女子高生らが親密なサービスを行う「JKビジネス」に関する講演会がこのほど、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館であった。違法なサービスで少女への性被害が社会問題化する中、大阪の繁華街で深夜の声掛け活動を続ける団体の副理事長が「JKビジネスは巧妙に広がっている」と訴えた。
大阪府警少年補導職員を務めた後、NPO法人「キッズナビわかば」(大阪府枚方市)を立ち上げた野澤征子さん(75)が講師となり、「子どもたちは掛けてもらった声を必ず覚えている」と大人の役割を強調した。深夜徘徊(はいかい)を重ねる子どもの実態を説明。親のネグレクトや経済的虐待、学校でのいじめが背景にあるケースを紹介した。
JKビジネス店で働く少女への聞き取りを踏まえて「割のいいアルバイト感覚で後ろめたさを感じていない子もいる」と指摘。出会い系サイトを介した性被害の写真がインターネット上で流布する実例を挙げた。
講演会は長岡京市女性交流支援センターが企画し、市内の女性ら9人が参加した。
【 2017年10月11日 11時00分 】
大阪府警少年補導職員を務めた後、NPO法人「キッズナビわかば」(大阪府枚方市)を立ち上げた野澤征子さん(75)が講師となり、「子どもたちは掛けてもらった声を必ず覚えている」と大人の役割を強調した。深夜徘徊(はいかい)を重ねる子どもの実態を説明。親のネグレクトや経済的虐待、学校でのいじめが背景にあるケースを紹介した。
JKビジネス店で働く少女への聞き取りを踏まえて「割のいいアルバイト感覚で後ろめたさを感じていない子もいる」と指摘。出会い系サイトを介した性被害の写真がインターネット上で流布する実例を挙げた。
講演会は長岡京市女性交流支援センターが企画し、市内の女性ら9人が参加した。
【 2017年10月11日 11時00分 】