アイリス ふれあい農園

野菜作りを楽しみませんか。定年後の第二の人生の癒しに、家族で野菜を育てる楽しみ、土と戯れて野菜作りでストレス発散。

現実を直視する

2009年04月10日 | 宗教、信仰

先日本を読んでいたらドッキとする内容に出くわした、この文章を読んで如何に受け取るか。

生きる目的は幸福だとパスカルも言う。自殺するのも楽を願っての事であり、すべての人の営みは、幸せの外にありえない。

だが、私たちの追い求める喜びはすぐ移り変わってゆく、苦しみや悲しみに変わり、崩壊し、無くなってしまう。結婚の喜びや、マイホームの満足はどれだけ続くだろう。妻はいつ病気や事故で倒れ,惚れた腫れたは当座のうち、破局の憂き目に遭うかも知れない。

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柘植で出来たみろく苑の三重塔

夫を亡くして苦しむ妻、妻を亡くして悲しむ夫、子供に裏切られて激怒する親、最愛の人との離別や死別。世の中は悲しみや嘆きの声に満ち溢れている。生涯掛けて築いた家も、一夜の内に火事で燃えてしまい、昨日までの団欒の家庭も交通事故や災害で「まさか、こんな事になろうとは・・・・・」。天を仰いで茫然自失。辛い涙であふれているのが現実です。

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菰野富士と散り初めの桜並木

揺れ動く川の流れの様に、今日あって明日なき幸福は、薄氷を踏む不安が付きまとう。病気になれば妻子が介抱してくれる。財産さえあれば、衣食住の心配は要らぬだろうと、日頃、あて力にしている妻子や財宝も、いざ死ぬ時には何一つ頼りになるものはない。一切の装飾ははぎ取られ、一人行く死出の旅路は丸裸、一体、どこへ私は行くのだろう。

現実を直視すると生きる望みが無くなる、しかし現実はこの通りです。形のある、目に見えている物だけを追い求めた人生はこの様になるのでしょうか。この答えは如何に

当然ですが上の写真と文章とは関係ありません。又この文章は蓮如上人の御文章の一部です。

最近の天狗さんのブログは難しいぞょ、ハッハッハァ

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今日はお釈迦さんの誕生日

2009年04月08日 | 宗教、信仰

今日はお釈迦さんの誕生日ですが意外と知られていないのでは無いでしょうか。クリスチャンでもないのに何時の時代からか日本の風習としてキリストの誕生日はクリスマスだと云ってケイキを買ったり、ふだんより少し贅沢な食事をしたり、商店はクリスマスセールをします。キリストさんはあの世でどう思ってみえるのでしょうかね。

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法隆寺の釈迦坐像

仏教では禅宗の方は花祭と云ってお釈迦さんの誕生を祝うそうです。日本の家庭には仏壇が有って一応は仏教徒の方が多くみえます、しかし最近はマンション住まいが増え、又新しく家を建てても仏壇を入れる人は殆んど居なくなりました。仏壇の意味が分からないからしょうが無いでしょうし、家に死者が出ていないので祀る必要が無いと思って見えるのではないでしょうか。

真剣に仏教の勉強をし、そこに携わる方にお叱りを受けるかも判りませんが私の素人考えでは今の仏教は葬式仏教に成ってしまったと思っています。人が無くなり葬式をする時はお寺さんにお世話になり、何年かすると法事をしてお坊さんに来て頂き、何も意味の判らないお経をあげて、御馳走を食べてお返しの粗品を頂いて行事は終わり。

御釈迦さんは何を云いたかったのか、親鸞聖人は何を伝えたかったのか、弘法大師さんは何を私達に教えたかったのか殆ど判りません。法事が終った時、お坊さんが一言でも良いので法話をされたらもう少し仏教になじめれたと思うのですが。

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法隆寺にある釈迦涅槃像

私も人生の最終コーナを廻り、自分の生き方について考えますと仏教でも他の宗教でも真理はすべて自分はどう生きたら生き甲斐が有るのかを説いている事が伺えます。仏教も死後の世界だけを説いているのでは無く、如何すれば如何に今を活き活き生活が出来るかを説いているのです。こんな素晴らしい教え、真理、哲学、そして教えを生かす事によって生ずる御利益が世の中に伝わらない事がお釈迦さんの云われる末法の時代なのでしょうか。

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出雲の神々様へのお礼参り

2008年12月06日 | 宗教、信仰

12月4、5、6日出雲の神々様に今年一年のお礼参りに行ってきました。

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出雲大社

拝一日目の5日。ここは出雲大社、御祭神は大国主命(オオクニヌシノコト)様、私達に馴染みの深い恵比寿、大国さんの大国さんの本家です。出雲大社は今60年に一度の御遷宮を平成25年に迎えるために本殿はリニュアル工事中でした。お伊勢さんは20年に一度の御遷宮をやはり平成25年に迎えます。天の神様も地の神様も世の中が混沌としていてお忙しい中での引越し作業です。

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荒波の日本海

出雲大社から日御碕神社(ヒノミサキジンジャ)に向う道中は日本海側の切り立った絶壁の道路ですが日本海は大荒れでした。今の日本の経済状態の様で荒波が次から次へと打ち寄せていました。

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雨の中の美保神社本殿

恵比寿、大国さんでお馴染みの恵比寿さんの本家です。ご祭神は事代主命(コトシロヌシノミコト)様です。出雲大社では薄曇でしたが美保神社では本降りの雨です。本殿では質素なムシロ(藁で編んだ敷物)の上で正座してのお参り、リンとした神域で神様と向かい会って今年一年のお礼参りはスガスガしい限りでした。

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熊野大社本殿

参拝二日目。昨日は大国主命様が中心のお参りでしたが二日目は須佐之男命(スサノウノミコト)様関係の神社が中心のお参りです。しかしご覧の通り今日は雪降りです。4日は小春日和の暖かさ、5日は曇りから雨降りのお参り、そして今日6日は雪降りの中でのお参りです、こんなに天気の変わるお参りは20年近く出雲参拝を続けていますが初めてです、不思議なお参り日和です。

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雪化粧の神魂神社

神魂神社(カモスジンジャ)、神(かみ)の魂(たましい)と書いてカモスと読みます。この社は大変古く国宝に指定されています。ご祭神は人間の祖、イザナギ命&イザナミ命様です。そして最後は八重垣神社をお参りして今回のお参りは総て終わりました。

今年も振り返ってみると苦しい事、悔しい事、悲しい事などが色々と有りました反面、頑張った事、楽しかった事、Cozyの結婚で御目出度い事なども有りました。一年を省みるとお陰様で総て良しの一年でした。これも皆さんのお陰、先祖様のお陰、神仏様のお陰でした。今年も残すところわずかですが良い年を迎えるために明日からラストスパートです。

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座禅道場 専光坊

2008年02月16日 | 宗教、信仰

木曽三川の河口から揖斐川の右岸を約12Km程溯ると三重県企業庁の工業用水取水の橋が見えてきます。この西側の 自然豊かな1_3 田園の中に内観道場で有名な専光坊があります。このお寺は藤原時代の藤原家の流れをくむお寺で約500年の歴史があるそうです。現在の住職は23世宇佐美秀慧和尚で既成の宗旨宗派にとらわれず禅と念仏の内観道場として布教に励んでみえます。2_2

私がこのお寺とご縁が出来たのは情緒障害者の教育で有名な戸塚ヨットスクールで障害事件が有った頃です。当時この専光坊でも情緒障害者の方々が内観(自己を見つめる)に励んでおられました。情緒障害の更生の寺としてマスコミでもこの事はよく取り上げられ大変有名になりました。私も時々雑用や仕事の関係で住職さんとお話をする機会も頂きました。最近は座禅と念仏を通じて多くの外国の方が訪れ自分の生き方を学んでいるそうです。今日は久し振りに専光坊にお伺いしましたが残念な事に住職さんは不在でした。詳しくはhttp://homepage2.nifty.com/senkobo/

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