西京区のガス停止で市が補償

2011-09-11 11:51:18 | 災 disaster
ことし6月京都市西京区の住宅街で破裂した水道管の水がガス管に流れ込み1万5000世帯でガスが使えなくなったトラブルで、京都市は住民に対し入浴費用や営業の損失について補償することになりました。
ことし6月20日、西京区の住宅街で地下の水道管が破裂して水が噴き出し、隣のガス管も壊れて水が流れ込んだ結果、西京区のほか、長岡京市と向日市のあわせておよそ1万5000世帯に影響し最大でおよそ1週間にわたってガスが使えなくなりました。
このトラブルで京都市は、ガスが使えなくなったため住民が負担した入浴施設の利用料金や、飲食店などの営業損失について補償することを決めました。
このうち入浴費用については、ガスの供給が2日以上止まったケースを対象に、平日はおとな800円、子ども500円を上限に補償します。
また、施設までの交通費として、バス料金が往復360円、それに、タクシーに乗った場合、領収書があれば往復2000円を上限に、知人宅などで入浴した場合も含めて補償します。
さらにガスが止まったことで営業できなくなった店舗の損失分や、ガス器具や建物の損傷については、トラブルとの因果関係が認められれば補償するとしています。
いっぽう、自宅で料理が出来なくなったことによる外食などの食費は対象外です。
京都市上下水道局では9月12日から10月21日まで補償の申請を受けつけることにしています。問い合わせは、
平日の午前9時から午後7時まで。電話番号は
0120-928-253です。今回の保障について、9日に開かれた京都市議会の交通水道消防委員会で上下水道局の担当者が説明したうえで「たいへん申し訳なかった」とトラブルについて改めて陳謝しました。
そのうえで担当者は、補償額は総額でおよそ3000万円を見込んでいることを明らかにし、「今回のような大規模なトラブルが起こらないよう全力をつくしたい」と再発防止に努める考えを示しました。

09月10日 08時35分


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