古希にギターのライブでもしようと、数年前からエレキギターの練習をしていた。練習に熱が入ってきたこの春、左手中指の第一関節に小豆粒ぐらいの腫れ物ができていることに気づいた。痛くも痒くもない。
皮膚科の医師に診てもらったら、ガングリオンという宇宙怪獣みたいな名を告げられた。いかにも禍々しい響きがある名称で、これを初めて耳にしてたじろがぬ者はいないだろう。関節を過度に酷使すると、関節内から液体が漏出して腫れるらしい。
ネットで見ると、エレキギターを弾く若い人達にもガングリオンができた報告が多い。思うに、演奏が指の関節に過大な負荷をかけるのだろう。クラッシックギターをやっている人の訴えはほとんど聞かない。いくらライトゲージのスチール弦を使っていても、ナイロン弦とでは指関節への負担に大きな違いがあるのだろう。
私はチョーキングやビブラートが自分のガングリオン発生の原因だろうと勝手に推測し、受診後ただちに練習を止めた。3ヶ月たった今、ガングリオンはやや小さくなっている。
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