ゆるキャラ、「しろんちゃん」に 長岡京の飲食店グループ

2013-01-24 23:49:55 | 創 creation
白黒竹食街道のゆるキャラに決まった「しろんちゃん」 京都府長岡京市のご当地グルメを提供する地元飲食店などのグループ「『京都・長岡京竹だけプロジェクト』実行委員会」は、シンボルとなる「ゆるキャラ」を、コンテストで最多得票だった「しろんちゃん」に決めた。近く着ぐるみを製作する。向日市の激辛商店街のゆるキャラ「からっキー」と並ぶ存在になれるかが注目される。

 同実行委は「食を通じて地域を活性化しよう」と2011年に設立。同市特産のタケノコや竹炭を使った創作料理を各店で提供する取り組み「白黒竹食街道」を展開している。

 ゆるキャラの人気投票は昨年4月から主催イベントで始め、飲食店主の知人やデザイナーらが手がけたゆるキャラ10種類がノミネートした。昨年10月からは特設ホームページでも投票を受け付けた。

 しろんちゃんは亀岡市在住のイラストレーターふじもとめぐみさん(21)の作品。メジロをモチーフにしたぽっちゃり体形のキャラクターで、白黒しま模様のスカートをはき、くちばしの周りに白黒竹食街道の共通メニューである「ガラシャあんかけ焼きそば」のソースをつけている。

 同実行委では、デザインの一部変更も加えて3月末までにしろんちゃんの着ぐるみを完成させ、イベントやキャンペーンに活用する予定。しろんちゃんをイメージした関連商品の開発も進めていく。

【 2013年01月23日 10時23分 】

想像豊かに演劇づくり 長岡第四小、俳優招き授業

2013-01-19 14:56:37 | 創 creation
児童の考えた演出に応じて演技を披露するごまさんら(長岡京市友岡・長岡第四小) 長岡京市友岡の長岡第四小の児童が18日、演劇をテーマにした特別授業を受けた。劇団俳優が演出の技法を実践も交えて教え、子どもたちは劇づくりの面白さの一端に触れた。

 京都府と京都文化財団の主催する「演劇出前ワークショップ」で、5年生75人が参加。京都が拠点の劇団「ニットキャップシアター」の劇作家ごまのはえさんと女優の高原綾子さんが講師を務めた。

 児童には2人の人物の短い会話と動作だけを記した台本が渡され、「あげる」という題名に応じて場面や人物設定を自由に考えるよう課題が出された。

 「天ぷらを揚げる」「たこを揚げる」などの場面が提案されると、ごまさんらが実際に演じてみせ、児童がコミカルなストーリーに顔をほころばせた。

 ごまさんは「台本から想像を膨らませて演出することで劇は面白くなるんだ」と説いた。

 参加した児童の柳楽僚士君(11)は「一つの言葉にいろんな意味があることがよくわかった」と感心していた。

【 2013年01月19日 11時56分 】

原発ゼロ目指し会報創刊 向日市民の会

2013-01-12 15:06:36 | 創 creation
原発をなくす向日市民の会が創刊した会報「原発0」。巻頭で福島県の被災者の切実な思いが掲載されている 市民グループ「原発をなくす向日市民の会」は会報を創刊し、被災地で暮らす人の思いや会員のメッセージを伝えている。2月2日には「内部被ばく」をテーマにした映画上映会を市内で催す。

 A4判4ページで、タイトルは「原発0(ゼロ)」。巻頭では福島県相馬市で酪農を営む女性の文章を掲載した。農地を汚染され、尊厳を踏みにじられたくやしさと「事故前のあのささやかな生活を返して下さい」とつづっている。

 会代表の徳本茂孝さん(70)=鶏冠井町=は「事故当時の『原発をなくそう』という国と国民の合意があいまいにされようとしている」と指摘する。このほか地域活動に取り組むリタイア世代や子育ての母親、僧侶など市内の会員が「幼い命への伝達」「被災者の痛みを」などのテーマで意見を記している。2千部発行し、会員を通じて手渡したり一部店舗で配布している。1カ月半に1回発行する。

 2月2日午後2時から、同市寺戸町の向日市民会館でドキュメンタリー映画「内部ひばくを生き抜く」を上映。同作品は福島やチェルノブイリ事故、国際的な医療支援に関わった医師4人にインタビューしている。無料。問い合わせは同会事務局筒井さんTEL075(931)3788。

【 2013年01月12日 11時51分 】

勧請縄作り、飾り付け 長岡京・走田神社で氏子ら

2013-01-10 08:43:04 | 創 creation
 京都府長岡京市奥海印寺の走田神社の伝統的な神事「お千度参り」と「弓講」に備え、氏子が奥海印寺自治会館で勧請(かんじょう)縄を作った。

 勧請縄は、神殿内で乾燥させた地元産のワラで編んだしめ縄に、12束のサカキをつるす。サカキの1束ずつには1月から12月まで1カ月ごとのコメ相場の活況への願いが込められている。

 この日朝、自治会館には氏子総代代表の安井等さん(72)ら役員と勧請縄班の約50人が集まった。山から採取されて青々としたサカキが積み上げられる中、細い縄でくくられて順番に束の形に整えられた。御幣を添えて昼前には神社参道の石段に飾り付けられた。

 13日は朝から住民総出で「御供(ごくう)」と呼ばれるおにぎりを作り、午後には本殿のそばで「お千度参り」と「弓講」が営まれる。

 ふだんは静かな境内も、例年この日は参拝者でぎっしり埋まる。

【 2013年01月07日 11時02分 】

長岡京のスイーツ、人気投票で商品化 市と商工会が募集 印刷用画面を開く

2013-01-10 08:39:08 | 創 creation
 長岡京市と市商工会は、「ご当地スイーツ」のアイデアを市内外から募集している。タケノコなどの特産品を素材に用いたり、細川ガラシャなど地元ゆかりの歴史上の人物をモチーフにするなど、同市にふさわしい創作菓子を考えてもらい、コンテストの上位2作品は商品化する。

 市の観光意識調査やイベントで「これといったご当地のお菓子がない」との声が多かったため、観光振興策の一環で企画した。

 応募にレシピは不要で、アイデアを描いたイラストや試作品の写真を送る。作品はホームページで公開し、人気投票の上位30作品から審査員がグランプリと準グランプリを選定。市内の商店に働き掛けるなどして2013年度に商品化する。

 グランプリは賞金10万円、準グランプリは5万円を贈り、同市の友好都市である静岡県伊豆の国市の温泉ペア宿泊券(1泊)も副賞でつける。2月15日締め切り。ホームページからか、市役所などで配布する用紙を郵送して応募する。問い合わせは長岡京市商工観光課TEL075(955)9515へ。

【 2013年01月07日 10時34分 】

旭米が育てた地域の絆 第2向陽小5年 復活活動、本年度は終了

2013-01-10 08:33:18 | 創 creation
 京都府向日市物集女町発祥で、コシヒカリの先祖「旭米」の復活を目指し、第2向陽小(同町)の5年生が行ってきた本年度の取り組みが終了した。児童たちは取り組みを通じてお米作りの大変さを学び、地域とのつながりの大切さを実感してきた。協力した地域の人に感謝の気持ちを伝え、取り組みを4年生に引き継いだ。

 「よみがえれ!物集女生まれのお米 旭米栽培プロジェクト」と銘打ち、5年の3クラス約110人が栽培に取り組んだ。地元農家の指導で種もみの選別や田植え、かかし作り、稲刈りを昔ながらの手作業で行った。収穫量は180キロに上り、民生委員や婦人会などの協力も受け、おにぎりにして味わった。しめ縄作りも体験した。

■稲刈りは大変

 昨年12月19日の発表会は地域住民や保護者にも公開して実施した。児童は先生の力をできる限り借りずにアイデアを出し合い、寸劇やクイズなどを交えながら行った。

 スクリーンに取り組みの様子を映し出し、「田んぼの中には多くの生き物がいることを知った」「稲刈りは腰をかがめるので昔の人は大変だったと感じた」と発表。学んだこととして▽協力▽お米の作り方▽地域の人とのつながり-を挙げ、「これからもいろいろな人とつながっていきたい」と述べた。

 また、病害虫や悪天候に強い旭米を生み出した農家の山本新次郎(1849~1918年)にも触れ、ふるさとの歴史を学んだ成果を披露。来年度に栽培を行う予定の4年生に対して「旭米 一口食べると 笑顔咲く」「4年生 お米作りは 楽しいよ」といった川柳で激励し、精米前の旭米を手渡して取り組みを引き継いだ。

 一方、地域の人たちへは「自分たちの力だけではプロジェクトはできなかった」と、多くの人の協力に感謝した。旭米を広く伝え、地域の人と関わり、物集女の自然を大切にしていきたいという今後の抱負も発表し、5年生全員で声をそろえ「協力することの大切さ、友だちの良さ、地域の人の優しさ、お互い支え合って生きていると感じた」と取り組みをまとめた。

■取り組みが宝に

 児童たちは各クラスを担当し、取り組みを支えてくれた農家3人にお礼の手紙を贈った。

 1組担当の柴田光貢さん(70)は「私も旭米栽培は初めてだった。みんなが一生懸命作ってくれてうれしい」と振り返り、3組担当の安田忠和さん(67)は「協力し合ってできたことがうれしい。ともに勉強させてもらった」と話した。2組担当の春田正之さん(65)は児童との取り組みを「宝物」と表現し、「地域のために次の人にいろいろ教えてくれる人になってほしい」と期待していた。

【 2013年01月06日 10時36分 】

まちづくり加速 向日・阪急洛西口東側

2013-01-06 14:54:06 | 創 creation
 向日市北部でまちづくりの動きが加速している。キリンビール京都工場跡地の再開発では、商業施設の開発基本計画が昨年11月に市へ出され、今年3月の着工をめざす。阪急洛西口駅東側の土地区画整理事業では造成や道路整備がほぼ終了、昨年末から「使用収益開始」となり建築など土地利用が可能になった。

 「(仮称)イオンモール京都桂川」は2014年度中の開業を目指し、延べ床面積は約20万平方メートルを見込む。店舗面積は未定だが、規模は久御山店(久御山町)の1・5倍、京滋最大級となる可能性が高い。

 イオンモールは今春~夏に具体的な計画を明らかにする。ショッピングセンターを核に200以上の専門店が入る見通しで、2千~3千人の従業員は地元雇用を積極的に進めるという。防災拠点としての活用も検討し、市役所出張所などの誘致を行う。同社近畿開発部は「最新型の店舗にしたい」とする。

 一帯ではオムロンヘルスケアが本社を開業。京都銀行は研修センター完成に向け市と開発協定を結んだ。洛南学園も14年2月末の完成を目指す。

 阪急路線そばの農地8・4ヘクタールで、土地区画整理事業が行われてきた。立体交差化工事のため一部道路は未整備だが、区画整理事業区域とイオン方面を結ぶ市道や土地造成は完了。公園地下に雨水調整池も設置した。

 使用収益開始で地権者53人が土地利用できるようになり、オフィス、マンションなどの進出も見込まれる。地権者の裁量で土地を利用できるため、足並みをそろえた開発が進むかが課題となる。市全体の商業施策面で、市街地中心部との共存が難題として迫る。

 地権者でつくる向日市阪急洛西口駅東土地区画整理組合の齊藤博行理事長(62)は「イオンモールのにぎわいを引っ張ってこられるようにし、若い人に住んでもらうとともに中高年の人も安心して集まれるまちにしたい」と話す。

【 2013年01月03日 11時10分 】

門松カード在庫で終了 大山崎町、残り3000枚、希望者に配布

2012-12-22 12:02:49 | 創 creation
 門松の代わりとして正月に玄関前などに飾る紙製の「門松カード」を町民に配っていた大山崎町は「需要がなくなった」として昨年から全戸配布と新規の製作をやめ、窓口で希望者だけに渡すようにした。在庫が尽きれば長年続いてきたこの風習を終えるという。

 町によると、門松カードは森林保護の機運が高まった昭和30、40年代ごろ、門松用として松が伐採されるのを防ごうと全国的に取り組まれたという。

 乙訓地域の自治体では現在、大山崎町だけが町民に配布しており、記録はないが数十年間は続いてきた。向日市の上植野区など地域単位で行っているところもある。

 同町のカードはA4判。左右に「賀正」の文字と初日の出を背景にした門松が描かれており、切り取って使う。広報誌の12月号に折り込んで全戸配布していたが、ほとんど使われていないのが分かった。

 町経済環境課は「門松の風習自体が廃れたのと、正月飾りが多様化したことが原因ではないか」としている。

 カードが必要という町民もいるため、昨年から同課の窓口に置き、取りに来てもらうことにした。在庫は約3千枚あり、なくなるまで毎年12月に窓口配布を続ける。昨年は約20枚を配った。

 同町は「時代の流れなのでしょうか。引き継いできた風習がなくなってしまうのはさみしい」としている。

【 2012年12月22日 10時56分 】

被災女性ら共同でパッチワークキルト 長岡京で展示

2012-12-22 11:57:07 | 創 creation
 東日本大震災で被災した岩手県釜石市の女性たちの手がけたパッチワークキルトが、京都府長岡京市友岡の自立支援施設「乙訓もも」で展示されている。仮設住宅で暮らす仲間約10人が共同で作りあげた作品で、見る人に作り手のぬくもりを伝えている。

 釜石市は震災に伴う津波で市街地が甚大な被害を受け、現在も約5800人が仮設住宅で暮らしている。

 現地ではカトリック系の災害支援団体が支援活動を展開。仮設住宅の談話室でパッチワークキルトの教室も開いており、キルトセラピストの長尾玲子さん(53)=大阪府茨木市=が指導している。長尾さんは乙訓ももでもキルト教室を開いていることから、今回の企画に結びついた。

 展示しているのは幅、高さとも1メートルを超す大型の作品4点。色とりどりの模様のパッチワークを縫い付けてあるほか、花々や果物などをデザインした編み物も飾り付けてあり、やさしく、温かい雰囲気を醸し出している。

 長尾さんは「キルト作品を一緒に作るうちに被災者の間に会話が生まれ、みんな仲間だという気持ちがどんどん強まっていった。素晴らしい作品がそろった」と話している。

 展示は24日まで。22、23日は土日のため休み。

【 2012年12月20日 09時16分 】

エゴマの光再び 大山崎で搾油機を住民ら復元

2012-12-16 01:49:16 | 創 creation
 中世にエゴマを原料とする灯明油の独占販売で栄えた京都府大山崎町の住民グループ「えごまクラブ」が、大山崎で考案されて当時にエゴマの油搾りに使われていた道具を2分の1サイズで復元させた。15日には同町大山崎の離宮八幡宮でお披露目をして、エゴマの実を搾った油で灯明をともす。

 道具は「長木(ながき)式搾油機」。油座の本拠地だった離宮八幡宮に残る古文書「製油(せいゆ)濫觴(らんしょう)」に描かれていた搾油機の図を参考に、数多くの伝統建築を手がけてきた「安井杢工務店」(向日市)の協力を得て復元した。

 木材で作られており、ろくろを回して縄を締めて搾油部分に圧力を加える仕組みになっている。実物のほぼ2分の1で、全長290センチ、高さ108センチ、幅75センチ。

   ◇   ◇ 

 9月から3回にわたって復元のワークショップを開催し、メンバーや町内の子どもら約20人が参加した。安井杢工務店の職人の指導を受けながら、木材を切ったり、かんなで削るなどして部品を作って組み立てた。

 11月18日には完成した搾油機で試験的にエゴマの実を搾った。1滴の油が落ちてくるごとに参加者から大きな歓声が上がっていた。ベテラン職人の一人は「自分たちが携わった仕事を、目の前で子どもさんといっしょに喜び合う機会はめったにない。やったかいがあった」と感慨深そうに話す。

 副代表の津田定豊さん(45)は「先人の知恵と歴史が詰まっている。多くの人の目に触れる機会を作り、大山崎の歴史を感じてほしい」と話している。

   ◇   ◇ 

 15日は「エゴマフェスタ2012」を開き、午後2時から今年に収穫したエゴマの実を搾る。午後4時半から初搾りの油で灯明をともす。

 午前11時~午後0時半にエゴマ入り揚げ菓子やエゴマ茶などの販売があり、午前11時~午後2時には、搾油機のミニチュア(参加費千円)と箸(参加費200円)を作る木工ワークショップがある。

【 2012年12月14日 11時42分 】

ナンテンきりり、門松できた 長岡京で児童ら製作

2012-12-16 01:47:16 | 創 creation
 鮮やかな青竹と松葉に、きりりと真っ赤なナンテンの実が新年の華やぎを添える。京都府長岡京市今里の長岡第三小で12日、児童が門松を作った。

 子どもの安全な居場所を提供するため、地元の人たちが放課後に運営する「すくすく教室」の一環で催された。毎週水曜日に地域内外の人たちが講師役となって、工作や茶道、算数などを児童に教えたり、季節に応じてイモやタケノコ掘りを行っている。

 この日はパソコンで年賀状やクリスマスカードを製作したほか、門松作りのために運営委員会代表の能勢善剛さん(70)が地元で伐採した竹を用意した。

 児童はノコギリの持ち方や力の入れ具合を教わりながら竹を鋭角に切りそろえた。見栄えがいいように3本を固定してから、葉の向きやナンテンの飾り付け具合に工夫を凝らして仕上げていった。

【 2012年12月13日 11時31分 】

Xマスや新春向け寄せ植え、彩りに工夫 向日で講座

2012-12-08 15:16:55 | 創 creation
 クリスマスから新春に飾る寄せ植えを楽しむ講座が5日、京都府向日市寺戸町の寺戸公民館で開かれ、市民が彩り鮮やかで季節感のある花を鉢に植えた。

 寒い季節に花と緑で心を和ませてもらおうと、同公民館が主催した。物集女町で園芸店を営む中山加奈子さん(36)を講師に招き、35人が参加した。

 参加者は、メーンの花を鉢の真ん中に植え、背の高い植物を後ろ側に配置するなど植え方の基本を中山さんから学んだ。続いて、クリスマスツリーに見立てたクレストや正月用の葉ボタン、メーンとなるガーデンシクラメンを植え付け、ビオラやジュリアンなど寒さに強い花を置いた。

 黄や赤、緑、紫といった色とりどりの草花を組み合わせた寄せ植えに、参加者は「きれいにできた」と笑顔を見せていた。

【 2012年12月06日 11時26分 】

Xマスの演出、華やかに 大山崎で「ハンドメイド展」

2012-12-01 13:57:52 | 創 creation
 赤、白、緑などの色鮮やかな造花や飾りで手作りした品々が並ぶ。クリスマスリースや正月用飾りがもうすぐやってくる冬の足音を感じさせる。

 京都と大阪の主婦3人でつくる「アトリエヴェール」が開催する「おしゃれなハンドメイド展」。京都府大山崎町大山崎のJR山崎駅近くにある「ホテルデュー大山崎」1階のフリースペースで28日に始まった。

 会場には造花のフラワーアレンジメントや洋服、和小物などが展示され、駅の利用客や近所の人たちが訪れていた。作品は販売もしている。メンバーの向日市森本町、山下敬子さん(65)は「季節感と手作りの味を楽しんでほしい」と話す。

 12月2日までの午前10時半~午後5時。問い合わせは山下さんの携帯電話080(5336)8739。

【 2012年11月29日 11時20分 】

後輩に「努力が重要」  五輪選手が長岡第二中で講演

2012-11-24 10:43:48 | 創 creation
 創立40周年を迎えた長岡京市今里の長岡第二中は20日、卒業生でアテネ五輪の陸上七種競技に出場した中田有紀選手(35)=日本保育サービス・名古屋市=を招いて記念講演会を開いた。中田選手は「最後まであきらめず、ひたむきに取り組むことが大事」と後輩たちに訴えた。

 中田選手は同中を1991年度に卒業した。陸上女子七種競技の選手として2004年にアテネ五輪で日本人として初めて出場した。日本選手権9連覇などの実績があり、現役選手として競技を続けている。

 記念講演には、全校生徒や保護者約500人が参加した。中田さんは世界で戦っている経験を踏まえ、才能には限りがあるとしたうえで「自分の才能をどのように生かすか考えたり、持っているものを工夫して結果に結びつけようとすることに限界はない」と努力の重要性を訴えた。

 続いて校長室で8月の全国大会に出場した陸上部3年の岡本梨花さん(15)と伊藤汐里さん(14)の2人と対談し、エールを送った。陸上部の練習にも参加し、走り方や跳び方を部員らにアドバイスしていた。

2012年11月21日 12時10分

河合卯之助偉業触れて 中小路家住宅で作品展示

2012-11-24 10:40:41 | 創 creation
> 向日市ゆかりの陶芸家、河合卯之助(1889~1969)の作品を飾った展示会が22日、同市上植野町の国登録有形文化財「中小路家住宅」で始まった。初公開という陶画集の肉筆原画のほか、向日市(当時・向日町)に窯を築いた昭和初期以降の陶磁器などが並んでいる。

 河合卯之助は京都市の五条坂で作陶していたが、大正期に実施した朝鮮での窯跡調査を転機に独自の作陶活動に入り、1928(昭和3)年に現在の向日市寺戸町西野辺に「向日窯」を開いた。赤絵を得意とし、吉川英治ら多くの文人と交友を深めた。

 展示会は、卯之助の後援者となり、朝鮮旅行にも同行した山本重次郎氏の遺族、山本匡利さん(67)=上植野町=の所蔵品を中心に約40点並べた。

 大正末期に発行された陶画集の肉筆原画は2点を飾った。和紙に得意の赤絵で花瓶や皿を描いた作品で、原画の展示は初めてという。陶器では皿や盆、つぼのほか、数少ないとされるカフスボタンと帯留めも置いた。

 また、随筆集や東京の友人に宛てた晩年の手紙も並ぶ。

 展示会を企画した「古民具やまもと」(長岡京市長岡)の店主、山本榮二さん(65)は「偉大な陶芸家が向日市で文化活動をしていたことを広く知ってほしい」と話す。

 25日まで。午前10時~午後5時(最終日は午後4時)。無料。

【 2012年11月23日 10時10分 】