京都府長岡京市今里の長岡第七小の児童らが15日、校庭に設置する水車の製作に取り組んだ。6年生が思い思いの漢字を書いた部材を組み立て、車軸に取り付けて完成品に仕上げた。今後は校内の井戸からくみ上げた水をビオトープに流し込むのに使う予定で、子どもたちは勢いよく回る姿を思い描いていた。
同小の校区住民などでつくる長七小校区地域コミュニティ連絡協議会の取り組み。府の地域力再生プロジェクト支援事業を活用し、水車製造を手がける長野県松本市の「堀川工房」の協力を得た。
事前に部材であるスギ製の輪板を学校に送ってもらい、6年生が卒業制作の一環で「友」や「夢」、「絆」などの好きな漢字を耐水塗料で書いておいた。
この日の作業には児童28人や教員、コミュニティ協議会のメンバー、堀川工房のスタッフらが参加した。まず輪板や羽根板などをねじで留めて8個の部品を作り、玄翁(げんのう)などを使って車輪の形に組み立てると、直径180センチの水車が完成した。
3月2日に完成のお披露目をする予定。6年生の高山恭平君(12)は「今まで生きてきてこの6年間が一番楽しかったので『最』と書いた。卒業しても水車が回る様子を見に来たい」と笑顔で話した。
【 2014年02月16日 10時41分 】
同小の校区住民などでつくる長七小校区地域コミュニティ連絡協議会の取り組み。府の地域力再生プロジェクト支援事業を活用し、水車製造を手がける長野県松本市の「堀川工房」の協力を得た。
事前に部材であるスギ製の輪板を学校に送ってもらい、6年生が卒業制作の一環で「友」や「夢」、「絆」などの好きな漢字を耐水塗料で書いておいた。
この日の作業には児童28人や教員、コミュニティ協議会のメンバー、堀川工房のスタッフらが参加した。まず輪板や羽根板などをねじで留めて8個の部品を作り、玄翁(げんのう)などを使って車輪の形に組み立てると、直径180センチの水車が完成した。
3月2日に完成のお披露目をする予定。6年生の高山恭平君(12)は「今まで生きてきてこの6年間が一番楽しかったので『最』と書いた。卒業しても水車が回る様子を見に来たい」と笑顔で話した。
【 2014年02月16日 10時41分 】