高齢者の事故死多発 向日町署管内で8~10月

2011-11-10 11:47:42 | 災 disaster
交通事故防止へ向け、買い物客に注意喚起のチラシやミニライトを配る向日町署員(向日市・イオン向日町店) 乙訓地域を主として向日町署管内で今夏以降、暗くなる夕方から深夜にかけ、お年寄りが犠牲になる交通事故が相次いでいる。乙訓交通事故防止連絡協議会は10月末~11月初旬に死亡事故多発警報を発令。向日町署も警戒を強め、スーパーで買い物客にチラシを配るなどして引き続き注意を促している。

 向日町署管内の交通死亡事故は昨年は1件だけだったが、今年は10月までで6件発生。うち4件が8~10月に続いた。

 8月13日未明に京都府向日市の国道171号で、バイクの男性(68)が軽乗用車に追突され死亡。9月28日夜には大山崎町の同じ国道で、バイクの女性(70)が駐車中のトラックに衝突し亡くなった。10月14日夕には京都市伏見区久我の府道で、横断歩道を渡っていた女性(71)が車にはねられ犠牲となった。

 こうした事態を受け、2市1町や府などで構成する乙訓交通事故防止連絡協議会は10月27日~11月5日に死亡事故多発警報を発令。今月1日には、向日市寺戸町のイオン向日町店で、交通安全活動推進委員ら14人が買い物客にチラシやミニライト、反射材付きのキーホルダーを配り、事故防止を呼びかけた。

 向日町署は現在も、赤色灯をともしてのパトロールや主要交差点での立番を強化している。同署は「ドライバーは前をよく見るという基本の徹底を。夜に徒歩や自転車で外出する人は、白っぽい服を着て、ベルトや靴のかかとに反射材を付けてほしい」としている。

【 2011年11月10日 10時32分 】

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元五輪選手がランニング指導 第6向陽小で授業

2011-11-10 11:39:50 | 民 people
児童と50メートルのコースで競走し、早さの一端を見せる小島さん(先頭)=向日市・第6向陽小 京都府向日市寺戸町の第6向陽小で9日、オリンピックなどで活躍した陸上競技選手小島茂之さん(32)=アシックス所属=が、ランニングを児童に指導した。腕の振り方など実技を教えながら「自分の夢を言葉にすることが大切」とメッセージを伝えた。

 日本体育協会がスポーツ選手を講師として派遣する事業に合わせ、向日市教委が主催した。小島さんは、2000年のシドニー五輪で朝原宣治選手ら3人と組んだリレー種目で6位入賞を果たした。

 この日、6年生49人は運動場で小島さんから「大きく歩幅をとって、速く足を回転させて」と走り方を教わりながら、スキップしたり腕を大きく振るなどの動きをコースで繰り返した。

 児童と50メートル走を競った小島さんは、7~8メートルの差をつけてゴールした。自身の小学生時代について「走るのは速くなかったけど大好きだった。オリンピックに出たいという目標を口にしてあきらめなかったことが、夢の実現につながった」と語った。

 小島直樹君(12)や松本萌里さん(12)ら同小の駅伝チーム選手も熱心に、小島さんの言葉を聞いていた。

【 2011年11月10日 10時28分 】

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延焼防げ、従業員放水 長岡京サントリー工場で訓練

2011-11-09 14:24:23 | 水 water
消火訓練にあたるサントリーの自衛消防隊員と消防士たち+(長岡京市調子・サントリー酒類京都ビール工場) 秋の火災予防運動(9~15日)を前に、はしご車やポンプ車の参加する大規模な消防訓練が京都府長岡京市調子のサントリー酒類京都ビール工場で行われた。地震で火災が発生したという想定のもと、乙訓消防組合の消防士と同工場の従業員が消火活動における連携を確認し、有事に備えた。

 訓練は同組合の消防士ら約30人と同工場の従業員約150人が参加した。地震でボイラー室から出火し、工場全体に延焼したという設定で、まず従業員が駐車場に小走りで避難。はしご車が出動し、建物屋上に取り残された従業員を救出した。

 従業員でつくる自衛消防隊は、きびきびとした動きで消火栓からホースを引き、ポンプ車の消防士らと並んで放水活動を行った。

 訓練後、同組合の中垣一次長は「初期消火から通報までの流れは大変良かった。自衛消防隊は今後も技術の向上に取り組んでもらいたい」と講評した。

 同組合では、火災予防運動の期間中、事業所や自治会での消防訓練のほか、パチンコ店や福祉施設への立ち入り指導、街頭広報を行う。

2011年11月09日 09時20分

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子どもの虐待なくそう 向日の絵本店、リボン配布で訴え

2011-11-09 14:20:04 | 民 people
電車の乗降客にオレンジリボンなどを手渡す絵本・児童書専門店の店主(右端)とスタッフ(左端)=向日市・JR向日町駅前 11月の「児童虐待防止推進月間」に合わせ、京都府向日市の絵本・児童書専門店の関係者が8日、同市寺戸町のJR向日町駅前でオレンジ色のリボンを配布し、虐待防止を訴えた。

 オレンジリボンは、児童虐待防止を目指す運動のシンボル。2004年に栃木県小山市で幼い兄弟が虐待の末に亡くなった事件を機に、地元の市民団体がリボンを広める活動を始めた。その後、NPO法人「児童虐待防止全国ネットワーク」(事務局・東京)が主体となり、全国的に運動を展開している。

 この日、向日町駅前でオレンジリボンを配ったのは、「ワンダーランド」の店主長谷川みゆきさんと3人のスタッフ。子ども向けの本を扱っていることで、「親子で良い関係と時間を持ってほしい」と昨年、全国ネットの支援団体となり、月間に合わせて連動した。

 リボンと、児童相談所の全国共通番号などが書かれた袋に入ったマスク計100セットを乗降客らに手渡し、「子どもの虐待をなくしていきましょう」と呼び掛けた。

【 2011年11月09日 09時18分 】

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向日で市民狂言、初舞台心待ち 童司さん指導で12日

2011-11-08 11:15:21 | 民 people
発表会を目前に控え、最後の練習にも熱がこもる狂言教室の生徒たち(向日市・向日神社石舞台) 向日市で、狂言師の茂山童司さんを講師に迎え、昨年秋から狂言を学んでいる市民らが12日、初めての発表会を向日神社裏手にある石舞台で催す。教室の生徒たちが初舞台を目前に控えて最後の練習に取り組み、緊張しながらも本番を心待ちにしている。

 この狂言教室は、毎年5月に「向日明神篝(かがり)狂言」を催している市民有志らの実行委が、より多くの人に狂言に親しんでもらおうと、昨年10月から始めた。茂山狂言会の故・茂山千之丞さんや童司さんらが篝狂言に出演してきた縁で、童司さんに講師を依頼し、快諾を得た。

 現在、向日市を中心に長岡京市や大津市、大阪府在住の7歳から70代までの男女8人が参加。向日神社茶所で月1回、童司さんから基本動作や発声法などの指導を受けてきた。年1回の発表会で成果を披露することを目標に練習を重ね、初舞台がいよいよ近づいた。

 12日は、主人に買い物を言いつけられた太郎冠者(かじゃ)が、足のしびれを言い訳に断るが、主人の巧みな言葉にたちまちうそがばれてしまう、「しびり」を2人1組で計4組が順に演じる。童司さんも駆けつけ演技を見守る。

 生徒たちは、最後の練習として自主的に集まり、石舞台の上で細かい所作などを入念に確認し合った。生徒の1人、永井三千代さん(65)=寺戸町=は「童司さんの忍耐強い指導で少しは上達したと思う。この1年の練習の成果を本番で出し切りたい」と意気込む。

 発表会は午後3時から。雨天時は神社剣道場で。一般の見学可。無料。教室参加など問い合わせは上田昌弘さんの携帯電話090(9627)8913へ。

【 2011年11月08日 10時21分 】

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菊花、作り手の愛一身に 長岡京・光明寺で展示

2011-11-08 11:11:04 | 木 plants
色鮮やかに大輪を形づくる菊花(長岡京市粟生の光明寺)優美に反り返った花びらが幾重にも重なり合い、白や黄、紫の大輪を形づくる。長岡京市粟生の光明寺で、地元の菊愛好家でつくる京都西山菊友会の菊花展が開かれ、参拝客の目を引きつけている。

 一つの株から三つの花を咲かせる「三本立」は、花の大きさと丈が均一であるほど美しいと評価される。11月のこの時期に見ごろを迎えるよう逆算し、肥料や水の与え方、日照時間にまで気を配る育て方は、まさに「手塩にかけた」と表現するのがふさわしい。

 大阪府摂津市から来た主婦今井美智子さん(75)は「これだけ花の大きさをそろえるのは大変だと思う。育てた人の愛情を感じる」と感心しきりだった。

 10日前後までが見ごろという。展示は20日まで。

【 2011年11月08日 10時08分 】

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医療的ケア実技で学ぶ 向日 障害者施設職員真剣に

2011-11-07 11:42:53 | 民 people
鼻や口に挿管してたんを吸引する医療的ケアの手順を学ぼうと、看護師による実演を見学する参加者(向日市・市福祉会館) 障害者を介護する人たちを対象に、たんの吸引や栄養注入といった「医療的ケア」を教える研修会が6日、京都府向日市寺戸町の市福祉会館であった。乙訓地域にある障害者通所施設の指導員ら30人が、人形を使って、看護師からチューブの扱い方や挿管方法を学んだ。

 介護職員による医療的ケアが来年度に法制化されるのを前に、基礎知識を学んでもらおうと乙訓圏域障害者自立支援協議会が企画した。小児科医でNPO法人「医療的ケアネット」の岩見美香理事を講師に招いた。

 参加者は前半で呼吸やそしゃく、のみ込みに関する障害の実情を講義で学んだ。後半は班に分かれ、看護師から実技を習った。「チューブに水を吸い込ませて内部を湿らせ、たんをスムーズに吸引できるようにしてください」「1回の吸引時間は10秒程度」と教わり、人形を使っての模範実技を見学した。

 参加者も人形の口や鼻、気管内へチューブを挿入し、たんの吸引や栄養剤の注入に挑戦した。初めての経験で慣れない手つきの人もいたが、障害者の健康維持に欠かせないケアとあって真剣に取り組み、熱心に質問していた。

【 2011年11月07日 09時08分 】

「医療的ケア」はじめの一歩
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ラリーに汗45チーム交流 長岡京 全国ファミリーバド大会

2011-11-07 11:38:52 | 会 party
チームメートと上手に連係しながら、スポンジ球付きのシャトルを打ち返す出場者(長岡京市・西山公園体育館) 第8回全国ファミリーバドミントン交流大会が6日、京都府長岡京市長法寺の市西山公園体育館で開かれた。10府県から45チーム306人が参加。スマッシュ禁止というルールの下、小学生から70歳代までが盛んにラリーを続け、楽しく汗を流した。

 ファミリーバドミントンは、3人一組のチームが、スポンジ球付きのシャトルを柄の短いラケットで打ち合う競技。2打目での返球も可能で、年齢を問わずプレーできる。大会は参加者の交流と競技普及を目的に、日本ファミリーバドミントン協会(長岡京市)が毎年秋に催している。

 出場チームは3ブロックに分かれ、それぞれ予選リーグと決勝トーナメントを行った。選手は懸命にコートを駆け、力いっぱい打ち上げたり、チームメートと連係して2打目で相手コートの奥深くに打ち返したりした。ミスしても笑って励ますなど和やかな雰囲気で、長いラリーが続いた。

【 2011年11月07日 09時05分 】

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武将と一服、華やぐ茶席 大山崎で「大茶会」

2011-11-06 11:51:45 | 会 party
大山崎で国民文化祭の町主催事業として開かれた大茶会。前田利家と北政所(ねね)役も飛び入り参加した=大山崎ふるさとセンター 国民文化祭の大山崎町主催事業のメーンとなる「大茶会」が5日、大山崎ふるさとセンターなど4会場で始まった。各会場に茶席が設けられ、豊臣秀吉や千利休など戦国時代の武将や妻、文化人にふんした町民らが出迎える中、来場者が茶の湯の世界を満喫した。

 千利休が建て町内に現存する国宝の茶室「待庵」にちなみ企画。ふるさとセンターのほか離宮八幡宮と宝積寺、アサヒビール大山崎山荘美術館で6日まで茶会を催す。

 うち大山崎ふるさとセンターでは、入り口で前田利家と北政所(ねね)にふんした2人が来場者を出迎えた。1階ロビーの奥には、天王山に抱かれた同町らしく「麓(ろく)庵」と名付けられた本格的な茶室がしつらえられている。普段、町立中央公民館で活動する「茶道サークル」と「なつめ会」の13人が続々と訪れる人たちをもてなした。

 来場者は、緊張した面持ちで茶室に座り、サークル員から作法の説明を短く受けた後、順にふるまわれる菓子と茶を味わった。利家とねね姿の2人も飛び入り参加し、茶席が華やぐ中、ゆったりと茶を楽しんだ。

 6日は各会場とも午後4時まで。有料。

「ガラシャ音楽」多彩に 長岡京、グループら披露

2011-11-06 11:46:30 | 祭 carnival
細川ガラシャをテーマにした曲で息の合った演奏を披露するながおかマンドリーノ(長岡京市・バンビオ1番館) 京都府長岡京市で開催中の「長岡京ガラシャ祭2011」の関連イベント「ミュージック・オブ・ガラシャ」が5日、同市神足のバンビオ1番館で開かれた。細川ガラシャをテーマにした曲を持つグループやアーティストが演奏や歌を相次いで披露し、祭りを盛り上げた。

 今年で20回目となるガラシャ祭は3日開幕し、メーン行事の行列巡行がある13日までを「ガラシャウイーク」として、市中心部の施設などでさまざまな催しが続く。

 この日の音楽の競演もその一つで、同市を拠点に活動するマンドリングループ「ながおかマンドリーノ」と同市在住のシンガーあらい舞さん、京丹後市のギタリスト山崎昭典さんが出演した。

 ながおかマンドリーノは「細川ガラシャ」を披露し、息の合った演奏で聴衆を魅了。続く山崎さんはギターソロで「I・N・E・I」、あらいさんはピアノの弾き語りで「ガラシャ伝説」と、ともにガラシャをイメージして作った曲などを次々に披露した。来場者は哀調を帯びたメロディーや歌声に、ガラシャの波乱な生涯を思い浮かべしみ入るように聞き入っていた。

【 2011年11月06日 11時27分 】

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長岡京の選手ら、さらなる飛躍誓う 市役所を訪問

2011-11-05 14:01:51 | 士 cerebrity
ジュニアオリンピックでの好成績を報告する清水君(長岡京市役所) 第42回ジュニアオリンピックの円盤投げ競技で全国2位に輝いた長岡第三中3年の清水樹君(15)=長岡京市神足=と、サッカーとフットサルの京都府大会で優勝を果たした長岡京SSが同市役所を相次いで訪問し、小田豊市長にさらなる飛躍を誓った。

  ◇…清水君は、10月29日に横浜市で行われたジュニアオリンピックの円盤投げで39・49メートルの好記録を挙げた。全日本中学校水泳選手権大会で優勝した長岡中3年の松田健志君(15)と市役所を4日訪問し、成績を報告。清水君は「自分のペースで落ち着いて試合に臨んだことが良かった」と喜び、「高校では八種競技やハンマー投げにも挑戦し、インターハイに出たい」と意欲をみせた。

 小田市長は、両選手に「高校に入っても、すばらしい成績を挙げて報告に来てほしい」と期待を寄せた。

 ◇…長岡京SSは、4月から9月に行われたセレマカップ第44回京都少年サッカー選手権の府リーグ1部で6戦全勝し、13年ぶり2度目の優勝を果たした。10月のバーモントカップ第21回全日本少年フットサル大会府予選も初挑戦で制し、来年1月の全国大会に進んだ。

 選手9人がこのほど、優勝カップを手に訪問し、小田市長に「フットサルの全国大会は優勝を狙う」「もっとチームの力になりたい」とそれぞれ抱負を語った。

 小田市長は「先輩の宇佐美貴史選手(バイエルン・ミュンヘン)や家長昭博選手(スペイン・マジョルカ)のように、世界で活躍できるようがんばってほしい」と激励した。

【 2011年11月05日 11時48分 】

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ナスの実りに興味津々 長岡第九小児童が農業学ぶ

2011-11-05 13:57:08 | 木 plants
農業をテーマにした授業で、枝ごと収穫されたナスを観察する子どもたち。奥は講師の湯川智元さん(長岡第九小) 長岡京市東神足の長岡第九小で4日、乙訓地域の農業について学ぶ授業があった。同市金ケ原の農家湯川智元さん(40)を講師に招き、3年生66人が地元特産のナスに触れ、野菜や米を育てるやりがいや苦労の一端を学んだ。

 「食育」をテーマにした総合学習の一環。湯川さんはスライドで乙訓特産のナスやタケノコ、花菜を紹介し、つややかなナスが実った畑や虫害の様子を説明した。さらに紫色の花と葉が付いたままのナスを、実際に児童に配って見せた。

 子どもたちは興味深そうに実や花をさわり、香りをかいだ。「収穫したてより、しばらく置いた方がおいしくなる野菜もあります」「雨や台風など、予想できない出来事に対応しないといけません」という湯川さんの話に驚いたり、熱心にメモを取ったりした。

【 2011年11月05日 11時38分 】

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ガラシャ祭、華やかに開幕 長岡京、和太鼓演奏も

2011-11-04 13:40:37 | 祭 carnival
勇壮な和太鼓演奏が披露されたガラシャ祭の開幕行事(長岡京市神足・バンビオ公園広場) 京都府長岡京市の秋の祭典「長岡京ガラシャ祭2011」(同実行委員会主催)の開幕行事が3日、同市神足のバンビオ広場公園を中心に開かれた。市民の和太鼓演奏や子ども向けイベント、フリーマーケットがあり、初日からにぎわいを見せた。

 同公園では、北開田地区の大人や子どもでつくる「北開田響太鼓」が和太鼓演奏を披露した。そろいの法被を着たメンバー24人が大小の太鼓を勇壮に打ち鳴らし、祭りのオープニングを飾った。

 会場には子ども向けのイベントスペースも設けられた。市民団体がバンブーダンスなどの竹を使った遊びやフェルト生地を用いた工作教室を開き、子どもたちを楽しませた。フリーマーケットも行われ、訪れた市民が掘り出し物を探そうと品定めにいそしんでいた。

 夜は和楽器演奏集団「マーベラスジャパン」がバンビオ1番館メインホールで公演し、迫力たっぷりの演奏で来場者を魅了した。

 ガラシャ祭は今年が20回目で、13日までの11日間にわたり開かれる。5日は細川ガラシャをテーマにした楽曲の演奏会がバンビオ1番館メインホールで、10日は細川護煕元首相夫人の佳代子さんの講演会が同ホールで、13日は細川ガラシャの輿(こし)入れを再現するメーンの行列巡行が市内中心部でそれぞれ行われる。

【 2011年11月04日 11時20分 】

細川家の700年 永青文庫の至宝 (とんぼの本)
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灯明をモチーフに、光のアート 大山崎でフェス

2011-11-04 13:30:53 | 祭 carnival
竜をかたどった照明作品などが並ぶ灯明アートフェスティバル(大山崎町大山崎・離宮八幡宮) 灯明をモチーフにした光のアートで空間を演出する「灯明アートフェスティバル」が3日夜、京都府大山崎町大山崎の離宮八幡宮で始まった。芸大生が手がけたユニークな照明作品が闇夜に浮かび上がり、訪れた人たちが幻想的な雰囲気に浸った。

 国民文化祭・京都2011の関連行事で、同町の国文祭実行委員会が主催した。離宮八幡宮は灯明に使うエゴマ油を専売する「油座」で栄えたことにちなみ、京都造形芸大の学生が灯明を題材にアート作品を制作した。

 境内には、色とりどりのパラフィン紙と針金で造った高さ約2メートルの竜のねぶたや、ほおずきと黄色の発光ダイオード(LED)を組み合わせて秋を表現した照明などが並べられた。社務所の一室を黒いビニールと電飾で覆い、宇宙空間をイメージした茶室に仕立てた作品も披露された。

 大阪府島本町から訪れた会社員入江宏美さん(33)は「ほおずきの作品は温かみを感じた。趣のある催しですね」と感心していた。

 点灯は4、5日の午後5~8時まで。5日夜は茶会も開かれる。

【 2011年11月04日 11時16分 】

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工夫の茶室、若き意匠 大山崎で国文祭「大茶会」

2011-11-04 13:21:46 | 木 plants
竹を使った半ドーム状の特設茶室と、武田さん(中央)はじめ「expo」のメンバー(大山崎町・アサヒビール大山崎山荘美術館庭園) 国民文化祭の「大茶会」(5日、6日)を前に、京都府大山崎町で若手の建築家や造形作家が、ユニークな茶室や趣ある会場の創作に意匠を凝らしている。光と影の対照や天王山の竹など伝統的な発想と素材を生かし、精力的におもてなしの準備に励んでいる。

 アサヒビール大山崎山荘美術館庭園に竹製の特設茶室を設けているのは、京都工芸繊維大で同期だった3人でつくる建築士事務所「expo」。天王山ろくの竹を地元の「大山崎竹林ボランティア」に切り出してもらい割り方を教わった。

 茶室は竹がしなる曲線を生かし、弓のように糸も張って半ドーム状にした。武田憲人さん(38)=京都市東山区=は「竹の繊維はまっすぐでなく、等分に割るのが大変だった」と振り返る。大茶会では、子どもや市民が亭主となって客をもてなす。「和洋折衷の魅力ある庭を、この茶室からゆっくり眺めてもらえたら」と話す。

 大山崎ふるさとセンターの1階ロビーに「茶会広場」をデザインしたのは、造形作家の乃村健一さん(28)=向日市物集女町。

 ガラス張りになっている会場の壁際に、紅葉を描いた格子状の間仕切りを並べた。ガラスから陽光が差すと、鮮やかな赤色が浮かび上がる。照明機器に影絵のフィルターをはめ、茶室の障子に自然とそっくりの木の影を映し出す。

 乃村さんは「間仕切りも茶室もひと続きの空間。会場にぶらりと入った時に『きれいな場所でお茶を飲めた』と喜んでもらえればうれしい」と期待する。

【 2011年11月03日 12時04分 】

天王山の宝石箱―「アサヒビール大山崎山荘美術館」誕生物語
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