歌人・辰巳泰子の公式ブログ

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一所懸命

2014-11-20 00:28:07 | 日常
六芒星のお花もしぼみ……。



桔梗は、まだ四つもつぼみをつけていましたが、一つは辞退。
残り三つはゆっくり育っていますが、そもそも、いまの時期に、咲くのがミラクルなので……。



いま咲いてる花の根方は、こんな感じ。
真夏に11輪も咲いた株、いまは、こんなふうに枯れてしまっています。
この姿が、本来なのです。



この写真は、ちょうど、ベランダが陰になってきたところなので、室内へ、速やかに取り込み。

残り三つのつぼみ。

……咲いても、咲かなくても、いのちいっぱいであることに、変わりは、ありませんね。

あぁ、それにしても、5月になってもがんばってるシクラメンを、いっそ夏越しさせようと始めたベランダガーデニングが、こんなにディープなものになるとは。

まるで、思っていませんでした。

亡き愛猫の、供養まで、させてくれました。

何より、お花たちのおかげで、生活が、朝方に切り替わりました。
これ以上のミラクルは、ありません……。

わたしたち、守られているんですね。

一所懸命、生きよう。

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いのちの廻り

2014-11-18 17:04:06 | 日常
おぅん

かかか

びっ





さんまえーい

すぶぁー






はっ!





上の二枚は、左から二つめ。
亡き愛猫の、月命日に、この花と、いちばん右のと、いちどに二輪もひらきました。
その記念に、この写真を撮りました。

そして……。

返り咲きの初めの花は、この写真を撮ったあと、速やかにしぼみました。
いちばん左のは、六芒星の花弁。

この一枚に、亡き愛猫も写りこんでいます。

わたしには、見えるけれど……。

左手にいて、お花を、スンスンしています。

いのちの廻り。


皆さんの、ひとつひとつの愛もまた、あの世この世にまたがって、叶いますように!!

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あやしの花

2014-11-16 16:41:16 | 日常
返り咲きの桔梗は、返り咲いての2輪めがひらきました。




アメリカンブルーは、散髪を済ませました。
午後、ベランダがすっかり日陰になったら、まだつぼみのある夏の花をみな、室内に取り込みます。
立冬を過ぎ、夜は、冷え込みますので。

襖の白い面をお花のほうに向け、立てかけてあります。
残んの光を増すことができ、よいようです。




ところで、皆さん……。
これら2枚の写真に、怪異なできごとが写されているのに、お気づきになられますか。
小学校レベルの理科の知識をお持ちであれば、どなたさまにも、お気づきになっていただけるでしょう。







そうなんです。

2輪めの花弁が、六芒星に、なっているのでございます。

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よみがえりの花

2014-11-11 09:16:55 | 日常
立冬も過ぎ、鉢の桔梗が、返り咲きしました。
8月の終わり、11輪も咲いた後、地上部が枯れてき、もう終わりかなと思っていたら、根方から新芽が。



こんな小さかったものが、二か月半のあいだに、すっかり生長し、あらたなつぼみを、八つもつけました。
つぼみらしいものを見てから、三週間。
そして、けさ、返り咲きの、最初の一輪が、ようやく咲きました。





抱きしめたい。



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いのち一つ

2014-11-09 10:27:39 | 日常
先月半ば、愛猫が、亡くなりました。



お寺で荼毘に付された朝、鉢の桔梗が、返り咲きのつぼみをつけまして、いまにも、ひらきそうです。

決して、残念な亡くなり方でなかったです。
少しずつ、兆しはあって、衰えを感じていました。
15歳でした。
にんげんでいう、ほぼ80歳。

主治医に相談し、設備のととのった病院へ、救急搬送しました。
それから、奇跡としか思われぬことが重なり、家の人も、仕事を投げ出したりせずに、死に目に、駆けつけることができました。
わたしはもう、はらを括っていましたから、できるだけ、落ち着いた、やさしい声をかけました。
それから、医師の、蘇生のマッサージを気持ちよさそうに受けながら、亡くなりました。
看取ってくださった救急の獣医師さんは、「いままで動物の死に目を数多く見てきましたが、この子は、ずっと幸せです」と、おっしゃいました。

荼毘に付す前、家の人の提案で、右前肢にわたしの髪を、結びました。

いまは、主治医の先生が、わたしたちへ、はがきでくださった慰めの言葉にも、喜んでいるでしょう。

この子の四十九日が、わたしを可愛がってくれた、辰巳方の祖父の命日と重なりますので、それまで、よくよく毎日、思い出してやりたいとおもっています。

15年前、近所の人から、捨て猫のいのち一つ、保護を頼まれました。

まっとうさせてくれて、ありがとう。

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