アイリス ふれあい農園

野菜作りを楽しみませんか。定年後の第二の人生の癒しに、家族で野菜を育てる楽しみ、土と戯れて野菜作りでストレス発散。

炎の中の仏さん達

2010年09月16日 | 宗教、信仰

宗教行事として薪等を焚いて炎で供養や祭典が行われますが本当に御利益が有るのでしょうか。信心深い方は有難く思い、不信心の方は単なる迷信と思うでしょう。

16日の毎日新聞に写真愛好家の方の写真が載っていましたがその中の一枚に京都の大文字焼きの写真が有りました。

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この写真は8月16日、如意ヶ岳の「大文字」を三重県名張市の中西氏が撮影されたものです。良く見て下さい、炎の一つ一つが仏さんのお姿です。写真の上をクリックして拡大して下さい。

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拡大して見るとよく判るかな。新聞の解説では少し手振れしたようだと有りましたが、それにしても意図的に写そうとしても写せるものではありません。

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この写真は三重県菰野町湯の山の大石公園でかがり火を焚く僧兵の前で出来た炎の観音さんです。

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同じく馬頭観音さんと天狗さんです、天狗さんは判り難いのですが炎の左側に天狗の長い鼻が有り、下の方に二本の足が見えるでしょう。この二枚の写真はみろく苑の児玉氏が2008年7月に撮影したものです。日本の信仰の原点は森羅万象(世の中、総ての物)、総てに神仏の御魂が宿る、と云う考えです、だから総て神仏に与えられ、神仏に守られていると云う思想なのですが今はその様な考えは何処へ行ってしまったのしょうか。

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仏教の教えは何処へ行った

2010年08月03日 | 宗教、信仰

天狗ファンの皆さん盆も近づいてまいりました、そして猛暑たけなわ、熱中症に注意して水分補給(ビールは水分補強にならない様です)をこまめに行って下さい。

仏教と聴くと何をイメージするでしょうか。お釈迦さん、聖徳太子、お寺、葬式等人それぞれでイメージが違います。しかし私ども日本人は仏教と云うとどうしても葬式仏教を連想しがちです。葬式、法事にはお寺から坊さんが来て、訳の判らないお経をあげてお布施を頂いて帰られる、家族の者は何も有難くないのに有難い様に振舞う。

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我が家に今朝咲いた睡蓮と布袋葵

たらい(大きな洗面器様な器)の水を両手で自分の方へかき寄せると水は向こうに行ってしまう。たらいの水を両手で向こうに押すと水はこちらに来る。こんな話を聞いたことが有ると思いますが自分の欲で地位や名誉、金や物をかき集めると相手の方に逃げて行くが相手に施すと利益が自分の方に来る、と云う例え話です、これもお釈迦さんの教えの一部です。

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我が家に今朝咲いた黄色の睡蓮

お釈迦さんの教えは死後の話だけではなく今をどの様に生きていけば幸せに生きられるか、という教えなのに仏教は線香臭く、死後の暗い話、そして葬式仏教に何処かで誤解されてしまった。現代の坊さんが教えを説かなくなった事も原因でしょうが最近つくづく思うにはお釈迦さんの教えは最高の哲学、宇宙学、人間学と思う。知らぬが仏では無く、知るが仏です。お経さんの「父母恩重経」は父の恩、母の恩を事細かに説かれています、親不孝者に幸せは宿らない、と云う説もお釈迦さんの基本的な教えなのです、世の中が乱れてきた原因も恩知らずの親不孝者が多くなった事に原因が有る様に思う次第だ。

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比叡山延暦寺のお茶会

2010年05月16日 | 宗教、信仰

今日(5月14日)は御縁あって比叡山延暦寺に行く。肌寒い日が続くが季節は初夏、新緑のドライブウェイを気持ち良く走り抜けると延暦寺の駐車場へ予定より40分程度早く着きました。

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大講堂の中でご婦人方がお茶をたてていらっしゃる。お茶は戴けなかったが優雅な雰囲気を味わいました。

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そして何人もの僧良の方の読経が有りその後、御婦人方がたてられたお茶を僧良に渡され僧良から仏さんにお供えされる、珍しい行事にご縁を頂いた。撮影禁止の中、こっそりと遠慮しての撮影でした。

わずかな時間でしたが正座して目をつむると香の香りと読経の声で不思議と心の安らぎ、癒しを感じるひと時でした。

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大阪八尾の岩戸神社参拝

2010年01月30日 | 宗教、信仰

今日(29日)は大阪府八尾市にある通称、岩戸神社にご縁有って参拝に出掛ける。

正式には天照大神高座神社・岩戸神社と申します。

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高安山(488m)の麓に位置しご祭神は天照大神、高皇産霊大神様です。雄略天皇の時代に百済(現在の韓国)の方がこの地に多く住み付き高安の性を名乗ったそうで現在もこの神社、韓国の関係の方のお参りが多いようです。

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それにしてもこの神社の神殿、磐の上に乗っかっている、よくぞこんな難しい所に神さんが降臨されて社を建てたものです。地震でも来たら大変な事に、阪神淡路大震災の時でも大丈夫だって様でさすが神様の神力は凄い。

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赤い旗が連なるこの社が岩窟弁天岩戸神社で御祭神は市杵島姫大神です。弘法大師さんが弁財天を感得され、木に18cn程度の像に彫られたとして国宝に成っている様です。この岩窟つまり岩の穴は女陰をを祭る神として崇められているそうです。

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それにしてもこの神社、樋から流れ出る様な落差9m程度の滝(白飯之滝)の行場有り、磐の上の危険な所に神殿等の建物を配したり、磐穴が神様だったり、韓国とのつながりが深かったり、正に古代神道の八百萬の神々様の神霊を肌に感じる霊場でした。

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人生生涯小僧のこころ

2009年05月28日 | 宗教、信仰

友人の紹介で「人生生涯小僧のこころ」の本を読んだ。奈良県吉野の金峯山寺の荒行である千日回峰を成し遂げた塩沼亮潤氏の心の本です。

今日はその塩沼亮潤氏の講演が岐阜市であったので出掛けました。

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大峯の千日回峰行は、吉野山の金峯山寺を午前零時に出発してに24㌔山奥に有る大峯山(1719m)まで登り、帰ってくる道のりです。往復48㌔のコースを約16時間かけて毎年五月三日から九月ごろの年間四か月、決められた日数を毎日歩く。いったん入行したら途中で止めることは許されず、どんな高熱てあろうと足の骨を折ろうと、どんな気象条件であろうと止める時は携帯している短刀で腹を切るか、腰に巻いている死出紐で首をくくるか、命懸けの行です。この行を成した人は金峯山寺1300年の歴史の中で二人目に今回満行された。

講演内容は大変素晴らしくアッと云う間に時間が過ぎた。仏教の真髄は「自利利他円満」の心、つまり相手に利益を与える事に依って自分も幸せになるという教えです。今の時代は自分の利益を優先し他人の利益は考えないのが一般的ですので随分仏さんから離れてしまった。

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今、絶好調の脳科学者、茂木健一郎氏と塩沼亮潤氏の対談パンフレットも頂いた。これも随分内容の深い対談です。

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Photo_5講演会場は撮影禁止のため講演者は写せず

こんな荒行を成し遂げた塩沼亮潤氏いわく。荒行よりも良い事を毎日続ける、何年も続ける、死ぬまで続ける事が大事とのことでした。これも簡単そうでなかなか出来ない行です。人生死ぬまで修行だそうです、ゆっくりする時は浄土への旅立ちでしょうかね

「人生生涯小僧のこころ」の本は致知出版 

     http://www.chichi-book.comでさがして下さい。

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