サンキューの日、園児ら市長に歌声届ける 京都・長岡京

2016-03-12 11:48:39 | イベント
 3(サン)と9(キュー)の語呂から、感謝を伝えるイベントなどが全国で開かれる9日を前に、ゆりかご保育園(京都府長岡京市長岡)の園児が8日、市役所を訪れ、中小路健吾市長に元気な歌声を届けた。

 3月9日をありがとう(サンキュー)の日として、全国でさまざまな行事が行われる。同保育園では、子どもたちの未来のために豊かなまちづくりをお願いしようと、毎年、市役所を訪れている。

 年長組の17人が「いつもありがとうございました。僕たち私たち頑張ります」と大きな声であいさつ。花束を渡し、歌を披露した。中小路市長は「元気に小学校へ行ってください」と応じ、記念品を贈った。

【 2016年03月09日 10時50分 】

市民の芸術構図光る力作  京都・長岡京展に絵画や木工品

2016-03-07 07:12:58 | イベント
 京都府長岡京市民が制作した美術工芸品を紹介する「第24回長岡京展」が4日、同市神足2丁目のバンビオ1番館で始まった。絵画や木工品、書の力作がそろい、来場者が熱心に見入っている。

 市民に芸術に親しむ機会を持ってもらおうと、市文化協会が毎年主催している。同館の市民ギャラリーと特別展示室に、市民や市内在勤者らが応募し、入賞、入選した139点を展示している。

 洋画では、果物とはかりを描いた静物画が目を引く。平易なモチーフながら、力強い筆致と奥行きを感じさせる画面構成が特徴だ。写真では、雪化粧した勝竜寺城を活写した作品が、街路樹をうまく取り込み、無駄な空間をなくした抜群の構図になっている。

 このほか、四季折々の風景や旅先の町並みなどを描いた日本画、繊細な筆遣いで仕上げた書、木彫りの観音菩薩(ぼさつ)像や陶器の皿などの工芸品が並んでいる。

 6日(午前10時~午後5時、最終日は午後4時)まで。6日午後1時半から、バンビオ1番館内の市中央生涯学習センターで表彰式がある。

【 2016年03月05日 09時10分 】


歌声で被災地を元気に 京都で5、6日に復興祈念コンサート

2016-03-07 07:08:16 | イベント
 東日本大震災で被災した地域の合唱活動を支援する復興祈念コーラスコンサート「ハーモニー・フォー・ジャパン2016」が5日と6日、京都府長岡京市天神4丁目の府長岡京記念文化会館で開かれる。今年も福島県から2中学校の合唱部を招くほか、神戸市や台湾からも合唱団が訪れ、延べ1500人が美しい歌声に乗せて被災地へエールを送る。

 関西の合唱関係者でつくる一般社団法人「ハーモニー・フォー・ジャパン」が、東北の合唱仲間を力づけたいとの思いから12年に初演し、毎年この時期に開催している。今年で5回目。

 今回は、福島県南相馬市の小高中と大熊町の大熊中合唱部を招待する。生徒たちは、友人や故郷への思いを込めたオリジナル合唱曲「群青」などを歌う。また、震災から5年の節目を迎え、作詞家の一倉宏さんと作曲家の信長貴富さんが手がけた特別曲を、有志で構成する250人の合唱団が披露する。5、6日ともにプログラムに組み込まれる。

 このほか、5日は京都市の西京極中や舞鶴市の中高合同合唱団、府内の高校合同合唱団をはじめ、神戸市や台湾の合唱団などが出演する。6日には全国から36団体が集まり、被災地の復興を願う歌声を響かせる。

 5日は午後5時半、6日は午前10時に、それぞれ開演する。入場料は2日間通しで1500円。問い合わせはハーモニー・フォー・ジャパン携帯電話080(4232)8762。

【 2016年03月03日 10時13分 】

獅子舞にびっくり 京都・長岡京、小正月楽しむ

2016-01-17 17:35:04 | イベント
 子ども連れからお年寄りまで、誰もがゆっくり過ごすことができる京都府長岡京市の施設「あったかふれあいセンター」(同市天神2丁目)で15日、新年イベントが開かれた。昨春の開館以来、初めて迎えた正月を記念し、獅子舞が登場。しの笛演奏もあり、親子や高齢者約20人が「小正月」の楽しいひとときを過ごした。

 京都市の団体が力強く獅子舞を披露。ミカンを食べたり、新年を祝うタペストリーを口から掲げたりするなどして笑いを誘う場面もあった。この後、邪気払いや学力向上を願って来館者の頭をかんでいくと、泣きだす子どももいた。

 また、同市を中心に活動するしの笛サークルが「一月一日」や「たきび」などを演奏し、来館者が音色に合わせて歌った。

【 2016年01月16日 11時10分 】

油搾り体験でエゴマの味と香り楽しむ 京都大山崎でフェスタ

2015-12-13 13:52:06 | イベント
 中世にエゴマを原料とする灯明油の独占販売で栄えた離宮八幡宮(京都府大山崎町大山崎)で12日、「冬のえごまフェスタ」が催された。参加者たちが木製の搾油機でエゴマの実を搾ったり、エゴマのタレをかけた特製の餅を味わったりした。

 地元の歴史について知ってもらおうと、町民有志でつくる「大山崎町の歴史・文化遺産を活(い)かした地域活性化実行委員会」が企画した。

 参加者は「立木式搾油機」など中世以降に使われた2種類の搾油機を使って油搾りを体験。今秋収穫したエゴマの実を入れ、くさびに槌を打ち込むと、エゴマ油が滴り落ちた。参加者からは「いい香り」「きれいな黄色」などと歓声が上がった。

 餅つきも行われ、エゴマを使ったみそダレやしょうゆダレが人気を集めた。

【 2015年12月13日 10時06分 】

園児手作りのキャンドル、Xムード演出 京都向日で光のイベント

2015-12-13 13:48:53 | イベント
 京都府向日市寺戸町の成安幼稚園で9日夜、「きゃんどるないと」が開かれた。園児が作ったキャンドルカップに温かい光がともされ、一足早いクリスマスムードを演出した。

 物作りの楽しさを知ってもらおうと、2011年から毎年この時期に開催している。

 今年は園児約200人が空き瓶にマジックで絵を描いたり、折り紙を貼り付けたりして、オリジナルのキャンドルカップを完成させた。

 園庭では暗闇の中に幻想的な明かりが浮かび上がり、園児と保護者が写真をとるなどして楽しんでいた。教諭によるミニライブも行われた。

【 2015年12月11日 10時30分 】

江戸期の乙訓読み解いて 京都・向日の資料館、屏風など展示

2015-12-13 13:41:43 | イベント
 江戸時代の乙訓地域を地図や古文書などから読み解く特別展「乙訓の西国街道と向日町」が、向日市文化資料館(京都府向日市寺戸町)で開かれている。江戸初期の乙訓地域の村や寺社、竹林などを精巧に描いた「洛外図屏風(びょうぶ)」や名所旧跡のガイドブックなどが並び、歴史ファンらの目を引いている。

 洛外図屏風は8曲1双という長大な画面に、洛外が東西に2分割で描かれている。縦1・2メートル、横4・8メートルで、右隻は現在の宇治市から京都市伏見区、東山区、左京区などの当時の様子が表現されている。

 左隻にはもつめ村(向日市物集女町)や向日明神(向日神社)のほか、光明寺や良(善)峯寺といった長岡京市の名刹(めいさつ)の絵と文字が見られる。竹林や広葉樹といった植生も細かく描き分けられている。玉城玲子館長は「建物や山の位置関係が正確で、絵のタッチも素晴らしい」と評価する。

 また、江戸期の乙訓で西国街道は「唐道(からみち)」「唐海道(からかいどう)」と呼ばれ、大名行列ではなく庶民の往来で発展したことを紹介。乙訓地域などの名所旧跡を絵図で紹介したガイドブック「都名所図会(ずえ)」や、向日神社東側の向日町に畳や弓矢の職人、しょうゆの製造業者、旅館業者などさまざまな職業の人が暮らしていたことを示す古文書も展示されている。

 13日まで。無料。

【 2015年12月08日 11時30分 】

みずみずしい野菜求め列 京都・長岡京で農業祭

2015-11-29 12:53:16 | イベント
「長岡京市農業祭」が22日、京都府長岡京市開田3丁目の市立産業文化会館で開かれた。農林産物品評会の表彰式や新鮮な野菜と果物の即売会のほか、40回目の開催を記念した新企画もあり、来場者たちを楽しませた。

 地産地消への意識を高めてもらおうと、農業団体やJA、市などでつくる実行委員会が毎年実施している。はじめに表彰式があり、入賞者たちに表彰状が贈られた。

 農林産物品評会には、地元農家が育てた野菜や果物164点が並んだ。その後即売会が行われ、ドーム型に締まったカリフラワーやみずみずしいナス、立派に育った大根などを来場者が買い求め、約30分で完売した。

 屋外に、節目を祝って野菜を積んで作った宝船や、これまでの農業祭の写真を展示したブースが設けられた。乙訓産タケノコのバター焼きやつきたての餅なども振る舞われた。

【 2015年11月23日 11時23分 】

秋晴れの下3世代交流 京都・長岡京でシルバーフェスタ

2015-10-26 13:52:56 | イベント
 子どもからお年寄りまで「3世代」の交流を目指し、さまざまなイベントを盛り込んだ「シルバーフェスタ2015」が24日、京都府長岡京市開田3丁目の市産業文化会館で始まった。さわやかな秋晴れの下、家族連れなど多くの人でにぎわった。

 市シルバー人材センターが、2003年に設立20周年記念事業としてスタートさせ、2年に1度開催している。今回で7回目となる。

 展示コーナーには、ネコが戯れる様子や市内の町並みを描いた絵画をはじめ、力強い筆致が目を引く書、熟練の技を生かした木工や手芸など、同センター会員らの作品が所狭しと並ぶ。

 舞台発表は、保育園児による合唱で開幕。子どもたちは鳴子を打ちながら「エイサー琉球」などを披露し、大きな拍手を受けていた。お年寄りの民謡や二胡(にこ)演奏などもあり、来場者が耳を傾けた。

 同センター会員らが教える折り紙や絵手紙教室のほか、会員が手作りした竹とんぼや竹の花器、手提げ袋などの販売もあった。

 屋外には、輪投げや玉入れなどのゲームコーナーも設けられ、親子連れらの楽しそうな声が響いた。

 25日も午前10時から午後3時まで開かれる。入場無料。

【 2015年10月25日 11時21分 】

障害者、スポーツで交流 京都・長岡京、多彩な競技楽しむ

2015-10-19 12:35:28 | イベント
 「長岡京市障がい者スポーツフェスティバル」が18日、京都府長岡京市長法寺の西山公園体育館で開かれた。パン食い競走や車いすスラローム競走などの多彩な競技が行われ、さまざまな障害のある人が汗を流し、交流を深めた。

 市身体障がい者団体連合会の主催で、42回目。足や視覚、聴覚などが不自由な市民や家族ら約200人が参加した。

 開会式の後、ラジオ体操で体をほぐし、パン食い競走で幕を開けた。参加者は、棒からつり下がったパンをかんで取り外し、ゴールを目指した。パンをうまくくわえると、応援席から大きな拍手が送られていた。

 音響競走では、スタッフがフライパンを打ち鳴らす音を頼りに、目の不自由な人やアイマスクをした参加者が35メートルを走った。無事にゴールテープを切ると笑顔を見せる参加者も。車いすスラロームでは、車いすを巧みに操り、障害物をよけながら速さを競っていた。

【 2015年10月19日 11時36分 】

書で「笑顔になって」 京都・向日の飲食店でイベント

2015-10-19 12:30:54 | イベント
 京都府向日市上植野町の飲食店「ふうせんかずら」が開いている開店5周年記念イベントで、書家の稲垣尚毅さん(26)=京都市南区=が、来客を一目見て感じたインスピレーションを基に言葉を紡ぐパフォーマンスを行っている。「人の心の中を『書き下ろす』ことで、多くの人に笑顔になってほしい」と話す。

 同店はオープン5周年を記念し、17日まで特別メニューの利益を9月の台風18号による関東・東北豪雨被害からの復興に充てる。パフォーマンスの利益も義援金として集める。

 稲垣さんは、来客の名前と「その人らしさがにじみ出る」目を見て、その瞬間に感じた言葉をポストカードに書く。「アダン筆」という筆で名前を書き、「相手の内面に語り掛ける」言葉を独特の筆致で添える。

 稲垣さんは「なでるような優しい言葉より、一歩踏み込んで相手の本質を突く言葉の方が琴線に触れる。筆を通じて、生きる力を与えられれば」と力を込めた。

 17日まで。午前11時~午後3時。ポストカードは1枚55円。問い合わせは稲垣さんメールアドレスnaoki17gaki@yahoo.co.jpへ。

【 2015年10月17日 10時40分 】

京都・乙訓の4体選挙活動 11月のゆるキャラGPで順位競う

2015-10-13 17:31:23 | イベント
 11月に浜松市で開かれる「ゆるキャラグランプリ2015」で、乙訓地域での順位を競っているご当地キャラ4体が8日、各地で一斉に「選挙運動」を行った。子どもと触れ合ってかわいさをアピールしたり、PRビラを配ったりと精力的に活動した。

 京都向日市激辛商店街の「からっキー」、長岡京ガラシャ祭の「お玉ちゃん」、白黒竹食街道の「しろんちゃん」、大山崎町商工会の「ラランちゃん」。乙訓で1位になれなければ、それぞれ罰ゲームを受け、来年のグランプリに出場できないという独自ルールを設けている。

 からっキーは阪急東向日駅前で、下校中の高校生らに手を振ってアピール。隣では支援者がマイクを使って支持を求めた。1位を逃すと「変顔」や他キャラのお面をつけることなどを“公約”しているお玉ちゃんとしろんちゃんは阪急長岡天神駅前で街頭活動を行い、「清き一票を」「かわいいままでいさせて」などと書かれたビラを配った。ラランちゃんは子どものハートをつかむべく、第二大山崎小で多くの児童と握手を交わしてPRに努めた。

【 2015年10月09日 09時14分 】

お年寄りらスポーツで心地よい汗 京都・向日で500人

2015-10-13 17:28:17 | イベント
 向日市老人クラブスポーツ大会が6日、京都府向日市鶏冠井町の市民ふれあい広場で開かれた。お年寄りら約500人が元気に体を動かし、心地よい汗を流した。

 市老人クラブ連合会が毎年開いており、今回が37回目。市内12地区の対抗戦で、ペタンクやグラウンドゴルフ、玉入れなど9種目が行われた。

 ボール送りでは、10人一組となってボールを渡したり、股の下をくぐらせたりしてタイムを競った。ボールを渡す相手を間違えるなどのミスもあったが、「慌てないで」「けがしないように」と声を掛け合いながら、運動を楽しんでいた。

【 2015年10月07日 09時40分 】

スポーツの秋・心地よい汗 京都・長岡京、向日で運動会

2015-10-13 17:24:41 | イベント
 京都府長岡京市と向日市の各地区で4日、運動会が催された。秋晴れの下、中高年者や親子連れがスポーツやレクリエーションを楽しみ、心地よい汗を流した。

 長岡京市では、今年で53回目となる「市民大運動会」が全10小学校で行われた。メーン会場の長岡第十小(同市井ノ内)では、地元住民や6月に発足した総合型地域スポーツクラブ「倶楽部・てん」のメンバーら約600人が参加し、地区ごとに3チームに分かれて成績を競った。

 学童リレーでは、児童たちが力走し、バトンをつないだ。途中で転んだ児童には観衆から「頑張れ」「諦めるな」と声援が送られた。誰でも参加できる「○×クイズ」や綱引きもあった。

 向日市では、寺戸東、上植野、西向日の3地区で行われた。

 上植野の会場は第5向陽小で、約2千人が参加した。バケツを竹の棒で転がしてタイムを競う「タルころがし」では、まっすぐ進むことが難しいため、序盤優勢だったチームが最下位になるなど波乱の展開で、会場を盛り上げた。児童と高齢者が協力する玉入れやパン食い競争もあり、参加者たちはスポーツの秋を満喫していた。

【 2015年10月05日 09時40分 】

野外音楽、あふれる個性 京都・長岡京で催し、手拍子で一体感

2015-09-28 19:45:06 | イベント
 野外音楽フェスティバル「長岡京ソングライン’15」が20日、京都府長岡京市天神2丁目の長岡天満宮と長岡公園で開催された。来場者たちは、36組の個性的なアーティストたちの演奏に聞き入っていた。

 同フェスティバルは、音楽とものづくりを通した地域活性化を目的に、長岡京市のミュージシャンらでつくる実行委員会が2008年から毎年開いている。

 会場には3カ所のエリアが設けられ、それぞれのステージで出演者が個性豊かな演奏を披露した。「梅の丘エリア」では、伸びやかな歌声と軽快なギターの音色に合わせて聴衆が手拍子をし、会場は一体感に包まれていた。

 手作り市「クリエイターズマーケット」では、小物入れやアクセサリーなどが並び、大勢の家族連れやカップルが買い物を楽しんでいた。

【 2015年09月21日 10時31分 】