乙訓特産の竹を通じて市民が交流するエコイベント「長岡京竹あそび2016」が8日、京都府長岡京市天神2丁目の長岡公園で開かれた。竹を使ったゲームや工作のほか、約3千本の竹あかりの点灯もあった。曇天で蒸し暑い天候となったが、多くの人でにぎわった。
西山の放置竹林整備に取り組んでいる市民団体や商店、大学などでつくる連絡協議会が「竹でつなぐ・つながる・まちづくり」をテーマに毎年この時期に開催。今年で8回目を迎えた。
遊びのコーナーでは、竹製の弓矢を使った的当てや輪投げなどを開催。子どもたちが高得点を狙い、真剣な表情で挑戦していた。竹田海翔君(6)=京都市伏見区=は「的当てで狙ったところに矢を飛ばせた」と、表情をほころばせていた。
竹笛や竹とんぼなどの工作コーナー、地元商店による焼きそばや綿あめなどの飲食販売にも多くの人が列を作った。
夕方には、廃油で作ったエコキャンドルと竹あんどんを点灯。夕闇に光が浮かび上がり、多くの人が幻想的なムードを楽しんだ。
【 2016年10月09日 11時21分 】