油の神様をまつる京都府大山崎町大山崎の離宮八幡宮で春祭「日使頭(ひのとう)祭」がこのほど営まれ、製油業界の幹部や住民が献灯した。境内には関西油脂連合会や町民の有志による多彩な模擬店が並び、多くの人でにぎわった。
祭は平安時代初期に、神体を現在の石清水八幡宮(八幡市)へ遷座したのを機に始まったとされる。今年は日本植物油協会の楳田純和会長が日使頭(ひのかしら)を務めた。参列者は小皿に油を入れた灯明を供えて業界の発展を祈願。津田定明宮司が祝詞を上げ、みこによる湯立神事も行われた。
境内では、町民グループが灯明油の原料だったエゴマの実を使ったドーナツや餅を販売し、関西油脂連合会の有志もフライドポテトや焼きそばを売り出した。町内の障害者が手がけた授産品や、女性たちが製作した布雑貨も並び、参列者が次々と買い求めていた。
【 2012年04月12日 12時41分 】
祭は平安時代初期に、神体を現在の石清水八幡宮(八幡市)へ遷座したのを機に始まったとされる。今年は日本植物油協会の楳田純和会長が日使頭(ひのかしら)を務めた。参列者は小皿に油を入れた灯明を供えて業界の発展を祈願。津田定明宮司が祝詞を上げ、みこによる湯立神事も行われた。
境内では、町民グループが灯明油の原料だったエゴマの実を使ったドーナツや餅を販売し、関西油脂連合会の有志もフライドポテトや焼きそばを売り出した。町内の障害者が手がけた授産品や、女性たちが製作した布雑貨も並び、参列者が次々と買い求めていた。
【 2012年04月12日 12時41分 】
エゴマ―栽培から搾油、食べ方、販売まで (新特産シリーズ) | |
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