私たちは、華やかなことが大好きな、見栄と外聞を強く意識する民族であり、国を率いる為政者も例外ではない。幕末に列強と呼んだ白人の近代国家群と遭遇し、彼らの築いた近代文明を、およそ世界史に例のない速さで吸収した優等の弟子は、師に認められることを永遠に欲するようになる。以来、白人(欧米社会)に認められることに異様に執着する民族、社会、国家が出来上がった。昭和の白人連合との戦争も、底流にはその心理が働いて . . . 本文を読む
私の性向は一言で言えば〈直情径行〉というのだろうか?〈情〉と〈行〉が背馳することには耐えられない。思ったことはすぐやらないと気が済まない因果な性分だ。この性質の対極には〈隠忍自重〉というものがあって、〈情〉と〈行〉が一致しないでも、それに堪える力があるらしい。私の妻はこの性向と言ってよいだろう。水と油の調和は難しい。夫婦の性向が真逆だと、行き違いや誤解・曲解は避けられず、諍いは日常茶飯事。よく半世 . . . 本文を読む
動脈硬化が指摘される世代は、意識して血流の促進を心がけなければならない。普段の生活では、血液の循環は年々不活発になると分かってれいながら、ウォーキングをするのが精一杯という声も聞く。心肺・血圧・脳血管に支障が無ければ、血液の強制循環を日常生活に取り入れるべきである。脚の筋肉は本来の動力としての働きだけでなく、心臓の補助器官としての機能が無視できない。骨格筋の収縮は、心臓のポンプ作用を補完し、血液が . . . 本文を読む