京都・西山古道のマップ作製 NPO「自然散策楽しんで」

2016-05-02 05:54:59 | 創 creation
 京都府乙訓地域で活動するNPO法人「京おとくに・街おこしネットワーク」はこのほど、整備を進めているハイキングコース「西山古道」の地図を作製した。沿道に自生する多数の植物を写真付きで紹介しており、散策のシーズンを迎えて「多くの人に西山古道の豊かな自然を楽しんでほしい」としている。

 地図は縦52センチ、横38センチの1枚物で、表裏ともカラー刷り。表は国土地理院発行の地図を基に、京都市西京区の善峯寺から長岡京市浄土谷の柳谷観音楊谷寺を経て、同市の深谷川と小泉川の合流地点付近に架かる立石橋までの西山古道を赤い線で示している。

 また、善峯寺近くのミカエリソウ群生地や楊谷寺近くのソヨゴ群生地など、どの地点にどのような植物が自生しているかが一目で分かる。道中の展望台からの眺望や白糸の滝(西京区)などの写真も添付している。

 裏面にはアセビやコナラ、コアジサイなど沿道に自生している主な植物23種類を写真付きで掲載、特徴や名前の由来などを解説している。

 1枚200円。乙訓地域の書店などで販売している。問い合わせは同ネットワークの中山さん携帯電話090(5165)8405。

【 2016年04月26日 12時00分 】

住民目線で散歩コース 京都・大山崎の魅力マップに

2016-04-24 11:11:39 | 創 creation
 京都府大山崎町でボランティア活動に取り組む住民がお気に入りの散歩コースを記したマップを作成した。ガイド本には載っていない、地元住民ならではの目線で選ばれた場所が紹介されており、「まちの開発が進む中でも、残していきたい風景がある。知られざる大山崎の魅力を知ってもらえれば」としている。

 町社会福祉協議会が2012年に開いた地域交流イベントのワークショップで、大山崎ボランティア連絡協議会のメンバーが「大山崎のいいところ探し」をテーマに話し合ったことがきっかけ。会議を重ね、それぞれが写真を撮影し、約4年をかけて完成させた。

 マップは、町の形に似たハート形の毛糸で町全域を縁取り、大山崎、円明寺、下植野地区から計約40カ所のポイントを載せた。桂川土手から望んだ背割堤の桜並木や円明寺が丘団地付近にあるハナミズキの並木道、町立第3保育所横のクワイ畑など、普段は目立たない場所の写真が説明付きで貼られている。

 同町大山崎のアサヒビール大山崎山荘美術館の休憩室に展示されている。同会メンバーは「手作り感いっぱいで、味がある。『こんな場所があったんだ』と発見があるはず」と話している。

【 2016年04月12日 11時07分 】

京都・向日市民体育館が一新 ハンナリーズの試合も

2016-04-17 16:16:24 | 創 creation
 京都府向日市民体育館(同市森本町)のリニューアル工事がこのほど完了し、17日にオープンする。エアコンを全館に完備したほか、一部スペースに「歴史文化交流センター」を整備し、同市の歴史を紹介する映像モニターや出土遺物などのコーナーを設けた。総工費は約2億6800万円。
 アリーナを含む全館にエアコン計63台を設置したほか、アリーナ床面の研磨、LED照明146基の設置、多目的トイレ2基の新設や便器の洋式化などを実施。このほか、老朽化していた防犯カメラ21台を更新した。
 歴史文化交流センターは、歴史まちづくり法に基づく計画認定(歴まち認定)を受け、歴史発信の拠点として整備した。森本町や鶏冠井町で出土したつぼや鉢などを展示するほか、市内の町並みや歴史に関する映像を視聴できるタッチパネルモニターを設けた。
 15日午前10時から記念式典を行い、17日から開館する。30日と5月1日にこけら落としとして、プロバスケットボールTKbjリーグ・京都ハンナリーズのプレーオフが開かれる。
 市民体育館は1987年開館。老朽化が進んでいたため、昨年9月から休館していた。

2016年04月13日 09時20分配信



小学校と保育所一体校舎に 京都・長岡京、複合施設竣工

2016-04-10 09:36:04 | 創 creation
 小学校と保育所を一体化した複合施設の竣工(しゅんこう)式が8日、京都府長岡京市神足3丁目の神足小で開かれた。施設の老朽化と園児の増加で増改築が必要となった近くの開田保育所を同小に移転させたもので、児童や園児らが耐震にも目配りした新たな校舎の完成を祝った。

 式典には、神足小の6年生や開田保育所の年長組ら約150人が参加。同小の岡村一浩校長が「小学校と保育所が一体となったことでどんなことができるか、あるいはしたいのか考えて」と話し、同保育所の吉川啓子所長は「かっこいいお兄ちゃん、お姉ちゃんの姿を見ていろいろ学んで」と呼び掛けた。続いて子どもたちが声を合わせ「さんぽ」を元気よく歌った。

 同小の南校舎を建て替えて整備した複合施設は、鉄筋コンクリート造り3階建てで延べ約3400平方メートル。南東側は同小が校舎として使い、南西側1、2階には保育所と放課後児童クラブが入る。屋上にはプールもある。

 同保育所の旧施設は築60年以上がたち、現在の耐震基準を満たしていなかった。また、子育て世代の転入で入園希望者が増え、待機児童対策として施設の増改築も急務だった。神足小も耐震化のための南校舎改築が必要となったことから、長岡京市では初となる複合化施設建設が決まった。

【 2016年04月09日 11時16分 】

女性好みの京都・大山崎 るるぶ特別編集

2016-04-10 09:24:05 | 創 creation
 若い女性をターゲットに、京都府大山崎町の魅力を紹介する観光情報誌「るるぶ特別編集 京都大山崎町」がこのほど発行された。町内の名所や天王山ハイキングコース、グルメ情報などを華やかなレイアウトで紹介している。

 町が観光ガイドブック「るるぶ」と協力して作成した。7ページで、女性のかばんにも入りやすいよう、通常のガイドブックよりも小さくした。表紙には全国的に知名度のあるアサヒビール大山崎山荘美術館を使った。

 「京の玄関口でキラリと光る町 大山崎」と銘打ったページでは阪急大山崎駅、JR山崎駅の前にある離宮八幡宮や妙喜庵、聴竹居などを掲載。ハイキングコースは、宝積寺や禁門の変で自刃した藩士らをまつる十七烈士の墓、酒解神社などを巡る片道約1時間のルートを紹介している。

 このほか、100年以上前の旅籠(はたご)を起源とする旅館や古民家を改装したカフェ、雑貨屋、パン屋など女性好みのスポットも載っている。

 3万部作成。ふるさとセンターやJR京都駅構内の観光案内所「京なび」などで手に入る。今後は京都市内のホテルなどに置くことを検討している。

【 2016年04月07日 11時45分 】

動く!段ボールおもちゃ 京都・向日の男性が作製

2016-04-10 09:16:49 | 創 creation
 京都府向日市物集女町の男性が、段ボールで乗り物や動物などを作り、地元の幼稚園や知人に配っている。実物さながらに可動するはしご車やショベルカーなど、段ボールとは思えない本格的な作品ぞろいで、子どもたちから人気を集めている。

 三品忠弘さん(75)は長年、大手重工メーカーで機械の組み立てに従事していた。退職した8年前、孫の山本紅葉さん(9)に喜んでもらおうと、段ボールで「機関車トーマス」を作ったことがきっかけで制作を始め、これまでに数百個の作品を手掛けた。

 子どもたちに手にとって遊んでもらいたいと、乗り物はいずれも可動式のタイヤ付きにした。はしご車では、大きさの違う段ボールをつなぎ合わせ、はしごが最大約80センチまで延ばせるようにした。ショベルカーはシャベル部分や車体の上部を動かせるようにしたほか、キャタピラーを付けた。乗り物のほか、ゾウやワニ、恐竜なども作った。

 段ボールは近所のスーパーなどで調達し、タイヤなどに使う筒は反物用の芯を、タイヤ同士をつなぐシャフトは100円ショップで購入した竹ひごを使用。「原価が高いと、もらう人が気兼ねする。壊してもいいつもりで遊んでほしいので」と優しいこだわりを見せる。

 昨秋、地元の幼稚園のチャリティーバザーに作品を出品したところ、たちまち売り切れたという。孫の紅葉さんと清夏さん(6)は「かたつむりがかわいくて一番好き」と笑顔で話していた。

 三品さんは「作るのは楽しいし、たくさんの人に喜んでもらえるので一石二鳥。これからも制作を続けたい」と意気込んでいる。

【 2016年04月05日 09時56分 】

二つの水上橋改修、池に彩り 京都・長岡天満宮

2016-03-28 14:53:07 | 創 creation
 サクラやキリシマツツジの季節を目前に控え、長岡天満宮(京都府長岡京市天神2丁目)内の八条ケ池に架かる水上橋2本の改修がこのほど終了した。市民や観光客が、美しく生まれ変わった橋を歩きながら、池の風情を楽しんでいる。

 今回、市が主体となって、昨秋から4カ月ほどかけて老朽化していた北と西の水上橋の改修を行った。北水上橋は長さ約60メートル、西水上橋は同約57メートル。いずれも幅は2メートルほどで、府内産のヒノキを使用している。

 改修直後とあって、太陽の光にヒノキが白っぽく輝き、池の情緒に彩りを添えている。橋の開放時間は4~9月が午前7時~午後6時、10~3月は午前8時~午後5時。

【 2016年03月21日 11時00分 】

しろちゃん「分身」似てるかな? 児童がヤギの張りぼて

2016-03-20 08:02:09 | 創 creation
 長岡第四小(京都府長岡京市友岡1丁目)で飼育しているヤギの「しろちゃん」を模した張りぼてが、このほど完成した。市民団体から譲り受けた張りぼての表面をはがし、骨組みを利用して児童が手作りした。校内で、巣立つ6年生や進級する子どもたちを見守る。

 全国から約160作品が寄せられた「こども手づくり作品コンテスト2015」で、グランプリを獲得したしろちゃんの服を飾るため、同小で放課後に行っているものづくり教室で手掛けた。昨年10月に市内で開かれた催しで、地元の森林ボランティア団体「里山再生市民フォーラム」が竹を骨組みに利用して作ったヒツジの張りぼてを譲り受け、ヤギに「改造」した。

 製作は1月から始め、作業は3日間に渡り、毎回5~15人ほどの児童が参加した。ヒツジの張りぼての表面に貼ってあった紙をはがし、骨組みだけの状態にした。その上に網を掛け、新聞紙を貼り付け、さらに白の和紙を何重にも重ね貼りしていった。竹でできていたヒツジの角はヤギの耳に作り替え、ひづめを紙粘土で表現している。体長約1・5メートル、高さ90センチほどで、しろちゃんより一回り小さくできている。

 最終の作業をした今月2日は、くしくもしろちゃんの10歳の誕生日。完成した張りぼてを対面させると、しろちゃんは不思議そうに眺め、自分の「分身」が何なのかを口でつついて確かめていた。

 張りぼては、服を着せて校舎内に飾り、製作した児童が「しろのはりぼて完成」「きれいだよすごいんだよ!しろのふく」などと書いたポスターも添える。

【 2016年03月15日 13時50分 】

高校生目線、店舗のビデオCM作成 京都・長岡京

2016-03-12 11:45:41 | 創 creation
 立命館中・高(京都府長岡京市調子1丁目)の高校2年生がこのほど、市内の店舗などを紹介するビデオCMを授業の一環で制作した。高校生の目線で見た店の特徴や商品を映像と音で紹介しており、長岡京市商工会のコミュニティーサイト「よろずやネット長岡京」で公開されている。

 CMを制作したのは、選択科目「メディアリテラシー」の2年生15人。同商工会に協力を依頼し、昨年5月から実際に同商工会加盟の洋菓子店やガソリンスタンド、保育園などに出向いて店主にインタビューしたり写真を撮ったりして、映像加工ソフトを使って約1分50秒~4分間の作品にまとめた。

 和菓子店のCMでは、店主の男性が自ら商品に対するこだわりや店を構えた理由などを説明しており、看板商品の製造風景なども盛り込んでいる。一方、美容室のCMでは、ナレーションを入れず、軽快なジャズに乗せて各美容師の経歴や仕事への思いを字幕で紹介している。

 大久保多聞さん(17)は「取材は初めての経験だったので、聞いた話を見る人にどう伝えるかに気を配った」と話し、長野博樹さん(17)は「保育園の取材の時に、子どもたちを撮影していいか心配だったが、結果的に保護者に了解が得られ、より子どもたち雰囲気の伝わる作品になったと思う」と満足げだった。

【 2016年03月08日 10時47分 】

天王山を「勝負の聖地」に 京都・大山崎町、関ケ原と連携も

2016-03-12 11:43:17 | 創 creation
 京都府大山崎町の山本圭一町長はこのほど、天王山を「勝負の聖地」として活用し、地域主体の観光振興組織(日本版DMO)の設置を目指す方針を明らかにした。

 町議会の一般質問で、西田光宏町議(大山崎クラブ)の質問に答えた。

 日本版DMOは、地域を一つの集客装置と見立てて観光マネジメントなどに取り組む官民一体の法人で、地方創生の新たな仕組みとして注目されている。

 現在、観光庁に計24件が候補法人として登録されており、登録されると国の交付金による支援が受けられる。山本町長は答弁で「専門家の助言なども取り入れながら、『勝負の聖地』としてのブランド化を積極的に進め、DMO設置の機運を高めたい」と述べ、関ケ原の合戦があった岐阜県関ケ原町との連携にも意欲を見せた。

 このほか、本年度でスクールランチ事業を廃止するにあたって、2016年度前期に中学校給食の実施方式ごとの費用やメリット・デメリットを調査し、後期に学校関係者らでつくる検討委員会を立ち上げるとした。17年度に給食施設の基本設計などを行い、18年度に整備工事を完了し、19年度から実施を目指す考えを示した。

【 2016年03月07日 20時04分 】

巧、長岡宮を紙で再現 京都・向日、キット配布

2016-01-24 12:58:06 | 創 creation
 京都府向日市の市埋蔵文化財センターは、長岡宮の大極殿や回廊などのペーパークラフトキットを作り、無料で配布している。屋根や柱などが精巧に作られ、難易度は高め。同センターは「ぜひ挑戦してほしい」と呼び掛けている。

 キットは、「史跡長岡宮跡復元・体感アプリ『AR長岡宮』」の設計図を利用して作製した。長岡宮全体を千分の1のサイズに、大極殿、朝堂院南門、楼閣(翔鸞(しょうらん)楼・栖鳳(せいほう)楼)、回廊東・西、朝堂院西第四堂をそれぞれ250分の1のサイズに仕上げた。朝堂院西第四堂以外はモノクロバージョンもある。

 大極殿は、天皇の御座「高御座(たかみくら)」や屋根の鴟尾(しび)なども作った。翔鸞楼は2階建ての上、屋根の形が複雑で、最も難易度が高いという。

 いずれもA3判で2~4枚。2万1千部作った。同市鶏冠井町の朝堂院公園案内所で入手できる。問い合わせは同センターTEL075(931)3841。

【 2016年01月20日 10時36分 】

英陶磁の伝統と革新対比 京都・大山崎山荘美術館

2015-10-13 17:19:53 | 創 creation
 イギリスの陶磁を中心に紹介する企画展「かたちのであい ルーシー・リー、ハンス・コパーと英国陶磁」が京都府大山崎町大山崎のアサヒビール大山崎山荘美術館で開かれている。イギリス陶芸界の伝統と革新を対比させた約100点の作品を通じ、同美術館は「形と形、人と人などさまざまな『であい』を感じてほしい」としている。

 本館では、柳宗悦らの民芸運動と深く関わり、日本になじみが深いイギリスの陶芸家バーナード・リーチと濱田庄司らが手掛けた、当時のイギリス陶芸の伝統に乗っ取った重厚なデザインの陶器などを展示している。

 一方、「夢の箱(山手館)」の棟には流線を意識した形状など焼き物の美を追い求めたリーの作品や、独創的で「オブジェ」のような造形が特徴のコパーの作品があり、前衛的な雰囲気を演出している。

 来場した川村忠久さん(75)=鳥取県鳥取市=は「伝統の重みを感じさせる作品と、斬新な印象の作品の両方が楽しめた」と話していた。

 12月13日まで。月曜休館。4日午後2時~3時、陶芸研究家の西マーヤ氏が、リーとコパーの交流について講演する。要予約。

 問い合わせは同美術館TEL075(957)3123。

【 2015年10月03日 10時43分 】

新米記者、京都・乙訓で特ダネ追う ドラマ、専門学校生ら撮影

2015-09-28 19:57:26 | 創 creation
 「今日こそ、トップ記事を書きたい」。スクープを追って街を奔走する若手新聞記者が主人公のテレビドラマ「オレたちの天王山!」の撮影が京都・乙訓地域で行われ、10月4日から放送される。個人ブログなどが流行するネット全盛期の現代に、地方紙が果たす役割や、人と人とのつながりの大切さを描く。

 専門学校を運営する「滋慶学園COMグループ」(本部・大阪)で演技や撮影技術を学ぶ学生たちがプロの指導で作品を完成させる産学協同作品。

 撮影は、7月から8月にかけて、向日市の京都新聞洛西総局や向日神社、大山崎町の天王山夢ほたる公園などで行った。

 洛西総局では、出演者やスタッフなど約30人が撮影に参加した。「特ダネ」を追う「京都新報」の新米新聞記者の主人公が記事をめぐって先輩記者と激しく議論するシーンなどを撮影した。

 放送はケーブルテレビ「ジェイコム」の関西地域で、10月4日から毎週日曜(午後8時)と水曜(午後6時半)。

【 2015年09月26日 10時31分 】

繊細で軽妙な造形…英国陶芸に新風 京都・大山崎の美術館

2015-09-17 17:12:07 | 創 creation
 英国陶磁をテーマにした企画展「かたちのであい」が19日から、京都府大山崎町大山崎のアサヒビール大山崎山荘美術館で始まる。戦後の英国陶芸に自由な作風を持ち込んだ陶芸家ルーシー・リーとハンス・コパーの薄く繊細な造形に焦点を当てる。

 ドイツ出身のリーと、オーストリア出身のコパーは、独自に生み出した繊細で軽妙な作風で、スリップウェアなど重厚で素朴な造形が主流だった英国陶芸界に新風を吹き込んだ。

 今回は伝統と革新を象徴する約100点が並ぶ。京都国立近代美術館(京都市左京区)所蔵のリー作「壺」やコパー作「花生(はないけ)」などの作品と、同美術館にあるバーナード・リーチ作の「スリップウェア グリフィン図大皿」など伝統的で重厚な作品を対比する。

 12月13日まで。入館料900円(学生は

500円、中学生以下は無料)。10月4日午後2時から陶芸研究家の西マーヤ氏による講演「アルビオン・ミューズ工房時代のルーシー・リーとハンス・コパー」を開く。要予約。

 問い合わせは同美術館TEL075(957)2364。

【 2015年09月17日 11時08分 】

「羊の世界旅行」フェルトで表現 京都・長岡京で施設利用者ら

2015-09-13 18:17:28 | 創 creation
 京都府長岡京市井ノ内の障害福祉センター「あらぐさ」の利用者たちが手作りしたフェルト作品などの展示会「奇蹟(きせき)的羊 世界旅行・ひつじの旅」が、同市粟生の「アトリエ畔」で開かれている。同センターは「作品一つ一つが一点もの。世界に二つとない作品の魅力を感じてほしい」としている。

 施設利用者の作品を発表する場を設けようと、同センターが毎年開いている。

 今回は「世界を旅する羊」をテーマに、木材やフェルトを使って各国の都市や自然を表現した。エジプトのピラミッドやアメリカの高層ビルの傍らに、愛らしい羊がたたずむ作品のほか、地球や富士山、イタリアの観光名所「真実の口」などをモチーフにしたユニークな作品が並ぶ。

 入場無料。11日まで。午前10時~午後4時(11日は午後3時まで)。午前10時45分~11時半は無料のフェルト創作体験を行う。

【 2015年09月09日 11時16分 】