、 ケシの花木から麻薬が作られる事はご存知の事と思いますが以外にも不正ケシの花木は身近な所に有る物です。昨日桑名保健所、桑名警察(刑事課)立会いのもと不正ケシの花木の伐採を行いました。
手の平の黒い物は不正ケシの種です。一粒のケシ坊主から1mmにも未たない種が無数に入っています。ケシ坊主が弾けたら無数の種が風に乗って蒔き散らかされて一気に不正ケシ畑になってしまいます。皆さんで50cm程度の幹から10cm程度の幹まで根気よく根元から約1000本程度抜いた。
しかし一般にはなかなか栽培して良いケシと不正ケシとの見分けが付かないものです。左の花の上と下とを比較して下さい。しかしこの写真だけでは見分けられそうも有りませんが参考にして下さい。
全体を見るとコスモスに似た花です、「美しい物には毒がある」、とはこの事でしょうか。しかしこの花木からどうやって麻薬が作られるのか定かでは在りませんが病院で使う麻酔もケシで作るそうですがこれは政府が管轄して外国から輸入しているそうです、不正ケシの麻薬も使い様で現代医学に欠かせない貴重品でも有ります。
ケシ坊主です、この中に沢山の種が詰まっています。上の写真は雛ケシのケシ坊主で栽培してよいものです。下のケシ坊主は不正ケシ坊主ですがこの様に比較すればわかりますが一般にはなかなか見分けが付かないものです。
不正ケシの花を見つけても簡単には伐採は出来ません。土地の所有者に断り無く入れば不法侵入になりもめ事の元に成りますので保健所に連絡をして下さい、保健所の方が現地を確認し地主の方の承諾を得てから対処してくれます。