地震被害支援の対象拡大 京都・八幡、一般市民にも

2018-07-16 11:46:34 | 災 disaster

 京都府八幡市社会福祉協議会は、大阪府北部地震で被害に遭った家の片付けや清掃などの無償支援について、対象を独居高齢者らから一般市民にまで広げた。悩み相談や融資紹介も行う。地震後に豪雨も重なって復旧作業の遅れが心配されており、市社協は「困ったことがあればどんなことでも相談してほしい」としている。

 同社協は、地震翌日の6月19日から、独居高齢者や障害者、災害時要援護者を対象に支援を実施。要望が一段落し、今月2日からは全市民に対象を広げ、案内チラシを全戸配布した。

 2日から9日までに60件を超える問い合わせがあり、支援を開始した。社協登録ボランティアとともに家具の位置を戻したり、倒れた石灯籠を元に戻したりしたという。屋根のブルーシート設置や塀の修繕など専門的な作業は業者を紹介している。

 ボランティアによる心配事の相談や、府社会福祉協議会が行う低所得・高齢・障害者世帯対象の資金貸し付け制度も案内している。問い合わせは八幡市社協075(983)4450。

【 2018年07月10日 12時44分 】



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