タケノコ、掘って食べて旬を堪能 京都・長岡京で催し

2017-04-16 11:02:03 | イベント
 京都府の乙訓地域の特産品・タケノコを掘り、調理を体験する催しがこのほど、長岡京市であった。学生や地元住民ら21人が参加し、春の風物詩を堪能した。

 長岡中央商店街振興組合で学生や主婦が運営する団体「チームアゼリア」が主催。ふるさとの特産品がどのように育てられているか知り、幅広い味わい方を学ぼうと、一般からも参加者を募って初めて企画した。

 参加者は午前8時ごろから、同市下海印寺の竹林でタケノコを探した。小雨が降る中で京都独特の農具「ホリ」を使い、1本ずつ丁寧に掘り出した。

 この後、同市天神4丁目の中央公民館へ移動。市内在住の家庭料理研究家並川悦子さんの指導で、たけのこご飯、若竹椀(わん)、土佐煮に挑戦した。タケノコの皮をむいてゆで、適度な大きさに切るなどして仕上げ、味わった。

 チームアゼリアのメンバー石井翔子さん(33)は「ゆでた後のタケノコの香りが良く、おいしかった。多くの人が参加してくれて楽しい催しになりました」と話していた。

【 2017年04月14日 10時15分 】

タケノコ早むき大会、飲食ブース... 京都・向日で観光フェスタ

2017-03-25 11:13:31 | イベント
 食と観光で地域を盛り上げる「むこう、むこう ゲキカラ観光フェスタ」が20日、京都府向日市鶏冠井町の史跡長岡宮跡朝堂院公園で開かれた。家族連れらが、市内の名所や地名にちなんだ料理、タケノコの早むき大会などを楽しんだ。

 会場の同公園は市内の観光スポットの一つで、市内外に広くPRしようと、京都向日市激辛商店街が初めて催した。

 飲食ブースには市内の飲食店など12店が出店。特産のタケノコを使った「竹の径サンド」、辛さが「ちょうどいい」と朝堂院の語感を掛けた「朝堂院カレーうどん」など、遊び心を取り入れた料理が並んだ。50人以上の行列ができた店や、開始1時間半で早々に売り切れた店もあった。

 また特設ステージで行われた「むこうむこうたけのこ早むき全国大会」には、市民ら約60人が参加。地元で採れた小ぶりのタケノコの皮を、30秒間でどれぐらいたくさんむけるかを競った。「これ固いわ」「すごくむきにくい」と言いながら、懸命に指を動かしていた。優勝は、95グラム分の皮をむいた同市向日町の主婦藤井友香子さん(40)だった。

 友人3人と参加し、8位に入賞した韓国からの留学生朴晟洙さん(26)=京都市下京区=は「力を入れてむいたので、指が痛くなった。辛さには慣れているので、料理はそんなに辛く感じない」と話していた。

【 2017年03月21日 11時35分 】


歴史のまち激辛でPR 京都・向日で20日フェスタ

2017-03-21 17:11:06 | イベント
 京都向日市激辛商店街は20日、史跡長岡宮跡朝堂院公園(向日市鶏冠井町)を会場とした初のイベント「むこう、むこう ゲキカラ観光フェスタ」を催す。加盟店が考案した市内の名所や地名を冠する食事メニューを提供し、各観光スポットの知名度アップを狙う。

 観光のにぎわいづくりに協力しようと企画した。史跡案内所を設けた同公園で飲食系の催しが行われるのは初めてという。

 加盟各店では、イベントに向けて1月から新メニューの準備を開始。当日は飲食を中心に12ブースが出展する。トウモロコシをちりばめて、市民の花「ひまわり」になぞらえた「むこう焼きそば」や、タケノコを挟んだ「竹の径サンド」、辛さが「ちょうどいい」と朝堂院の音感を掛けた「朝堂院カレーうどん」など、遊び心を取り入れた数々のアイデアを味わえる。

 また、イベントに出展する飲食店の他にも、加盟各店で「大極殿」や「西国街道」、「車塚古墳」など名所の名前にちなんだメニューの提供を始める構想といい、同商店街は「メニューを楽しんで、各地へ足を運んでもらえるきっかけになれば」としている。

 午前10時~午後4時。来年のギネス世界記録挑戦を目指す「前哨戦」として、タケノコの早むき大会(午前11時受け付け開始、先着50人)も実施する。

 同商店街問い合わせ窓口の携帯電話080(8529)5054。

【 2017年03月16日 11時28分 】

京都・長岡京の未来像は? 課題見据え考える

2017-01-30 13:37:55 | イベント
 コンパクトシティーを目指す長岡京市のまちづくりを知るシンポジウムが29日、同市神足2丁目のバンビオ1番館で開かれた。約330人が参加し、公共施設再編や市役所建て替えなどの課題を見据えながら、今後のまちのあるべき姿を考えた。

 人口減少と高齢化の進行が予測される中、市は住宅や公共施設を効率的に集約したまちを作ろうと、「立地適正化計画」策定を進めている。シンポジウムは、市民に計画の全体像を知ってもらい、今後の方針をともに考えてもらう目的で、市が開催した。

 冒頭、見上崇洋・立命館大政策科学部教授が基調講演。同計画の概要や他市の先行事例を紹介した上で、「市の今後50年の顔を決めることになる計画。住民が『どういう場を作りたいか』を意識し、より具体的なイメージを持って議論を進めてほしい」と呼び掛けた。

 中小路健吾市長は、公共施設の再編と、市役所庁舎の老朽化について説明。一斉に更新期を迎えている公共施設の今後のあり方を見直す必要性を訴えたほか、現在検討している市役所の建て替え方を示した四つの具体案を比較した。

 市民、市長、都市計画専門家など5人が登壇したパネル討論では、阪急長岡天神駅周辺の交通問題や建て替え後の市役所周辺のにぎわいづくりが話し合われた。

【 2017年01月30日 12時22分 】

ピアノに合わせ古事記朗々と 新春文化の集い

2017-01-30 13:34:35 | イベント
 新春文化の集いが、京都府長岡京市天神2丁目の長岡天満宮でこのほど開かれた。ピアノの即興演奏に合わせた現代語による古事記の朗読が行われ、訪れた人たちが日本古来の神話の世界に酔いしれた。

 集いは、長岡京市を文化で盛り上げようと1985年から市民有志が始めた。会場の閉鎖などで、2004年からは同天満宮が引き継ぎ、毎年この時期に催している。この日は市民ら約40人が訪れた。

 ピアニストのムークリエーター千代さん(兵庫県川西市)の電子ピアノの演奏に合わせ、ナレーターの荻野恵美子さん(同県宝塚市)が、古事記の上巻に収められているイザナギ、イザナミの神の「国生み」の物語を朗読。登場人物によって声色を変えながら、情感込めて語る様子に、訪れた人たちはじっくり聞き入っていた。

【 2017年01月29日 12時21分 】

お父さんといっしょ、遊び満喫 京都で「イクメンGO」

2017-01-29 10:27:36 | イベント
 育児中の父親を対象にした子育てイベント「イクメンGO」が21日、京都市南区のイオンモール京都桂川で開かれた。買い物に訪れた親子連れが、段ボールの巨大迷路や、指に染料をつけて紙に写し取った「指印」に模様を描くアート体験を楽しんだ。

 父親に子どもと一緒に出かけてもらい、乳幼児の父親同士の交流や、母親の育児負担軽減につなげようと、京都府の向日市社会福祉協議会が初めて企画した。

 会場には、縦4メートル、横6メートルの段ボールでできた迷路が設置され、子どもたちが段ボールの壁に空いた窓をくぐったり、壁の上に顔を出したりしながら、次々と通り抜けた。

 指印アート体験コーナーでは、染料をつけて紙に押した指紋に、目や耳、手足などを足して、ネズミやイヌ、魚などを描き、親子連れがオリジナル作品を仕上げていた。

 現役ママが監修したイクメンチェックリストも配布され、父親たちがリストに回答しながら、育児の参加度合いを確かめていた。

 7歳と4歳の娘2人を連れ、妻と訪れた南区の会社員森俊輔さん(37)は「自分では育児はしているほうだと思う。これからは妻への気配りにも気をつけたい」と話していた。

【 2017年01月22日 12時04分 】



年の瀬迎え「光の競演」 京都・長岡京、電球9万個まばゆく

2016-12-18 16:50:33 | イベント
 年の瀬を迎え、乙訓地域でもイルミネーションが始まっている。日ごとに冷え込みが厳しさを増す中、色とりどりの光の競演が人々の目を楽しませている。

 京都府長岡京市では、バンビオ広場公園(同市神足2丁目)や周辺の街路樹に、商工関係者らでつくる実行委員会が計9万個の電球を飾った。約6メートルのクリスマスツリー、光のトンネルが目を引いている。

 12回目を迎え、9日夜の点灯式は小中学生ら多くの人が訪れた。会社員の木崎陽子さん(25)=同市神足=は「駅前が華やかになり、毎日の帰宅が楽しみになります」と話した。来年1月9日(午後5~11時、街路樹は同10時)まで。

【 2016年12月17日 10時40分 】

映像と音楽、水の世界幻想的に 京都の支援学校で投影イベント

2016-12-18 16:48:54 | イベント
 水中生物の映像を音楽とともに上映する「ゆめ水族園」が15日、京都府長岡京市井ノ内の府立向日が丘支援学校で開かれた。子どもたちが、体育館いっぱいに投影された幻想的な水の世界を楽しんだ。

 同水族園は、プロジェクターなどの製造販売を手がけるセイコーエプソン(長野県諏訪市)が、社会貢献の一環として昨年度から全国の支援学校や病院などで実施している。京都府内での実施は初めて。

 体育館では、壁面や床、天井に、シロクマやカバ、色鮮やかなサンゴ礁で泳ぐ熱帯魚やゆらゆらと漂う無数のクラゲなどが投影された。見学した子どもたちは「海がきれい」「水の中にいるみたい」とうれしそうに見つめていた。

【 2016年12月16日 09時46分 】

「よいしょ」伝統のエゴマ油しぼり 京都・大山崎でフェスタ

2016-12-18 16:41:44 | イベント
 冬のえごまフェスタが10日、京都府大山崎町大山崎の離宮八幡宮で開かれ、親子連れらが伝統的な方法によるエゴマ油のしぼり体験やもちつきを楽しんだ。

 離宮八幡宮は、中世にエゴマを原料とする灯明油の独占販売の拠点として栄えた。町民らでつくる大山崎町の歴史・文化遺産を活(い)かした地域活性化実行委員会が、エゴマや町の歴史について知ってもらおうと毎年開いている。

 この日、「立木」と呼ばれる伝統的な木製の搾油機を使って、町内で今秋収穫されたエゴマの油しぼりが行われた。「よいしょ、よいしょ」の掛け声に合わせて、家族連れらが木槌で搾油機のくさびを打ち込むと、袋に入ったエゴマから黄色く透明な油が絞り出され、新鮮な油を指ですくって味を確かめていた。

 また、実行委メンバーによるもちつきのほか、エゴマみそやエゴマじょうゆで味付けしたもちとエゴマ茶も販売された。

 いとこと一緒に油しぼりを体験した中尾遠里君(7)=大阪府島本町山崎4丁目=は、「木槌(きづち)が重たかったけど、楽しかった。しぼった油はごまの味がした」と話していた。

【 2016年12月11日 10時44分 】

紅葉期間にアートフェア 京都・柳谷観音楊谷寺

2016-11-13 17:10:34 | イベント

 柳谷観音楊谷寺(京都府長岡京市浄土谷)は19日から12月4日まで、アートフェアを初めて開催する。寺にちなんだ美術品の展示や、上書院の特別公開など多彩な催しで紅葉シーズンを盛り上げる。

 初日の19日は、平城遷都1300年記念事業のマスコット「せんとくん」を制作した東京芸術大大学院の籔内佐斗司教授の作品が奉納され、午後2時から籔内氏が記念講演する。

 期間中、毎年初夏にあじさいまつりを開催しているのにちなみ、アジサイにちなんだ浮世絵などを寺宝庫で展示する。歌川国貞の「當世十花撰 紫陽花」や、幸野楳嶺の「花鳥画譜 紫陽花と軍鶏」などが出品される。また同寺が所蔵する美術品の中から、秋にちなんだ掛け軸などもあわせて特別公開する。

 棟方志功の複製版画など約60点のアート作品のチャリティー販売も行い、売り上げの一部を熊本地震の義援金として寄付する。

 また、毎月17日のみ限定公開している上書院を期間中に特別公開(入場料500円)し、23日午前11時~午後2時には舞妓が出迎える。このほか、27日午後11時半から奉納演奏や体験会もある。

 拝観料200円。柳谷観音楊谷寺は「芸術の秋でもあり、アートも紅葉のように身近に感じてもらえれば」としている。

【 2016年11月13日 10時20分 】


光の長岡宮、遷都をPR 京都・向日で12日、柱跡に絵灯籠飾る

2016-11-13 17:04:47 | イベント

 長岡京の遷都(784年11月11日)に合わせ、京都府向日市民らでつくる絵灯路まちづくり協議会は12日夕方、同市鶏冠井町の朝堂院公園で記念の催しを初開催する。公園内にある宮殿の柱跡に80基の灯籠を飾り、夕闇にともる明かりで長岡宮の名残を体感してもらう。点灯前に江戸時代の「向日町」の風情を再現する企画もあり、多くの来場を期待している。

 毎年11月11日には大極殿公園(向日市鶏冠井町)で遷都を記念する大極殿祭が開かれているが、市民の手でも長岡京を広くPRしようと同協議会が企画。多くの人に来てもらうため、土曜日の12日開催とした。

 公園に飾る灯籠は高さ約70センチ、直径約50センチの円柱形をしている。骨組みに模造紙をかぶせ、中にLED電球を入れる。模造紙には、勝山中美術部員が、かぐや姫や餅つきをするウサギなど、かわいらしい絵を描いた。

 催しを控え、協議会のメンバーが模造紙を円柱形に整えたり、骨組みにはめ込んだりする作業を進めている。吉川正一代表は「成功させて来年以降も継続させたい」と意気込んでいる。

 点灯に先立って午後4時から、京都市の劇団「おさだ塾」が、江戸期に向日町で活躍した「芸商人」の再現や獅子舞を披露する。同5時に明かりをともし、2時間にわたり、いにしえの都を堪能してもらう。

 入場無料。小雨決行。問い合わせは吉川代表の携帯電話090(8653)4147

【 2016年11月11日 11時24分 】


京都・長岡京、貸自転車や無料バス運行 紅葉シーズン合わせ

2016-11-07 10:11:36 | イベント
京都府長岡京市は1日、紅葉シーズンに合わせて、初の周遊観光事業「魅力満載の古都めぐり-長岡京再発見」をスタートした。お得な電子クーポンを使いながら、レンタサイクルや無料バスで市内の社寺や飲食店などを回遊することで、地域の魅力を体感してもらう。

 阪急長岡天神駅と西山天王山駅の観光案内所にレンタサイクルを計22台配備し、1日500円(電動自転車は千円)で貸し出す。両駅を起点に市内の名所をめぐるモデルコースも2種類設定した。

 12日~12月4日までの土日限定で、西山天王山駅を発着場所に楊谷寺と光明寺を循環する無料バスを午前10時~午後3時台まで運行する。

 旅行サイト「スマートトラベル」で会員登録すると「長岡京の見ドコロぐるっとクーポン」を無料で発行。市内の寺院やカフェ、ケーキ店など9カ所でクーポン画面を提示すれば拝観料や代金の割引が受けられる。

 同事業は国の地方創生加速化交付金を活用。観光コンサルティング会社と提携して来年3月末まで実施する。事業規模は1900万円。市商工観光課は「周遊してもらうことで、市内での滞在時間を伸ばし、観光消費額の増加につなげたい」としている

【 2016年11月02日 10時14分 】

ガラシャウイーク、イベント多彩 京都・長岡京、11月3日から

2016-10-31 13:30:25 | イベント

 京都府長岡京市の秋の恒例行事「長岡京ガラシャ祭」が11月13日に開かれる。今年は25回目の節目で、3日からガラシャウイークと題して多彩なイベントが市内各地で催され、祭りを盛り上げる。

 3日は午前10時からバンビオ広場公園(同市神足2丁目)で、同ウイークのオープニングイベントとサポセンフェスティバルがあり、北開田響太鼓などが演奏を披露。午後1時半からは繁昌亭落語家入門講座修了生による「ガラシャ祭・素人寄席」もバンビオ1番館で開催される。無料。

 5日午後1時半からガラシャ祭第25回記念事業「ガラシャと長岡京」をバンビオ1番館で実施。京都橘大の田端泰子名誉教授が「信長・秀吉時代の細川家とガラシャの生き方」と題して講演するほか、タレントの松村邦洋さんと中山修一記念館の中山忠彦館長を交えたトークセッションが行われる。事前申し込みが必要。参加費500円。

 また、6日午後2時からは文化協会ガラシャウイークコンサート「オーケストラの色彩~フランス音楽とスペインの香り」をバンビオ1番館で開く。長岡京市民管弦楽団がビゼーの組曲「カルメン」やラベルのボレロなどを演奏する。無料。

 期間中のその他の主な行事は次の通り。

 【第44回ジョイフルコンサート】3日午後0時半、立命館中・高(同市調子1丁目)。吹奏楽部の演奏。無料。

 【ものづくり市&B168プロレス ガラシャの陣】6日午後10時~午後4時、バンビオ広場公園。

 【長岡京市民オペラ合唱団演奏会】10日午後2時半、バンビオ1番館。

 【秋季さつき盆栽展】13日午前9時~午後4時、バンビオ1番館。

 問い合わせ、申し込みは同委員会事務局TEL(959)1299。

【 2016年10月31日 09時51分 】


スポーツの秋、障害者と支援者ともに楽しむ 京都・向日でつどい

2016-10-31 13:09:54 | イベント

 「向日市障がい者の日」(11月1日)を前に、京都府向日市森本町の市民体育館で22日、障害のある人や支援者らが一堂に楽しむ「スポーツのつどい」があった。玉入れ競争など7種目で熱戦が繰り広げられ、会場から大きな歓声が沸いた。

 市内の当事者団体などでつくる実行委員会が、障害の有無にかかわらず一緒に汗を流して支援の輪を広げようと毎年企画。今回は約250人が参加した。

 パン食い競争では、車いすを使う人らが伴走者と一緒に出場。必死の形相でパンに食らいつき、ゴールテープを駆け抜けた。

 脳出血で体にまひが残り、電動車いすでスプーン競争など3種目に出た同市寺戸町の兼井静子さん(66)は「楽しく参加できた。仲間とのおしゃべりのネタになります」と笑った。

【 2016年10月23日 11時28分 】