競輪選手の技術に挑戦 向日で自転車講習会

2011-05-15 15:22:42 | 会 party
自転車の安全な乗り方を現役の競輪選手が指導する「競輪選手にチャレンジ!」が14日、京都府向日市寺戸町の京都向日町競輪場であり、高校生を中心に30人余りが参加し、運転の技術やマナーなどを学んだ。

 11日にスタートした春の全国交通安全運動の一環で、向日町署と2市1町が主催した。20日までの運動期間中、乙訓でも各市町で啓発活動や高齢者向けの自動車運転講習などが実施される。

 この日は、日本競輪選手会京都支部に所属する現役の選手12人が指導に当たった。

 開催に先立ち、向日町署の奥田友之署長が「きょう学んだ内容を家族や友人にも伝えてもらい、事故のないようにしていきましょう」とあいさつ。その後、安全運転のルールなど聞いた参加者は早速、自転車にまたがり実践に入った。

 幅の狭い一本橋の上を渡り、8の字を描くように走るスラロームへと移る。最初はふらついていた参加者も、「下を見ずに前を向いて走るように」と選手から助言を受けて安定した運転ができるようになり、笑顔をみせていた。

 続いて選手の先導でバンクを周回。傾斜の大きさに驚きながらも、選手の後を追って懸命に自転車を走らせていた。

【 2011年05月15日 12時44分 】

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子ら力泳、長岡京でチャリティー水泳記録会

2011-05-14 16:15:54 | 会 party
京都府長岡京市開田の「長岡スイミング・スクール」はこのほど、東日本大震災の被災者支援を目的にしたチャリティー水泳記録会を開いた。  2カ月前に起きた東日本大震災を受けて、当初、夏に予定していた記録会を急きょ前倒しして実施。会員ら150人が参加した。  開会式で、藤田康廣社長が「(地震の影響で)閉鎖されているスイミングスクールもあり、この大会の元気を少しでも伝えられたら」とあいさつ。5歳から70代までの選手たちが、クロールや平泳ぎ、メドレーリレーなど17種目に出場し、日ごろの練習の成果を披露した。子どもたちは、自己ベストのタイムを縮めると「やった」と笑顔を見せた。  記録会の参加費や募金は、京都新聞社会福祉事業団を通じて被災地に寄付した。 【 2011年05月14日 11時32分 】

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17日に犠牲者の供養 長岡京の柳谷観音楊谷寺

2011-05-14 16:01:45 | 式 celemony
京都府長岡京市浄土谷の柳谷観音楊谷寺は、17日の御縁日(ごえんにち)に信徒らが取り組むお勤めを、東日本大震災被災者の供養を目的に行うため、市民にも参加を呼び掛けている。

 同寺では、毎月17日の御縁日に、講のメンバーらが、江戸時代から伝わる様式で、本堂で経を唱えたり、数珠繰りを行い、先祖供養や病気平癒を祈願している。東日本大震災を受けて、5月のお勤めは信徒以外にも広く参加を呼び掛けて、大勢で犠牲者の冥福を祈る場にしようと、看板などを特別に作った。

 お勤めは午前9時前から約2時間かけて行われ、その後、僧侶の縁日説法もある。同寺は「お経などが分からなくても供養されるお気持ちがある方なら、宗派や立場を超えて集まっていただきたい」としている。

【 2011年05月14日 11時36分 】

交通安全訴えヒーハー ブラマヨ小杉さん一日署長  阪急桂駅前で

2011-05-13 12:41:01 | 士 cerebrity
春の全国交通安全運動(11日~20日)を前に、人気漫才コンビ「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一さん(37)が10日、西京署の一日署長を務め、京都市西京区の阪急桂駅前で交通安全を呼び掛けた。

 小杉さんが小学生から20代半ばまで西京区桂にある実家で暮らしていた縁で、西京署が協力を依頼した。

 警察官の制服に身を包んだ小杉さんは、署庭に並んだ署員約70人を前にした訓示で、「交通安全運動ヒーハー」とおなじみのギャグで声を張り上げた。署員がまじめに拍手を送ると「拍手じゃなくて笑ってください。署長のネタを笑わないなんて皆さん降格処分ものですよ」と、笑顔で突っ込んだ。

 桂駅前では、多くの住民に囲まれ「地元の安全に役立てれば本当にうれしい」と話し、事故防止を訴えるちらし200枚を手渡した。

【 2011年05月11日 11時31分 】

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ワクチン、子育て支援に 向日市に企業が800万円

2011-05-13 12:32:00 | 民 people
京都府向日市上植野町に本社を置く医薬品製造販売会社、日東薬品工業は12日、同市に800万円を寄付した。同社はヒブワクチンの接種や子育て支援での活用を希望し、市もその意向に沿ってワクチン接種に充てるほか、子育て支援では乳幼児に絵本を配るブックスタート事業を7月にも始める考え。

 同社による向日市への寄付は昨年に続いて2回目。市は、昨年の寄付金でヒブワクチン接種の補助制度を府内で初めて設け、これまで生後3カ月から5歳未満の466人が接種を受けた。

 今回の寄付金で市が新たに実施を検討しているブックスタートは、定期健診の場で乳幼児に絵本を配ることで親子が交流を深め、乳幼児の言葉や情操の発達を促すとともに、受診者を増やす狙いもある。府内ではすでに7自治体が取り組んでいる。

 市は寄付金の一部を絵本の購入代に充て、生後10カ月の乳児対象の健診で配布。その場で読み聞かせも行う、という。市議会の6月定例会に提出する本年度の一般会計補正予算案に盛り込む予定。

 12日、日東薬品工業の北尾哲郎社長から目録を受け取った久嶋務市長は、地元特産の竹を使った表彰文入りの盾を贈呈。北尾社長は「ますます地域社会に貢献したい」と話した。

【 2011年05月13日 10時18分 】

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市民団体の事業費を助成 長岡京市が制度新設

2011-05-13 12:20:11 | 民 people
長岡京市は本年度、市民団体の事業費を助成する「市民活動応援補助金制度」を新設した。12日、同市神足のバンビオ1番館で説明会が開かれ、市が、市民団体の代表らに制度の趣旨や申請方法などについて述べた。

 市内の自治会や校区協議会などで構成し、市民の活動に補助金を交付してきた“ふれあい都市長岡京”市民運動実践協議会が今年3月に解散したことを受け、市が、市民協働のまちづくり推進計画に基づき、各種団体を財政的に支援する制度を新たに設けた。

 対象となるのは、5人以上で成り、主に市内で活動し、構成員の過半数が市内在住・在勤・在学の団体。非営利で公益活動を継続的に行うNPO法人や任意団体、ボランティア、実行委員会、町内会などが該当する。

 設立3年以内と、それ以上活動を継続している団体、そして地域コミュニティ協議会が設立されていない小学校校区の連合体組織の三分野を設定。▽市のほかの制度の補助を受けない▽対象となる事業の経費が15万円未満―といった条件や、7万5千円~5万円の補助金の上限額があり、市が申請書類を審査の上、交付を決定する。

 説明会には、環境や健康、高齢者福祉、子育てなど幅広い分野の10団体16人が出席。市民協働・男女共同参画政策監の職員が制度の内容を説明し、出席者が「どこまでの経費が対象になるのか」などと質問をぶつけた。

 市は「立ち上がったばかりの団体も、補助金を活用して体力を付け、自立を目指してもらえれば」と話している。補助を希望する団体6月15日までに申請書類を持参するか郵送する。問い合わせは同政策監TEL(955)3164。

【 2011年05月13日 10時31分 】

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患者・看護師のメッセージなど展示 長岡京の病院

2011-05-11 11:44:33 | 民 people
12日の「看護の日」にちなみ、京都府長岡京市今里の済生会京都府病院で、患者や看護師が入院生活や仕事に対する思いを込めた「3行メッセージ」や写真が待合ロビーに展示され、訪れる人たちを和ませている。12~14日にかけて健康講座を開く。

 現代看護の創始者・ナイチンゲールが生まれた「看護の日」に合わせて企画した。院内には、患者や職員のツーショット写真や、「看護師の手のぬくもりはまほうつかい」「やさしさにおんぶにだっこがんばれる」などと記した川柳や短歌形式の一文を展示。生まれたばかりの赤ちゃんの寝顔の写真に「元気に産まれてきてくれただけでもう十分」などとメッセージを添えた作品もあり、医療現場の心の交流を紹介している。31日まで。

 また、関連行事として、医師や看護師による健康講座を予定しており、参加者を募集している。無料。事前の申し込みは不要だが、一部は当日の先着予約制となる。問い合わせは同病院TEL(955)0111。(佐久間卓也)

 講座の内容・日程は次の通り。

 「ヘッドスパで頭皮も身体もリフレッシュ」12日午前11時半・午後1時、13日午後1時▽「生活習慣病と自分自身の生活を見直してみよう(身体測定など)」12日午前10時・午後1時、13日午後1時▽「糖尿病についての講習会」12日午前10時▽「美味(おい)しく食べてエネルギーダウン」12日午前11時▽「AED講習会」14日午前10時

【 2011年05月11日 11時08分 】

別館にエレベーター完成 向日市役所で初

2011-05-11 11:42:16 | 政 governing
向日市役所の別館で設置工事が進められていたエレベーターが完成し、10日、久嶋務市長や施工会社の関係者らが出席して完成式と試運転が行われた。同市役所にエレベーターが備えられたのは初めて。11日から一般利用できる。

 昨年12月に着工され、この日までに工事を終えた。鉄骨造りで延べ床面積45・58平方メートル。階数は4階で、大人が13人まで乗れる。総工費は約5100万円で、うち3千万円は市内在住の篤志家から一昨年に贈られた寄付金を活用した。

 エレベーターの東側と北側の面は、熱線を吸収するガラスがほぼ全面に使用され、最上階まで上がれば周辺の景色も見渡せる。また扉が東西二方向に設けられており、車いすの利用者も中で方向転換する必要なく目的の階にそのまま出られる。点字の表示板や音声による案内もあり、高齢者や障害者にも優しい造りとなっている。

 完成式では、工事を担当した建設会社の副社長から久嶋市長に設備の引き渡し書と寄贈品が手渡された後、さっそく、市長や関係部局の部長らがエレベーターに試乗。各階に止まって利便性を確認したり、ガラス越しに景色を眺めたりしていた。

【 2011年05月11日 11時18分 】

新緑の庭園で中国茶会 大山崎山荘美術館で14、15日開催

2011-05-10 12:31:30 | 式 celemony
京都府大山崎町大山崎のアサヒビール大山崎山荘美術館で14、15日、「大山崎春茶会」と題した中国茶会が開かれる。

 新緑の庭園でお茶を楽しんでもらおうと、山荘美術館と大阪市北区の「中國茶會(ちゅうごくちゃかい)・無茶空茶(むちゃくうちゃ)」が共催する。国の有形文化財で同美術館の庭園内に現存する茶室「彩月庵(さいげつあん)」をはじめ、普段は非公開の「橡之木(とちのき)茶屋」などで行う。

 開催時間は両日とも午前11時~午後4時。受付は午後3時半まで。参加費は1000円(入館料は別途必要)。茶菓や土産品がつく。参加希望者はちょこサイズの茶杯を持参する。ない場合は山荘美術館で購入できる。予約不要。問い合わせは、12日までの正午~午後7時に中國茶會・無茶空茶TEL06(6361)6910へ。

【 2011年05月10日 11時12分

待望の8万人突破 長岡京市の人口

2011-05-10 12:28:14 | 民 people
京都府長岡京市の人口が9日、8万人を突破した。小田豊市長や職員が、市役所に転入届を提出した8万人目の市民に記念品を贈り、節目を祝った。

 長岡京市は、長岡町時代の1950年代から住宅開発で人口が増加。市制施行の72年10月の5万6千人が、79年に7万人に到達。93~2004年まで7万7千人台が続いたが、JR長岡京駅西口再開発などで05年ごろから再び増え始め、08年2月に7万9千人を超えた。

 昨年10月、「30年越しの夢」だった8万人まであと30人に迫ったが、その後、一進一退の足踏み状態に。新年度になって転入が増え、住民基本台帳人口と外国人登録者数を合わせた市内人口が同日、8万人の大台を初めて突破し、8万16人に達した。

 京都市内から滝ノ町に引っ越してきた会社員井上直久さん(42)の妻由香里さん(42)が、長男那由多君(3)と長女美玲ちゃん(1)と一緒に市役所で一家の転入届を提出。那由多君が8万人目の市民に認定され、小田市長が花束や記念品を手渡した。

 由香里さんは「8万人目と聞いて驚いた。交通の便もよく、静かで住みやすそう。まちのことをもっと知りたい」と話し、小田市長は「時間はかかったが一つの区切り。先人が築いてきた歴史や、自然や景観を大切にした都市基盤整備が評価され、転入につながっている。さらに魅力あるまちづくりを進める」と語った。

 10年の国勢調査(速報値)によると、府内で人口が増加したのは長岡京、宇治、京田辺、木津川、精華の5市町のみ。

 市内は京都第二外環状道路や阪急新駅建設などを見込んだ宅地開発が今後も予想され、市は「しばらくは緩やかな人口増傾向が続くのでは」とみている。

2011年05月10日 10時50分

西山の自然、触れて学ぶ 長岡京で親子ら動植物観察

2011-05-09 11:32:15 | 民 people
西山の自然に親しむ体験講座「西山ファミリー環境探検隊」が8日、長岡京市粟生周辺で行われ、親子連れが山中で動植物の観察を楽しんだ。

 西山森林整備推進協議会が2007年度から、小学生と保護者を対象に、西山の四季を体験する講座を年5回実施している。本年度初回のこの日は、「ようこそ西山へ!」と題して春の自然観察を企画。親子連れ50人に、環境団体のメンバーや大阪成蹊大芸術学部の学生らも加わり、山中を散策した。

 参加者は、グループに分かれ、自然観察指導員から説明を受けながら、動植物を見て歩き、放置竹林なども巡った。

 指導員が、試験的に採取した動植物をシートの上に広げ、名前や特徴などを説明。子どもたちは、オオイヌノフグリ、ウラジロ、コモチグモなど西山の多彩な生態系について知識を深めた。昼食中に一時、雨に見舞われるなど自然の変化を体で味わった。

【 2011年05月09日 10時32分 】

還幸祭、シャナンボウ 向日の街華やぐ

2011-05-09 11:29:27 | 祭 carnival
 向日神社の春祭り「還幸祭」が8日行われ、鳳輦(ほうれん)を中心に23台の車列が、向日市や長岡京市を巡行した。

 還幸祭は、神社から向日市上植野町の御旅所まで巡行した神幸祭の3日後に行われる祭礼。先ばらいから、真榊(まさかき)やご神体を乗せた鳳輦、神職や稚児を乗せた車の列が、向日、長岡京両市や京都市西京区の氏子地域を巡り、同神社本殿に戻る。

 一行が各地域に到着すると、六人部是継宮司が氏子総代らの前で祈とうした。車列からは、向日市森本地区で古くから「お獅子さん」として伝わる獅子頭と獅子舞も登場し、沿道の人たちが獅子に頭をかんでもらい、無病息災を願った。

 また、向日市の無形民俗文化財に指定されている同市鶏冠井町の子どもみこし「鶏冠井シャナンボウ」の巡行が同日行われ、法被姿の子どもたち約150人が、2基のみこしを引いて町内を歩いた。

 シャナンボウは、牛若丸が身の危険から逃れるために授けられた法名「遮那王(しゃなおう)」に由来するという。一時途絶えたが1992年に住民が保存会を立ち上げて巡行を復活させた。

 午後2時、子どもたちが台車に載せたみこしを紅白の縄で引いて斎場を出発。太鼓の音に合わせて、まちを練り歩き、保護者が晴れ姿をカメラで追った。

【 2011年05月09日 10時56分 】

「蘭花譜」鮮やか色彩 大山崎で加賀正太郎展

2011-05-08 12:59:28 | 式 celemony
京都府大山崎町大山崎の町歴史資料館で、企画展「『蘭花譜(らんかふ)』と加賀正太郎の逸品」が開かれている。昭和初期の実業家加賀正太郎(1888~1954年)が編集に情熱を傾けたランの木版画や、自身が建てた大山崎山荘の来客に贈った小づちなど約50点を展示している。

 「蘭花譜」は加賀が編集した木版画集。加賀は天王山麓の山荘でランの交配を重ね、蘭花譜には「オオヤマザキ」を名に入れた品種も載っている。企画展は木版画と併せ、加賀こだわりの他の作品も紹介しようと催した。

 会場には、大輪の赤紫の花が迫力を感じさせる「パフィオペディルム・ユウフラシア オオヤマザキ」や、鮮やかな朱の花が咲き連なる「レナンテラ・インスホーティアナ」など、蘭花譜掲載の版画や原画、写真が並ぶ。

 加賀が山荘で園遊会を催した際、招待客に贈った木製の「打出小槌(こづち)」も展示した。隣接する古刹(こさつ)・宝積寺ゆかりの作品で、金色の上に鶴や亀が描かれ、華やかな意匠が施されている。訪れた人は、加賀が趣向を凝らした作品の数々を、ゆっくりと眺めた。22日まで。

【 2011年05月08日 10時22分 】

「信楽庭」古刹の輝き 法然800年遠忌、光明寺で特別公開

2011-05-08 12:53:37 | 歴 history
宗祖法然の800年遠忌に合わせ、京都府長岡京市粟生の西山浄土宗総本山・光明寺で7日、文化財の特別公開が行われた。普段は見られない大(おお)書院や釈迦堂など、市文化財に指定されている江戸時代の建築物を市民40人が見学し、古刹(こさつ)の歴史に触れた。

 節目の年に、市民に地元の貴重な文化財の存在を知ってもらおうと、市教委が催した。

 参加者は、伝統的な欄干が目を引く大書院を出発し、白州に大小18個の石を配した「信楽庭(しんぎょうてい)」を見学。宗祖の遺骨が安置されている御廟(ごびょう)に隣接する拝堂の外観も眺めた。

 折々に市教委職員や僧侶から「石庭は、念仏行者の姿を現しています」「法然上人の墓をあばいて御遺骸を川に流そうとする企てを防ぐため、弟子が遺骸を粟生の地へ移し、荼毘(だび)に付した」と説明があった。法然が自作した「張り子の御影」を本尊とする御影堂も巡った。

 貴重な機会とあって参加者は約40分の見学時間中、興味深そうに眺め、説明に耳を傾けた。終了後は、光明寺の障壁画を研究する京都市立芸術大の田島達也准教授の講演もあった。

【 2011年05月08日 10時30分 】

ドングリの森守れ、苗植樹の天王山で雑草刈る 大山崎小

2011-05-07 11:53:26 | 木 plants
京都府大山崎町の天王山で6日、地元の大山崎小の6年生80人が、竹による森林への侵食を抑える環境学習の一環で、伸びかけたタケノコを切り、雑草を取り除いた。3月に自分たちで広葉樹の苗を植えたばかりの森へ足を運び、ボランティアに手伝ってもらいながら作業に励んだ。

 作業場はサントリーの社有林約千平方メートル。竹が伸び放題だった森を植生豊かな雑木林へ変えようと、児童は4年生だった一昨年11月に、天王山で拾ったドングリを鉢植えして苗木を育て、5年生だった今年3月、山に植え戻した。

 この日、子どもたちは小学校を出発後、同町大山崎の「山崎聖天桜の広場」から30分余りをかけて天王山に登った。中腹にある森で、くわを手に伸びたタケノコを掘り起こしたり、鎌で雑草を刈ったりして汗を流した。

 まだ食べられる大きさのタケノコもあり、「大山崎竹林ボランティア」や「乙訓の自然を守る会」のメンバーら、随行した大人に教わりながら手を動かした。時間をかけて地中からタケノコを掘り出すと、うれしそうに周囲の同級生に見せ、袋に入れた。


【 2011年05月07日 11時03分 】