高校生が箏曲演奏に挑戦、上達実感 京都・向日

2017-06-10 11:58:57 | 習 learn
 京都府向日市上植野町の向陽高で6日、箏曲演奏の体験授業があり、3年生6人が講師に教わりながら伝統文化への理解を深めた。

 府教育委員会の高校生伝統文化事業の一環。古典邦楽の伝承活動を行う「京都當道会」(京都市上京区)会員の酒井博子さんら2人を講師として招き、毎年行っている。

 生徒たちは講師の箏曲演奏に「すごい」と目を丸くして、奏でられる音色に聞き入った。続いて、授業を使って約1カ月間練習してきた「さくらさくら」を披露し、自分たちが創作した個性豊かなオリジナル曲も発表した。初めて弾く「うれしいひな祭り」などの曲にも挑戦した。酒井さんらから「最後の1音はためて音は小さめに」とアドバイスを受け、真剣な表情で箏曲演奏に取り組んだ。

 藤澤弘登さん(17)は「先生の演奏は難しい技法を使っていてかっこよかった。楽しく上達できた」と話していた。

【 2017年06月07日 09時40分 】

梅雨入り前に備え新た 京都・向日市消防団

2017-06-02 10:26:26 | 習 learn
 梅雨入りを前に、京都府向日市消防団の水防訓練が28日、鶏冠井町の市民ふれあい広場で行われた。団員や市職員ら約120人が、土のうの作り方や積み方について学び、災害への備えを新たにした。

 大西郁雄消防団長が「火災だけでなく地震や水害への対応についても市民から期待は大きい。限られた資材で最大限効果が発揮できるよう取り組んでほしい」と訓示。団員と市職員が四つの班に分かれ、向日消防署員から、重さ約30キロの土のうの作り方を教わり、スコップで砂をすくって袋に詰める作業を行った。

 アスファルトの道などで増水を止めるための改良積み土のう工法も訓練。「川の上流に土のうの閉じ口を向けて並べて」「作業する時は水に背を向けないように」と署員から指導を受け、防水性のブルーシートの上に土のうを手際よく並べた。たこ槌(つち)と呼ばれる専用の道具で突き固め、長さ約10メートル、3段約45センチの高さに積み上げた。

【 2017年05月29日 10時42分 】

支援校生、近畿大会へ手応え 向日のSボールチームが練習試合

2017-05-21 17:57:09 | 習 learn
 向日が丘支援学校(京都府長岡京市井ノ内)のソフトボールチームが20日、同市今里4丁目の長岡第三小で、市内の強豪チームと練習試合を行った。はつらつとしたプレーで逆転勝ちし、来月出場する全国障害者スポーツ大会ソフトボールの部の近畿予選会に向け、手応えをつかんでいた。

 相手は昨年、シニアの全国大会に出場した「田内クラブ」。同支援学校は初回に3失点したが、その後は堅い守りでしのいだ。1点差を追う最終回に集中打で逆転、4-3で競り勝った。監督の森友佑教諭は「強い相手とこの時期に試合ができてよかった」と話す。

 大会には現役生徒と卒業生の混成チームで参加でき、向日が丘支援学校は府大会で3連覇し、3年連続で近畿予選会に駒を進めた。過去2回は初戦敗退しており、まず1勝を目標に掲げる。

 練習試合で好投したOBの当間浩信さん(23)=向日市鶏冠井町=は「初回からいい投球をして上位を目指したい」と、意気込みを示した。

【 2017年05月21日 12時00分 】

デートDV防止策学ぶ 京都の高校、寸劇を交え

2017-05-13 14:52:44 | 習 learn
 京都府長岡京市下海印寺の西乙訓高で10日、恋人間の暴力「デートDV」について理解を深める授業があった。生徒たちは寸劇を交えながら、デートDV防止策を学んだ。

 交際中のカップル間で振るわれる暴力について知ってもらおうと、市女性交流支援センターが主催。同高では一昨年から人権学習の一環として同授業を行っている。

 この日は体育館の舞台で生徒6人と教師らが事例を紹介する寸劇を披露し、自分と会う時間をつくるために相手に部活動を休むことを強要したり交友関係を制限したりするなどの場面を演じた。また、同センター職員が「ドメスティックバイオレンス(DV)のない対等な関係をつくるためには、自分の気持ちを素直に相手へ伝えることが大事」と呼び掛け、生徒らが真剣な表情で聞き入っていた。

 寸劇に参加した2年の東蓮太朗さん(16)は「デートDVが何なのか初めて知った。演じてみて、人と対等な立場で接する大切さが分かった」と話していた。

【 2017年05月11日 11時35分 】

バンクの走り、親子で体験 京都・向日町競輪場で教室

2017-05-09 08:26:28 | 習 learn
 プロの競輪選手らが指導する自転車教室「向日町トラックチャレンジ」が4日、京都府向日市寺戸町の京都向日町競輪場で行われた。連休中の親子連れら約50人が、本物のバンク(走路)での走りを体験した。

 日本競輪選手会京都支部が、自転車の楽しさを体験してもらおうと、毎年春と秋に開催しており今回で16回目。この日は府内をはじめ愛知や兵庫などから自転車愛好家24人と、その子ども28人が参加し、同支部の選手8人が講師を務めた。

 参加者は、大人と子どもに分かれて講習を受けた。子どもたちは、ブレーキやUターンなど基本的な自転車の走法を学んだ後、ランニングと自転車走を組み合わせたデュアスロンに挑戦。競い合いながら汗を流した。また大人たちは、専用の装置を使ってフォームをチェックし、バンクを走行。「腕はまっすぐでハンドルを引いて」「ペダルを前に押し込んで」とアドバイスを受けながら、高速で走るコツを教わっていた。

 親子で参加した会社員岡田勝利さん(36)=京都市山科区=は「信号や路面を気にせず、力を入れなくても前に進むので気持ちがいい」と話していた。

【 2017年05月05日 10時48分 】

大山崎山荘と美術品、出前授業で解説 京都の地元小

2017-05-06 14:59:49 | 習 learn
 児童に地元の美術品への理解を深め郷土愛を養ってもらう出前授業が1日、京都府大山崎町円明寺の第二大山崎小であった。アサヒビール大山崎山荘美術館の学芸員が、6年生54人に山荘の歴史や、ゆかりの木版画集「蘭花譜(らんかふ)」について教えた。

 今年で8回目。授業では美術館の芦刈歩さんが、実業家の加賀正太郎が大山崎山荘を建てた理由などをクイズ形式で紹介した。加賀が温室で栽培していたランの記録である蘭花譜について、版木25枚、50色を使って描写したことを伝えると、制作者の苦労に思いをはせた児童からどよめきが起きた。

 児童は8日に美術館を見学する。森風樹君(11)は「加賀さんのことや、版画が印刷より優れていることが分かった。蘭花譜を見るのが楽しみ」と話す。

 大山崎小でも、今月下旬に出前授業と美術館見学を行う。

【 2017年05月02日 11時43分 】

間近でレース観戦、ケイリン女子いいかも 京都・向日

2017-03-25 11:11:03 | 習 learn
 女性に競輪の魅力を伝える「競輪女子のはじめて教室」が19日、京都向日町競輪場(京都府向日市寺戸町)で初めて開かれた。子連れの母親や学生など約20人が参加し、レースを間近で観戦しながら競技のルールや楽しみ方を学んだ。

 競輪場の主要業務は新年度から民間委託され、京都府は早ければ3年後に廃止する方針を示している。そんななか、地元に競輪場があることをまちの魅力として発信するとともに、競技を幅広い層に身近に感じてもらおうと、同競輪場が主催した。

 参加者らは出走表の見方やレースの予想の立て方などを教わった後、普段は見ることができない検車場などを見学。競技が行われているバンク(コース)にも入り、緊張した様子でレースを見守った。レース後に同競輪場所属の窓場千加頼(ちかより)選手(25)と田頭寛之選手(28)も教室に参加し、競技の面白さや選手の日常などを参加者たちに話した。

 吉弘純子さん(34)=同市寺戸町=は「競輪観戦は初めてだったけど、分かりやすく教えてもらえた。レースもすごい迫力でした」と笑顔を見せた。

【 2017年03月20日 10時40分 】

京都・乙訓の教員、歴史を現場で学ぶ「授業活用、愛郷心育む」と

2017-02-16 20:01:05 | 習 learn
 京都府乙訓地域の教員らでつくる「京都乙訓ふるさと歴史研究会」が若手教員向けにフィールドワーク型の歴史研修を始めた。地元の歴史を現場で学んでもらうのが目的。同会は「研修知識を授業に活用してもらい、子どもたちの愛郷心を育んでほしい」と期待する。

 同会は歴史紙芝居の上演や子ども向け歴史教室開催などの活動に取り組む。教員の歴史研修はこれまで座学が中心だったが、今年1月から活動の幅を広げようとフィールドワーク型を企画した。

 初回の1月21日は大山崎町で実施し、乙訓2市1町の小学校教員約10人が参加した。同会会長で第5向陽小教頭の中西昌史さん(52)の案内で国宝茶室「待庵(たいあん)」や離宮八幡宮などを巡った。町歴史資料館では、福島克彦館長が中世にエゴマ油の独占販売で栄えた大山崎の中世の自治などを紹介。「大山崎は歴史学習に事欠かない。資料館も教材のひとつとして使ってもらえたら」と呼び掛けると、参加者は熱心にメモを取っていた。

 参加した第二大山崎小の水口綾佳教諭(27)は「教科書の勉強も大事だが、実際に見て感じた事の方が頭に入る。今後の指導に生かしたい」。中西さんは「教員が身近な歴史を知っておくことは大切。学びを通して子どもたちの地域への愛着が深まれば」と話す。

 今後、向日市や長岡京市でも実施する予定。

【 2017年02月03日 11時54分 】

一緒に調理、子も笑顔 京都・長岡京「みんなのポケット」初開催

2017-01-29 10:59:35 | 習 learn
 子どもたちと調理や食事を共にする取り組み「みんなのポケット」が26日夜、京都府長岡京市東神足2丁目の市地域福祉センター「きりしま苑」で初めて開かれた。小学生らが、新鮮な野菜や寄付された保存食などを使って調理した料理を味わった。

 食や遊びを通じて子どもの生きる力を育てようと、全国で広がっている「子ども食堂」を参考に、市社会福祉協議会職員や保育関係者らでつくる実行委員会が企画。この日は隣接する長岡第九小の1~6年生ら12人と保護者が参加した。

 児童らは手洗いした後、実行委メンバーに教えてもらいながら慣れない手つきで慎重にダイコンをすり下ろしたり、大根おろしを小判状に丸めたりしてダイコンもちを作った。お湯を入れると15分で食べられる災害用の五目ご飯や、ハクサイやニンジンなどが入ったみそ汁と一緒に全員で喫食。「野菜がやわらかい」「ポテトみたいな味がする」と、おいしそうに口に運んでいた。4年の辰巳翠子さん(10)は「みんなで一緒に食べると楽しい。今度はみんなでおすしを作ってみたい」と話していた。

 今後、毎月1回開催する予定で、2月23日、3月23日に、いずれも午後6時からきりしま苑で行う。問い合わせは同実行委事務局の市総合生活支援センターTEL075(963)5508。

【 2017年01月28日 12時47分 】

事業企画のこつ紹介 京都・長岡京、子育て母親勉強会

2017-01-29 10:46:41 | 習 learn
 社会参画や起業を目指す子育て中の母親を対象にした勉強会が24日、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館で開かれた。滋賀県内でコミュニティービジネスを手がける女性が、企業との連携や事業を企画するこつなどについて語った。

 子育てしながらも自分の得意分野を生かして社会とつながり、仕事にしたいと考えている母親が増えているのを受け、育児支援事業を手がけるNPO法人「いんふぁんとroomさくらんぼ」(同市竹の台)が催した。

 講演した「チョコマカ」の廣瀬香織代表(43)=守山市=は、地域密着の子育て情報誌発行や映画館での絵本の読み聞かせ、古民家を活用した料理教室など、これまでに手がけてきた事業を説明。「どうしてその事業がやりたいのかをはっきりさせておけば協力者が増え、事業が進みやすい。お金を含め継続できるか考える必要がある」と述べた。

 同法人は、子育て中の母親と企業の連携を深めるイベント「ママ・キッズまるごとマルシェ」を2月18日にバンビオ1番館で開く。ネイルアートやフリーマーケット、整骨院など22組が出店。バランスボールやベビーダンス、シュークリーム作りなどのワークショップ(一部予約制、有料)もある。問い合わせは同法人の松野さんTEL(952)6388。

【 2017年01月25日 11時52分 】

文化財、大切に迅速に運び出し 京都・長岡京で消防訓練

2017-01-29 10:39:09 | 習 learn
 文化財防火運動期間(23~29日)を前に、京都府乙訓消防組合と長岡京市消防団が22日、同市粟生の光明寺で特別消防訓練を実施した。約60人が参加し、初期消火の動きや、境内の文化財を火災現場から素早く保護する手順を確認した。

 訓練は、同寺の御影堂(市文化財)から出火し、強風にあおられて境内に延焼したとの想定で行われた。

 御影堂前で火元に見立てた発煙筒が焚(た)かれると、同寺の職員らでつくる自衛消防隊が119番通報し、初期消火に当たった。

 通報を受けた消防隊員らが消防車のサイレンを鳴らしながら参道に入り、御影堂付近に指揮本部を設置。消防団員らと協力して御影堂から模擬の文化財計5点を運び出し、放水した。

 訓練後、中小路健吾市長は「消防署と消防団が緊密に連携して目的を達成する様子を確認でき、非常に心強い」と講評。同寺の森田俊尚執事長は「乙訓地域の社寺には多くの文化財が残っている。今後も消防署や消防団と連携し、寺を守っていきたい」と話した。

【 2017年01月23日 10時10分 】

モーター作り、日本電産社員が手ほどき 京都の小学校で出前授業

2017-01-22 11:56:21 | 習 learn
 総合モーターメーカーの日本電産(京都市南区)の技術者らを招いた授業がこのほど、京都府長岡京市長法寺の長法寺小であった。5年生約70人がモーターの役割などを学び、小型モーター作りに挑戦した。

 子どもたちに科学技術やものづくりに興味をもってもらおうと、地元企業の技術者らが出前授業を行う府乙訓教育局の「京のエジソンプログラム」の一環。この日は、同社の社員12人が訪れた。

 講師の社員は、モーターが電気を動く力に換える役割を果たし、家電や車など、さまざまな機械や製品に使われていると説明。その後、児童たちは電池を入れる土台を組み立てたり、銅線の先端をやすりで慎重に削ったりしながら教材用のモーターを手作りした。電池と磁石の力で銅線がくるくると回ると「やっとできた」「回転が速い」と興味深そうに眺めていた。

 林奈那実さん(10)は「難しかったけど、回ってうれしかった。いろんなところにモーターが使われているのがわかった」と話していた。

【 2017年01月16日 10時23分 】

京都・乙訓観光の可能性探る 留学生、住民らワークショップ

2016-12-18 16:52:41 | 習 learn
 京都府乙訓地域の観光振興策を探るワークショップが17日開かれ、外国人留学生や同地域の住民をはじめ、行政や商工関係者ら約30人が2市1町の寺社や名所を回った。各地のPRポイントを探し、売り込み方を考えた。

 府が主催し、柳谷観音楊谷寺(長岡京市浄土谷)や勝竜寺城公園(同市勝竜寺)、竹の径(みち)(向日市)、離宮八幡宮(大山崎町大山崎)などを巡った。

 紅葉の名所として知られる楊谷寺では、毎月17日しか公開されない上書院などを見学。戦国武将の細川忠興と玉(ガラシャ)が新婚時代を過ごした勝龍寺城跡地にある同公園では、演劇団「乙訓戦国つつじ」が夫妻を題材にした劇を披露しており、観光客らと一緒に観劇した。公園内から天王山も眺め、参加者から「美しい景色だ。写真をパンフレットに載せてPRすべき」との意見があった。

 韓国から京都大大学院に留学している梁靖雅(ヤンジョンア)さん(31)は「劇の内容を外国語で紹介するチラシがあればいいのではないか。きょう回ったコースをバスで周遊できる1日パスもあれば便利だと思います」と話した。

【 2016年12月18日 13時07分 】

子らと調理や食事を共に 京都・長岡京でプロジェクト

2016-12-18 16:40:08 | 習 learn
 食や遊びを通じて子どもの生きる力を育てようと、子らと調理や食事を共にするプロジェクト「みんなのポケット」が来年1月から京都府長岡京市内で始まる。プレイベントがこのほど開催され、関係者が本実施に向けた手順などを確認した。

 みんなのポケットは、全国で広がっている「子ども食堂」を参考に市社会福祉協議会職員や保育関係者ら15人が実行委員会を立ち上げた。貧困家庭の子を対象に食事を提供している食堂もあるが、同ポケットは長岡第九小の全児童を対象に市地域福祉センターきりしま苑(同市東神足2丁目)で1月26日から毎月1回のペースで午後6時から実施する予定。

 食材は今秋から活動を始めた「フードバンク長岡京」や個人、団体が提供する米や缶詰、乾物などを活用。子どもと作れるメニューを考えて調理し、料理を一緒に味わうことで食べることの意義を体感してもらう。

 11月下旬のプレイベントでは実行委メンバーが食品提供の予定や衛生管理などを説明した後、子らを交え、もちピザを作り、春菊のごまあえや春雨やスパムの炒め物、玄米ご飯などを全員で試食した。「いつも食べているのとちょっと違う味がする」「みんなで食べるからおいしい」といった声が上がった。

 高田恵里佳実行委員長は「子どもだけでなく、食事を共にすることで大人も学ぶ機会になるのではないか。最初は試行錯誤になると思うが、多くの人に応援してもらえるようにしたい」と話している。

【 2016年12月10日 12時50分 】

1票の重み、生徒実感 京都・長岡京の中学校で模擬市長選

2016-11-10 07:11:27 | 習 learn

 京都府長岡京市の課題や選挙について学ぶ授業が4日、同市天神4丁目の長岡中で開かれた。模擬市長選が行われ、生徒が候補者や有権者となり、本物の投票箱などを使って模擬投票を体験した。

 地元のことを考え、選挙を身近に感じてもらおうと、市選挙管理委員会の協力で実施。3年生約150人を対象に行われた。

 生徒たちは事前の授業で市の課題を議論し、選挙公約を検討。4クラスが候補者を3人ずつ擁立した。

 この日は2クラスごとに授業があった。候補者は演説で「放置竹林を活用してアスレチックを作る」「若者の働き口を増やす」などの公約を訴えた。選挙公報も配布された。

 生徒たちは別の教室に設けられた投票所に向かい、受付で入場券のハガキを渡して投票用紙を受け取った。実際の選挙で使われる記載台で候補者名を記入した。「投票用紙は折ってもいいんですか」「名前を書き間違ったら時はどうしたらいいですか」などと選管事務局職員に尋ねながら、神妙な表情で投票箱に1票を投じていた。

 道路整備や企業誘致を訴えて「当選」した4組の小林颯介さん(14)は「緊張したけど、演説はみんな真剣に聞いてくれた。今まで選挙に関心がなかったけど、すごく興味がわいた」と話していた。

【 2016年11月05日 10時56分 】