2月3日節分、鬼を追っ払って恵方巻きを戴いた。あくる日の4日は立春、冬に別れて春を待つ。未だ二月上旬なのに今日は春を思い出す様な陽気なので久し振りに湯ノ山に有る「みろく山道」を登って春を捜しに行きました。
みろく展望台から伊勢湾を望む、しかし春霞でぼんやり、空気が乾燥していると遥かセントレア空港も見えるのですが今日は春ウララでした。
何の木の芽か知りませんが新芽が随分膨らんで春が待ち遠しい感じです。
これはゼンマイの芽でしょうか。既にゼンマイのバネを力一杯跳ね上げたいようです。やはり立春ですね、自然界は春の準備が着々と整いつつあるようです。しかしこのまま雪も降らず春に突入とはならないでしょう。もう一度雪に包まれて尚一層たくましくなって春を迎える事でしょう。
この木も芽を一杯に膨らませ春を待っていました。
わずか1cmにも満たない小さな花は既に咲いていました、地球は温暖化が進んでいますが自然界はそれに逆らわず、けな気に自分のやる事をやっているようです。
昨今の新聞もテレビも企業は何千億の赤字とか、何千人のリストラとかの報道ばかりです。季節で云えば史上最大の寒波のニュースばかりです。今日の中日新聞に「第四十六回中部財界セミナー」で在る教授の講演によると今の不景気は「諸行無常」のようなものだ、何時までも好景気が続くものでもないし何時までも不景気が続くものでもない。景気の循環も「諸行無常」の様なもの、慌てるな、と云う内容です。その通りだ、立春の様に産業界でも既に新しい企画の商品や産業が芽生えてきている事が報道されています。たくましきや日本人、日本人の心の文化である「諸行無常」を忘れず今を全力で生きる、必ず春は遠からじ、今日も生意気な発言でした。