりえ)さん(69)の姿があった。苗木55本は夫妻が同市から運んできたものだ。2人は植樹作業に加わった後、中小路健吾市長を表敬訪問して帰途に就いた。
■試行錯誤30年開発者遺族遺志継ぐ
今回の植樹で、乙訓地域の陽光は300本を超えた。春には鮮やかなピンク色の花が人々を楽しませてくれるはずだ。一方で、この花に込められた故高岡正明さんの思いを知る人は多くない。「サクラが満開の間は、世界が平和になるんじゃ」と、世界中のどこでも咲く品種を生み出すために心血を注いだ。
正明さんは1909年2月24日、愛媛県温泉郡三内村(現・東温市)に生まれた。持病のため、戦時中は兵役を免除され、地元の青年学校で農業を教えていた。
日中の戦いが激化し、アメリカとの激突も間近となった1940年春、正明さんは、校庭で出征を控えた教え子たちと向き合った。「日本は神の国。勝って帰ってこい。そしてこの桜の下で会おう」。反戦の思いを持ちながら、それを口にできない時代。せめて、生きて帰ってきてほしいとの願いを込めてげきを飛ばした。
だが、教え子の多くは、生きて帰ることはなかった。灼熱のインドシナ半島で戦死した者や、ソ連の捕虜となって極寒のシベリアで亡くなった者もいた。「自分が子どもたちを死に追いやったと自責の念に駆られていた」(照海さん)。世界のどこでも咲くサクラを開発し、戦場で亡くなった教え子とそのサクラの下で再会する-。その思いが陽光開発への原動力になった。
戦後、日本が主権を回復した頃から、正明さんは自宅の裏山でさまざまな種類のサクラを交配させた。日本にサクラの品種は約400あるとされる。膨大な交配の組み合わせの中から、寒冷地から温暖な地域まで、どこでも咲く品種をつくり出すのは、気が遠くなるような作業だったはずだ。それでも正明さんは30年近く試行錯誤を繰り返し、アマギヨシノとカンヒザクラの掛け合わせにたどり着いた。それが陽光だ。
照海さんは「ちょっと赤すぎるといったが、父は『海外の人にはこのくらい派手な方が好まれる』といって、とても気に入ってました」と懐かしむ。ただ、この間は照海さん夫妻にとってもいばらの道だった。陽光の開発にかかった経費の請求書が毎月、照海さんに届いたからだ。時に、100万円を超えることもあった。
さらに苦労は続いた。照海さんは、陽光を販売することでそれまでの出費が回収できると考えていた。ところが、正明さんは国内だけでなく海外にも寄付し、送料まで負担した。マスコミは「現代の花咲かじいさん」と持ち上げたが、照海さんは「金銭感覚がないんですわ」と、苦笑する。
それでも、2001年に正明さんが亡くなった後は、照海さん夫妻が遺志を継ぎ、国内外へ年間3千本の苗木を寄付している。
京おとくに・街おこしネットワークの中山秀亜理事長(74)は「平和の願いが乙訓にも根付くよう、これからも植樹を続けたい」と話す。もうすぐ桜の季節がやってくる。咲き誇る陽光に、平和の尊さをかみしめたい。
【 2016年02月15日 12時00分 】
■品種改良の「陽光」乙訓各地で植樹
1月29日はあいにくの雨となったが、NPOメンバーらはずぶぬれになりながら長岡天満宮で、高さ2メートル以上に育った苗木の根を穴に入れ、土をかぶせていった。30日は柳谷観音楊谷寺などで植樹した。陽光の植樹は2011年から行っており、今回で計316本が乙訓地域に植えられた。
メンバーのそばに、同品種を開発した故高岡正明さん(享年92、愛媛県東温市)の長男の照海(てるみ)さん(73)と妻令恵(のりえ)さん(69)の姿があった。苗木55本は夫妻が同市から運んできたものだ。2人は植樹作業に加わった後、中小路健吾市長を表敬訪問して帰途に就いた。
■試行錯誤30年開発者遺族遺志継ぐ
今回の植樹で、乙訓地域の陽光は300本を超えた。春には鮮やかなピンク色の花が人々を楽しませてくれるはずだ。一方で、この花に込められた故高岡正明さんの思いを知る人は多くない。「サクラが満開の間は、世界が平和になるんじゃ」と、世界中のどこでも咲く品種を生み出すために心血を注いだ。
正明さんは1909年2月24日、愛媛県温泉郡三内村(現・東温市)に生まれた。持病のため、戦時中は兵役を免除され、地元の青年学校で農業を教えていた。
日中の戦いが激化し、アメリカとの激突も間近となった1940年春、正明さんは、校庭で出征を控えた教え子たちと向き合った。「日本は神の国。勝って帰ってこい。そしてこの桜の下で会おう」。反戦の思いを持ちながら、それを口にできない時代。せめて、生きて帰ってきてほしいとの願いを込めてげきを飛ばした。
だが、教え子の多くは、生きて帰ることはなかった。灼熱のインドシナ半島で戦死した者や、ソ連の捕虜となって極寒のシベリアで亡くなった者もいた。「自分が子どもたちを死に追いやったと自責の念に駆られていた」(照海さん)。世界のどこでも咲くサクラを開発し、戦場で亡くなった教え子とそのサクラの下で再会する-。その思いが陽光開発への原動力になった。
戦後、日本が主権を回復した頃から、正明さんは自宅の裏山でさまざまな種類のサクラを交配させた。日本にサクラの品種は約400あるとされる。膨大な交配の組み合わせの中から、寒冷地から温暖な地域まで、どこでも咲く品種をつくり出すのは、気が遠くなるような作業だったはずだ。それでも正明さんは30年近く試行錯誤を繰り返し、アマギヨシノとカンヒザクラの掛け合わせにたどり着いた。それが陽光だ。
照海さんは「ちょっと赤すぎるといったが、父は『海外の人にはこのくらい派手な方が好まれる』といって、とても気に入ってました」と懐かしむ。ただ、この間は照海さん夫妻にとってもいばらの道だった。陽光の開発にかかった経費の請求書が毎月、照海さんに届いたからだ。時に、100万円を超えることもあった。
さらに苦労は続いた。照海さんは、陽光を販売することでそれまでの出費が回収できると考えていた。ところが、正明さんは国内だけでなく海外にも寄付し、送料まで負担した。マスコミは「現代の花咲かじいさん」と持ち上げたが、照海さんは「金銭感覚がないんですわ」と、苦笑する。
それでも、2001年に正明さんが亡くなった後は、照海さん夫妻が遺志を継ぎ、国内外へ年間3千本の苗木を寄付している。
京おとくに・街おこしネットワークの中山秀亜理事長(74)は「平和の願いが乙訓にも根付くよう、これからも植樹を続けたい」と話す。もうすぐ桜の季節がやってくる。咲き誇る陽光に、平和の尊さをかみしめたい。
【 2016年02月15日 12時00分 】
乙訓地域の活性化に取り組むNPO法人「京おとくに・街おこしネットワーク」(事務局・京都府長岡京市神足2丁目)が、今年もサクラの改良品種「陽光」を植樹する。同品種の生みの親・故高岡正明さん(享年92、愛媛県東温市)は、戦時中に教え子を戦場に送り出したことを悔やみ、平和への祈りを込めて開発した。同ネットワークは「高岡さんの願いがこもったサクラを乙訓に増やし、魅力あふれる地域にしたい」と意気込んでいる。
陽光は、高岡さんが30年近く試行錯誤を重ね、アマギヨシノとカンヒザクラを交配して作った。1981年にサクラでは第1号となる国の品種登録を受けた。ソメイヨシノよりやや早く開花、濃いピンク色の花が特徴だ。
愛媛県の青年学校で農業を教えていた高岡さんは太平洋戦争中、生徒に皇国史観を教え込んで戦場に送り出した。戦後、そのことを後悔し、教え子の供養や平和の願いを込め、世界中のどこでも咲くようなサクラを作ろうと、品種開発に没頭した。
このエピソードを知った同ネットワークは、2011年から高岡さんの長男照海さん(72)=愛媛県東温市=に苗木を譲り受け、これまでに乙訓2市1町に計261本を植えた。今年は、29日に苗を持参する照海さんとともに、同ネットワークが柳谷観音楊谷寺(長岡京市浄土谷)や長岡天満宮(同市天神2丁目)などに計55本を植樹する予定だ。
同ネットワークの中山秀亜理事長は「陽光に込められた正明さんの思いを多くの人に知ってほしい」と話す。京都市南区の京都みなみ会館では折しも、正明さんの生涯を描いた映画「陽光桜」を上映中で、新種開発に注いだ情熱の一端に触れることができる。
楊谷寺では「桜の里親制度」を実施しており、今回20人を追加募集している。問い合わせは午前9時~午後5時に同寺TEL(956)0017。
【 2016年01月22日 09時40分 】
陽光は、高岡さんが30年近く試行錯誤を重ね、アマギヨシノとカンヒザクラを交配して作った。1981年にサクラでは第1号となる国の品種登録を受けた。ソメイヨシノよりやや早く開花、濃いピンク色の花が特徴だ。
愛媛県の青年学校で農業を教えていた高岡さんは太平洋戦争中、生徒に皇国史観を教え込んで戦場に送り出した。戦後、そのことを後悔し、教え子の供養や平和の願いを込め、世界中のどこでも咲くようなサクラを作ろうと、品種開発に没頭した。
このエピソードを知った同ネットワークは、2011年から高岡さんの長男照海さん(72)=愛媛県東温市=に苗木を譲り受け、これまでに乙訓2市1町に計261本を植えた。今年は、29日に苗を持参する照海さんとともに、同ネットワークが柳谷観音楊谷寺(長岡京市浄土谷)や長岡天満宮(同市天神2丁目)などに計55本を植樹する予定だ。
同ネットワークの中山秀亜理事長は「陽光に込められた正明さんの思いを多くの人に知ってほしい」と話す。京都市南区の京都みなみ会館では折しも、正明さんの生涯を描いた映画「陽光桜」を上映中で、新種開発に注いだ情熱の一端に触れることができる。
楊谷寺では「桜の里親制度」を実施しており、今回20人を追加募集している。問い合わせは午前9時~午後5時に同寺TEL(956)0017。
【 2016年01月22日 09時40分 】
京都府向日市の市民団体「西向日の桜並木と景観を保存する会」が、阪急西向日駅周辺の桜並木がある街並みを「府景観資産」に登録しようと活動を始めた。今月は活動方針などを明示した指針を市と共同で策定。「登録により住民の環境意識を高め、地域の宝を守りたい」と意気込んでいる。
西向日駅周辺は昭和初期に西向日住宅として開発され、桜並木や噴水公園などが今も残る。一方、樹齢80年を超す木の一部は自動車や風雨の影響で傷み始めている。
府景観資産制度は、景観保全やまちづくり活動の推進につなげるため、2007年度に始まった。登録されれば府が積極的に広報するほか、保存活用のための景観アドバイザーを派遣する。すでに竹の径(向日市)や福知山城(福知山市)など24件が登録されている。
「西向日さくら保全・活用指針」は、府景観資産の登録に向け、活動内容や目的を整理した。
「住民と市が協働で、西向日の『さくら』の維持・保全・育成に取り組みます」と意気込みを記した上で、活動方針として▽西向日の「さくらの日」制定▽落ち葉の清掃など「さくら守活動」の推進▽桜の観察会の開催▽桜の古材を活用した「さくらの記憶づくり」-などを挙げた。
片岡長久会長(76)は「昔と変わらない西向日住宅の景観と美しい桜並木をこれからも守っていきたい」と話している。
【 2015年12月31日 10時24分 】
西向日駅周辺は昭和初期に西向日住宅として開発され、桜並木や噴水公園などが今も残る。一方、樹齢80年を超す木の一部は自動車や風雨の影響で傷み始めている。
府景観資産制度は、景観保全やまちづくり活動の推進につなげるため、2007年度に始まった。登録されれば府が積極的に広報するほか、保存活用のための景観アドバイザーを派遣する。すでに竹の径(向日市)や福知山城(福知山市)など24件が登録されている。
「西向日さくら保全・活用指針」は、府景観資産の登録に向け、活動内容や目的を整理した。
「住民と市が協働で、西向日の『さくら』の維持・保全・育成に取り組みます」と意気込みを記した上で、活動方針として▽西向日の「さくらの日」制定▽落ち葉の清掃など「さくら守活動」の推進▽桜の観察会の開催▽桜の古材を活用した「さくらの記憶づくり」-などを挙げた。
片岡長久会長(76)は「昔と変わらない西向日住宅の景観と美しい桜並木をこれからも守っていきたい」と話している。
【 2015年12月31日 10時24分 】
京都府長岡京市奥海印寺に自生しているナンテンにつぼみが付いている。通常は初夏に花が咲くため、住民は「この時期のつぼみは初めて見る」と驚いている。
つぼみを見つけたのは主婦稲本真砂子さん(76)。20日午前、自宅近くの畑に行くと、ナンテンの木の一部に米粒大のつぼみが数十個あった。
ナンテンは梅雨入り前後に白い花を咲かせ、晩秋から冬にかけて赤い実を付ける。宇治市植物公園の樹木担当者は「原因は分からないが、(季節外れに花が咲く)『返り咲き』ではないか」と説明する。
本来の季節から半年遅れて付いたつぼみが年の瀬の風景に彩りを添え、稲本さんの目を楽しませている。
【 2015年12月27日 12時42分 】
つぼみを見つけたのは主婦稲本真砂子さん(76)。20日午前、自宅近くの畑に行くと、ナンテンの木の一部に米粒大のつぼみが数十個あった。
ナンテンは梅雨入り前後に白い花を咲かせ、晩秋から冬にかけて赤い実を付ける。宇治市植物公園の樹木担当者は「原因は分からないが、(季節外れに花が咲く)『返り咲き』ではないか」と説明する。
本来の季節から半年遅れて付いたつぼみが年の瀬の風景に彩りを添え、稲本さんの目を楽しませている。
【 2015年12月27日 12時42分 】
京都府長岡京市奥海印寺の農園で最盛期を迎えたミカン狩り。太陽の恵みをいっぱい吸収したオレンジ色の温州ミカンが、たわわに実っている。
藤井昇さん(76)の畑には、京都市から幼稚園児が訪れ「こっちの方がオレンジ色がきれい」「大きいの見つけたー」などと歓声を上げていた。小さな手でテニスボール大に育った実をもぎ、次々と袋に詰めていった。
藤井さんによると、9月下旬以降の好天続きで実のできは上々という。食べてみると、酸味と甘みが絶妙のバランスで口に広がる。
11月29日まで。要予約。中学生以上700円、小学生600円、幼児400円。団体割引もある。問い合わせはJA京都中央海印寺支店TEL(952)3121、藤井さんTEL(951)0293、高橋さんTEL(951)8818。
【 2015年11月13日 11時10分 】
藤井昇さん(76)の畑には、京都市から幼稚園児が訪れ「こっちの方がオレンジ色がきれい」「大きいの見つけたー」などと歓声を上げていた。小さな手でテニスボール大に育った実をもぎ、次々と袋に詰めていった。
藤井さんによると、9月下旬以降の好天続きで実のできは上々という。食べてみると、酸味と甘みが絶妙のバランスで口に広がる。
11月29日まで。要予約。中学生以上700円、小学生600円、幼児400円。団体割引もある。問い合わせはJA京都中央海印寺支店TEL(952)3121、藤井さんTEL(951)0293、高橋さんTEL(951)8818。
【 2015年11月13日 11時10分 】
京都府乙訓地域の大切な財産である美しい竹林を守ろうと、長岡中(長岡京市天神4丁目)の生徒が、地元のNPO法人のサポートでボランティア活動に取り組んでいる。「竹取物語プロジェクト」と名付け、放置竹林での伐採作業を手伝っている。
同中では1年生時に、NPO法人「竹の学校」の稲岡利春理事長(66)=同市奥海印寺=らから、放置竹林が里山を荒廃させ、地滑りを招く可能性があることなどを学んでいる。そうした縁から、生徒会の5人が地域の課題解決に貢献できないかと考え、今年7月に稲岡理事長を訪問。NPOメンバーの高齢化や若者の参加が少ない現状を教わり、竹の伐採を体験した。8月には、体育祭の棒引きに使う竹を得ようと、競技担当の女子生徒18人も伐採に加わった。
伐採の大変さを知る一方で、やりがいを感じた生徒たち。生徒会を中心に同プロジェクトを立ち上げ、NPOの活動に協力することになった。
10月24日には1~3年の有志15人がNPOメンバーの指導で、同市長法寺の放置竹林で竹の枝切りなど伐採作業に参加した。31日にも同様の活動を行う。
生徒会副会長の3年田中陽生(はるき)君(15)は「1回で終わりでなく継続した活動にしたい。生徒会も新聞や放送で呼びかけ、参加人数を増やしたい」と話す。稲岡理事長は「中学生が放置竹林に目を向けてくれるのは貴重。今後も問題意識を持ち続けてほしい」と期待している。
【 2015年10月29日 17時56分 】
同中では1年生時に、NPO法人「竹の学校」の稲岡利春理事長(66)=同市奥海印寺=らから、放置竹林が里山を荒廃させ、地滑りを招く可能性があることなどを学んでいる。そうした縁から、生徒会の5人が地域の課題解決に貢献できないかと考え、今年7月に稲岡理事長を訪問。NPOメンバーの高齢化や若者の参加が少ない現状を教わり、竹の伐採を体験した。8月には、体育祭の棒引きに使う竹を得ようと、競技担当の女子生徒18人も伐採に加わった。
伐採の大変さを知る一方で、やりがいを感じた生徒たち。生徒会を中心に同プロジェクトを立ち上げ、NPOの活動に協力することになった。
10月24日には1~3年の有志15人がNPOメンバーの指導で、同市長法寺の放置竹林で竹の枝切りなど伐採作業に参加した。31日にも同様の活動を行う。
生徒会副会長の3年田中陽生(はるき)君(15)は「1回で終わりでなく継続した活動にしたい。生徒会も新聞や放送で呼びかけ、参加人数を増やしたい」と話す。稲岡理事長は「中学生が放置竹林に目を向けてくれるのは貴重。今後も問題意識を持ち続けてほしい」と期待している。
【 2015年10月29日 17時56分 】
京都府長岡京市調子1丁目の国登録有形文化財「中野家住宅」。江戸時代末期に建てられた主屋と土蔵が、近世の面影を今に伝える。庭には高さ10メートルほどある2本のクスノキ。緑の葉を豊かにたたえる大樹は時を越え、西国街道沿いにたたずむ旧家の景観に彩りを添えてきた。ところが、最近行われた枝切りで姿が一変、ちょっとした波紋を呼んでいる。
同住宅は昨年9月、当主から市へ無償で寄贈された。その後、近隣住民から落ち葉が多いとの苦情が市にあったため、今月5日から市内の業者に依頼して枝切りを行った。
「葉をすいて樹木を一回り小さくするつもりだった」と市。ところが、業者は枝を切って全ての葉をいったん落とし、新芽が生えるのを待つという方法をとった。結果、クスノキは「丸刈り」の状態となり、地元の一部住民が「情緒ある景観が台無しだ」と市に詰め寄る事態となった。
府文化財保護課によると、クスノキ自体は文化財ではないため、枝切りしたことに問題はないという。だが、クスノキが再び豊かな緑を取り戻すには数年はかかる。それまではさみしい姿のままだ。市は「業者と意思疎通を欠いた部分があったかもしれない。反省している」と認める。
そもそも、中野家のクスノキが単なる庭木にとどまらず、旧家の趣を長年、ともに醸し出してきた存在だと思いを致すことはできなかったのだろうか。そんな想像力があれば、「丸刈り」は防げたのではないだろうか。
長岡京市は、豊かな緑やたくさんの歴史遺産に恵まれている。そんな日常の風景の大切さはややもすると、それが欠けた時に初めて気づきがちだ。市にはいくばくかの想像力を持って、まちづくりに当たってほしい。
【 2015年10月21日 18時20分 】
同住宅は昨年9月、当主から市へ無償で寄贈された。その後、近隣住民から落ち葉が多いとの苦情が市にあったため、今月5日から市内の業者に依頼して枝切りを行った。
「葉をすいて樹木を一回り小さくするつもりだった」と市。ところが、業者は枝を切って全ての葉をいったん落とし、新芽が生えるのを待つという方法をとった。結果、クスノキは「丸刈り」の状態となり、地元の一部住民が「情緒ある景観が台無しだ」と市に詰め寄る事態となった。
府文化財保護課によると、クスノキ自体は文化財ではないため、枝切りしたことに問題はないという。だが、クスノキが再び豊かな緑を取り戻すには数年はかかる。それまではさみしい姿のままだ。市は「業者と意思疎通を欠いた部分があったかもしれない。反省している」と認める。
そもそも、中野家のクスノキが単なる庭木にとどまらず、旧家の趣を長年、ともに醸し出してきた存在だと思いを致すことはできなかったのだろうか。そんな想像力があれば、「丸刈り」は防げたのではないだろうか。
長岡京市は、豊かな緑やたくさんの歴史遺産に恵まれている。そんな日常の風景の大切さはややもすると、それが欠けた時に初めて気づきがちだ。市にはいくばくかの想像力を持って、まちづくりに当たってほしい。
【 2015年10月21日 18時20分 】
京都府向日市寺戸町のはり湖池近くにあるセイヨウグルミの木が今秋、植樹から20年たって初めて実をつけたものの、23個中13個が取られる被害があった。残りは地元住民が収穫、植えて新たな木を育てる予定だ。来年も実をつけるとみられるため、「珍しい木なのでそっと見守って」と呼び掛けている。
セイヨウグルミは外来種で、在来種のオニグルミなどと比べて実が柔らかい。主にケーキに使用されることから「菓子クルミ」とも呼ばれる。
地元の森安弘之さん(77)によると、50年ほど前までは多くのセイヨウグルミの木が向日市内に植えられていたというが、今では乙訓地域でも珍しいという。はり湖池周辺の景観を良くしたいと、森安さんが約20年前に植えた。
9月上旬に初めて実がなったが、10月初旬に半分以上がなくなっていることに気付き、「果実をとらないで下さい」と記した看板を取り付けた。残りの実が落下し始めたため、森安さんが収穫した。
【 2015年10月22日 08時45分 】
セイヨウグルミは外来種で、在来種のオニグルミなどと比べて実が柔らかい。主にケーキに使用されることから「菓子クルミ」とも呼ばれる。
地元の森安弘之さん(77)によると、50年ほど前までは多くのセイヨウグルミの木が向日市内に植えられていたというが、今では乙訓地域でも珍しいという。はり湖池周辺の景観を良くしたいと、森安さんが約20年前に植えた。
9月上旬に初めて実がなったが、10月初旬に半分以上がなくなっていることに気付き、「果実をとらないで下さい」と記した看板を取り付けた。残りの実が落下し始めたため、森安さんが収穫した。
【 2015年10月22日 08時45分 】
京都府長岡京市調子2丁目の畑で9日、サツマイモの花が咲いた。日照時間が短い冬場で、しかも温暖な地域でなければ目にする機会はほとんどない。京都府内でこの時期に開花するのは極めて珍しく、深まりつつある秋の貴重な一コマに、思わずシャッターを切る写真愛好家の姿が見られた。
花は薄い紫色で、直径5センチほど。アサガオに似たかわいらしい姿をしている。サツマイモを栽培しているのは近くの無職小林定夫さん(74)。朝、畑に来ると10輪ほど咲いていた。栽培を始めてから15年ほどたつが、初めてという。「珍しいと思い、写真好きの知り合いに知らせたら、すぐ撮影に来てくれた」と、笑顔を見せた。
府農林水産技術センター(亀岡市)によると、サツマイモは日照時間が11時間以下になる冬場にしか開花しない。加えて一定の気温が必要だ。そのため、日本では九州南部や沖縄を除き、花が咲くことはほとんどない。
担当者も「原因は分からないが、本州でこの時期に咲くのは本当に珍しい」と驚いた様子。花がいつまで咲くかはよく分からないという。
【 2015年10月10日 09時28分 】
花は薄い紫色で、直径5センチほど。アサガオに似たかわいらしい姿をしている。サツマイモを栽培しているのは近くの無職小林定夫さん(74)。朝、畑に来ると10輪ほど咲いていた。栽培を始めてから15年ほどたつが、初めてという。「珍しいと思い、写真好きの知り合いに知らせたら、すぐ撮影に来てくれた」と、笑顔を見せた。
府農林水産技術センター(亀岡市)によると、サツマイモは日照時間が11時間以下になる冬場にしか開花しない。加えて一定の気温が必要だ。そのため、日本では九州南部や沖縄を除き、花が咲くことはほとんどない。
担当者も「原因は分からないが、本州でこの時期に咲くのは本当に珍しい」と驚いた様子。花がいつまで咲くかはよく分からないという。
【 2015年10月10日 09時28分 】