「名月の宴」古典芸能を堪能 京都・長岡京

2017-09-16 14:19:22 | イベント
 京都府長岡京市の初秋を飾るイベント「名月の宴(うたげ)」が9日夕、同市勝竜寺の勝竜寺城公園で開かれた。あいにくの曇り空で月は見えなかったが、親子連れらが琴や詩吟などを堪能した。

 戦国武将で一流の文人でもあった細川幽斎ゆかりの勝龍寺城跡を舞台に、古典芸能の魅力を体感してもらおうと、市文化協会が毎年この時期に開催しており今回で26回目。この日は同協会所属の9団体・個人が出演した。

 辺りが夕闇に包まれる中、大正琴愛好会は「明日があるさ」や「エリーゼのために」などの歌謡曲やピアノ曲を、息を合わせて演奏。長岡京吟詠会は、詩吟と詩舞をあわせた情感豊かな演舞を披露し、訪れた人たちがじっくりと見つめていた。

 また会場の一角では、放課後支援活動「すくすく教室」で茶道を学ぶ神足小児童18人が野だてを行った。浴衣姿の子どもたちが、慎重な手つきでお茶をたて、菓子とともに来場者に振る舞っていた。6年の福本結子さん(12)は「お茶がきれいにたてられるとうれしい。いろんな人にお茶を出して会話するのも楽しい」と話していた。

【 2017年09月10日 12時06分 】

ケイリン、子どもや高齢者楽しむ 京都・向日

2017-09-09 09:21:43 | イベント
 京都向日町競輪場(京都府向日市寺戸町)で2日、自転車愛好家でつくる「京都サイクルクラブ」の会員による初めてのケイリン競走が行われ、子どもらが本物の競走路でレースを楽しんだ。

 子どもから大人まで安心して楽しめるサイクルスポーツを広め、市民に親しまれる競輪場をPRしようと、同クラブが企画。この日は、8月31日から開催されている開設67周年記念レース「平安賞(GⅢ)」の合間に、60歳前後のマスターズと、小中学生のジュニアの部を行った。

 ジュニアの部には、京都をはじめ愛知県や三重県などから、小学6年から中学3年までの7人が出場し、一周400メートルの競走路を4周して競った。赤や青、緑などのウエアに身を包み、強い向かい風が吹き付けるなか、ペダルを踏み込む足に力を込めて、さっそうと走り抜けていた。

 1位になった橋本歩久玄さん(14)=愛知県清須市=は「風が強くてきつかったけれど、全力で頑張ったので、気持ちよかった」と話していた。

 またマスターズの部には、53歳から85歳までの7人が参加し、熱の入った走りを見せていた。

【 2017年09月03日 11時17分 】

「松潤」誕生日限定絵馬に嵐ファン行列 京都・城陽の松本神社

2017-09-02 11:17:54 | イベント
 アイドルグループ「嵐」の松本潤さんの誕生日にちなみ、京都府城陽市観光協会は30日、同市奈島の松本神社で絵馬を販売した。田園地帯にある小さな神社に親子連れや中高年のグループら約100人が列をつくり、コンサートのチケット当選を祈願したり、写真撮影したりするファンでにぎわった。

 同神社がファンの「聖地」になっていることから、初めて企画した。同神社と同協会のホームページで計200枚を販売する予定だったが、問い合わせが殺到し、枚数を制限しないことに決めた。

 境内近くにこの日限定で絵馬販売用テントが設営された。午前5時ごろからファンが並び始め、同10時の販売開始を30分繰り上げた。境内に新設した絵馬掛け台に、最初に絵馬を結んだパート中田智子さん(54)=宇治市五ケ庄=は「始発で来た。10年ぐらい嵐ファンです。チケットが当たるようにと書きました」と話した。同神社では約700枚が売れ、台湾から来た人もいたという。

 ホームページでは午後5時までに920人の申し込みがあった。年内に絵馬形のストラップ、正月には新しいデザインの絵馬の販売も予定している。

【 2017年08月31日 09時14分 】

猛暑の夜、境内で名曲楽しむ 京都・長岡京

2017-08-26 15:26:51 | イベント
 恒例の夏まつりを翌日に控え、クラシック音楽を楽しむ「宵宮コンサート」が24日夜、京都府長岡京市天神2丁目の長岡天満宮で催された。日中の猛暑の蒸し暑さが残る境内で、管弦楽器と声楽の美しい音色が響き渡り、来場者を魅了した。

 同天満宮音楽文化事業実行委員会が毎年開いている。

 会場の拝殿には、約200人の市民らが詰めかけた。声楽家の矢本知里さんや納多正明さんが、ピアノやフルートに合わせて伸びやかな歌声でオペラのアリアや沖縄民謡などを披露。来場者は演奏に聴き入り、最後は「浜辺の歌」を全員で合唱して去りゆく夏のひとときを楽しんでいた。

 長岡天満宮の夏まつりは25日午後6時15分に北開田響太鼓の演奏で開幕。久世六斎念仏や長岡京音頭、江州音頭が午後10時まで続く。夜店も多数出店。本殿前に厄よけの茅(ち)の輪を終日設ける。

【 2017年08月25日 10時25分 】

マンドリンの音色、親子ら魅了 京都でコンサート

2017-08-26 15:14:38 | イベント
 「なつやすみマンドリンコンサート2017」が20日、京都府長岡京市天神4丁目の府長岡京記念文化会館で開かれた。親子連れら約600人が、マンドリンで奏でられる映画やアニメなどの曲を楽しんだ。

 弦楽器のマンドリンを広く知ってもらおうと、京都市伏見区のマンドリン演奏家井上泰信さんが指揮と音楽監督を務めるマンドリンオーケストラ「アルテ マンドリニスティカ」が開いた。

 コンサートでは、近年公開された映画「シン・ゴジラ」や「君の名は」「美女と野獣」などの曲を、寸劇を交えながらメドレーで演奏。また、歌手の井上あずみさんを迎えたステージでは、アニメ映画「となりのトトロ」や「天空の城ラピュタ」などの主題歌を、井上さんの歌に合わせて演奏し、訪れた人たちが一緒に口ずさんでいた。

 開演前には、ロビーにマンドリン体験コーナーも設けられ、子どもたちが出演者から楽器の持ち方や弾き方などを教わっていた。

 両親と一緒に訪れた畑希佳ちゃん(5)=宇治市=は「きれいな音が好き。大きくなったら弾いてみたい」と話していた。

【 2017年08月21日 10時32分 】


竹あんどんづくり、かわいく照らせ 京都でえごまフェスタ

2017-08-26 15:08:53 | イベント
 中世にエゴマを原料とする灯明油の独占販売で栄えた離宮八幡宮(京都府大山崎町大山崎)で19日、「夏のえごまフェスタ」が催された。訪れた人が竹のあんどんづくりに取り組んだり、エゴマを使ったお茶やアイスを味わったりした。

 町民でつくる「大山崎えごまクラブ」が町の歴史を知ってもらおうと毎年行っている。

 竹のあんどんづくり体験では、参加者が薄切りにした竹で動物などの形を作り、接着剤で和紙に貼り付けた。葛城柚月ちゃん(5)=大山崎町大山崎=は「薄い竹を貼るのが難しかった。クマの部分がお気に入り」と話していた。

 できあがった作品は、同時開催されていた「灯(あか)りアート展」に出品。町内外の現代美術作家らが持ち寄った立体作品とともに、夕暮れから夜にかけて境内をほのかな明かりで照らした。

 会場では、盆踊りや同クラブが制作したエゴマにまつわる電子紙芝居、搾油道具の展示なども行われ、にぎわいを見せていた。

【 2017年08月20日 11時35分 】

クジラやカメ、ガラス窓泳ぐ 京都・長岡京で描く

2017-08-13 12:37:45 | イベント
 クジラ、カメ、ヒトデ、タツノオトシゴ…。京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館内のガラス窓に、海をイメージした絵が描かれている。涼しげな色合いで、訪れる人の目を楽しませている。

 海の絵のあるガラス窓(幅1・9メートル、高さ3メートル)は7面。市中央生涯学習センターの企画で先月末、幼児や小学生ら約30人がクレヨンや青、黄、白のアクリル絵の具を使い、海の中の様子を自由に描いた。

 窓の絵を見て笑顔で会話したり、生き物の名前当てを楽しんだりする親子連れの姿も見られる。母親と大阪府高槻市から来た竹内れのんさん(6)は「クジラがかわいい」と話していた。19日まで。

【 2017年08月12日 12時17分 】

家族写真で「ママありがとう」 京都・長岡京でフェスタ

2017-08-01 11:25:49 | イベント
 授乳写真と家族写真の撮影会や育児講座など、子育て家庭向けの多彩な企画をそろえた「ママありがとうFESTA」が29日、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館であった。

 育児の励みにしてもらおうと、世界母乳育児の日(8月1日)に合わせ、出張撮影を手掛ける写真業者「ママトリマス。」(大阪府高槻市)が主催した。

 授乳写真の撮影会では、写真家が自然光の柔らかな光線を取り込みながらシャッターを切った。家族写真は屋外で撮影。音の鳴るおもちゃで子どもの機嫌を取りながら、花を咲かせた木々や植え込みのそばで親子がポーズを取った。子どもとのスキンシップや母親の健康づくりをテーマにした講演会もあった。

 親類の結婚式用にそろえた服を0~6歳の娘4人に着せて撮影に臨んだ岸田章代さん(36)=京都市南区=は「かわいい表情をしてくれていた。子育ては大変で、親子そろって写真撮影できる機会は少ない。記念になる物を残せた」と笑顔を浮かべていた。

【 2017年07月30日 11時29分 】

開館30周年、イベントや講演も 京都・長岡京市立図書館

2017-07-27 23:14:18 | イベント
 京都府の長岡京市立図書館(同市天神4丁目)が開館し、今年11月で丸30年を迎える。今週から今秋にかけて記念イベントを計画しており、「開館30周年を機に、改めて多くの人に利用を呼び掛けたい」としている。

 図書館は、1987年にオープン。3階建て延べ約2千平方メートルで、開館当初の蔵書数は約5万7600冊だったが、現在は約25万400冊にまで増えた。貸し出し冊数も、開館翌年度の88年度は約27万5千冊だったが、昨年度は約42万2900冊に上る。

 また2005年からは、バンビオ1番館(同市神足2丁目)1階で本の返却も受け付け開始。15年11月からは新システムを導入し、メールによる新着図書情報の配信なども行っている。

 記念イベントの初回は、26日午前10時半から「英語のひろば」を開催する。市教育委員会の英語指導助手が、英語で絵本「はらぺこあおむし」を読み聞かせし、英語の歌や手遊びを紹介する。未就学児や小学校低学年の児童が対象。申し込み不要で無料。

 また8月23日には、村田製作所(長岡京市)の自転車操縦ロボット「ムラタセイサク君」と一輪車型の「ムラタセイコちゃん」が演技を披露する出前講座、今年10月6日には同市在住の童話作家あまんきみこさんによる講演会も開催する。

 井木みつる館長は「これまで図書館に来たことのない人たちに足を運んでもらえるよう、特色ある行事を企画したい」としている。

【 2017年07月25日 11時13分 】

流しそうめん楽しい 夏休み、京都・長岡京で催し

2017-07-25 19:17:41 | イベント
 西山公園子どもの森フェスタが21日、京都府長岡京市長法寺の同公園であった。子どもたちが、竹を使った工作や流しそうめんなどを楽しんだ。

 自然の中で地元特産の竹に親しんでもらうと、市緑の協会が3年前から開催。この日は市内の3~6年の小学生ら27人と保護者が参加した。

 子どもらは、協会メンバーらの指導で竹をのこぎりで切って器を作成。輪切りにした竹を使った輪投げや竹筒の水鉄砲などで遊んだ。昼食には流しそうめんを堪能。竹を継いだ長さ5メートルほどの流し台で、自作した竹の箸とカップを使って、そうめんをすくい、おいしそうに味わっていた。

 5年生の大久保凱人君(10)=同市神足=は「流しそうめんは初めて。屋外の自然の中で食べるので楽しい」と話していた。

【 2017年07月22日 10時25分 】

食中毒の原因・防止法、注意と理解深める 京都

2017-07-13 09:36:14 | イベント
 食中毒が発生しやすい季節を迎え、食品の衛生管理について学ぶ講習会が3日、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館で開かれた。市内で配食サービスなどに取り組むボランティアらが食中毒の原因や手洗い方法などについて理解を深めた。

 同講習会は、市社会福祉協議会が毎年この時期に実施しており、今回は19人が参加した。乙訓保健所環境衛生室の担当者が、昨年全国で約2万人が食中毒を発症し、14人が亡くなったことなどを紹介。その上で、調理前だけでなく調理中の手洗いや、食材によるまな板や包丁などの使い分けなど、こまめな対策の重要性を強調した。

 その後、参加者らは、ブラックライトで発光する特殊な液体を手に塗って手を洗い、どれくらい液体が落ちているかを確認。「手首もしっかり洗ってください」「指のしわの間にも菌が残りやすいので気をつけて」とアドバイスを受けていた。

 独居高齢者支援を行っている一文橋友の会の梶原幸子さん(73)=同市一文橋2丁目=は「わかっているつもりでも、きちんと洗えていなかった。これから十分気をつけたい」と話していた。

【 2017年07月04日 11時52分 】

大画面で絵本読み聞かせ 京都・長岡京

2017-07-12 18:13:16 | イベント
 家族で絵本に親しんでもらおうと、「えほんのひろば劇場」が2日、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館のホールで開かれた。0歳から小学校低学年までの親子連れ約300人が、大きなスクリーンに映し出された絵本の読み聞かせを楽しんだ。

 バンビオ七夕まつりのイベントの一つとして、スクリーンを使った絵本の読み聞かせを各地で行うえほんのひろばの会などが開催した。

 七夕にまつわる織姫とひこ星が登場する童話や、いろんな形の卵から次々に動物が生まれるお話など、絵本6冊の読み聞かせがあった。内容に合わせて、子どもたちは家族と手遊びしたり、クイズに答えたり、体操したりして、いきいきとした様子で絵本の世界に触れていた。

 息子の旺雅ちゃん(3)と一緒に来た金子雅英さん(40)=同市神足=は「読み聞かせはたまにしているが、大画面で見ると新鮮。親子のコミュニケーションにもなってよかった」と話していた。

【 2017年07月03日 12時35分 】

寺の境内で聴衆魅了 京都・光明寺で音楽祭

2017-06-23 09:57:22 | イベント
 京都府南西部の乙訓地域など各地で活動する音楽家やグループが集う恒例の「光明寺音楽祭」が17日、長岡京市粟生の光明寺であった。プロとアマチュアの計13組がコーラスや歌謡曲を御影(みえ)堂に次々と響かせ、聴衆を魅了した。

 地域の文化振興に役立てばと、2011年から、同寺関係者や出演者の代表らが実行委員会を結成して毎年、開催している。

 「西山雅楽会」の演奏からスタート。「長岡京市民コーラス」は、法然が亡くなる直前に残した「一枚起請文(きしょうもん)」にメロディーを付けて歌声を披露した。活動歴57年という向日市女声合唱団「クールメール」も日頃の練習の成果を発表した。

 会場の御影堂を埋めた約400人の聴衆はピアノや、鍵盤ハーモニカのアンサンブルなど温かな楽器の生音を満喫。シンガー・ソングライターによるギターの弾き語りや僧侶らのバンドが奏でる歌謡曲など多ジャンルの楽曲に聞き入っていた。

 友人の合唱を聴きに向日市から初めて訪れた浅野和子さん(65)は「お寺の雰囲気と演奏がマッチしていて、独特の響きを感じた」と感心していた。

【 2017年06月18日 11時18分 】

GW、家族で楽しんで 京都・乙訓のスポット

2017-04-30 16:43:18 | イベント
 今年もゴールデンウイーク(GW)となった。連休中に家族で楽しめる京都府乙訓地域のスポットを紹介する。

 向日市文化資料館(同市寺戸町)では5月3~5日、1960年ごろの向日町駅の駅舎や周辺の街並みを再現したミニチュアセットに模型電車を走らせる「鉄道模型運転会」を開く。市民が制作した街並み模型に、NゲージやHOゲージの鉄道模型を組み合わせる。国鉄で助役を務めた市民が寄贈した制服や帽子を着用して記念撮影したり、改札ばさみを使って模擬切符を切ったりできるコーナーを設けるほか、沿線案内のパンフレットや記念切手を展示する。無料。同資料館TEL075(931)1182。

■競輪場のバンクを走行

 石塔寺(同市鶏冠井町)は3日、釈迦(しゃか)の生誕を祝う「花まつり」を営む。華やかな衣装に身を包んだ稚児行列が地域を練り歩き、屋台が並ぶ境内で来訪者をもてなす。午後1時半からは、府無形民俗文化財「鶏冠井題目踊り」を地元の保存会が奉納する。本番に備えて稽古を重ね、保存会世話人の木村作彦さん(64)は「先人からの伝統を絶やすまいと頑張ってきた成果を広く見てもらいたい」と話す。

 京都向日町競輪場(同市寺戸町)では4日午前9時から、日本競輪選手会京都支部が「向日町トラックチャレンジ」を開催。参加者のレベルに対応し、競輪選手が自転車運転の技術を指導する。子どもの部(参加無料)ではスラローム走行や急制動などの技術を学び、レベルに応じてバンクを走行できる。大人の部(4千円)では高速走行のテクニックなどについて助言を受け、バンクでタイムを計測する。各部とも20人(先着順)。同支部事務局TEL075(933)4148。

■満開の花もお茶も満喫

 長岡京市では、長岡天満宮(天神2丁目)や乙訓寺(今里3丁目)で、市観光協会主催の「春の観光まつり」が7日まで行われている。長岡天満宮には協会の臨時案内所が4月30日までできており、タケノコの加工品などを販売。5日まで、お茶席(500円、午前10時~午後3時)もある。樹齢150年のキリシマツツジも開花が始まり、GW中に満開を迎えそうだ。

 花の寺として名高い乙訓寺では、約2千株のボタンの花が開きつつある。昨年より開花が2週間ほど遅れたが、こちらも連休中が見頃になりそう。赤や白、淡いピンク色の大輪の花が、古刹(こさつ)の風情に彩りを添える。近くの竹井美佐子さん(65)は「今年は、まだ早かったみたい。連休中にもう一度来ます」と話していた。高校生以上500円。

 大山崎町では、茶道サークル「友あそび」が6日、同町大山崎のアサヒビール大山崎山荘美術館の庭園で新緑茶会を催す。新緑がまぶしい美術館内の庭園で、メンバーが抹茶と季節の和菓子をふるまう。希望者は自分で茶をたてることもできる。午前10時~午後4時。500円。事前申し込みは不要。友あそび事務局TEL075(956)4585。

【 2017年04月29日 12時46分 】


漱石アンドロイドが朗読 京都・大山崎山荘美術館

2017-04-22 08:53:31 | イベント
 文豪・夏目漱石(1867~1916年)のアンドロイドが14日、京都府大山崎町大山崎のアサヒビール大山崎山荘美術館にお目見えした。自身の作品を朗読し、大山崎山荘を建てた実業家加賀正太郎との親交にも触れた。

 開催中の漱石生誕150年記念の企画展関連イベント。45歳ごろの写真やデスマスクで外見を再現した漱石アンドロイドは実の孫の声を基にした人工音声で「夢十夜」「私の個人主義」を読み上げた。また、加賀との交流について「前回の訪問時(1915年)は建設中だったが、山荘の完成を見ることができて良かった」と話した。

 漱石は生涯に京都を4回訪れている。アンドロイドは二松学舎大(東京都)と大阪大が共同製作し、京都では初めて披露された。

 16日までアンドロイドの朗読がある。午前10時半、11時半、午後1時半、3時半、4時半の5回(約25分)。各回先着60人。入館料900円(高大生500円、中学生以下無料)が必要。同美術館TEL075(957)3123。

【 2017年04月15日 10時10分 】